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Sunday, December 26, 2010

Tuesday, December 21, 2010

お葬式

日曜日に親戚の方が亡くなり、その告別式に出席した。
家族葬のかたちで行われた葬儀は、とてもアットホームなとてもいい葬儀だった。
94歳で亡くなった故人に近い人たちが集まる。故人に敬意を表しつつ思い出を語り、もういちど自分のことも見つめ直す時間。
というか自分の位置を確認する。
そこまではまだまだなような気もするが、確実にそちら側へ近づいていることも確か。
それまでにあとなにができるかなあ。
親戚や親しい知人が集まる貴重な時間。結婚式とはまた違うボクらにとっても節目のイベントだ。

Wednesday, December 08, 2010

『光媒の花』道尾秀介

ミステリー界のプリンス、道尾秀介の感動的な家族の物語。
六章までが、それぞれ登場人物も異なる完結した物語なのだが、全体を通して読むとひとつにつながっていく。
どの物語も子供と虫と植物をモチーフにした物語なのだ。
「隠れ鬼」では、年老いた母と二人で暮らす初老の男、母親のふとした行動から、記憶の奥に封じ込めた少年時代の過去がよみがえる。そのときの真相はなんだったのかをこのときに知る。
「虫送り」では、幼い妹を連れて訪れる河原で、少年が出会ったホームレスの男。そこで起きた事件とその悲しい結末。
最後の「風媒花」と「遠い光」は、特に感動的な物語。通勤の時にこの二つを読んでいて、ぐっと涙腺をこらえた。
小学校の教員をしている姉と、トラック運転手の弟。弟は父親の死後、母とうまくいっていない。頼りにしている姉が入院してしまう。姉の様子から、とんでもなく重い病気ではないか?心配を募らせる弟、そして結末は?
次の物語もその先生と、かたくなに沈黙を続ける教え子の少女とのほわっと心温まる物語。
全部がつながると、感動がおおきくなっていく。
傑作だよな。

Tuesday, December 07, 2010

ワッフルのマネケン

本日からワッフルのマネケンで、もこもこがまぐちプレゼント中!
詳細はこちら
ゲットしました。
まず誰しもぶにゅっとつぶしてみる。
おお確かにもこもこ、気持ちいい。
がまぐちを開いてみると、中のドット柄とマネケンのロゴが素敵。
ボクはアーモンドラテが好きです。
12月のショコラマーブルもいけるよ。
いますぐマネケンへ走れ!

Monday, December 06, 2010

素晴らしいホールで第九

昨日、兵庫県立芸術文化センター(西宮北口)でベートーベンの第九コンサートを聴いてきた。
ホールも第九も初めて。
外にちょっとした広場(公園)があるのだけど、アカペラサークルが練習してたり、ジャグリングのトレーニングをしてたりと、雰囲気からしてなんだかいいね。ホールも木の風合いが美しい5階建ての客席。これまたいい雰囲気だなあ。
神戸女学院大学の定期演奏会だったのだが、娘の友達が進学した関係で、今回チケットを都合してもらった。
コーラスだけで約300名弱(1万人の第九にはかなわないが)それだけでも圧巻だなあ。第3楽章のまえに合唱隊がステージに並ぶのだが、それだけでも10分以上かかった。
第九はCDでも通して聞いたことはないので、聞くのもこれが初めて。
有名なフレーズは断片的に知ってるが、こうして聞くと、そうかこんな構成になっていたのか、ということがちょっとわかった。合唱のある第4楽章だけで20分以上。こうして大勢でがーっとこられると、怖いぐらいだね。
長いので眠くなるかと思っていたのだけど、そんな心配は無用だった。