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Tuesday, June 26, 2007

SUNTORY 金麦

最近テレビを見ていて「おっ」と思った。
何におっと思ったかというと、このCMに出演している女性にである。
見たことあるようなないような、どうやらわざと顔がはっきりと見えないように写している。少なくともメディアに出まくっている高好感度なタレントではない。美人ではあるけれど、すれていない庶民的な雰囲気もあって知的な顔立ち。
同時に印象的なのが、この商品のパッケージの色=地が紺色、麦の金色の組み合わせ。これが知的でクールな印象を与え、女性の雰囲気ともマッチしている。
電車にも広告が貼ってあるのだが、これを見てもこの女性、やっぱり見たことあるようなないような印象は変わらず。
制作者の術中にはまってしまっている。
しばらくそんな状態が続いていたのだが、たまたま一緒にテレビを見ていたカミさんが、このCMを見て「誰これ?」と聞いてきたので、ネットで調べた。もうしばらく知らずにそっとしておきたかったのだが。
この人、壇れいさんだったのですね。
『武士の一分』見ました、映画館で。
時代劇のメーキャップだったし、なじみの薄い女優さんなので、顔の印象がまったく合致しなかった。

最近一番気になったCMでした。

(追記)
先ほどCMを見たけど、結構顔大きく写ってたね。
あれ?思いこみかな。

Sunday, June 24, 2007

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

娘が友達とショッピングに行くというので、ダイハナ(ダイアモンドシティハナ)まで車で送っていった(←親バカモード)
ちょうど今バーゲンセールシーズンで、しかもかなりの雨ということもあってか、道路はたいへんな渋滞で駐車場へ向かう左車線はちょ~だの列。なんとか右車線を走って、近くで車を停め大急ぎで降りてもらう。
そこから四条河原町へ向かったのだが。これまた渋滞。
なんとかたどり着き、車はカミさんに渡して乗って帰ってもらった。

一人でタイトルに書いた映画を見に行く。
行く前に危惧したとおり、ストーリーがなんともわかりにくい。
三部作の三作目なのだけど、前二作をちゃんと見て把握してた方がいいね。
単純に敵味方が割り切れないうえ、目的のために味方のフリをしているヤツや、親との関係など、生者と死者(蘇ったりする)入り乱れて、こっちも大混乱。しかも映画が長くてとちゅう気を失うところもあり、ますますわからなくなる。
ただ映像的には、手抜きしてないし質感や重量感も見事。(『どろろ』とはえらい違い)
特にクライマックスの戦闘シーンは、ものすごい人数が入り乱れての大格闘なのだけど、うまく処理されていて迫力があったしかなり楽しめる。
タイトルバックで席を立つべからず。

美しい庭

昨日のかんかん照りからうって変わって朝から雨。
梅雨なのでこれが正しい姿なのだろう。貯水池も水不足だし。

10日ほど前からだろうか、隣の家が庭を大改装中なのである。昨日の日照りの中、作業者が3名ほど来て一日中作業をしていた。
1年前に、一軒おいた隣人がうちのすぐ隣の家を購入された。そこで、二軒分の庭をひとつにつなげて拡大しているわけ。元々花を育てるのが好きな方なので、一部駐車スペースを残すけどあとはすべて花壇になる予定。
特に、庭に植えてある桜の木は、毎年見事に花を咲かせるので、入学を迎える近所の家族は必ずこの木の下で写真を撮る。
どんな庭になるのか楽しみである。
しかも隣なので、自分の庭のように見えるし。
そういえば、実家のある御影の家も隣の方がその隣の家を購入されて広大な庭を構築中である。

なんだかなにもせずに得してる気分だ。

Sunday, June 17, 2007

レコード・コレクターズ

レコード・コレクターズ 2007年 07月号 [雑誌]
「レコード・コレクターズ」が創刊25周年記念特集として、5月号で「60年代ロック・アルバム・ベスト100」、以降6月号で70年代、7月号で80年代が組まれている。
この特集が楽しい。さすがに60年代はそれほど思い入れがないのだが、気合いの入っていた70年代は自分の思いとはかなり隔たりがあった。そこで7月号の80年代。
これがほとんど異議無しのベスト100なのである。あまりに突っ込みどころがなさすぎて逆に面白みがないくらい。
そこでもう一度よく考えてみた。
80年代は僕が働き始めた年代であり、自分の自由にかなりのお金が使えた。
だから、がんがんレコードにつぎ込んでいた。
買うときにガイドにしていたのが「ミュージック・マガジン」であった。
そいうことか。
「ミュージック・マガジン」と「レコード・コレクターズ」は同じ出版社の雑誌であり、編集内容がかなり似通っている。その雑誌で良いと言われるアルバムを買っていた可能性が高いわけ。
なのでその雑誌が選ぶベスト100を僕も気に入ってよく聞いていたのだな。
なんだか踊らされていたようで、少し面白く。
まあ、でも選ばれているベストにはホントに異議ないです。

Saturday, June 09, 2007

新人歓迎会

金曜日の晩、僕の課に配属になった新入社員の歓迎会があった。
職場のある彦根市で飲んだ後、JRに乗ってわが家の京都(駅で言うと向日町駅)を目指す。彦根駅から向日町までは約68kmある。京都駅まで新快速電車に乗って約45分、ここで各駅停車に乗り換える。
ところが
乗り込んで座席に座りiPodを聞いていると、次第に酔いが回り...意識が...
ふと目を覚まし、窓外をみていると、ん~?なにやら見慣れない風景が
ぎゃおー
「次は新大阪~、しんおおさかあ~」
ヤレヤレ、こんなに寝過ごしたのは初めてだよ。
確かにちょっと飲み過ぎたしなあ。
で、この写真は新大阪からUターンして、高槻駅で撮影したもの。
深夜12時をおおきく回っているが、人が多いこと。週末の夜だしね。

ハンカチ・メモリアル・スタジアム

Yahooニュースを見ていてこれを見つけた。
早稲田大学の斎藤佑樹投手が、高校時代にこの球場で投球した記念に命名するのだとか。
記事によると地元産業の「ハンカチ」と彼のニックネームにちなんでのことらしい。
もう、なんでもありね。
一方の「ハニカミ」の方も、着ている青いウェア(yonex)に問い合わせ殺到だとか。

球場は老朽化して利用数の伸び悩みが、一部解消しているそうだが、長続きはしないでしょう。
ヨン様の冬ソナツアーもとっくに閑古鳥だし。
あまりな安易なフィーバーぶりはどうなんでしょう。
とりあえず目先の利益ってことか。

Sunday, June 03, 2007

Joe's Garage

夏の匂いを感じる六月になった。
今日、カミさんは友人とパッチワーク関係の外出、娘は吹奏楽クラブで高校へ。
僕は京都四条界隈へ外出。

京都シネマの会員を更新。
ついでに以前から頭の隅で気になっていた『ボンボン』を見る。
アルゼンチンの映画であるこれの専用サイトには
「世界一ついてないおじさん、ラテン版わらしべ長者」などの惹句が書かれているが、これは大げさだろう。主人公である52才のおじさんは失業中だが、世界一ついてないわけではなく、世界中に大勢いいる似たようなおじさんの代表だろうし、わらしべ長者のように大金持ちになるわけではない。
もっとひっそりした、心優しい小さな話だと思う。良くも悪くもいかにもミニシアター系の映画って感じ。
なんと言ってもこのおじさんの表情がとてもいいのだ。プロの俳優ではないらしいが、たしかに演技している感じはまるでなくて、少し困ったような優しい顔が映画全編を貫いている。
もうひとりの主人公である犬も、同じようにいい血統にもかかわらず自信のなさげな風情がいい。
それと荒涼としたアルゼンチンの風景がそこに重なる。水道の配管1本買いに行くのにたぶん100km以上走ってるんだろうね。そんななかで物語が少しずつ始まる。
このおじさんは、車が故障して困っている女性を助けたことから、犬を譲り受けることになる。
家族からは大非難されるが、困ったような顔をするだけで捨てることもできない。
ところがこの犬がドッグコンテストで優勝を狙える素晴らしい犬だったことで、おじさんに対する風向きが変わってくる。
大きな感動はないけど、ほんわかする作品だ。

その帰りに新品・中古レコードショップ「Joe's Garage」へ。
四条通大丸の向かいにあるんだけど、全く知らなかった。
お店に人に聞いてみると、20年来京大の横で営業していたが、この四月に今の場所へ移転したのだとか。
この写真は、買ったCDを入れてくれる袋とチラシである。
店の名前(フランク・ザッパのアルバムタイトル)とこの絵柄(ウォーホールのバナナ)が示すように、とても嗜好が明確な店で、まさに僕の嗜好とドンピシャ(←死語?)
中古と新品のアナログ盤、CD、DVDがぎっしりと並んでいる。
海外ロック系、ジャズ、日本のロック系で主に70年代~80年代がメイン。
うひょ~なんてうれしい店。バッチグー(←完全に死語)
あっという間に2時間半も居座っていた。
それで2枚購入して、写真の袋に入れてもらったわけ。
その内訳は
バッキンガムス1967年のデビューアルバム、ピエール・ムーランズ・ゴング1979年のアルバム。
われながらへんな組み合わせ(ブラスロックの先駆けとヨーロピアンプログレ)だなあ。