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Saturday, December 29, 2007

2007年面白かったこと

さて、いつものように2007年の本・音楽・映画について。

読んだ本は47冊。ああ、なんと少ない...
秋以降は電車に乗ったら眠くて全然読めない。
そのなかで一番感動したのはやはりこれ
『 一瞬の風になれ1・2・3 』 佐藤多佳子、次点が『チョコレート・コスモス 』恩田陸
短距離走を臨場感あふれる筆致で描いたスポーツ小説、3冊を一気に読んだ。
後者は、演劇小説という僕にとって初めてのジャンルだけど、めちゃくちゃ面白かった。

一方音楽CDは約60枚、例年になく多かった。
12月近くにどっと、名作に出会った。収穫の多い年で、なかなか絞れない。
それと、長い年数をあけて発表した作品が多い年でもあった。
そのなかでもなんと言っても一番驚いたのがこれ
『 Full Circle 』Roger Nichols & The Small Circle of Friends
40年の時を経て、全く変わらないクオリティで名曲を蘇らせた。
日本でも結成25年で初アルバムをリリースした 『 政風会 』
いつもハイクオリティなアルバムリリース、イノセントな姿勢が素晴らしい『 空気公団作品集 』
愛聴盤になりそうなビヴァリー・ケニー1954年のレア音源 『二人でお茶を 』

映画は機内上映を含めると17本を劇場で観覧。邦画が6本、洋画が8本。
日本映画は日常をさりげなく描いた作品がとてもよいことを再確認した。逆に大がかりな特撮ものはアメリカに任せた方がよい。
その中『天然コケッコー 』『 幸福な食卓 』は秀逸。
天然~ は音楽のレイ・ハラカミの効果的な「音」も素晴らしい。
一番泣けたのは機内で見た『 再会の街で 』(2008年1月公開予定)
名前を知らない俳優ばかりの出演ながら、胸が締め付けられるような家族の物語で、ラストで泣けた。暗くて良かった。

来年も面白いものに出会いたい。

Monday, December 24, 2007

イブのお菓子作り

ひとつ前に書いたように、上のムスメはクラブの定期公演、下のムスメは新年コンサートの練習で10時前にそろって帰宅。
そこからかなりのハイテンションで明日のクリスマスのためのケーキを作り始めた。
すげー、元気。
若いってイイナ。
手前に写っているのが、姉が作ったマフィン、奥では妹がロールケーキ用の生クリームをまぜている。
よる遅いが、にぎやかな声が響く。
いい夜です。

今年最後の吹奏楽(たぶん)

今年はたくさんの吹奏楽団の演奏を聞いた。
で、これが今年の聞き納め(だよね?)
クリスマスイブの今日、上の娘の高校吹奏楽部の定期演奏会で、娘の友達姉妹とおじいちゃん、おばあちゃんを順繰りに車で拾って宇治市の会場へ。かみさんは会場で合流。
下の娘のクラブは危機的に人数が少なくて、パートを掛け持ち状態であるが、こちらはかなりの大所帯。各学年約30名、高校3学年で90名を越えている。付属の中学を合わせると、160名以上!
多くても少なくても、それなりに苦労はあるのだと思う。
人数が多いと、リーダがまとめるのがたいへんだろうな。挨拶に立ったのはしっかりした部長さんだった。(僕よりしっかりしているのは間違いないです)
この学校は普通に共学なので、吹奏楽部は女子が圧倒的に多い。
企画ステージも演奏、歌、劇をあわせたもので、いかにも女子が主導した企画らしい。
チアリーダ部も登場(たぶん毎年)。
若いっていいな。見てると元気がでる。

Sunday, December 23, 2007

高校駅伝

京都で毎年行われている「全国高校駅伝」、今年の京都代表校が男女とも身内に関係する学校だったので、初めて現場へ応援に行った。
スタートとゴールに設定されている西京極競技場で女子のゴールを見た。
間近で見るアスリートの走りはとても美しい。
しかもなんと速いことか。
感動した。

男子は午後のスタートだったので、今度は場所を変えて烏丸鞍馬口へ向かう。ここは第一中継地点である。
約10km走ってきてたすきを渡す。かなりフラフラになっている選手もいて、苦痛と悔しさのまじった顔で走ってくる。
よくがんばったよ、よく走ったよと心の中で声をかけた。

少し前に三浦しをんの箱根駅伝を描いた小説『 風が強く吹いている 』を読んだばかりで、そのレースの面白さ、裏方がどんなことをしているのかを知っていたので、そういう目で見るとさらに駅伝が面白い。
スタートを見届けた応援部隊は、車や電車で次の応援ポイントへ移動するのだ。学校名を書いた幟を持ったりそろいのジャンバーを着ていたりする。これがなんとも面白い。全国から来ているからね。
「大阪のエスカレータ乗ったら、みんな歩いてるんよ」
「そうなんかね」
「xxなんて、みんなボーッとして突っ立ってるだけやん。だれも歩いてないわな」(xxは県名ですが、一応伏せます)
なんて会話が地下鉄で聞こえてきて思わず笑った。

Friday, December 21, 2007

うれしい悲鳴

年末のこの時期に、素晴らしいアルバムが続々リリース。

空気公団作品集
まずは空気公団の新譜「空気公団作品集」
彼らの代表曲を再編曲・再演したもの。
かなり大胆に変えているものもあって、おなじみの曲ながらとても新鮮。これからもじっくりと聞けそう。

フル・サークル
40年ぶりにセカンドアルバムを発表したロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズ。
新譜がでたとかでるとかの噂は聞いていたけど、ほんとにでて、びっくり!
前作品が1969年だからね、なんと言っても。
まだ聞いていないけど現在注文中、楽しみ。

二人でお茶を(紙ジャケット仕様) ロンリー・アンド・ブルー(紙ジャケット仕様)
それと、発売されていることを不覚にも知らなかった、ビヴァリー・ケニーが2枚。
1950年代後期に活動していた白人女性ジャズシンガー。30そこそこで亡くなったので、アルバムは6枚しか残していない。どのアルバムも素晴らしくハイレベルだが、レア音源が発掘されたとのこと。どうやら正式なレコーディングではなさそうだけど、貴重なものである。あの6枚以外にも歌声が聞けることにブラボー!
こちらもさっそく注文。

最後に、先頃来日もしたキャロル・キングが2004年に行ったコンサートのライブDVD。映像でみる機会が少ないのでこれも楽しみ。注文中。

勢いに任せて注文したが、トータルするとかなりの額。年末に痛い!

Wednesday, December 19, 2007

忘年会

今週は忘年会がふたつ。
それも月曜日と水曜日という、サラリーマンにとってはきつい日程であである。
すでに月曜のは終わっているのだが、何年ぶりかで会う人が多い会であった。

10年ほど前に設計を手がけた装置が日本全国へ出荷されたとき、トラブルが頻発した。そのたびに対応に出張していたのだが、出先営業技術の方に大変お世話になった。
感謝もされたけど、断然こちらが助けてもらったことが多いのである。
そのかつて助けていただいたひとたちが、転勤で京都へ来ていたり、たまたま出張で関西へきたので、集まろうということで、この忘年会が開かれたわけ。
自分はあまり変わっていない(風貌も体型も)と思いこんでいたけど、久しぶりにあったひとからみると
「えらいおっさんになった」
ということらしい。
確かに名実ともにおっさんであることは否定しないが、ひとから言われると結構よろけるものである。
そういうアイツもかなりのおっさんぶりであったのだが。

座敷がとれずにカウンターにずらりと1列に並んで飲んでいたのだけど、時々席替えをしつつ、これもそれなりに楽しいものであった。
次に会うときまでみなさんお元気で(←僕も)

Tuesday, December 11, 2007

ムーンライダーズ周辺

このところムーンライダーズ周辺が騒がしい。
ムーンライダーズとは、いまだに現役で継続している日本最古のロックバンドのことである。
僕は30年来のファンなのだけど、彼らを中心にした活動がこのところ活発なのだ。
彼ら自身も結成30年を迎えているが、その他に
政風会(鈴木博文とカーネーションの直枝政広)が結成20年で今年初フルアルバムを発表
Mio Fou(博文と美尾洋乃)も20数年ぶりにセカンドアルバムを発表
あがた森魚もニューアルバムを発表
シネマ(デビューは鈴木慶一がプロデュース)も20数年ぶりにアルバムを発表
一斉に冬眠からさめたかのごとく活動を再開。

その政風会のコンサートが大阪シャングリラであった。
アルバムはバンド形式の曲が多いのだが、コンサートは二人だけのアコースティックな編成。
7時半に始まって、終了が10時をまわっていたから2時間半以上!実質フルアルバムを1枚しか出していないが、過去の曲や政風会以外の曲など織り交ぜたっぷりと楽しめた。シンプルな編成だけど飽きさせずに聞かせるのはさすが。特に直枝政広の歌が素晴らしい。元々曲のメロディがきれいなのだが、それをさらに昇華させるような色気のある歌声。本業のカーネーションのコンサートも見たくなる。
観客は意外にも女性が7~8割、20代から30代ってところか。ひとりできている人もかなり多いようだ。
OLがオフィスで友達に声をかける
「政風会のコンサートあんねんけど、いかへん?」
「なにそれ、怪しい政治団体の集会?ええわ遠慮しとく」
こんなかんじで断られ、仕方なく会社帰りにひとりできた、とみた。
(←実話)
会場内は写真撮影できないので、イラストで紹介しておこう。

Monday, December 10, 2007

試験と映画

3DCAD検定試験を高槻で受験。
午前中筆記が1時間半、午後に実技2時間、かなり疲れた。
実技で引っかかる問題があって、ついムキになると時間が押してきて焦る焦る。
まあ結果は2月なので、とりあえず頭からは追い出すことにしよう。

で、公開前から気になっていた映画 『 タロットカード殺人事件 』
タイトルだけ聞くと、なんだかつまらなそうな映画に思えるでしょう?
ウッディ・アレン監督主演の新作なのである。
前作の『 マッチポイント 』がかなり面白かったので期待もふくらむ。前作もあらすじだけ聞くと、つまらないありきたりのテーマ(不倫もの)の映画だと思うのだけど、これがかなり面白い

本作品は、ストーリーも設定も安直でかなりB級映画くさい。ねらってのことだと思うけど、ここが好き嫌いの分かれ目になりそう。見終わって「なんじゃこれ」と思う人も少なくないのではないかな。
主演女優は前作と同じスカーレット・ヨハンソン。コミカルな今回の役もいいですね、わりと好き。
最近ホントによく見るわこの人。
彼女ととウッディ・アレンのかけあいが面白くて、たぶんこの映画のテーマはここだろう。それは成功していると思うのだけど、いかんせん筋立てがあまりにシンプルすぎじゃない?現世に未練のある記者の幽霊が、大スクープを告げにくるっていうアイデアは面白かったけど、あとは予想通りに話は展開していく『 マッチポイント 』は途中から驚きの展開を見せるので、この点では前作の方が僕は好き。

Saturday, December 01, 2007

英会話

毎土曜日に行っている龍谷大学の英会話教室で講師をしているジェームスは、愉快なナイスガイで、来年日本へ来るポリスの話題でひとしきり盛り上がる(内容はともかく、鼻歌で歌うとあわせてくれる)
世代がひとまわりは違うので、音楽の話題もあわないことも多い。これまで接点があったのが、ボンジョビとポリスぐらい。意外とそんなものか。

今日はいままで不思議とパートナーになったことがなかった女性とペアになって会話の練習をした。
20代の独身女性(ふつうにきれいな方です)
話をすると、彼女の親がちょうど僕と同世代のようで、「その音楽はうちの親が聞いてたような気がします」
自慢じゃないが、僕はかなり幅広く聞いているし、こうして話のきっかけになってよかったよかった。

師走

なんだか暑くて目が覚めた。時計を見ると5時半。
ふわ~、眠いが一度目がさめるとなかなか眠れないので、ごそごそと布団からはい出す。
朝のニュースを見ると、全国的に今日は気温があがっているようだ。
せっかく早々と積もったスキー場の雪も溶け出しているとか。
今年は暖冬なのか?寒いのか?
今日から12月、1年のしめくくりの月。
12月ときくだけで、なんだか気ぜわしくなるものだ。
仕事もすこし片付けないといけないし、年賀状、大掃除... 気分だけは走り出す。

Sunday, November 25, 2007

映画 『 ALWAYS 続・三丁目の夕日 』

前日の余韻を引きずったまま、また映画。
予想通りというか、こちらがこうなって欲しいと思うとおりに展開する。いや、これは皮肉でもなんでもなくてこれを求めている訳なので。
隣にすわっていた家族のお父さんは、「今日は泣くから」と家族に宣言していた。
そうなんだ、みんな泣きたいわけ。ハンカチ持って待っている。
で、それを裏切らない演出。途中には山や谷があるけど最後には...
細かいところで前作とつながっていて、そういうところも手を抜かない。
ビジュアルエフェクトも素晴らしい!空港のシーンや日本橋のシーンなど、ブラボー!
胸をえぐるような映画、小難しい映画もいいけど、やっぱりこれは好きだな。
寅さんのように、安心して見ていられる。
年をとったということなのかも。でも、いろんな映画が楽しめるということでは、悪いことではないね。

この写真は、映画を見終わってそとへでたら、そこにも夕日がまぶしく輝いていた...
(JR二条駅のプラットフォームから)

Saturday, November 24, 2007

紙で読む

先週の日曜日は父の十三回忌の法事だった。
そのときに集まった義兄やいとこ、甥たちと、「なぜ紙の書類はなくせない(減らせない)のか」で、ひとしきり盛り上がった。
全員の一致した意見では
「モニターで読んでも頭に残らない。本当に読もうと思えば紙に出力する」ということ。
ん~、なぜだろう?
たとえば大学の論文は、ネットで検索は容易にできて、概要を知ることができる。そのまま詳細を画面でよむことができる。しかし、本気で読む場合は紙に印刷して読むらしい。これは単に、長時間モニターを見つめると疲れる、ということだけではなさそうだ。(もちろんそれも理由としてはあるだろう)
紙のメリットとしては、どこでも持ち運べることがまず頭に浮かぶ。膨大な論文もいろんな場面に持って行けば時間を有効活用することができる、ということもあろう。
でも、それだけではないんだよね。
もひとつの証言は、「パソコンでキーボードをたたいて作成した文書を、紙に出力して読み直すと、モニター上では見つからなかった(気づかなかった)部分を修正できる」
たしかにそうだな、思い当たるところがある。このブログを書いているのは、画面上で囲われた四角の枠の中。これを実際に公開する形にしてから見ると、あちこち瑕疵みつかる。
ということは、そのあたりになにか紙で読むことのヒントがあるのか?
もうちょっと考えてみよう。

Friday, November 23, 2007

映画 『 ヘアスプレー 』

僕の娘が2回見たほど気に入った映画を、カミさんと見に行った。
お昼過ぎの上映のチケットを1時間ほど前に買いに行ったら、「どこでも空いてますよ」
え~、ガラ×2ですか。
ど真ん中の席を買ってから、三条通りのcafe independantsで昼食。どえらい古そうな建物を改装したところで、なかなかに趣があってよし、今日のランチも580円でリーズナブルでよし。

で、結局観客は20人ほど...
でも、映画が始まるとそんなことも忘れて楽しんでしまった。

1962年、主役のぽっちゃりトレーシーが朝目覚めるシーンから映画は始まるのだけど、いきなり歌い出すのだ。(ミュージカルなので当たり前だけど)
舞台となるボルチモアの町を紹介しながら歌って踊って駆け抜ける。曲が終わる頃に学校へ着いて、着席する。いかにもって感じではあるけど、それでいいのだ。
その後は、歌と踊りが痛快に走り出す。このあたりの演出はさすがにアメリカ映画、おもしろい「見せ方」を心得ているって感じ。とにかくカラフルでポップさ満載。曲も初めて聞いたけど、いい曲が多い。ストーリーはシンプルでわかりやすい。ミュージカルでややこしいのは少ないけど。
トレーシーが大好きな、ボルチモアのTV局が放送している歌と踊りの番組のオーディションを受ける。本人はあまり気にしていないけど、他人から見ると見てくれがTV向きではないし、プロデューサ(ミッシェル・ファイファー)からも意地悪されて、落とされる。その後、踊りが出演者に認められてダンサーになることに成功。この話を軸に、マイノリティと人種差別を織り込みながらどんどん話は進んでいき、大ダンス大会のエンディングへ。(少し意外な結末もあり)母親役の女装ジョン・トラボルタも最後に見せ場がある。一番気に入ったのが、トレーシーの親友役でいつもチュッパチャップスをなめている女の子が、たいして見せ場もなく親友役で終わるのかと思ったら、最後に大活躍というかはじけまくるのだね。
エンドロールのビジュアルが、これまた60年代っぽくって、とてもイイ。
タイトルのヘアスプレーというのは、そのTV番組のスポンサーがヘアスプレーメーカーなわけで、出演者も踊りながらシューシュースプレーしまくる。

趣味趣味本、久々に更新

僕のサイトの本紹介を1ヶ月半ぶりに更新。→こちら
一時快調に進んでいた読書みちが、このところ電車で眠りこける状態が続いているのでなかなかに進まない。
とりあえず7冊分をアップ。
『「アンアン」1970』の赤木洋一は『平凡パンチ1964』という著書もあって、これも面白そう。
音楽雑誌『ストレンジデイズ 2007年12月号』はキャロル・キング特集、これは購入。CDをかけながら読むといい感じ。DVDの発売が楽しみ。(米版はすでに発売済み)
同じ雑誌でもちょっとだけインタビュー記事が掲載されているロバート・ワイアットの新譜『comicopera』が充実のでき。音のひと粒ひと粒から崇高な気配がたち上がってくる、まさにワイアットの真骨頂。素晴らしい。同じカンタベリー系アーチストのデヴィッド・アレン(ex.ゴング)、ケヴィン・エアーズ(ex.ソフト・マシーン)もまだ健在であることがわかりうれしい。(こちらもインタビュー記事)
買ったまま読んでいない、僕にとっての「面白さ10割バッター」山本幸久『渋谷に里帰り』、はやく読みたい、ほのぼのしたい。
万城目学の新刊は『鴨川ホルモー』の続編らしい、こちらも楽しみ。

Monday, November 12, 2007

吹奏楽漬け

土曜日は娘の吹奏楽部の定期演奏会が開かれた。昼、夜2回公演を2回とも見る、という親バカぶりを発揮したのだけど、これがすごい。楽しいし感動した(親でなくてもね)
約3時間弱の公演なので、見る方もたいへんだが、演奏する方はもっとしんどいはず。体力と集中力が必要だ。2回ともみたバカ(僕のこと)は、高校生達がそれをちゃんとやっていることに感激した。
お疲れさまでした。素晴らしい演奏であったし、聴衆もこの学校の吹奏楽部が好きで、後輩からも目標にされていることがよくわかってとてもうれしかった。

ところで、娘が入部したおかげで、このところ吹奏楽に触れる機会が急激に増えた。
吹奏楽はクラシックパートとポップス・ジャズパートがセットで構成されるのだが、クラシックパートで難度の高い曲に挑戦して、ポップスパートではいかにお客さんを楽しませるかということを工夫をする、というのがひとつのパターンのようである。
実はこのことがよくわかったのが、翌日の日曜日に行った「全日本吹奏楽大会 in 横浜」である。
全国の高校吹奏楽部が40校ほど集まり、二日にかけてコンクールを開催するものである。こちらにも娘の高校が出演したので、親バカついでにわざわざこのためだけに、かみさんと新幹線で横浜へ行ったのだ。
そこでは、大抵の高校がクラシック曲とポピュラーな曲をセットで演奏していた。
しかも、ただ演奏するだけではなく、全ての高校で「パフォーマンス」をふんだんに盛り込んでいるのだ。
全員がパジャマで演奏したり、タップダンスを組み合わせたり、全員で踊る、歌う、着物着て演歌も歌う、三味線を弾く(吹奏楽か?)、大蛇がうねる、などなど。ちょっとやりすぎ?と思わないでもないが、本人達は真剣であるし、あそこまでやるにはかなり練習してるんだろうし、泣いたり怒ったりけんかしながらやってるんだろうなってことも、わかるので(娘からいろいろ聞いてるしね)それは認めてあげたい。
もうひとつわかったのは、全国ともなると演奏のレベルがかなり高い。特にやっぱり東京、悔しいけど。
今回の大会で、通常の金賞に相当するであろう「会長賞」を受賞したのは東京の出場校4校全てと千葉の柏高校だけ。(2日目の結果)
関西だけでみてると娘の高校もハイレベルだと思うけど、世界を拡げるとそこにはもっとレベルの高いものが存在している。それを知ることが大切で、参加した意味があるというものだ。

僕も知らない世界をみて刺激をかなり受けたこの週末であった。

Monday, November 05, 2007

フェス好き体質

祭り、フェスティバルと聞くと胸がざわつく。30才ぐらいで精神的成長をやめてしまったのかもしれない。いつまでたってもそうなのだ。
ということで、今年も京都市立芸大祭へ行ってきた。
過去2回は主にロック系のバンドを見てたので、今年はクラシックを聴こうと決めていた。
時間を見計らい、家から会場へ自転車で走る。学校は小高い山の上にあるので、かなりしんどい。
一部はワーグナー。弦主体の編成で、バイオリンの音が心地よい。人数が重なると得も言われぬいい音が響く。ソロで弾くと感情がむき出しになるのにね。
あまりに気持ちよすぎて、眠ってしまった。
二部はホルン4本を前面にだしてシューマン。こちらは管楽器も加わり、楽しい演奏である。

そのあと野外でロック系のバンドをしばらく見る。
女子4人組の「Moga Hoop」がかなりよい。ギターのカッティングがエッジが立っていてよい。
ジャズっぽいのりもかっこいい。
おもわずCDを購入。

夕方からは学生コンサート。
この学校の音楽専攻の学生が、本職の楽器でコンサートを行う。
これも盛りだくさんで、吹奏楽編成、フルート四重奏、弦ばかりのモーツァルト、などなど。
残念なのは宣伝不足か、会場内のお客さんがかなり少ない。こんなに楽しい演奏が無料で聞けるのにもったいない。しかも僕は家が近いし。

カミさんは、クラシックコンサートと同じ時間に行われた版画家山本容子(卒業生である)の講演会を聞きに行った。
こちらはいっぱいだったようだ。

Wednesday, October 31, 2007

秋深まる

あんなに暑くて、いつまで続くのかと思っていた夏が、気がつくと涼しくなって、もう十月も終わり。
朝晩は寒いぐらいに冷えてきた。
心配しなくても季節は巡ってくるものだ。すぐに寒い冬になるのだろう。
今年もあと2ヶ月、少し身が締まるのである。

Monday, October 29, 2007

秋祭り

日曜日、町内の秋祭りである。
昨年から夏祭りの規模をかなり縮小して、秋祭りに変わった。
かつてのメーンイベントである時間無制限ビヤガーデンはなくなり、ガレージセールに。
それを楽しみにしていた方からは不満もあったのだろう。
ということで、今年は昼間開店の「居酒屋」が新たに計画された。
もうけ度外視で安くて、魚をさばけるお父さんらはうれしそうに、その腕を披露してくれる。
普段話をしない人と、わいわいと話せるし、やっぱりこういう企画は残して欲しいな。
昼間飲むとなんでこんなに酔いが回るのか?
ちょうど昼頃から「居酒屋」で、350ml缶ビール×4本で、かなりの状態。出会う人ごとに「大丈夫ですか?」と声をかけられる。端から見ても相当な状態だったらしい。
(すぐ顔に出るタチではあるが)
そのまま家に帰り、速攻で布団のなかへ。
目が覚めたら夜の7時をまわっていたので、4時間ぐらい寝ていたか。
起きても酔いが抜けず、しゃんとしたのは10時頃である。
後片付け不参加ですまぬ。

Sunday, October 21, 2007

スポーツ決戦

日本では、プロ野球がセパCSシリーズを終えていよいよ、日本シリーズへ入る。
パリーグはなかなか見ごたえもあって面白かったのだけど、セリーグは、優勝した巨人は全くいいとこなく2位の中日に3連敗。
ペナントレース開始前には、CSシリーズの制度をどうるかという話し合いで巨人は、優勝チームへのアドバンテージ「1勝」は不要であると主張して、これが通った。
ところが、巨人は優勝したけど結果は3連敗で、日本シリーズ出られず。
この冬に、来期の見直しがあると思うけど、また巨人はわがまま言いそうな気配濃厚。
王様巨人のおっしゃる通りに変更されて、来期またまた「皮肉な」結果になればそれはそれで面白いかも。
どんなわがまま案をだしてくるかも注目。
という、ひねくれた楽しみしかないのよ、野球見てても。とくにセリーグは。
パリーグの方が断然面白いね。

いまいちメジャーになりきれない、ラグビーワールドカップも今朝早朝に決勝が行われた(フランス開催)
大方の予想(ニュージーランド対オーストラリア)を裏切って、イングランド対南アフリカ
結果は南アフリカが優勝したけど、どちらもすごい迫力。
同じルーツをもつサッカーとは全く違うスポーツ。
サッカーは基本的に人同士の接触はご法度(反則になる)けど、ラグビーは接触から始まる。
タックル、モール、ラック、スクラムと巨漢同士の肉弾戦。いくら上手いステップ踏んで足が速くてもそれだけじゃ絶対勝てない。
こりゃ日本には当分勝ち目が無い。
決勝見ていてそう思った。
決勝なんて両チームともノートライ、蹴っては密集の繰り返し。
どこかで反則してペナルティゴールで得点。
唯一1回だけイングランドチームがするするっと走り出て、トライか?と思わせる場面があっただけ(これはタッチラインを踏んでいたのでトライにはならず)
見ていて面白いのは華麗にバックスをわますトライなんだけど、世界の試合はこんな感じ(肉弾戦)なのかも。
そういうものだと思ってみるとこれもなかなか楽しいのだけど、よく知らない人が見たら、なんだか集まってごちゃごちゃしてるだけに見えて、面白くもないのだろう。
このあたりがいまひとつブレークしない原因かもね。
閉会式もなんだかすっきりした演出でいかにもラグビーらしい。

Saturday, October 20, 2007

レイチェル先生

毎週通っている英会話教室の講師であるジェームスが、2年ぶりに長い休暇をとって新婚のお嫁さんを連れてイングランドへ帰った。
その2週間は代理の先生が講師を務める。
それがレイチェル先生。
ギリシア生まれの?歳。ボストンで育ったので、英語はアメリカ風。
ジェームスが英国風だったので、やはりだいぶ違う。
すらっとした美人で、なんだか優しく教えてくれるし、久々にちょい緊張気味のおやじでした。

2回だけのピンチヒッターは惜しいな。
いや、ジェームスに代われってわけでは決してないのです。

Thursday, October 11, 2007

難波界隈買い物

今日は勤め先の創立記念日で休みだったので朝から難波へ。日本橋が元気だった頃はよく来ていたけど、パソコンが下火になってからはほとんど来なくなった。行っても心斎橋Apple Storeまで。
今日の予定は、なんばCITYの旭屋書店 → 難波TOWER RECORD → 三木楽器 → Apple Store
なんばCITY地下のラーメンや「古潭」で昼定食。結構量が多い、うまい。
まず、予定の一件目は同じフロアにある旭屋書店。
しばらく行かない間に、改装されていてずいぶん雰囲気が変わっていた。
なかなかいい感じ。蔵書数はもちろん文句ないし、ディスプレーも見やすい。アート関係が全面にでていて、これも面白い。ここで大量に本を購入。
ということで、ここだけであっという間に3時間経過。これでは予定がこなせない急げ!
南館から外へ出て、無印ビルへ。
1~3Fが無印良品で、4~6FがTOWER RECORDである。
6FがJAZZ、Classic、World
5FがRock、Soul
4FがJ-Pop
たくさん試聴できるので気になるものを次々と試聴。細野晴臣のニューアルバムが楽しい。

心斎橋筋を歩いて、三木楽器へ。
吹奏楽関係の雑誌を数冊購入。さらに御堂筋へでてApple Store。ちょうど行ったら、Orange Pecoeがインストアライブ。
ヘトヘトで帰宅。
本日購入したものたち。

Monday, October 08, 2007

JEUJIA四条 オープン

京都では有名な音楽ショップであるJEUJIA(じゅうじや)四条店が移転してオープンした。
観葉植物を飾ったりなんかして、妙に気取った内装である。
場所柄(オフィスが多い)からか、「大人」を意識しているらしい。
でもなあ、余計なものを置いたり、空間を広げすぎるよりも、その分詰めてCDをたくさん置いて欲しいのだ。
この店舗の2世代前は、四条の地下鉄駅のそばにあって、なかなかCDのラインナップが良かった。
僕はそれほど興味があったわけではないが、カントリーやブルーグラス系をプッシュしていて、たくさん置いている。それを眺めるのは面白かった。
でも新しい店舗は、これといった面白い特徴がない(強いて言えばリラクゼーションがコンセプトかな?)
ロック系も前の店舗の方が断然品揃えが良かったのではないか。
しかも、はっぴいえんどやムーンライダーズを「昭和コーナー」に置くのも少し不満。隣は演歌だし。
なんすかね?この昭和コーナーってのは。どこが分かれ目だ、J-POPと昭和コーナー。

演歌っていまでもカセットテープでも、かなりのタイトルを売ってるのね。
今日気がついた。これって常識かな。
街のあちこちではハロウィーングッズがあふれている。これは、新風館(烏丸御池)前の出店。(すみませんJEUJIAとは無関係ね)

Tuesday, September 25, 2007

高校の体育祭観覧

下の娘(高一)の体育祭を観覧。
って聞くと、高校の運動会なんて見に行くのか?と、思われるかもしれないが行ってしまったのだ。

ところがこれがとても面白い。
その学校は、陸上や体操にもかなり力を入れていてかなりのハイレベル。
だからマスゲームなどに、バク転宙返りなど(体操部メンバー)の技が盛り込まれるし、リレーなんて見ていて驚くぐらい速い選手がいるのだ(陸上部かどうかは不明)
競技の切り替えの段取りがめちゃくちゃいいことも気持ちがいい。
面白いのは、100m走をグランドの対角2本を使って、交互に次々と競争が行われていく。
初めて見たよ、このやり方。

娘が所属している吹奏楽部(これが今回の観覧のメイン)は最初から最後まで主な部分では、生で演奏しているのだ。入場行進、君が代、校歌はもちろん、マスゲームのバック演奏など。
すごく受けたのが、マスゲームで体操部がバク転を繰り返す技で、ビデオゲームのマリオが金貨を取るときの擬音(たぶん鉄琴の音)を重ねたところ。(マスゲームの音楽がマリオとファイナルファンタジーだったわけ)

昨日の音博に続いて、夕立の洗礼をまたしても受けた。
二日連続の濡れ鼠男であった。

続・京都音博

その後、他のサイトを少し読んで、あの場所で大規模な野外音楽祭を開催するまでには相当な苦労をしている、ということを改めて認識。
ホントに京都駅から近くって、近隣には住宅もあるわけで、通常のフェスのように「陸の孤島」ではない。この夏に京都で開催されて僕も行った「西院ミュージックフェスティバル」にも通じるようなところもある(あれはあえて住宅街のど真ん中)
おじさん(僕たちのこと)はビールの販売がないことにかなり嘆いていたのだが、これもそのあたりの規制であることは明白。終演時間(19:00)やそれの厳守、ゴミやトイレの問題なども話し合いの結果なのだろう。
すみません、ビール我慢するのでまた来年も開催して欲しい。
しかし、ビール持込に対してはかなり寛容でもあったし、大雨でテントに雨宿りするときも文句一つ言われなかった。普通すごくいやがられると思うんですよね、スタッフのテントに入られると。
来年以降も開催されるとなると、「改悪」されて通常のフェスを見習えってことになって禁止されるかも。いろいろな不自由はどんなことにもあるので、これにはこのやり方ということが観客やら環境やらによってできあがっていく。そのあたりはお互い理解しながらうまく育ってほしい。だって、家からバスで30分も乗れば着いちゃうなんて、夢のような音楽祭だからね、なんとか維持してほしいな。

くるりのサイトのBBSにこのフェスのことの書き込みがかなりあって、少し読んでみた。
夜行バスや新幹線で遠方からひとりで参加してるひとも結構いたようだ。そしてそのような人にとっては、あの雨はこたえただろうな、半端じゃなかったし。くじけて帰ってしまった人もいるようだ(くるりを見ずに!)
でも、その気持ちはとってもよくわかるのだ。だけど、そこで気持ちをぐっと張って耐えると、その後には大きな感動が待っているのだけど、それをその場で教えて支えてあげたかった。この都市型フェスのいいところは、ずぶ濡れになっても10分歩けばユニクロもあるし、暖かいラーメン屋でも銭湯でもあることなのである。そこに気づけば少々のことは大丈夫なんだけどね。
僕らも帰りに京都駅前でラーメンを食べた。塩ラーメンうまかった。

Monday, September 24, 2007

京都音楽博覧会

こんな催しが京都梅小路公園広場であった。
京都出身のロックバンド「くるり」の発案による、京都で開く野外音楽フェスティバルである。

この場所は、京都駅から徒歩15分ほどの街中にある。
そのため、通常の野外フェスのような爆音を出すことができないため、比較的音量が抑えられる「アコースティック」な編成のバンドが出演する。
くるりもアコースティック編成で登場。
これぐらいの音量でも全く問題ない(キャパ1.5万人程度)、通常のフェスの音量が尋常でないとも言える。
他の出演者は有名なところでは、小田和正とCoccoなのだが、その他は普段あまり耳にしないアイルランドやルーマニア、沖縄等の非ロックバンドである。
僕は、こういうフェスティバルではおなじみでない音に接するいい機会だと思っているので、こういうラインナップは大歓迎である。とても楽しい。

残暑厳しい京都の初秋であるが、コンサート中に2回の大きな夕立に遭遇。
1回目はたまたまスタッフテントのそばで聞いていたので、すぐに雨宿りさせてもらいセーフ。
2回目は小田和正をかなり前に詰めて聞いていたので、身動きとれず、カッパは着たけど中の服はどぼどぼ。
ルーマニアのバンドの時が一番雨脚が激しかったのだが、むしろ雨のおかげでやけくそ的に(それと動いてないと体が冷えるため)盛り上がっていた。
こんなことも含めて野外フェスの醍醐味である。

トリを勤めたくるりだが、最新アルバム『ワルツを踊れ』が素晴らしい出来で、改めて見直していたのだが、2年前にフジロックフェスで見たときより、さらに進化していると感じた。
自信にあふれている。リーダの岸田君はひょうひょうとしているように見えるが、かなりしたたかさも持っており、志の高さも常に感じられる。

12月に開催予定の「みやこ音楽祭」(京大西部講堂)にもくるりが出演する。yanokami(矢野顕子とレイハラカミのプロジェクト)出演するらしくこれにも注目。

会場でビールの販売がなかったのがなんとも残念。会場や何かの都合があるのだろう。
近所のコンビニはうはうは状態。ビールも酎ハイもすっかり売り切れていたもんなあ。

Sunday, September 16, 2007

『 巨匠と出会う名画展 』

10月8日まで兵庫県立美術館で開催のこの美術展はなかなかいい絵がそろっていて、楽しめるのだが、ひとりあたり1~2点しか展示されていないのでもうひとつ物足りない印象もある。
まず部屋にはいるとモネの「睡蓮」が目に入る。すこし離れてみると、さすがに素晴らしくて水面が見事に目の前に現れてくる。
その他によかったのは、マティスの「肘掛け椅子の裸婦」。マティス独特の縁取りと、背景の静物の色がかわいくてポップ。そのまま雑誌のページを飾れそう。
シャガールの大きさ、赤・青・黄の色使いにも圧倒される。フェルナン・レジェの山吹色・黒で描かれた道具がなんとも現代的。ウォーホールのマリリンモンローなどなど。

でも、今回の展示よりも、常設の小磯良平、金山平三が実にいいのだ。
小磯の人物、金山の風景。
小磯「少女と猫」塗り残しのある、いい意味でおおざっぱな感じが絵の面白さを伝える。
金山「海岸通り」は小さい作品ながら、バスの停留所を中央に据えて、広い青空とぽっかり浮かんだ雲の構図が臨場感たっぷり。
今回もうひとつ開催されていた山村幸則『手ヂカラ 目ヂカラ 心のチカラ』
アイマスクを付けて(要するに目が見えない状態)作品を手探りで「鑑賞」するのだが、これがなかなか面白いのだ。この写真は僕がミロのアイマスクをかけているところ。
作品まで係員が誘導してくれて、そこからは手探りしながら進んでいく。
ビニールと布の手触りの作品は、高くなったり低くなったりうねうねと大きく曲線を描いているらしいことはわかるのだが、何しろ全体がわからないのがとても不安。
ところどころにブロンズの作品が手に触れる。これも手探りで、どんな形状をしているのかつかもうとするのだけど、さっぱりわからない。
最後にアイマスクをはずして作品の全貌を見せてくれる。
はは~ん、こんなになっていたのか。ブロンズ像はこれかってわかる仕組み。
なにより面白いのは、僕のあとから入ってきた人がまだアイマスクをつけてヨタヨタ歩いている姿。
さっきまで自分もあんな姿だったのだなと想像すると笑える。

Sunday, September 09, 2007

椎名 誠さん講演会

椎名さんの講演「地球・環境問題を考える」へカミさんと参加。
八幡市職員労働組合主催の企画、無料抽選で当選したもの。

タイトルは大仰だけど中身はとてもわかりやすい。
世界の中で日本がいかに恵まれていて、特殊な状況であること。そのために国民の(本音の)危機感が希薄なこと。
日本は全国津々浦々どんな僻地であっても、蛇口をひねると「飲める」水がでる。これが当たり前だと思っている。日本は(石油のような)資源が少ない国であるとの認識が一般的だが、実は、この小さい国土の中に多数の川を保有していて、しかも北(稚内)では流氷が、南(沖縄)には珊瑚礁があるような「恵まれた」国は他に類を見ない。位置するポジションが絶妙なんだね。四季をもち、山や森林も持っている。こんな資産がいま、どんどん枯渇していることを、世界の各地と比較しながら静かに話してくれる。

最後に、いま世界で一番(環境的に)危険な国は、中国(モラルが最低)と米国(全世界で戦争を仕掛けている張本人)であることを説明。
中国で列車に乗ると、窓からぽいぽいゴミを捨てる。ややこしいゴミを持っている人は「捨てるために」列車に乗るのだとか(ホントか?)こんな国でオリンピック開催してダイジョウブか?

90分があっという間、とてもいい講演だったのだ。

Saturday, September 08, 2007

ニュー iPod

iPodの新しいラインナップが発表された。
ついにでたか、iPod touch。iPhoneが発表されたときに、これはすごいなと思ったのだけど意外なかたち(電話機能を省いた)で早々に日本でも発売になったわけ。
なにがすごいかというと、インターフェイスがすごい。なかみのハードや機能にはいろいろと不満もあるけど、操作性やそのデザインは購買意欲を刺激するに十分である。
じゃあ買うかと言われると、不満のある他の仕様がそれを躊躇させる。一番の不満は記憶容量の少なさ。いま16GBは少なすぎ。僕の持っている第2世代(2003年購入)が40GBなので、これよりも減ってしまう。ハードディスクとメモリの違いはあるのだけど、ん~やはり少ない。
でも操作したら楽しいだろうなあ。悩みの日々が続きそう。

Monday, August 27, 2007

ビバ、吹奏楽!

日曜日から千葉県へ出張。京都よりは少し暑さがましか。
でも暑かった。

で、日曜日は吹奏楽コンクールの関西大会。
娘の高校がこの大会にでるのでカミさんと、カミさんの両親とで応援に行った。
府県大会を勝ち抜いた22校のうち、全国大会(普門館=吹奏楽の甲子園!)へ行けるのはわずか3校のみ。
娘が出場する午後の部を見たのだけど、どこの高校も上手だねぇ。
素人には判断できないよ。全国津々浦々の高校生達は夏休みもがんがん練習してるんだね。
関西だけ見ても改めてそう感じた。
残念ながら選ばれなかった。部員はかなりショックだったようで、みんな呆然とした表情。
でもねえ、君たちの演奏には感動の大きな拍手が送られていたよ。
結果を見てから、僕は出張へ行ったのだけど、娘達は学校へ集まり、早くも来年のコンクールに向けてミーティングが開かれた模様。
ここでクラブを辞める人、迷っている人、それぞれいたらしい。
娘は来年もコンクールに向けて続ける決意として、名前を賞状の裏に書いてきたようだ。
もう、来年に向けてスタートした。
まさに甲子園球児のよう。

Saturday, August 18, 2007

キス釣り

再び船長の元に結集したチーム。(前回はこちら
この夏も小浜へキス釣りに。

ということでおなじみハイテククルーザに乗り込み、朝の6時から糸を垂れる。
キタキタ、やっぱりキス釣りは場所だな。釣れるポイントがとてもハッキリしていることが、これでわかった。GPSに導かれて、去年釣れたポイントに行くと、釣れる。
新たな場所へ行くと釣れない。

二人で40匹ほど釣れた。(どちらがどれだけ釣ったかはナイショ)
家に帰り、カミさんの指導の下、三枚におろして天ぷらに。
塩を振って、とてもウマス。抜いた骨も油で揚げて骨せんべい。
こちらもベリーウマイ。

Sunday, August 12, 2007

今の寺町

プチパソコンオタクだった僕は、大阪・日本橋や寺町へよく通っていたのだけど、パソコンの性能があるレベルまで到達して以降、パーツ交換するという興味が急速に薄れ、パソコン店にも通わなくなってしまった。京都の寺町からもさっぱり足が遠のいた。
久しぶりに行ってみると、だいぶ電気屋そのものも減ってしまい、電気屋街通りのちょうど真ん中あたりには、マンスリーマンションまでできていた。当時の面影は消えて、すっかり活気がなくなって寂しいことだ。

その前に京都シネマで『 天然コケッコー
まず、日本ってホントにきれいだなあと素直に思える。
映画の舞台は、小中学校生徒があわせても6人しかいない海辺の街が舞台。その町の四季の風景がホントにきれいなのだ。しかも女の子が、自分のことを「わし」って呼ぶ方言がまたいい。
こんな町に東京から中2の男子が転校してくる。すこし物語は動いて、心がざわついたりはするのだけど、田舎と都会を対立で描いていないところがいい。あくまでも、主張も押しつけもなくそのままを淡々と。
音楽も違和感なく響いてくるし、主題歌のくるりの曲も映画にぴったりで文句なし。
見ている間も、見終わっても幸せな気持ちになる映画だった。

Sunday, August 05, 2007

西院ミュージックフェスティバル

友人から、近くでこんな催しやってるよ、と教えてもらった。
「西院ミュージックフェスティバル」
へー、確かにうちの近く(二駅となり)だ。しかも今回で6回目らしい。
全然知らなかった。
で、参加してみた。

これは、阪急・西院駅を中心にして、19カ所の会場を設定して音楽のライブをやる、というイベント。
その会場も神社や幼稚園、スタバやTSUTAYAなど商業施設をその時間だけイベント用に借りるという、ユニークなスタイル。総勢100組以上のアーチスト達が出演する。
これだけ聞くと、かなりの規模で開かれる一大イベントに聞こえる。

ところが、
1時過ぎに西院駅に行ってみると、確かに駅前にテーブルを出して、スタッフ数名が来場者に向けてパンフレットを配布している。道にはポスターがたくさん貼られている。
それだけ。
街はまったく普段の日曜日と変わらない。警備員が配備されてるわけでもない。

とりあえずパンフレットをもらって、目当ての会場(ジャズを中心に見るつもり)である春日神社へ向かう。
神社の入り口まで行くと、やっとイベントらしい雰囲気が見られる。でみせが出店しているし、フリーマーケットも開かれている。

なるほどこのイベントは、できるだけ普段通りの生活のなかで音楽を楽しむという主旨のようだ。
だから気づけば買い物帰りのおばちゃんも立ち寄る。
しかし知らないと気づかない。そのあたりが面白い。
ちなみに入場は無料。おばちゃんや子供もすぐに入ってくる。
FUJIROCKが非日常体験を楽しむ音楽イベントとすると、対照的にこれは日常の中で楽しむ音楽イベントと言える。出演アーチストは無名の人ばかり。
まだ固定のファンは少ないと思われるので、そのぶん来てくれた人を楽しませて自分の音楽を好きになってもらおうという気持ちは強いかもしれない。固定のファンが付くと、仲間うちだけで盛り上がろうとする傾向が生まれることもあるし。(実際にFUJIROCKのとあるライブで、そうとしか見えないものがあった)

音楽のレベルはいろいろだ。本当にプロの人もいれば、仕事は別にもち趣味でやっている人も多いのだろう。今回はジャズビッグバンドを中心に見たのだが、確かに練習不足でいまひとつな演奏もあった。
桁違いにうまいなをと思っていたら、やはりその人はプロだったってこともあった。
それでも、とても楽しい演奏ばかりだった。
いいなあ、うらやましい。(出演者が)
特に今回僕が見た比較的年齢層の高いラテンバンドは楽しかった。このバンドは夫婦や親子のひとたちも参加しているらしい。演奏している人はもちろん楽しいだろうけど、十分にこちらも楽しめた。
音は小さめなので、ハードロックバンドはでていない。
ジャズ、弾き語り系、民謡系、不思議系などいろいろ。
来年がはやくも待ち遠しい。

Friday, August 03, 2007

機内映画劇場

今、航空機内で上映される映画は、前席の背に設けた液晶画面で見るスタイルに変わってきている。ひとりひとりそれぞれ独立した画面を持つことになる。
エンタテインメントも個人で見たいものを選べる。これはうれしい。
いつでも始められるし、一時停止も可能。
最新映画から、ベストセラー映画、TV、スポーツなど選択肢もかなり多いのだ。

今回NZ往復で、僕が見たのは次の4本(よかった順)
『 再開の街で 』(2008年日本公開予定)
『 スパイダーマン3 』
『 幸せのちから 』
『 NEXT 』(日本公開未定)

『 再開の街で 』日本語吹き替え版
は知ってる俳優さんが皆無、監督も知らない人という映画で、期待しないで見始めた。ところがこれがかなり面白い。街の映画館では絶対見ないだろうしもうけた一本。
歯科医としてかなり成功している男は、二人の娘、奥さんと幸せに暮らしている。
ある日、街で偶然医大生時代のルームメイトに遭遇する。実はこの男も歯科医だったのだが、9.11テロで奥さんと幼い娘3人を一度に失っていたのだ。久しぶりに再開した二人だが、家族を亡くした男は、事件以降、かなり病んでいて、仕事もしないでひきこもりに近い状態になっていた。なんとか立ち直らせたいと、その男にどんどん深く介入していく。それと引替に、医院ではいろいろ事件が起きて窮地にたたされ、家族との間にも次第に溝が生まれていく。
家族を亡くした男は、現実から逃避するために70年代のロックを四六時中聴いているのだが、これが僕の趣味とかぶるのが多く、思わず共感してしまう。
結末もなかなかいいのだ。
ボロボロと泣いてしまった。(機内だけど)

『 スパイダーマン3 』英語版字幕なし
字幕なしでも十分楽しめるし、ストーリーも(たぶん)外れずに理解していると思う。
圧倒的な映像表現を堪能。

『 幸せのちから 』日本語吹き替え版
公開当時見たいと思いながら見そびれていた。
幼い子をかかえ、ホームレス生活をしながら勉強して、最後には仕事を勝ち得るまでの実話。
すごいとは思うんだけど、なんだか今はまわりにもすごい話っていろいろあるし、それほどの感動はなかった。

『 NEXT 』
設定は面白い、ニコラス・ケイジ主演のSFサスペンス。
2分先までの未来を予見できる男が、テロ組織とそれを追うFBI両者から、その能力を獲得しようと追いかけられる。という設定はいかにも面白いのだが、まず日本語吹き替え版の声優が全然だめ。あまりの棒読みで、興醒めである。
しかも設定とストーリー展開にやはり無理が多すぎ。2分先がわかったところで、この男が生き延びられるとは思えない。残念ながら、もうひとつ。

ディズニー・アート展

サントリー・ミュージアム(大阪・天保山)の『 ディズニー・アート展 』
2005年に千葉大で大量にみつかったオリジナル画とディズニー本社から持ってきたものをあわせた美術展。
これがなかなか興味深いものであった。
なにが面白いかというと、「Nine Old Men」の存在。

アニメとは、静止している絵を1秒間に24コマ少しずつ位置を変えて描くことで動きを付ける。
そのコマ割りをする人を「アニメータ」というが、キャラクタの動きはそのコマ割りに依存する。優雅に動かすかコミカルに動かすかはアニメータの腕にかかっている。

ディズニー初期のアニメーションの傑作は、すべて「Nine Old Men」に依るのだそうだ。
それも、9人それぞれに、お姫様が得意、空飛ぶものが得意、動物キャラクターが得意などの得意分野がある。このキャラクターはこの人が振り付けるというように担当が決められる。
ディズニーにあこがれて参加した人、天才ぶりをディズニーに買われて雇われたひとなど、こうして天才が9名集まって、あの素晴らしいアニメーションが生まれた、ということ。

その9人がずらりと並んでいる写真がある。
七人の侍じゃなくて「Nine Old Men」
こういうエピソードが大好きな僕はこのことを知っただけでも大喜びである。

Wednesday, August 01, 2007

NZ紀行(その5)

クライストチャーチからオークランドへ移動。
ここではわずか1泊だけ。

クライストチャーチのホテルからシャトルバスで空港へ$15。
あやうくまちがえて中国人団体のバスに乗り込むところだった。バスとは言ってもシャトルバスは、大型の乗用車に荷物のカートをひいているものなので、似ても似つかないのだが。
危ないところだった。

オークランドまでは1時間20分で到着。そとに降り立つと、おお〜暖かい。
北海道から関西へきた感じかな。
ホテルまでどう行くか、ルートは3つ。
タクシー、シャトルバス、エアバス
値段の高い順にこの通りなのだけど、安心もこの順番。
安心をとるかケチをとるか...
午後の予定は全くないし、間違えても立て直す時間はあるので、安価をとることに。
エアバスで$15。30分ぐらい待って乗り込む。
小一時間でスカイシティーホテル到着。

大都会。
オークランドの中心地はそんな印象。このホテルもカジノはあるし、なんだか派手で都会的だし。
クライストチャーチの素朴な印象とはだいぶちがう。
ちょうど2時なので、まずはチェックインを済ませる。そのあと街をぶらぶら。
ここは坂が多いな、少し歩くだけでめちゃ疲れる。すぐ引き返し、スカイタワーに登ることにする。
$28払って、一気にエレベーターで展望台へ。
まさにこれは東京タワーだね。追加料金を払うと、さらに上にあがることができる。
オークランドは港町でもあるので、見下ろすとハーバーにヨットがたくさん係留されている。フェリーも走っているし、眺めはなかなか楽しい。
しばらくぼーっと外を眺めていると、目の前を横切る物体が。
あれ、いまの人じゃなかった?
えー??
そうなのだ、これは塔から飛び降りるというアトラクションなのだ。
命知らず、信じられない。ワイヤでコントロールされているとはいえ、尋常でないね。

そして夕方まで、ハーバーを散歩。
夕飯はラム肉ケバブ $7.5。
とにかく明日の朝は4時起きなので、早々におやすみなさい。

Monday, July 30, 2007

NZ紀行(その4)

カフェのあと、大聖堂へ行って雨と寒さをしのぐ。しばらくすると雨も小降りになったので、塔をのぼってみることにする。
教会のパンフレットを$4で買うと、塔への入場料が$2ディスカウントされて、$4→2になる。
あれ?最初から$4で入場料払ったほうが安くないか?
いやいや$4は教会への寄付の意味もあるわけだし。と自分を納得させて、塔へ入場。
これがキツイ。
甘くみてたがかなりキツイ。
階段がものすごく半径の小さならせん階段なのがさらにキツイ。
目が回る。
足がつる。
へろへろになりながら100数十段をのぼりきりテラスへでてみると、いやーいい眺め。
気持ちいイイ。(この写真)
シャッターをたのめる人がいないので、セルフタイマーで写真を撮った。
ここで旅行直前に購入したgorillapodが役に立つ。金網に足を巻き付けて固定して、シャッターON。

大聖堂横の水族館で不思議鳥キーウィを見た。
夜行性なので部屋はかなり暗くしてあったので、正確には鳥の影を見た。でしょうか。
思ったよりも小さな鳥だけど、鳴き声はかなりの大音量、それに驚いた。

このあとトラムに乗って、アートセンターへ。トラムは、そうとは知らずに昨日2日乗り放題券を買ったので、ちょっとでも元をとろうケチ根性で乗ったと言えなくもない。歩いても近いし。

日曜日は屋台や大道芸がでていてとてもにぎわっていたこの場所も、月曜日は閑散としている。
ひっそりとたたずむアートの館。このなかの本屋で2冊購入。
屋台が出ていれば、昨日食べてみたいと思っていたホットドッグを買いたかったが、ないので1階のカフェで昼食。
今度は最初からミルク入りのコーヒーをオーダーした。

ぶらぶらしながら大聖堂へもどる途中で、これも気になっていたアートギャラリーへ寄ってみた。
この建物の造りが六本木にオープンした国立新美術館にとても似ている気がする。
あそこまで凝ってはいないけど、外面の曲面の感じやエントランスを入った感じが似ているな。
中の展示室は無料なのでぶらぶら眺めていたら、娘から携帯に電話が入る。
(娘がたまたま2台持っていたので今日だけ1台借りていた)
待ち合わせ場所を決めて、またまた大聖堂へ戻る。ここは振り出しみたいな場所だなあ、クライストチャーチのへそ。

昨日とは違うショッピングモールへバスで移動。$2.5。結局なにも買わずに戻ることにする。
ぎりぎり2時間以内にシティへ戻れたので、レシートみせて復路は無料。
(この意味はNZ紀行(その2)をご覧ください)
このシステム使えるじゃん。

娘と二人今日はバスに乗ってホストの家に向かう。2日続けての訪問はちょっとずずうしいかとも思ったけど、あまりにいい人なのでそれに甘えてしまったのと、先方はそんなに気を使うわけでもないので、こちらも自然にしたほうがよかろうと、そいうことで。
食事も(たぶん)普段通りっぽいし(量は多めに作っているとは思うけど)、はりきってもてなし料理を作らないので、かえってこちらも気楽に接することができる。
家に行くと、ピーターはどこかに行っていないし(月曜はいつもそうらしい。これも普段の生活のまま)
逆の立場だと、絶対張り切るし用事は断って早く帰るよね、まちがいなく。
いろいろ学ばせてもらうことが多い、親子ともども。
楽しいひとときを過ごして、いよいよ別れのときがくる。
家の前でピーターを別れのハグをして、「日本で待ってるよ、ぜひ来てね」
ホテルまでケイトに送ってもらってハグ。「娘をよろしく」と。
娘とも(日本じゃできない)ハグをして「あと4ヶ月だけど元気で帰ってきてね」
「明日のオークランドがおとうさん(の語学力じゃ)超心配」
とうれしいような恥ずかしいようなことを言ってくれるじゃないの。
それだけ娘が成長したのと、こっちが年とったってことなのか。
いずれにしろ大感激の一日であった。

NZ紀行(その3)

昨晩夜半より降り出した雨は、どんどん激しくなり、不安を抱きつつ寝たのだが、朝7時に目覚めてカーテンをあけると、あちゃあまだ降っている。
午前中はひとりでぶらぶらしないといけないし、雨だし、いまいちのらずにぐずぐず支度をして8時半頃ホテルを出発。
近くのカフェに入り朝食。meat cheese pie がおいしそうに見えたので、それとコーヒーをおねえさんにオーダー。
ところがおねえさん、なんだか尋ねてくる。
「テイクアウト」
と聞こえた(気がした)ので、「no, i have it here」
と応対、おっ出だし好調。
さらに「xxxxx?」と聞いたので、勘で
はは〜ん、カップの大きさを聞いてきたのだなと判断して
「small one please」と言うと、「いや、そうじゃなくてxxxxx?」
「いや、そうじゃなくて」 の部分は顔付きからそのように判断したのだが、そのあとが何を言っているのかさっぱりわからない。
ならば「ポテトもごいっしょにいかがですか?」しかないなと思い、「no thank you」と返した。
おねえさんはそれで納得したようで、準備にかかり始めた。
うん、これで正解だなと安堵して席についてできるのを待つことにした。
そのとき、突然質問の意味がわかった。
「ミルクはいれるのですか?」と聞いていたのだ。そういや「ミウク」と言ってたな。
ん〜、精進が足りない、その通りだ。
がんばります。
カフェの話だけで終わってしまった、すまん。写真はそのカフェ。

NZ紀行(その2)

ホスト宅でのティータイムの後午前11時頃に、宿泊するホテルまで送ってもらい、仮のチェックインを済ませる。
娘といっしょに町をぶらぶら。
大聖堂、カンタベリー博物館、公園、トラムなど。
一通り町の名所はなぞる。昼食はアートセンターの屋台でケバブ。
これがまた、量が多い。
街の中はさすがに寒いので人通りは少ない様子。

ここから、観光地ばかりでは面白くないので普通の店を娘に案内してもらうことにした。
まずは、本屋へ。
入ったチェーン店の本屋は、中に文房具なども置いていて見ていてディスプレイも見やすくていい感じ。
こちらでは本が、バーゲンセールの下着のようにカートにがさっと投げ込まれて何冊20$!みたいに売られていてびっくり。
本の表紙なんて傷んじゃってるけど、安くで読めりゃいいじゃんみたいな。
新刊は日本よりも若干高い印象。話題のハリーポッター最終刊が30$(約3000円弱)
それではニュージーランドの雑誌でも買おうと、ぱらぱら見ていると、価格がユーロで表示されているものがある。なるほど、すべてが自国で作成しなくても、同じ言語圏であれば、問題なく販売できる。英国編集のものあって、コンサート情報に場所:Londonと書かれているものも平気で売っている。ニュージーランドでロンドンの情報をもらっても仕方ないが。
3冊ほど雑誌を購入。
続いてバスに乗ってモールへ行く。

クライストチャーチで鉄道といえば長距離のことで、近郊での移動はバスしかない。
こちらのバスは面白くて、例えばモールまで行くのに$2.5前乗車先払いで払うとレシートくれる。2時間以内に戻ってくる場合は、このレシートを見せれば無料になる。(まあ、モールに行って2時間で戻るのは現実的ではないが)

クライストチャーチでも、商業施設の郊外大型化が進み、車で来てそこで一日過ごすというスタイルの店が増えているらしい。食料品、雑貨、衣類、電気製品、食堂、映画館などが揃っている。規模はかなり大きい。
入った食料品売り場は倉庫のような作りで、大容量が安価に手に入れられる。野菜などすべてキロ売りで、現在野菜価格高騰中の日本から考えると驚くほど安い。肉も大きな塊販売でこれが安い。
乳製品(チーズ、ヨーグルトなど)は種類も量も豊富。
ホストのお宅にも巨大フリーザにアイスクリームがどっさり在庫されていた。

ニュージーランドの街中を歩いたり、このモールの中でもよく見かけるのが「sushi」の看板。寿司のテイクアウトの店なのだが、こちらのsushiはほとんどが巻きずしのことである。巻いている中身はサーモンやツナなどの他にアボガドとかもあるらしい。

夕方になったので、娘の携帯でホストへ連絡。車で5分ほどのモールまで迎えに来てもらい、自宅でディナをご馳走になる。
チキンのグリルとマッシュポテト(量が泣きそうなくらい多い。もちろんうれし泣き)野菜(ニンジン、名前は失念したが見た目は白いニンジン、カボチャの付け合わせ)1プレートにすべて乗っているシンプルなものだが、とてもおいしい。感謝!=ほんとにうれし泣き。
せめてもの恩返しに、iBookでskypeをしたいとのことで、セッティングをお手伝い。
webカメラもつないでOK。
またホテルまで車で送ってもらい就寝。

Sunday, July 29, 2007

NZ紀行(その1)


会社の夏休みを利用して、ニュージーランド留学中の娘に会いに急遽NZへ旅立つことになった。7月28日 関空18:30出発のNZ098便にてクライストチャーチを目指す。定刻通り順調なフライトを終えてクライストチャーチへ降り立つ。
関空から約11時間30分、結構長旅である。
日本は梅雨も明けつつあり盛夏だが、南半球のこちらはまったく逆の季節なので冬である。
暑い日本から避暑気分でいけるなと思っていたが、避暑はしたが避寒したくなるぐらい寒い。
セータにジャンバーを着ても寒し。

空港のゲートから出ると、娘とそのホストマザー、娘のクラスメイトや学校の先生二人から熱烈な歓迎で迎えられた。
これって、成田に降りた来日スターの気分?
実は、たまたま日本で通っている高校の先生が同じフライトで、NZの生徒を激励に訪れたのと重なっただけのことで、僕が歓迎されたわけではなかった。(←当たり前)
皆さんと挨拶を済ませ、ホストマザーが運転するTOYOTA HILUXにて自宅へ。
ホストの自宅は2階建ての広大なお宅。ここで娘をいれて4人で生活している。人口密度低いわ。
ケイト(ホストマザー)がお茶の準備をしてもらっているところへピーター(ファーザー)が帰宅。どちらもたいへん気さくで見るからにいい人。
この人たちがホストでよかった。
まずは一安心。娘ともジョークを言いながらホントにうまく接してくれている。

ところが、
彼らが言っていることが全くわからない。

1回でわかることは皆無で、何度聞いても理解できないことがたくさんある。
ショックである。
この1年結構リスニングを中心に英語の勉強をしてきたつもりである。
その自身がガラガラとくずれてしまった。
しかし娘はわかるようで、間にたって通訳してくれる。
メイクをマイク、トゥデイをトゥダイと発音するのは有名だが、それ以外にもどうも訛りっぽいのがあるようだ。
その日の最後の方で話をしていたら、ほんの少しだけわかる単語もでてきた。
まだまだ精進しないといけないということなのだろう。

Sunday, July 22, 2007

京都市美術館

京都市美術館『 フィラデルフィア美術館展 』鑑賞。
名前を聞くと誰でも知っている有名画家の絵が多数展示されていて、見ていてとても楽しい。館自体がやや狭いので、ゆったりという感じではないが、予想よりは空いていて、割と自分の見たいペースで見ることができた。モネ、マネ、ドガなどの印象派画家のコーナー(入り口近く)が断然人気が高くて、この部屋だけはゆっくりとはしていられない。
僕も印象派は好きだ。近くで見ると、筆でシュシュと書いているだけなのに、ある距離離れてみると、とたんに風景や素材感がばしっと自分の感覚と合う瞬間がくるのがわかる。それが快感。
僕は特に、水面が好き。特にモネの描く水面はいつもすごいと思う。よくこんな風にとらえることができるなあ、と思ってしまう。

Sunday, July 15, 2007

祇園祭と舞妓はん

近畿地方を台風が過ぎ去り、ようやく青空が見え始めた頃の、長刀鉾の様子。
これは四条通が歩行者天国になる直前の5時半頃に撮影した写真。
人出がぐんぐんと増してきて、歩くのにもかなりのストレスを感じる。保存会の皆さんもほっと胸をなで下ろしたことでしょう。明日の宵山はかなりの人出になりそう。

この写真を撮る前、久々にカミさんと映画を見に行った。
それは、
『 舞妓Haaaan!!! 』
笑えます。
かなり面白い。
客席も満員、映画終わって出てきたらロビーにも次の上映待ちでさらに長蛇の列。
京都が舞台で、なじみのある知ってる場所がばんばんでてくるので、さらに楽しい。
カップ麺会社に勤める舞妓オタクの男(阿部サダヲ)が、御茶屋遊びがしたい一心で仕事に燃える。
それがなんだかとんとん拍子にことが運んだり、思わぬ邪魔をされたり。話はどんどん荒唐無稽の展開へ突き進む。とにかく娯楽に徹したお馬鹿映画だけど、説教や説明臭さがなくて、それがいいのだ。
もう上映終盤かもしれないので、未見のかたはぜひこの機会にどうぞ。
損はしません。

Sunday, July 08, 2007

本の表紙

僕は本を読むとき、たいていブックカバー(本屋で付けてくれるヤツ)を付けない。
レコードジャケットでもそうだけど、中身を鑑賞するときパッケージもあわせて眺めていたいのだ。これを今読んでいる、聞いているっていうことがイメージとして一体になっているから。(一体にしておきたいから)
で、これ『話しことばの花束』(好本惠 著)
この本に身内が若干関わっているのだけど、ぜひ読むときには表紙も眺めながら読んで欲しい。絵織物を写真撮影してそれを表紙に使っているのだけど、これがとてもきれいである。(←身内バカ?)
中身についてはこちら

一部言葉を修正しました(2007.7.9)

Friday, July 06, 2007

デジカメ

僕のCANONのデジカメが最近調子が悪い。
そろそろ買い換えてもいいかなと思って、店に見に行った。
いろいろみて思ったのだが、最近のコンパクトタイプはファインダーが付いていないのがほとんどである。液晶の画面を見ながらシャッターを押すのである。
これは困る。
普段は近眼の眼鏡をかけているので、ファインダーだと問題なく見ることができるのだが、液晶画面は近いので(老眼でもあるから)見えない。
ぼける。
そのたびに眼鏡を外すか、ずらさないといけない。
唯一ファインダーが付いているのが、CANONのixyぐらい。あとはほぼ絶滅。
(ファインダーのような)余計なものをとっぱらって、コストを下げて、液晶画面を最大限大きくした方がいいのだろう。
「きみまろズーム」で売っているPanasonicのモデルも液晶しか付いてない。きみまろさん、ホントにそれで見えてますか?
このあたりメーカはどう考えているのだろう。

Tuesday, June 26, 2007

SUNTORY 金麦

最近テレビを見ていて「おっ」と思った。
何におっと思ったかというと、このCMに出演している女性にである。
見たことあるようなないような、どうやらわざと顔がはっきりと見えないように写している。少なくともメディアに出まくっている高好感度なタレントではない。美人ではあるけれど、すれていない庶民的な雰囲気もあって知的な顔立ち。
同時に印象的なのが、この商品のパッケージの色=地が紺色、麦の金色の組み合わせ。これが知的でクールな印象を与え、女性の雰囲気ともマッチしている。
電車にも広告が貼ってあるのだが、これを見てもこの女性、やっぱり見たことあるようなないような印象は変わらず。
制作者の術中にはまってしまっている。
しばらくそんな状態が続いていたのだが、たまたま一緒にテレビを見ていたカミさんが、このCMを見て「誰これ?」と聞いてきたので、ネットで調べた。もうしばらく知らずにそっとしておきたかったのだが。
この人、壇れいさんだったのですね。
『武士の一分』見ました、映画館で。
時代劇のメーキャップだったし、なじみの薄い女優さんなので、顔の印象がまったく合致しなかった。

最近一番気になったCMでした。

(追記)
先ほどCMを見たけど、結構顔大きく写ってたね。
あれ?思いこみかな。

Sunday, June 24, 2007

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

娘が友達とショッピングに行くというので、ダイハナ(ダイアモンドシティハナ)まで車で送っていった(←親バカモード)
ちょうど今バーゲンセールシーズンで、しかもかなりの雨ということもあってか、道路はたいへんな渋滞で駐車場へ向かう左車線はちょ~だの列。なんとか右車線を走って、近くで車を停め大急ぎで降りてもらう。
そこから四条河原町へ向かったのだが。これまた渋滞。
なんとかたどり着き、車はカミさんに渡して乗って帰ってもらった。

一人でタイトルに書いた映画を見に行く。
行く前に危惧したとおり、ストーリーがなんともわかりにくい。
三部作の三作目なのだけど、前二作をちゃんと見て把握してた方がいいね。
単純に敵味方が割り切れないうえ、目的のために味方のフリをしているヤツや、親との関係など、生者と死者(蘇ったりする)入り乱れて、こっちも大混乱。しかも映画が長くてとちゅう気を失うところもあり、ますますわからなくなる。
ただ映像的には、手抜きしてないし質感や重量感も見事。(『どろろ』とはえらい違い)
特にクライマックスの戦闘シーンは、ものすごい人数が入り乱れての大格闘なのだけど、うまく処理されていて迫力があったしかなり楽しめる。
タイトルバックで席を立つべからず。

美しい庭

昨日のかんかん照りからうって変わって朝から雨。
梅雨なのでこれが正しい姿なのだろう。貯水池も水不足だし。

10日ほど前からだろうか、隣の家が庭を大改装中なのである。昨日の日照りの中、作業者が3名ほど来て一日中作業をしていた。
1年前に、一軒おいた隣人がうちのすぐ隣の家を購入された。そこで、二軒分の庭をひとつにつなげて拡大しているわけ。元々花を育てるのが好きな方なので、一部駐車スペースを残すけどあとはすべて花壇になる予定。
特に、庭に植えてある桜の木は、毎年見事に花を咲かせるので、入学を迎える近所の家族は必ずこの木の下で写真を撮る。
どんな庭になるのか楽しみである。
しかも隣なので、自分の庭のように見えるし。
そういえば、実家のある御影の家も隣の方がその隣の家を購入されて広大な庭を構築中である。

なんだかなにもせずに得してる気分だ。

Sunday, June 17, 2007

レコード・コレクターズ

レコード・コレクターズ 2007年 07月号 [雑誌]
「レコード・コレクターズ」が創刊25周年記念特集として、5月号で「60年代ロック・アルバム・ベスト100」、以降6月号で70年代、7月号で80年代が組まれている。
この特集が楽しい。さすがに60年代はそれほど思い入れがないのだが、気合いの入っていた70年代は自分の思いとはかなり隔たりがあった。そこで7月号の80年代。
これがほとんど異議無しのベスト100なのである。あまりに突っ込みどころがなさすぎて逆に面白みがないくらい。
そこでもう一度よく考えてみた。
80年代は僕が働き始めた年代であり、自分の自由にかなりのお金が使えた。
だから、がんがんレコードにつぎ込んでいた。
買うときにガイドにしていたのが「ミュージック・マガジン」であった。
そいうことか。
「ミュージック・マガジン」と「レコード・コレクターズ」は同じ出版社の雑誌であり、編集内容がかなり似通っている。その雑誌で良いと言われるアルバムを買っていた可能性が高いわけ。
なのでその雑誌が選ぶベスト100を僕も気に入ってよく聞いていたのだな。
なんだか踊らされていたようで、少し面白く。
まあ、でも選ばれているベストにはホントに異議ないです。

Saturday, June 09, 2007

新人歓迎会

金曜日の晩、僕の課に配属になった新入社員の歓迎会があった。
職場のある彦根市で飲んだ後、JRに乗ってわが家の京都(駅で言うと向日町駅)を目指す。彦根駅から向日町までは約68kmある。京都駅まで新快速電車に乗って約45分、ここで各駅停車に乗り換える。
ところが
乗り込んで座席に座りiPodを聞いていると、次第に酔いが回り...意識が...
ふと目を覚まし、窓外をみていると、ん~?なにやら見慣れない風景が
ぎゃおー
「次は新大阪~、しんおおさかあ~」
ヤレヤレ、こんなに寝過ごしたのは初めてだよ。
確かにちょっと飲み過ぎたしなあ。
で、この写真は新大阪からUターンして、高槻駅で撮影したもの。
深夜12時をおおきく回っているが、人が多いこと。週末の夜だしね。

ハンカチ・メモリアル・スタジアム

Yahooニュースを見ていてこれを見つけた。
早稲田大学の斎藤佑樹投手が、高校時代にこの球場で投球した記念に命名するのだとか。
記事によると地元産業の「ハンカチ」と彼のニックネームにちなんでのことらしい。
もう、なんでもありね。
一方の「ハニカミ」の方も、着ている青いウェア(yonex)に問い合わせ殺到だとか。

球場は老朽化して利用数の伸び悩みが、一部解消しているそうだが、長続きはしないでしょう。
ヨン様の冬ソナツアーもとっくに閑古鳥だし。
あまりな安易なフィーバーぶりはどうなんでしょう。
とりあえず目先の利益ってことか。

Sunday, June 03, 2007

Joe's Garage

夏の匂いを感じる六月になった。
今日、カミさんは友人とパッチワーク関係の外出、娘は吹奏楽クラブで高校へ。
僕は京都四条界隈へ外出。

京都シネマの会員を更新。
ついでに以前から頭の隅で気になっていた『ボンボン』を見る。
アルゼンチンの映画であるこれの専用サイトには
「世界一ついてないおじさん、ラテン版わらしべ長者」などの惹句が書かれているが、これは大げさだろう。主人公である52才のおじさんは失業中だが、世界一ついてないわけではなく、世界中に大勢いいる似たようなおじさんの代表だろうし、わらしべ長者のように大金持ちになるわけではない。
もっとひっそりした、心優しい小さな話だと思う。良くも悪くもいかにもミニシアター系の映画って感じ。
なんと言ってもこのおじさんの表情がとてもいいのだ。プロの俳優ではないらしいが、たしかに演技している感じはまるでなくて、少し困ったような優しい顔が映画全編を貫いている。
もうひとりの主人公である犬も、同じようにいい血統にもかかわらず自信のなさげな風情がいい。
それと荒涼としたアルゼンチンの風景がそこに重なる。水道の配管1本買いに行くのにたぶん100km以上走ってるんだろうね。そんななかで物語が少しずつ始まる。
このおじさんは、車が故障して困っている女性を助けたことから、犬を譲り受けることになる。
家族からは大非難されるが、困ったような顔をするだけで捨てることもできない。
ところがこの犬がドッグコンテストで優勝を狙える素晴らしい犬だったことで、おじさんに対する風向きが変わってくる。
大きな感動はないけど、ほんわかする作品だ。

その帰りに新品・中古レコードショップ「Joe's Garage」へ。
四条通大丸の向かいにあるんだけど、全く知らなかった。
お店に人に聞いてみると、20年来京大の横で営業していたが、この四月に今の場所へ移転したのだとか。
この写真は、買ったCDを入れてくれる袋とチラシである。
店の名前(フランク・ザッパのアルバムタイトル)とこの絵柄(ウォーホールのバナナ)が示すように、とても嗜好が明確な店で、まさに僕の嗜好とドンピシャ(←死語?)
中古と新品のアナログ盤、CD、DVDがぎっしりと並んでいる。
海外ロック系、ジャズ、日本のロック系で主に70年代~80年代がメイン。
うひょ~なんてうれしい店。バッチグー(←完全に死語)
あっという間に2時間半も居座っていた。
それで2枚購入して、写真の袋に入れてもらったわけ。
その内訳は
バッキンガムス1967年のデビューアルバム、ピエール・ムーランズ・ゴング1979年のアルバム。
われながらへんな組み合わせ(ブラスロックの先駆けとヨーロピアンプログレ)だなあ。

Sunday, May 27, 2007

原因発見!

以前からパソコンの調子が悪かったが、さらに昨日は不調が進み、ファイルを編集していても途中で何の前触れもなくすぐおちてしまう。
怖くてホントに使えない状態。

なんでか考えてみた。

そういや、CPUの温度と箱内のシステム温度をピコピコ表示している画面を、すこし前に自分のパソコンで見たことがあるぞ。
昨日の京都はめちゃくちゃ暑かったし、ひょっとしてそれが関係あるかも。
ということでさっそくマザーボードのユーティリティソフトをダウンロードして状態を表示させる。
そうすると、CPUの表面温度が摂氏100度を超えていることになっているではないか!
いくらなんでもそんなことはないだろうし、もう一度そのソフトを使って設定と表示をやり直す。

それから、とりあえず1回も落ちることはなくなった。
これが原因だったようだ。

ギター弦張り替え

ようやくギター弦を張り替えた。
数年ぶりに弾いてみると
指痛い...

ここでケースにしまうと、すぐに数年が経過してしまうので、今回はちょっと耐えてみよう。
そのためには何かの目標がないと続かないので、弾けそうな曲を探すとしよう。

Saturday, May 26, 2007

夏近し

今日みたいに暑くなってくると、夏が近づいていることを実感する。
夏がくると聞きたくなるのは、The Beach Boys、サンバ、沖縄音楽である。僕の場合。

ということで、本日外出時のiPodは次のラインナップ
The Beach Boys『Little Deuce Coupe』
Caetano Veloso『Livro』
ネーネーズ『IKAWU』
ひゃ~夏だなぁ。って感じ。
ビーチボーイズのこのアルバムは車の曲ばかりを集めたもので、ビーチボーイズ節炸裂のかっちょいいアルバム。
久々の『IKAWU』を聞いて気づいたのは、ベーシックは記憶以上に民謡寄りだったってこと。
なるほど、沖縄民謡にポップなふりかけを少しかけたってことね。これがとてもおいしかったことを改めて発見。バランスが難しいね。

知人に頂いたドイツ土産のチョコレート(本文とは関係ありません)

Monday, May 21, 2007

読むべきか読まざるべきか

さとなおさんのコラムで紹介されていたアイン・ランド著『水源』がとても面白そうなので、図書館で借りた。
予約した本を引き取に行ってびっくり。
なんて分厚いのだ、しかも2段組!
そうであることはあらかじめ知ってはいたが、現物を前にしてひるんだ。
これはどう考えても2週間では読めない。
これを毎日の通勤で持ち歩くのか。

ということで、掛かり始めるかどうか悩み中。
長い休みに集中してかかった方がよいか?

Sunday, May 20, 2007

パソコン不調

このところデスクトップのパソコン(Windows)が不調である。
自作なので、部品を取り換えながら延命を図ってきたが、使っている途中でいきなり電源が落ちる。
かなり致命的な症状。怖くて使っていられない。
原因不明なので、修理もできない。
ファイルもこまめに保存しているが、編集中に突然おちるとファイルそのものが壊れてしまい開かなくなるケースもある。
いま困っているのが、音楽ディスクのデータベースである。
なぜか壊れてしまい開かない。
僕が30年以上に渡って買い続けているレコードやCDの全リストをデータベースにまとめたもの。
少し前のバックアップファイルがあるので、そこまでさかのぼってデータを追加すればなんとかなるものの、ショックは大きい。

新しいパソコンを買ってもいいのだがもったいない気もする。
ゲームを全くやらなくなったので、性能的にはいまのもので十分だし、今後も性能アップの必要性は低い。
Vistaに変えることも考えていないし。(周辺機器がVista対応ばかりになったら考える)

しばらくは、いまこの文章を書いているiBookと併用しながら、様子見だな。

Tuesday, May 15, 2007

不調な日の過ごし方

GW疲れが今頃きたのか、どうも今日は調子が出ない日だった。
まあそういう日はなにをやっても気が晴れないので、ジタバタせずにやり過ごす。
仕事を休むわけにはいかないので、できるだけ楽しい仕事をかためて処理。
で、定時になったらさっさと帰る。

休憩時間、友人と「いくつまで生きられるか」という、なんだか重たい話で盛り上がる。
友人の知り合いで、定年退職してすぐに病気で亡くなった人がいるそうだ。
わりとよく聞く話でもある。
その方は、彦根から大阪まで何年も遠距離通勤しながら家族のために働いて、それがやっと終わったと思ったら体調崩して亡くなったと...あまりにも悲しい。

やっぱり仕事だけではダメだよな。
とか、少なくてももう半分以上は生きてきてるし、残りの方が少ないよな
これまでなにやってきたのかな
とか、不調な日はやっぱり内省的な方向へ思考が走るようだ。

Sunday, May 06, 2007

ロジャー・ニコルス

GW最終日は雨で、あしたから仕事もあることなので家でダラダラ過ごす。
2時からFM大阪で山下達郎のラジオ番組を聞く。
なんだかとても久しぶりである。

今日は、60~70年代に活躍したライターでシンガーでもあるロジャー・ニコルス特集。
3週連続してやっていた特集の最終回だったので、ヒットしてない曲の特集だったが、いや~ほれぼれするくらい良いメロディだなあ。
(有名曲ではカーペンターズの「雨の日と月曜日は」「愛のプレリュード」などの作者)
やっぱり天才...
これだけすごい人なのに、自身のアルバムは1967年に1枚しかでていなかった。(当然時代を代表する素晴らしいアルバム!)が、噂には聞いていたけど1994年に2枚目のアルバムを発表していたのは本当のようだ。
ところが、まったく市場にでている痕跡がまるでないのはなぜだろう?
GoogleやAmazonで検索しても全く引っかからない。
すでに幻となっているのか?
どうなっているのかぜひ教えて欲しいものである。

Saturday, May 05, 2007

ギター弦

娘が高校の吹奏楽部に入部したので、最近うちでもクラリネットの練習をよくやっている。
それに刺激を受けて、この数年ケースからだしたことすらないマイ・アコースティックギターを出して弾いてみた。弦が錆びていて、指先が赤茶色に染まった。
まずは弦を張り替えようと思ったが、替えの弦すら在庫無し。
家の近所には楽器屋がないので、やっぱ今ならネットでしょう。
しかし、そうすると早くても手元にはいるのは日曜日か、へたすりゃ休み明けになってしまう。
せっかく思い立ったのに、ここで気がそがれてしまうとやる気も失せるので、どこか近いところで入手できないものかと思案。
結局、仕事帰りにJR膳所駅で途中下車、そこから大津PARCOの島村楽器へ直行。
閉店ぎりぎりだったのでかなり早足で歩き、寸前のところで間に合った。

買ったら安心しちゃって、まだ交換していない。

Wednesday, May 02, 2007

本日は出勤

大連休の中日である今日は、出勤。
かなりの社員が有休で休んでいるので、オフィスもとっても静か。
毎日こんな状態だと、仕事もはかどりそう。
電車や道路も空いていて、通勤も楽ちん。
明日から連休後半戦(しかし二日間出勤予定...)

Tuesday, May 01, 2007

連休4日目

今日は朝から雨模様で、肌寒い。
昨日の夜に決めた本日の予定通り、まずは大阪ガーデンシネマにて『神童』
映画の日なので1000円である。
いとうれし。
いまひとつ、ねらいが中途半端な印象。それと映画音楽が、やや主張しすぎにも思える。
この映画は、神童と呼ばれる13才のピアニスト(成海璃子)と、音大を目指す普通のピアニスト(松山ケンイチ)の交流を描いていいるのだけど、軽い小粋な映画にするのか、感動的な作品にするのか、映画のねらい所が絞り込めていないのでは。だから見ててもどうも落ち着かない。
もっと面白い映画になったと思うのだけど、惜しい。
(写真は今日の映画館が入っている梅田スカイビル)

雨も小康状態となり、天保山へ移動。(写真はサントリーミュージアム)
5/6まで「ダリ展」開催。
会場へ入ると、うわっすごい人。
作品の前は大行列で、進み方がのろいのろい。
あまりにいらつくので、列から外れてその外側をすたすた早足。見たい絵の時だけ立ち止まる。
「壊れた橋と夢」が印象的。それにしても不気味な悪夢系の絵が多い。
わりと小さい作品も多いのは意外だった。
人の多さに鑑賞意欲が減退したので、早めに切り上げて館内のみやげ物屋へ。
ここが結構面白い。海外の文房具やおもちゃ系が置いてある。
またしょうもないものを買いそうになる。あぶねーあぶねー。

最後に梅田丸ビルのTOWER RECORDへ。
ここではあっという間に2時間経過。品揃えが多いし試聴盤も多いので楽しい。
体力が持てばもう2時間ぐらいはいられそう。
結局ボサノバ系を2枚購入して帰宅。

Sunday, April 29, 2007

絶好の釣り日和

今年のGWは途中5/2、3、4が出勤予定なので、前半が4連休である。
今日の日曜日は、唯一予定していた釣り堀での鯉釣り。
西大路駅前の飲み屋のマスターと、そこへ集う同じ会社の同僚(部署はバラバラ)5人の合計6人チーム。
この釣り堀は僕の家から車で10分と便利な位置にある。

馬鹿話をしながら、ちょびっとアルコールも入りつつ(しかも朝の8時から)青空の下で、ウキを見つめる。
僕にとって最適なストレス解消手段のひとつである。
ひとりで釣りもいいけど、大勢での釣りも楽しい。

釣果は2匹でブービー賞だった。

Friday, April 27, 2007

くりぃむナントカ

月曜日の深夜に放映されているこの番組、今週は、ゲストメンバーが観光地に赴き、そこに仕掛けられた「ちょっとおかしなこと」を当てる、という企画だった。
バラエティ番組なので、そのちょっとおかしなことっていうのはたいていがみえみえなことで、それを笑いながら流し見るってかんじなんだけど、最終問題でちょっと驚いた。
出演者も正解できなかったのだけど、視聴者(←僕のこと)も全く気がつかなかった。
その答えとは、
ゲストに国生さゆりが出演していたことを、カメラアングルや立ち位置、ビデオ編集で最後の一瞬まで、見事に画面から消し去っていた。競演している他のタレントは、もちろん彼女が同じようなゲストとして出演していることを知っていたわけだが、まさかずっとフレームアウトしていたことに気づかなかったってこと。
彼女はもちろん知っているから、写らないような位置に立って、必要以上にしゃべらないようにしていたらしい。
あとから言われると不自然なことがあって(声が入っていたり、誰が答えたかわからない正解がいきなり出ていたり)結構伏線まで張られていた。
まじで、驚いた。

蛇足ながら、この番組が好きなのは、MCの大木優紀さんと前田有紀さんのバトル企画が面白いからです。

Wednesday, April 25, 2007

緩衝地帯

近年どんどん人里へ降りてきて、農作物へ被害がでている野生のサルやイノシシ対策として、山と人間の間に緩衝地帯を設け、そこに牛を放牧する試みが始まったらしい。
この地帯がどういう理屈で対策になっているかの詳しい説明は、そのニュースには書かれていなかったが、なかなかいいアイデアだと思う。
柵で囲ったり、脅しをかけるのではなく緩衝地帯で「緩やかに」分けると。
ん~、人間にも応用できるのではないか?
国境の間に誰のものでもない場所を設定して、緩やかに分ける。

欲深いから人間は無理か。

Sunday, April 22, 2007

どんどん読みたいけど

こちらは読まれるのを待っている本たちである。
もう何ヶ月も前に購入して、そのままおいてけぼりになっているのもある。
僕は本を読む速度がめちゃくちゃ遅いので、がんばっても年間50冊程度しか読めない。
特にこのところ、すぐ眠気に襲われて通勤電車の中で目をあけてられない。
今週読んでいるのはジェフリー・ディーヴァーの『魔術師』これは2段組500頁超の翻訳ものなので、読みごたえたっぷり。
このほかにまだ買っていないが読みたいのがいろいろある。
最相葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』、椎根和『平凡パンチの三島由紀夫』、森見登見彦『走れメロス』、ジョン・スタインベック(竹内真の新訳!)『チャーリーとの旅」などなど
ああ、はやく読みたい!

誕生日

本日は誕生日で49才となった。
なんだか月日のたつのは早いもんで、どえらい年齢になってしまった。
来年50才!
孔子曰く「五十にして天命を知る」なんだけど、
四十越えても不惑どころか、惑い続けてふらふらなのにねえ。
天命を知るどころじゃないよ。

というのが自分の生き方だ、ということをせめて認識して生きていけばいいのかな。
と思う誕生日かな。

Wednesday, April 18, 2007

拳銃

日本とアメリカで拳銃を使った事件が起きた。
ヴァージニア工科大学で起きた銃乱射事件で使われた拳銃は、犯人が合法的に購入したものだそうだ。
弾丸50発と合わせて、7万円足らずで買えてしまう。
あれだけ殺傷能力の高い武器が、こんな値段で取引されている。
自分を守るために必要だと言う理由で、銃廃止は一向に進まない。
こんな事件があったとしてもだ。
銃社会は、護身と攻撃の微妙なバランスの上に成り立っている。自分が先に放棄できない、怖くって。
核兵器も同じようなバランスの上で存在し続けている。
他人には廃棄させても自分は持ち続ける。
一度持ち始めると、なくすことは難しいなあとつくづく思う。
日本ではまだ、一般人が拳銃を持つことは希なのでそこまでの事件は起きていないけど、そういう社会へ向かう危険性は秘めている。

さらに、アメリカの事件で心配なのは、欧米社会に生きる韓国人、ひいてはアジア人全体が差別やバッシングを受けること。911テロのあとでアラブ人というだけで、嫌がらせを受けていたことが思い出される。
今回も大きな事件だっただけに、それがとても心配。

Thursday, April 12, 2007

SONGS

4/11からNHKで始まった新番組「SONGS」第1回目のゲストは竹内まりや
30分番組だけど、竹内まりやがたっぷり映像で見られるのは初めてなので、おじさんたちはうれしい。
この中で流れる曲を聴いて、あらためて彼女の作曲センスの良さを再認識。
日本が誇る優れたポップスクリエータの一人だね。女性ではトップじゃないかな。
流れるような美しいメロディー。そのどれもがハイクオリティで素晴らしく、歌もうまいし容姿も美しい。(日本一美しい52才)
新しいアルバムも楽しみ。
実はこの数年、一番ライブを聴きに行きたいアーチストが竹内まりや。ライブやらないかな。

旦那の山下達郎のインタビューもあるのだけど、かたくなに顔をさらさない映像(肩から下だけとか、さっとカメラが流し撮りするとか)に笑った。

Monday, April 09, 2007

お経ハーモニー

穏やかに晴れた日、下の娘の高校入学の日。
近所の桜の木の下で記念写真を撮って、朝八時に出発。
京都市内の多くの高校が今日入学式なので、同じ中学校出身者がバスに乗り合わせる。
制服がまったく身についていないのが初々しくて、それが春を感じさせる。

娘が入学する高校は仏教系の学校なので、式のなかでお経?を何度か唱える場面がある。
このときに吹奏楽部が伴奏として演奏するのである。
吹奏楽部がお経の演奏をすると聞いても、なんだかピンとこないと思う。
普通お経の後ろで鳴っているのは、鐘と木魚ぐらいで、人の声は勝手な音程で発生するものなので、それが逆に不協和音のうなりのような不思議な状態で聞こえるものだ。
そんなお経が、まるで賛美歌のような、西洋的なハーモニーとして調和して聞こえる。
楽譜にもちゃんと表すことができるだろうし、たぶんどこで演奏しても同じように聞こえるはず。

他でこういう場面に接することがないので、これが特別なことではないのかどうかよくわからないが、僕にとっては初めての体験だった。

Sunday, April 08, 2007

2007年本屋大賞発表

4月5日に今年の本屋大賞が発表された。
大賞は予想通り(期待通り)佐藤多佳子の『 一瞬の風になれ』
読み終わると、この感動と面白さをぜひ人に勧めたくなる、そんな気持ちが強くわいてくる本であることは確か。
全3冊だが、あっという間に読み終わる。

意外だったのは、2位が森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』だったこと。
得点だけを見ると、大賞とかなり接戦である。逆に2位と3位がわりと開いている。
確かに面白い小説だけど、一般受けするかどうかは微妙な気がする。でも斬新さはピカイチなので、そのあたりのがお勧めポイントなのかもしれない。
個人的には万城目学『鴨川ホルモー』がもっと上位にきてほしかった。(6位だった)
本屋大賞のサイトにある、店頭ポップ対決もとても楽しい。
僕が気に入っている京都駅の三省堂のポップも素晴らしくて、行くのが楽しみになるほど。
いまの一押しはなんだろう?

コンタクトレンズ大捜索

昨日、神戸の実家にいっていた。
トイレからでたカミさんから
「コンタクト落ちたかも。ちょっと鏡、鏡。」というSOS。
鏡を見ながら目玉をぐりぐりまわしながら探したが、白目には無いという。
カミさんも、娘も、義姉さんもコンタクトレンズだから心得たもので、その場で立ち止まりしゃがみこんでまずは自分の周囲の床をチェック。
下手に歩き回ると踏んづけて割ってしまうからね。

すぐさま自然と捜索体制が組織される。おお、素晴らしいチームワーク。

ライト班。光を横から当ててキラっと光らせる部隊(僕のこと)
しらみつぶし班。匍匐前進により、もれなく床上をスキャンしていく(義父のこと)
爆弾処理班。たたまれたタオルに紛れ込んでいないか、慎重に解体していく。(義姉のこと)

のこり三人は体に付着していないか、慎重にチェックしながら、犯人の足跡をたどる。
えーっと何の話でしたっけ?

約15分、これだけの体制による必死の捜索にもかかわらず見つからない。
だれもがあきらめかけた。
1万円の出費は覚悟した。
しかし、へんだ。
6人の総力を尽くした捜査でみつからないはずはない。

僕「本当に白目にないのかっ」
カミさんもう一度白目をチェック。

あった。

...

体制解除。

Saturday, April 07, 2007

最近買った雑誌

このところ急激に気温が下がり、冬へ逆戻りしていたが、昨日あたりから暖かさが戻り桜も一気に満開へ。
すこし前になるが、最近買った雑誌をご紹介。
文藝 2007年 春号 [雑誌]
河出書房新社の「文藝 恩田陸特集」
全体の半分以上に「恩田陸」を展開。ファン必携の一冊。
全作品紹介があり、とても助かる。
読んでない本多く、とても困る。

もう一冊は
レコード・コレクターズ 2007年 04月号 [雑誌]
「ミュージック・コレクターズ 2007年4月号」
大滝詠一の『Niagara CM Spacial 30周年』特集。なかなか大滝詠一はメディアに登場しないので、ひさびさの再会がうれしい。当時の裏話が書かれていて楽しい。しかしよく覚えているなあ。
ちょっと前にムーンラダーズもCM音楽ばかりのCDをだしたばかり。
短い時間に「実験」を盛り込むという、ミュージシャンにとってある意味とても貴重な場所ということがわかる。それらが自分の次の作品へつながっていく。
そういう意味でCM音楽あなどれない。

Friday, March 30, 2007

帰国しました

4泊6日という駆け足日程でニュージーランドへ行っていた、カミさんと娘が無事帰国。
初日、霧のためにオークランドへ行ってしまうというトラブルがあったが、その後は割合順調で過ごせた模様。
現地に留学中のもう一人の娘とも、楽しい時を過ごせてよかったよかった。

ニュージーランドはかなり(住んでる)日本人が多く、お店に入っても店員が日本人だった、ということもしばしばだったようだ。なので言葉で困ることはなかったけど、たまに英語で話しかけられると、kiwi english(オーストラリアと似た発音)なので、非常に聞き取りにくい。
ハードな自然環境には今回訪問していないが、ニュージーランドと言えば「そのままの自然」なので次回行くときは(僕も行くぞ!)そちらの探訪をしてみたいとのこと。

留守番していた僕もトラブルはなかったし、まずはよかった。

Wednesday, March 28, 2007

植木等さん死去

クレイジーキャッツのメインボーカルとして、数々の名曲を世に送り出した。
僕は物心つく頃、植木等を真似て体の前で手をぶらぶらさせて「スーダラ節」を歌っていたそうだ。
人前で歌った初めての歌かもしれない。
毎週楽しみにしていた牛乳石鹸提供「シャボン玉ホリデー」
「およびでない、こりゃまた失礼いたしました!」
バラエティなど見ることのなかった僕の父親も、この番組だけはなぜか楽しみにしていて、結構涙を流しながら笑っていたことを思い出す。
1960年代に公開されたの植木等主演の映画「無責任シリーズ」
リアルタイムには見ていないけど、大学生のころ、昼間や深夜にやっていて、これがまた好きだった。たいらひとしとかって役名で登場する植木等が、お調子者で口八丁、なぜかするすると出世していくサラリーマンを好演。ミュージカル仕立てで楽しい。
植木等的音楽
こちらが植木等のソロアルバム(CD)。1995年。
プロデュース大滝詠一。「ナイアガラ・ムーン」「FUN×4」も歌っている。


僕が持っているクレイジーキャッツのアナログ盤。
大滝詠一監修編集による、ホントのベスト盤である。購入したのは1986年。

ご冥福をお祈りします。

Sunday, March 25, 2007

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

24日午前中は家族の旅行トラブルで自宅に待機していた。
それもなんとかなったようなので午後から外出。
京都シネマ(四条烏丸)でタイトルに書いた映画を鑑賞。

劇場でのコンサートの公開生放送ラジオ番組の最終回の模様を、楽屋や舞台を細かいカット割りで楽しく見せてくれる。
このあと劇場も取り壊されることが決まっており、出演者やスタッフともそんな感慨を胸に向かうのである。
このコンサートが面白くって、ライブ感(生放送もしているのでなおさら)がものすごく伝わってくる。
司会者が大活躍する。進行を仕切るのは当然だけど、途中で頻繁にはさまる地元の企業の広告で歌手と一緒にジングルを歌ったり、自らも舞台で歌ったりするのである。
この俳優がものすごくいい。
映画をしっかり真ん中で支えている。
このコンサートで演奏されるのがカントリー・ミュージックなのだが、日本ではなじみが薄い。
歌っているシーンもたっぷりあるので、隣のおばさんほとんど寝てたね。まあ仕方ないか。
アメリカでは非常に根強い人気があると聞く。最近僕もすこしだけ興味がわいている。
出演歌手役のメリル・ストリープの娘が、普段は楽屋で読書をしているのだけど、最後で番組時間合わせのために、急きょ舞台で歌うことになる。普段かけている眼鏡をはずして、ショールをぱっとかけて舞台へ上がるのだ。
このシーンがとてもいい。しかも歌が上手いし声がいい。(その女優が実際に歌っているのかどうかは知らないけど)
ひとつ気になったのは、天使がでてきて自由に歩き回るのだが、この役は本当に必要なのか?
そこだけやや疑問あり、だけど楽しい映画であることは間違いない。

Saturday, March 24, 2007

霧のクライストチャーチ

昨日から6日間の予定で、カミさんと下の娘がニュージーランドへ旅行にでている。
進学前の隙間をねらってこの時期に渡航して、1月から留学中の上の娘に会うため。
23日の夕方5時半に関空から出発して、今日の午前8時(現地時間)クライストチャーチに降り立ったと思っていた。

朝の8時過ぎに電話。
カミさんの焦った声で「トラブル発生!霧で空港に降りられなかった。飛行機はオークランド空港へ降りた!」
市内の大聖堂前で娘と待ち合わせの約束をしているが、連絡がつかない、なんとかせよ、と。
あれま!
今回は僕の休暇が取れなかったので、思い切って、かなり思い切って二人で海外へ送りだしたのだが。
今まで僕も遭遇したことのないアクシデントである。
しかもあとで聞くと、1月から全く霧など下りたことがない、と言う。
朝起きたら霧が立ちこめていたので驚いたらしい。

急いでホストファミリーの家に電話をかけて、事情を説明。大聖堂前で待っているはずの娘に連絡してもらうよう依頼した。
しばらくすると娘から電話がはいり、すでに母親たちが泊まる予定のホテルへ行って、彼らが到着しているかどうかを確認していた。
こっちのあたふたをよそ目に、なんと落ち着いた対応で頼もしい。
わずか2ヶ月だけど、しっかりしてきた(←親ばかモード全開)
その後、日本組も国内線でクライストチャーチへ向かい、再会を果たすことができたようだ。

おっと、気がつきましたか?
さらりと「急いでホストファミリーの家に電話をかけて、事情を説明」と書いたが、もちろん英語で説明したわけである。
実を言うと、ホストのお母さんの言うこと(kiwi english)全くわからなかった。
がっくし。
とりあえずこちらの言いたいことを説明(したつもり)
娘に聞くと、どうやらうまいこと伝言されていたようで、ちょっとだけ気分を持ち直した。
精進いたそう。

Friday, March 23, 2007

遠回り帰宅

仕事からの帰宅途中、神戸付近で起きた人身事故の影響でJRが大津駅にて停車。動き出す目処は立たないとのこと。
このまま待っていても、それが30分なのか1時間なのかわからない。
それならばと、別ルートで帰ることを決意。
徒歩で京阪浜大津駅へ、京阪で三条まで移動。そこから徒歩で阪急四条へ。

三条京阪駅から三条大橋を渡り、すぐに左へ。珉珉(字あってたっけ?)の角を右折、王将を通りすぎ木屋町通へ。
な、なんだ?すごい人、人、人
木屋町通に若い人たちがあふれている。時期からすると、卒業式はもう終わっているだろうし、追いコン?謝恩会流れ?
入社して5年ぐらいは、僕らもここで騒いでいた。
木屋町、先斗町、祇園に繰り出して飲んでいたっけ。縄手通りのスナックもよく行ったなあ。
なんだか久しぶりに見た、こんな大騒ぎ。
しかも、ここは『夜は短し、歩けよ乙女』の舞台でもあって、そんなシーンも甦ってきて、なんだか得した気分。
人をよけながら高瀬川沿いに下って、阪急四条駅へ。そこから阪急にのって桂まで。
結局家に着いたのは、会社をでてから4時間が経過。
おとなしく停車した車内で待っていたほうが、早かったかも。
でもそれでは、木屋町通を歩いていないわけで、まあよかったね。

Wednesday, March 21, 2007

鴨川寮

昨日、丸太町の鴨川沿いにあるキリンビールの保養所で一泊。
カミさんの姉さんのご主人が勤務されている関係で借りることができた。僕の家族と、姉さんの家族とそのご両親。僕だけ仕事の後で寄ったので、到着は7:30をまわっていた。
聞くと、8時までに食事をして食器を片付けて欲しいと。
あれま、あと20分しかない。
キリンビールぐびリ、かにほじり、茶碗蒸しぱくつき、赤だしすすり、いくら飯もぐり。

完食。

味わうヒマなし。
この写真は翌朝6時半頃に起き出して、鴨川縁を散歩したときのもの。
鴨川沿いの景色はとても京都らしくて好き。
朝はコート着ていないとまだ寒い。

今日はお彼岸なので、このあと綾部までひとっ走り、片道2時間。
昼間になると車で走っていても窓全開が気持ちいい。春が来たなあってかんじ。
墓参りすませ、2時半帰宅。

Sunday, March 18, 2007

最近購入したCD

最近買ったCDで印象的だった2枚を紹介。

Ry Cooderの新作『My Name is Buddy』2007年
My Name Is Buddy
これは何かのストーリーをもったコンセプトアルバムのようだ。ジャケットからして猫の話?
まず真っ先に浮かぶのは、クーダーが初期の頃に戻った、という印象。
カントリーテイストが全編をつらぬいている。そしてテックスメックスのアコーディオン、Okinawa旋律など、よく聞くといろんな要素がつまっていて、そのあたりは彼の幅広い音楽経験が十二分に生かされた佳作である。もうひとつの要素としてVan Dyke Parksの参加も見逃せない。彼の参加でさらに深くアメリカンルーツミュージックを展開している。

もう一枚は、The Outlawsの1976年発表のセカンドアルバム『Lady in Waiting』
ギターを中心にしたアメリカ南部ロックであるが、レーナード・スキナードほど泥臭くなく、複数のエレキギターのアンサンブルとイーグルスばりの爽やかなコーラスを聞かせる、なかなかのもの。ただ印象的な曲が少なくややものたりなさも感じる。70年代~80年代にかけて活動。
Lady in Waiting

Monday, March 12, 2007

この時期に雪

勤務地である滋賀県彦根市は、関西の中では雪が多い地域として知られている。
今年の暖冬でほとんど雪が降らず、道路に積もったこともなかったのに、今日駅に降りて驚いた。

道路まで積もってるじゃん!

べちょべちょなので、雪用のタイヤでなくても走れるけど、なんで今...
この週末にタイヤをノーマルに変えた人も多かったのでは?(←自分のこと)
京都では全くその気配もなかったので、油断した。

Thursday, March 08, 2007

増上寺 子育て地蔵

2/24~25に東京へ行ったときに、東京タワーへのぼった話を以前書いた。
東京タワーのすぐ近くにある増上寺で撮影した写真がこれ。
「子育て地蔵」と言うらしい。
なぜかたくさんの地蔵さんがみんな、色鮮やかな風車を持っている。
風が吹いていたので、一斉に風車が回っていた。
目を奪われた。

そしてその地蔵さんの後ろ姿がこれ。
この帽子をかぶせられた頭のラインが、妙に可愛い。
ほっぺたがぷくっとふくれているところもグッド!
手抜きされずに、帽子を結ぶひももきっちり締められているし大事に手入れされていることがうかがえる。その律儀さがなんとも微笑ましくって素敵。

Sunday, March 04, 2007

濃い二日間

この数日体調を落としており、咳が止まらない。
そのなかで、昨日は親戚の法事で綾部へ。
法事なので宴席が設けられるのはわかっていたが、楽ちんな車で行った。
数年前のお葬式も同じ時期で、寒くてストーブのそばを離れられなかった記憶があったけど、今年はなんだか暖かくってお墓へ行くのも上着はいらない。


ここで体調不良を意識して休むと、風邪に押し切られそうなのでふんばります。
それで今日は、美大へ通っている姪の卒展見学に京都市美術館へ家族で行った。
昨日以上に暖かくってしかも好天、きょうも上着はいらない。バスの中なんて暑いぐらいで、窓全開希望。
かなり広い会場に学科ごとの作品を展示している。
いろんな作品が一挙に見られて楽しい。
姪の作品は、この7年間で書きためたファッション画を1ページ1点ずつにうまく編集して年代順に並べたもの。
まず、7年間描いていたっていうのがすごいね。絵がかわいっくて楽しいし、同じような質感で本にまとめているのがいいアイデアだと思う。そのときの自身のエピソードや世間の出来事が添えられている。自分史になっているわけ。さすが、卒制にぴったりじゃない。
映像の展示もけっこうあったのだけど、映像は時間のしばりがあって見る側で時間を自由にできないので、どうしても敬遠してしまう。残念だけど。


そのあと、大阪・阿波座へ移動。
最近気に入っている空気公団のライブ-1年ぶり。
50人はいれば満席となる喫茶店「martha dining-cafe+goods」にて至近距離ライブ。
あいかわらず無欲なバンド、活動自体もマイペースを堅守しているし。
おいしい食事といっしょに楽しいひとときだった。あらためて山崎さん、壊れそうで儚げないい曲つくるなあと思う。

なんだか、楽しいものをみて好きな音楽を聴いたら、体調が回復しているみたい。しめしめ。

Monday, February 26, 2007

東京

久しぶりに東京へ行ってきた。
今回の目的は、高校のクラスメートに会うこと、姉の個展(銀座)会場へ顔をだす、ということ。
僕はもう20年以上京都に住んでいるが、大学を卒業するまでは東京に住んでいた。なので学生時代の友人の多くは東京近郊に住んでいる。
夜つきあってくれたI君、T君ありがとう。楽しいお酒が飲めました。
新宿西口で土曜日の6時に待ち合わせしたんだけど、そのものすごい人波に圧倒されて気分が悪くなった。
東京ってこんなに人が多かったっけ?
新宿・渋谷も学生時代よく行ったが、もうあのときの感覚がかなり薄れたのかもしれない。代々木の某予備校にも通ったことがあるので、朝の山手線のラッシュも経験してるんだけど...

土日の二日間ということで比較的時間が自由にできたので、日曜日には最近オープンした六本木の国立新美術館に行った。
まず、館の外観の曲線のフォルムが美しい。(黒川紀章設計)外のガラスが全部水平になっていて、なんていうか松ぼっくりのような感じに見える。でもこれってガラス掃除ができないだろうな。そのあたりは何か別の工夫があるのだろうか。



エントランスを入ると、逆円錐型というか、下の方が面積の狭いコンクリートの造形が目に飛び込む。
この上に喫茶店やレストランがある。これがなんとも不思議な感じでとても面白い。
また館内の床が板張りなのも珍しい。一階は黒っぽい板が使われていて落ち着いた雰囲気。窓越しに差し込む光ととてもうまく調和している。
二階は明るい色の板が張られていて、少し雰囲気に変化が生まれる。
現在開催中の企画「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」、「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」も見応え十分で何時間でも楽しめる。
体力は必要。



その前に東京タワーへも行っていた。30年ぶりで展望台へ上った。
楽しいね高いところは。
この写真は増上寺からiPod Loungeのように撮影したもの。

Sunday, February 18, 2007

久しぶりに新京極

昨日は京都の観光地として有名な新京極通りをぶらぶら。
Movix京都で映画を1本鑑賞。

「幸福な食卓」
入場券売り場で良さそうなのを探すと、ちょうど今から始まる、瀬尾まいこ原作のこれを見た。
率直に言って、いい映画・まじめな映画ですね。主演の北乃きいが可愛くまじめな主人公を好演している。彼女の彼氏役が勝地涼で、こちらも好感のもてるいい演技。この二人が爽やかでほほえましい。
さほど説教臭くなく、しかしメッセージもこめてさらりとした映画。終盤の手紙のところで不覚にも落涙。あちこちですすり泣く声が聞こえた。
そんな映画なのだが、なんと観客10名...土曜日の昼。ミニシアター系の上映がスケール的にはよかったかも。大劇場ではちょっと苦しいか。

そのあと、三条通りのJEUJIA(CD、楽器ショップ)へ。
ビル・フリゼールの1999年のCDを購入。
グッド・ドッグ、ハッピー・マン
いつもの浮遊感漂うギターが心地よい。このちょっと変わった音色が好きかどうかでフリゼールの好き嫌いが分かれそう。

その三条通りからずっと南下して四条通りへ。右に折れてジュンク堂書店に入る。
芸術本コーナーでしばらく画集や写真集を小一時間ほどながめ、阪急電車で帰宅。

そして今日は家族といっしょに再び新京極へ。
喫茶店で昼食を食べたあと、別行動に。
僕は一人で、JAPONICA(レコード屋)~JEUJIA(←しつこい)へぐるっとまわる。

JEUJIAでは管楽器をながめる。試奏ブース内で中学生女子がトロンボーンの試し中。しばらく見ていたが、あまりに怪しすぎるのでそこそこにて退散。
特に購入品はなし。
クレープ屋へ前で再び家族と合流。バナナメープルを食べてから帰宅。

Wednesday, February 14, 2007

わが家の受験期間が終了

二番目の娘の高校受験が、本日の合格発表をもって終了した。
いやあ、結構疲れた。世間一般的にみれば、家の中はそれほどピリピリした 感じではなかったが、それなりに受験モードにはなっていたと思うので。

それでも本人が一番たいへんだったし一生懸命やったと思うので、褒めてあげたい。
ごくろうさん、高校生活を思いっきり楽しんで欲しい。
僕の40数年の人生で、高校時代はやっぱり一番かけがえのないものだったように思うから。
成長期で感受性が強いので、そこでの経験は影響が大きいし、中学生時代より外界との接触も格段に広がるしね。

なにはともあれ、ほっとした一日だった。

Monday, February 12, 2007

サイトリニューアル

cafe Niagaraリニューアルしました。

先ほど旧データをごっそりと入れ替えた。今回は結構たいへんだった。
ただし今後の変更はやりやすいようには考慮したつもり。
サイトの構築にはDreamweaver  MX2004を使っているのだけど、今回は今まで使っていない機能も使ってみた。

一番時間がかかったのが、2月8日にもメモに書いていた、Amazonリンクをすべてのデータに貼り付ける作業。
今後は追加データにだけ発生する作業なので、当面はなんとかなりそう。
横のLINKからcafe入店下さい。

また今後ともボチボチですがよろしくお願いします。

三省堂の包装

先日京都駅の三省堂で本を買った。(東海林さだおの『パイナップルの丸かじり』)
「カバーはご入り用ですか?」
「いいえ結構です」(これまでもブックカバーはすぐに外しているので)
「袋にお入れしましょうか?」
「??、...いえ結構です...」(まあ1冊だけなのでいらないかなと)
そうすると、書店員さんは本の間にレシートをはさんで、あとは輪ゴムを本に巻き付けて、...以上。
完全に包装を廃止している。これで十分じゃない。カバーや袋は、早ければ帰宅途中で公共のごみ箱に捨ててしまうので、僕にとってはいらないものだった。しいていえば店内の万引き防止のための購入証明のようなものだったので、書店側がOKなら全然問題なし。
どこの書店もこうして欲しいなあ。

Thursday, February 08, 2007

Amazonリンク

サイトリニューアルも大詰め。デザインはできて、 現在は本やCDのリンクをAmazonへつながるようにせっせと書き換えている。
そのリンクを設定するのに、こんな便利なサイトがあったのだ。(僕が知らなかっただけ) → G-Tools
商品を検索して、画像の大きさとかの設定項目を入れるとAmazonリンクを自動的に作成してくれる。
あとはそれをHTMLに貼り付けるだけ。
それでも書き直す件数が多いとかなりの重労働。
なので、少しずつ完成していくとうれしいものである。

Tuesday, January 30, 2007

Windows VISTA

やっと発売されたが、いまのところ乗り換える予定はない。
どちらかというと新しもの好きで、これまでも新OSが発表されるたびに注目してきたし、歴代Win系OSも会社と自宅でほとんど試してきた。
3.1、95、98、ME、NT、2000、XP 
XPで動作自体はかなり安定していたし、それ以外の目新しさということで見ても、MACにはやはり見劣りする。
乗り換える楽しい魅力がないこと、これを快適に動かすためにハードウェアも追加投資(または買い換え)が必要になると思われる、というのが気乗りしない理由である。
2005年に iBookユーザになったので 、美しく楽しい=MAC、仕事=Win という、僕なりの使い分けができてしまった。
圧倒的シェアによる豊富で安価な周辺機器とソフトウェアで、今回どれだけVISTAが売れるかは注目しておこう。

Sunday, January 28, 2007

Stop Motion Drums and Piano

You Tube をつらつらと見ていて、面白いものを発見。
タイトルが「 Stop Motion Drums and Piano
全く演奏できない二人が適当に音を鳴らしてるシーンを編集でつぎはぎして、見事な競演を演出している。
おそらく、編集作業にトンでもなく膨大な時間を費やしているハズ。
よくやるわ。
でもすごく面白い。次回作品を期待しよう。

Tuesday, January 23, 2007

Google Blogger

数ある無料ブログサイトで、この「Blogger」は、
広告がない、既存テンプレートのデザインがすっきりしている、他サイトと比べてカスタマイズの自由度が高い。
など、わりと気に入っている。
もうちょうい、他と比較してみよう。

ところで、日曜日にNHKでGoogleの特集をしていたが、改めてGoogleのすごさに鳥肌が立った。
Google Earthでもびっくりしたが、全世界の出版物も取り込んでしまうとは...
世界征服も目前だ。

Sunday, January 21, 2007

リニューアル計画中

遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。
このデザインに替えてしばらくたつが、若干飽きてきたことと、このメモ欄の更新作業が結構面倒なので、デザイン変更を計画中。現在は構想段階で、色遣いをかえようかなとか、ブログ形式にしたらどうかな...など。
本メモ欄は、要するに「日記」なので形式としてはブログが最適と思われる。自前のサーバを持っていないし、今のところこれからも持つ予定がないので、そうなると既存のを使うしかない、とうことでいろいろな「無料」ブログを試験中。既成のものなのでデザインやレイアウトはある程度制限されてしまうが、作業が軽減されるほうが大きい。メモ欄だけをブログへ移行して、本、音楽はそのまま残すかも。二つがうまく融合するかが問題。