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Sunday, February 27, 2011

クライストチャーチ

大地震の知らせは、22日の夕方にカミさんからのメールだった。
かなり大きな地震が起きたらしい。
聞いた時はさまかこんな大災害になっているとは想像していなかった。
4年前に長女が約1年間ホームステイしていた街でもあるのだ。そのホストファミリーや、友人たちは幸い無事だった。
ステイ中にボクもここを訪ねている。(こちら参照
こじんまりした街で、とても居心地が良い。
古い建築物(その代表が半倒壊した大聖堂)と新しいもの(アートギャラリーのモダンな建物)がバランスよく並んでいる。アート関係の施設もたくさんあり、公演や広場では毎週末マーケットなども行われている。
ニュージーランド全体で治安が良いし、そんなこともあって留学生も多い。娘からの話では、クライストチャーチは中でもアジア圏の人も多く住んでいて、反アジア感情も少なくすごしやすいようだ。

あの阪神淡路大震災の1995年当時は、まだ携帯電話もインターネットもなかった時代である。
始めている人はいたが、まだまだ一般的には普及はしていなかった。
ボクの両親や姉が神戸で被災したが、電話しか確認する手段がなくて、その電話も何時間もつながらなかった。
いまではネットを通じて、facebookやGoogleの被災者確認サイトで素早く安否の確認ができる。
しかし、それも周辺の動けるひとだからそれができるわけで、被災地の中心では人間が救いをさしのべるしかない。それは時代動向にかかわらずそうなのだろう。

一刻も被災者が救われることを願い、そしてまたあの美しい街並みが戻ることを信じている。

Monday, February 21, 2011

CHASKA茶屋町

あたらしくオープンした「MARUZEN & ジュンク堂書店」に行ってみた。
リアル書店としては、日本でも最大級の蔵書量との事である。
建物の建築設計は安藤忠雄。

この写真では上部が写っていないが、地上7階地下1階すべてが本屋である。
これはかなり興奮する。
約2時間かけて全体をまわってみたが、疲れた〜。
詳細にはもちろんまわりきれないが、なかなか楽しかったのだ。
電子書籍元年と言われた昨年度に電子端末が一気に市場へ解放されたが、こんなぶらぶら歩きはリアル書店でなければできない。
検索ではひっかからない本を手に取ってながめることができる。
この楽しさは格別だ。

Sunday, February 20, 2011

映画『ハーブ&ドロシー』

京都シネマで19日から公開となった『ハーブ&ドロシー』を見に行く。
じんわりと感動した。
アートにかける純粋な執念がすごい。
それとすごい審美眼。
映画の中で言ってた「わからなくても理解しようとする」
そういうことなんだね。
会場がどっと笑いに包まれた「絵がさかさまだけど」のシーン。
ボクの審美眼もその程度だと思う(特に現代美術はわからない)でも理解するようにしてみよう。
単なる感性だけではなく有る程度の勉強も必要。
ドロシーもハービーから手ほどきを受けたって言ってたね。

もうひとつ印象的だったのが「アートは全て頭の中にある。毎日本を読まなくてもそこにあるだけで幸せでしょう?」
そうなのよ、程度の差は激しくあるけど、ボクもレコード(CD)を持っているだけで幸せ。
しかも自分の意志で一度手に入れたレコードは、何年間聞いてなくても手放したことはない。
レコードは製品なのでコピー品が大量にあるから、アート作品とは価値の差はかなり大きいけど、気持ちとしては似ているところがある。

Sunday, February 13, 2011

ヨーロッパ・ホテル編追加

こちらに追加しました。

早いなあ、帰国からすでに1ヶ月以上が経過。
かなり記憶があやふやになってきているところがある。

Friday, February 11, 2011

映画『キック・アス』

京都シネマへ14:10の上映を見に行ったら、なんと満席。
仕方なく、もうひとつあとの回を購入。
2時間程度時間ができたので、高島屋の「ZARD展」へ。
特にファンというわけではないし、展示されていた坂井泉水が着ていた衣装にはさほど興味はないのだが、上映されていたヒットメドレーのムービーはちょっと感動した。
作家陣やプロデューサのコンセプトがぶれなかったのだろうが、デビュー時からテイストが全く変わらない。当時も特別熱心に聞いてた訳でもないが、しっかり耳に残っているのだ。
それだけ親しみやすくて覚えやすいメロディーなのだな。

さて映画だけど、ストーリー自体はシンプルでばかばかしく荒唐無稽なもの。
目だないしもてない高校生が、ある日ヒーローになろうと決意してそれらしい(けどかなりダサい)衣装を通販で購入。
悪さをする奴らと戦うのだが、もちろん強くない。それでも根性で(というか無謀にも)しつこく続けていたら、こんどこそ絶体絶命というそのとき、さっそうと現れて悪者を次々と皆殺しにしてしまう本物?のヒーローが登場する。
しかも11歳の少女なのだ。
この子がなかなかいいのだ。ナイフや銃を華麗にあやつり、空中を駆けまわって戦う。
そして字幕も伏せ字になるような言葉を使う。
日本だったらこんな役、絶対こどもにさせることはない。
そこのギャップが楽しい。

なんだか今年は見たい映画が続々と上映予定。
すでに公開された都市でかなり好評な『ハーブ&ドロシー』
原作を読んでる『ウッドストックがやってくる』、コーエン兄弟の『シリアスマン』、アカデミー賞最右翼の『英国王のスピーチ』などなど、楽しみ

Saturday, February 05, 2011

ヨーロッパの旅追加しました

年末年始に行ったヨーロッパ旅行記、最終日の9日目まで書き終わりました。
えーと、この後もう少し書こうかと思っております。
ホテル編、鉄道編など計画中です。