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Saturday, July 30, 2011

文芸あねもね

文芸あねもね」という同人誌が創刊された。
同人誌という言葉はもちろん知っているが、ここで改めて辞書を引いて意味をみてみよう。
大辞林 iPhone版 によると
「主義・志などを同じくする人たちが、自分たちの作品の発表の場として共同で編集する雑誌。」
とある。
なるほど、まさしくその通りだなと思った。

この文芸誌を知ったきっかけはなんだったか、twitterで豊島ミホさんに関する書き込みを見つけたからだったか。
長らく作家活動を休んでいた(この活動は臨時営業らしい)豊島さんのブログには、
東日本大震災をきっかけに、同人誌「文芸あねもね」を立ち上げると書き込まれていた。
売り上げは全て議損金として寄付される。
しかも10人の女性作家の物語が収録されて 380円!
安い!
今回は紙の本ではなく、電子書籍のみで出版される。
従来の印刷よりもコストがかからず、手間もたぶんかからないだろう。

この立ち上げの様子が、ブログやtwitterにリアルタイムで書き込まれる。それを見ていると、辞書に書かれているとおりに雑誌が立ち上がっていくのがわかるのだ。
これがなかなか面白い。


出版されて、ボクも購入して読み始めたのだが、
「ちょっと字が小さくて読みづらい」
とtwitterでつぶやいたら、すぐに作家ご本人からいろいろな反応をいただいてびっくりした。
このあたり、作家自身が供給と直結していることも楽しいではないか。
まだまだ始まったばかりのメディアであるが、なんかわくわくしながら見ているのだ。

Wednesday, July 20, 2011

ようこそ OS X Lion

いつものように、突然発売になった。
Macの OS X Lion
ただいま、ダウンロード中であるが、データが重たい上にアクセスが集中してると思われる。
なかなか進まない。
でも、楽しみだなあ
なんせ、Lionである。百獣の王である。
と言っても、中身をあまり詳しくは知らない。
それでもなんだかわくわくしちゃうのがMacである。
業務で使っているWindowsだと、新しいOSがでると憂鬱になる。
基幹システムのOS対応や検証作業が山のようにやってくるから
IT、システム関係の業務を担当している身には新OSはつらいのである

ダウンロードバーはようやく半分まできましたよ

Saturday, July 16, 2011

京都の盛夏

今晩は祇園祭の宵山である。
土曜日の宵山、しかも好天ということですごい人出であろう。
京都の盛夏はこの祇園祭ではないかと思う。
梅雨から、バタンと反転したように、一気に真夏へと切り替わる。今年は特にバタンがはっきりしている。

いつもの英会話教室が終わった後、地下鉄で四条烏丸へ向かった。
途中の京都駅で、どっと人が乗り込んできて、その中には浴衣姿の女性も多い。
四条駅に着いてみると、想像より人出は少なかったが、それでも通常の週末と比較するとべらぼーに多い。
そこから河原町通へ向かって四条通りを歩くのだが、なかなか速くは歩けない。30分ぐらいかかっただろうか。河原町OPAのタワーレコードへ到着。
なにもこんな時にタワレコへ行かなくても、と誰しも思うでしょう。
ボクも思う。
でも行ってしまったのだ、最近行ってなかったからね。
結局祇園祭で見たのは、大丸前の長刀鉾(写真)だけ(毎年たいていそんなもの)

1枚買って、ホコ天になる前に脱出したのだ。
わざわざ行って買ったCDがかなり良かった。
アフリカの超人、フェラ・クティの息子。伝統を引き継ぎながら、現代性も感じる暑苦しいエネルギッシュな演奏。この手の音楽で、トランペットのソロが新鮮。
これ ↓
From Africa With Fury: Rise
Seun Kuti
B004X6J3F0


ついでに言うと、その前にAmazonで買ったこれも、気に入っている↓
大御所ブッカー・T・ジョーンズのハモンドオルガンがかっちょいい。
Road from Memphis
Booker T. Jones
B004S7G6CW


もひとつおまけにこれ↓
どこかの宗教を思わせる、ステージ上のメンバーが全員真っ白な服装である。ポイントはダンサーの3人。さすがにバーン、へんなダンスを踊らせる。一曲ごとに趣向を凝らす。
【日本語字幕入・日本版】ライド・ライズ・ロウアー/デヴィッド・バーン [DVD]
B004WLXU46

Sunday, July 03, 2011

暑い夏にぴったり

毎日暑いね、あちこちでクール××流行りだけど、気分をリラックスして少しでも気持ちよくなろう。

50代ともなれば、なかなか新しいものを受け付けにくくなる。
全く新しいかというと、ベースは1960年代なんだけど、歌っているのは若い世代である。
ということで、最近気に入ってよく聴いているものを少しだけ紹介。

2009年の「Diane Birch」
キャロル・キングの再来と言われているが、ファーストアルバム以降なかなか次がでてこないのが、若干気掛かりではある。
メロディーはなかなかいいね。


そして、「She & him」と「Rumer」の二組のミュージシャン。
この二組がボクの最近のヘビーローテーションなのだ。


She & him は男女二人組であるが、ボーカルのゾーイ・デシャネルは女優としても活動していて、美声ではないがキュートな歌声が魅力的。見た目のかわいさもそこそこってところが好感度高い。
プロモーションビデオの詰めの甘さも、全体的な緩さとマッチしている。
もちろん曲はポップでいい感じ。
2枚目のほうがボクは好き。


Rumerは、少し前にTower Recordでプッシュされていて、店頭試聴して気に入ったのだが、こちらは典型的な美声。
カレン・カーペンターの再来とも言われている(見た目は全然違うけど)
バート・バカラックの「Alfie」をカバーしている。
ビーチボーイズの「The Warmth of the Sun」、ジミー・ウェッブの「The Moon's a Harsh Mistress」なども歌っている。
She & him もブライアン・ウィルソンをカバーしているね。
結局それ(ブライアン)かよ、と言うなかれ。
音楽はこうして新しい世代に引き継がれ、新たなエッセンスも与えられていくのだ。

Saturday, July 02, 2011

7月になって楽しみなこと

ひとつは、MAC OS X Lionが発売になること。
ユーザーインターフェースがiPhone、iPadに接近するということで、ますますAppleイズムは盤石になりそう。

もうひとつは「文芸あねもね」が発売になる。
これは電子版の同人誌である。
東北大震災をきっかけに何かをしたいと集まった10名の女性作家が起こしたもの。
この中に、筆を折って久しい豊島ミホさんがいるのだ。
本人いわく「臨時営業中」だということだが、何はともあれ久しぶりに読めるのはうれしい。
さらに柚木麻子さん、山本文緒さん、宮木あや子さんも執筆陣に名前があるのだ。読んだことがない作家もいるが、そちらもどんな作品か興味があるところ。
「文芸あねもね」は電子書籍パブーで7/15発売です。

以上 7月のささやかな楽しみ二点でした。

道を聞かれること

佐々木俊尚さんのtwitterで知った、クローズアップ現代の書き起こし → 「ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか」http://j.mp/jFQ9u9
東北大震災をきっかけに日本国籍を取得されたのだ。現在89歳である。
60年以上に渡って日本文学や文化を研究されている方なので、日本人については日本人以上に詳しいとも言える。
ちょっとしたことがうれしったり、心に残ったりするというのだが、そのエピソードがいいのだ。
その中に、こんな話がある。
5年ほど前に地下鉄で日本人女性から道を尋ねられたことが、とてもうれしかった。
外国人じゃなくて、ひとりの人間として見てもらえたと感じたから。
尋ねた方は、とくに意識しないでただ行き方を尋ねただけだったのだろうが、聞かれた方にとっては、感動的な出来事になっていつまでも心に残る、ということが面白いのだ。

この放送は残念ながら見なかったのだが、クローズアップ現代は、NHKしかできない面白い番組だと思う。

Friday, July 01, 2011

すでに夏の暑さ

梅雨空はどこへいったのか?
このところ連日の猛暑である。
しかも節電モードで、冷房温度を下げられないのだ。
なんとかしないと、屋内熱中症になりかねない。

節電といえば、ボクの会社でも節電対策をいろいろと打ち出している。
電力消費の多い夏の平日出勤日を減らすために、土曜日出勤月曜休日が設定された。
まあ、わずかに二日だけなので、実質の効果はさほど期待できないように思う。
もうひとつは、昼休憩時間のシフトである。
今日からは、昼休みが12:45〜になる。
通勤時間が長いボクは、6時台には朝食をとってしまうので、昼ご飯が待ち遠しいことになりそうだ。

さて夏を乗り切れるのか?