先週の日曜日は父の十三回忌の法事だった。
そのときに集まった義兄やいとこ、甥たちと、「なぜ紙の書類はなくせない(減らせない)のか」で、ひとしきり盛り上がった。
全員の一致した意見では
「モニターで読んでも頭に残らない。本当に読もうと思えば紙に出力する」ということ。
ん~、なぜだろう?
たとえば大学の論文は、ネットで検索は容易にできて、概要を知ることができる。そのまま詳細を画面でよむことができる。しかし、本気で読む場合は紙に印刷して読むらしい。これは単に、長時間モニターを見つめると疲れる、ということだけではなさそうだ。(もちろんそれも理由としてはあるだろう)
紙のメリットとしては、どこでも持ち運べることがまず頭に浮かぶ。膨大な論文もいろんな場面に持って行けば時間を有効活用することができる、ということもあろう。
でも、それだけではないんだよね。
もひとつの証言は、「パソコンでキーボードをたたいて作成した文書を、紙に出力して読み直すと、モニター上では見つからなかった(気づかなかった)部分を修正できる」
たしかにそうだな、思い当たるところがある。このブログを書いているのは、画面上で囲われた四角の枠の中。これを実際に公開する形にしてから見ると、あちこち瑕疵みつかる。
ということは、そのあたりになにか紙で読むことのヒントがあるのか?
もうちょっと考えてみよう。
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