本屋で、北欧を走る列車についての雑誌をペラペラと眺めていたときに、そういや海外で列車って乗ったことあったかな?と、ふと思ったわけです。
記憶をたどってみて、1回だけあったのを思い出した。
20年以上前に、大学卒業したとき行ったヨーロッパ旅のなかで、ロンドンからパリまでドーバー海峡を渡るのに夜行列車に乗った。
だけどほとんど記憶にないのだ。
ベッドに寝て起きたらパリだった。
ほとんど記憶これだけ...
おしい!あまりに惜しすぎる。
そのあと眠い目をこすりながら、パリのcafeでカフェオレを飲んだ気がする。
写真を撮るなり、日記でも書いていると思い出せるのだが、今さら言ってもしょうがない。
もう一度行ってみたいね。
北欧の列車も楽しそう。
Pages
Thursday, May 29, 2008
Saturday, May 24, 2008
ふたたびYouTube
このところ音楽のYouTubeを見ることが多いのだが、ピーター・ガブリエル在籍時(1970年代初頭)のジェネシスを見て驚いたことがある。
レコードで聞いていたときは、楽器バランスの良いアンサンブルを聞かせるロックバンドという印象だが、ライブビデオでみると、明らかにガブリエルのワンマンバンド。ひとりだけメーキャップして奇抜な衣装をきているが、他のメンバーは普段着。
演劇チックな不思議な振り付けで存在感抜群の歌を歌い、時々フルートまで吹いちゃう。
まさにガブリエルとそのバックバンドという印象。
これじゃあバンドもうまくいかないわな。
ガブリエル脱退後は、それまで日陰だったフィル・コリンズが一気にフロントへ出て、ソロでも大ブレイク。
そっかー、かなり我慢していたんだなあ。
ってことが30年以上たってようやくわかった。
レコードで聞いていたときは、楽器バランスの良いアンサンブルを聞かせるロックバンドという印象だが、ライブビデオでみると、明らかにガブリエルのワンマンバンド。ひとりだけメーキャップして奇抜な衣装をきているが、他のメンバーは普段着。
演劇チックな不思議な振り付けで存在感抜群の歌を歌い、時々フルートまで吹いちゃう。
まさにガブリエルとそのバックバンドという印象。
これじゃあバンドもうまくいかないわな。
ガブリエル脱退後は、それまで日陰だったフィル・コリンズが一気にフロントへ出て、ソロでも大ブレイク。
そっかー、かなり我慢していたんだなあ。
ってことが30年以上たってようやくわかった。
丸善書店
先週木曜〜金曜、東京方面へ出張。
金曜日は朝から関西へ戻りの移動。新幹線にのるちょっと前に、丸の内オアゾの丸善書店へ。
ここのレイアウトは少し変わっていて、廊下のような通路が1本通っていて、片側には本棚、反対側にはなぜか照明を落として薄暗いレジコーナーがずらりと並ぶ。
本棚側は、平積みが全面にでていて、あとは背表紙を見せて並ぶのだが、本棚の背がかなり高い。脚立に登らないと届かない。本の量で圧倒される。
ここで文庫本を2冊購入。
カバーはいらないとというと、全くの無包装。レシートを本の間にはさむだけ。
これはいいですね。(京都の三省堂も以前はそうだったのに、最近は袋に入れられる)
購入したのは『クラリネット症候群』乾くるみ、『ジャズ・アネクドーツ』ビル・クロウの2冊。
ジャズの方は読み終わった『さよならバードランド』と同じ筆者のもの(村上春樹訳、和田誠装幀・挿画も同じ)
バードランドがとても面白かったですね。
ベニー・グッドマンはバンド仲間からもやなヤツと思われていたとか、聞くと爽やかなスタン・ゲッツもドラッグにおぼれる変わり者であるなどの面白エピソードが満載な上に、巻末に付いている村上春樹氏の本編連動のレコードガイドが便利。エピソード読みながらその人のレコードを聴くのが最高だろう。今回買ったアネクドーツの方は、もう少し軽めの単発エピソードが収録されているようだ。
金曜日は朝から関西へ戻りの移動。新幹線にのるちょっと前に、丸の内オアゾの丸善書店へ。
ここのレイアウトは少し変わっていて、廊下のような通路が1本通っていて、片側には本棚、反対側にはなぜか照明を落として薄暗いレジコーナーがずらりと並ぶ。
本棚側は、平積みが全面にでていて、あとは背表紙を見せて並ぶのだが、本棚の背がかなり高い。脚立に登らないと届かない。本の量で圧倒される。
ここで文庫本を2冊購入。
カバーはいらないとというと、全くの無包装。レシートを本の間にはさむだけ。
これはいいですね。(京都の三省堂も以前はそうだったのに、最近は袋に入れられる)
購入したのは『クラリネット症候群』乾くるみ、『ジャズ・アネクドーツ』ビル・クロウの2冊。
ジャズの方は読み終わった『さよならバードランド』と同じ筆者のもの(村上春樹訳、和田誠装幀・挿画も同じ)
バードランドがとても面白かったですね。
ベニー・グッドマンはバンド仲間からもやなヤツと思われていたとか、聞くと爽やかなスタン・ゲッツもドラッグにおぼれる変わり者であるなどの面白エピソードが満載な上に、巻末に付いている村上春樹氏の本編連動のレコードガイドが便利。エピソード読みながらその人のレコードを聴くのが最高だろう。今回買ったアネクドーツの方は、もう少し軽めの単発エピソードが収録されているようだ。
Tuesday, May 20, 2008
ソフト・ロック
GoogleでSalt Water Taffyを検索したらこちらのサイトを発見。
山崎まどかさんのダイアリなのだが、ここに1960年代のソフト・ロックのYouTubeがたっぷり。
夜中なのに次々と見てしまった。
すこし前にロジャニコ40年ぶりの新作を聞いてから、以前にも増してソフト・ロックにはまる日々。
いいなあ、ソフト・ロック。
ボクの場合リアルタイムではほとんど聞いていない。1970年代はロック中心に聞いてたし。
といっても当時の情報収集源であるラジオからは海外のヒット曲が流れてきてたので、記憶にはしっかり残っていると思うのだ。
名前も知らないバンドの曲を今聴いてみると、いい曲が多いのに驚く。
そもそも検索した「Salt Water Taffy」はお菓子の名前でもあるけど、1960年代のグループ名でもある。
山崎まどかさんのダイアリなのだが、ここに1960年代のソフト・ロックのYouTubeがたっぷり。
夜中なのに次々と見てしまった。
すこし前にロジャニコ40年ぶりの新作を聞いてから、以前にも増してソフト・ロックにはまる日々。
いいなあ、ソフト・ロック。
ボクの場合リアルタイムではほとんど聞いていない。1970年代はロック中心に聞いてたし。
といっても当時の情報収集源であるラジオからは海外のヒット曲が流れてきてたので、記憶にはしっかり残っていると思うのだ。
名前も知らないバンドの曲を今聴いてみると、いい曲が多いのに驚く。
そもそも検索した「Salt Water Taffy」はお菓子の名前でもあるけど、1960年代のグループ名でもある。
Sunday, May 18, 2008
いま読んでいる本

北上次郎×大森望の『読むのが怖い! 帰ってきた書評漫才~激闘編』
対談しながらの書評なのだが、「書評家はベストセラーの影に隠れていい仕事をしている人を取り上げないでどうする」という北上の言葉に感銘。なかなか楽しい本。(北上は「本の雑誌」発行人)
ビル・クロウ(村上春樹訳)「さよならバードランド」装丁・挿画は和田誠。ジャズマンであるビル・クロウの回顧録。こちら音楽本だが、ちょっと厚い。人から借りて読んでいる。この2冊を平行して進行中。
その合間に「本の雑誌6月号」「バンドジャーナル6月号」

図書館で借りてきてこれから読もうとしているのが
『世界を変えた6つの飲み物』
『神は妄想である」
楽しみは尽きない。
こちらのコーナーも更新。
Monday, May 12, 2008
キトラ古墳
日曜日、奈良県の飛鳥資料館で開催中の「十二支子・丑・寅」展示会へカミさんと長女と行ってきた。
午前中はそれぞれに用事があって、午後から出発。
ボクの運転で順番に拾って、近鉄向島駅前の駐車場まで。車を置いて、そこからは電車で奈良へ向かう。
奈良は全くの不案内で、電車を乗り間違えたのもあったが、目的地の最寄り駅「橿原神宮前」に着いたのが、向島から約2時間後の3時半。
いやはや、結構遠いわ。
高校生当時東京に住んでいたボクは、修学旅行(当時は京都・奈良が定番)で明日香村を訪れているので、実に30年ぶり。
そこからバスに乗って約15分で飛鳥資料館。
すこし前に放映していた「鹿男あをによし」便乗でもっとそれっぽくなっているかと思ったが、駅前も含めて全くその気配はなし。奈良公園はひょっとしたら、鹿男まんじゅう化しているかも。
その展示を見るのに、60分待ちである。
やれやれ。
行列に並んで、他の発掘物や展示品を見ながらじりじりと進む。何人かずつその部屋に入れる方式。中に入れば比較的ゆっくり見られる。
石室が高湿度でそのままでは保存できないため、壁画部分を剥がして保存する方法をとったらしい。なので、見ることができるのは、子・牛・寅の3枚の剥がした壁画である。
これが意外と小さい。高さ20cmぐらいか。寅の絵が比較的線が残っていて造形がわかるが、その他は子か牛かもよくわからない。
1300年前の壁画...
どれぐらい鑑賞すれば充分なのか悩む。部屋から10分ほどで退室。
他の展示もブラブラと見て、バス停へ向かうと、なんと柏原神宮前行きの最終である。
あぶなっ。
帰りは間違えることなくスムーズに乗り継いで帰宅。
かなりの疲労。
午前中はそれぞれに用事があって、午後から出発。
ボクの運転で順番に拾って、近鉄向島駅前の駐車場まで。車を置いて、そこからは電車で奈良へ向かう。
奈良は全くの不案内で、電車を乗り間違えたのもあったが、目的地の最寄り駅「橿原神宮前」に着いたのが、向島から約2時間後の3時半。
いやはや、結構遠いわ。
高校生当時東京に住んでいたボクは、修学旅行(当時は京都・奈良が定番)で明日香村を訪れているので、実に30年ぶり。
そこからバスに乗って約15分で飛鳥資料館。
すこし前に放映していた「鹿男あをによし」便乗でもっとそれっぽくなっているかと思ったが、駅前も含めて全くその気配はなし。奈良公園はひょっとしたら、鹿男まんじゅう化しているかも。
その展示を見るのに、60分待ちである。
やれやれ。
行列に並んで、他の発掘物や展示品を見ながらじりじりと進む。何人かずつその部屋に入れる方式。中に入れば比較的ゆっくり見られる。
石室が高湿度でそのままでは保存できないため、壁画部分を剥がして保存する方法をとったらしい。なので、見ることができるのは、子・牛・寅の3枚の剥がした壁画である。
これが意外と小さい。高さ20cmぐらいか。寅の絵が比較的線が残っていて造形がわかるが、その他は子か牛かもよくわからない。
1300年前の壁画...
どれぐらい鑑賞すれば充分なのか悩む。部屋から10分ほどで退室。
他の展示もブラブラと見て、バス停へ向かうと、なんと柏原神宮前行きの最終である。
あぶなっ。
帰りは間違えることなくスムーズに乗り継いで帰宅。
かなりの疲労。
Sunday, May 04, 2008
高槻ジャズストリート
毎年この時期に大阪・高槻で行われているフェスティバルである。家からだと30分ほどで行くことができる。こういう催しが大好きなので行ってみた。
阪急高槻市駅の改札をでると、軽やかなギターの音色が聞こえる。
街を歩いていると、サックスの音が聞こえる。
天気は最高にいいしフェスティバルには最高の日。
改札前の路上から、小学校の校庭、ちゃんとしたホールまで47会場で実に多くの音楽を演奏している。(すべて無料)
途中で寄り道しながら、城跡野外会場へ。
地元中学校の吹奏楽部が演奏している、そのまわりではフリーマーケットや食べ物の屋台が並ぶ。
しばらくボーッと聞いてから、市役所のホールへ移動。
金子晴美がピアノトリオで歌う。
いやー、なつかしいな。
1980年代初頭に、彗星のごとくデビューしたよな。彼女も当時大学生だったか?、とするとボクと同世代である。
ホールは満員立見の大盛況。
演奏曲は、スタンダードの有名曲ばかり、こういのが楽しくてフェスティバルにはいいよな。
そのあと隣の小学校校庭会場へ。
こちらはファンク、ロック系統もでている。半プロの人たちのようだ。
ここで遅い昼食とビールをごくり。(なぜかこういう場にでているビールはハイネケンばかり。なぜ?)
なにせ好天過ぎて日差しがいたい。50歳の肌にはちょときついのだ。
そのあと、ぶらぶらあちこちのぞきながら帰途。
夜は、3家族(うち、カミさんの姉一家・両親)と焼き肉のさかいで死ぬほどの肉摂取。
50歳にはこれまたきつい。
Saturday, May 03, 2008
液晶絵画展
大阪・中之島の国立国際美術館で開催中の液晶絵画展を見に行った。
たまたま新聞屋さんに無料チケットをもらったからなんだけど、これが予想以上に面白かったのだ。
その名の通り、絵画のかわりに液晶モニター(またはプロジェクタで壁面に上映)しているもの。
単なる静止画ではなくて、一見すると静物画。だけど、しばらく見ていると微妙に画像が変化している。果物が次第に腐ってカビが生える様子をカメラ(視点)をまったく動かさずに何日も録画したのであろう。それを早回ししている。
このように、定点カメラで水面の波紋、ガスレンジの炎、フェルメール絵画の場面の切り取りなど、いろいろなタイプのものが集められていて飽きずに見られる。
映像的には、液晶でなくブラウン管でも表現は可能だけど、液晶パネルの表現力はここ最近飛躍的に品質が向上している。
しかも、大きな特徴である壁に掛けられるぐらい本体が薄い、大型化・特殊形状(縦長など)も製作できる、など。
やはり液晶でこそできる企画であろう。
たまたま新聞屋さんに無料チケットをもらったからなんだけど、これが予想以上に面白かったのだ。
その名の通り、絵画のかわりに液晶モニター(またはプロジェクタで壁面に上映)しているもの。
単なる静止画ではなくて、一見すると静物画。だけど、しばらく見ていると微妙に画像が変化している。果物が次第に腐ってカビが生える様子をカメラ(視点)をまったく動かさずに何日も録画したのであろう。それを早回ししている。
このように、定点カメラで水面の波紋、ガスレンジの炎、フェルメール絵画の場面の切り取りなど、いろいろなタイプのものが集められていて飽きずに見られる。
映像的には、液晶でなくブラウン管でも表現は可能だけど、液晶パネルの表現力はここ最近飛躍的に品質が向上している。
しかも、大きな特徴である壁に掛けられるぐらい本体が薄い、大型化・特殊形状(縦長など)も製作できる、など。
やはり液晶でこそできる企画であろう。
Thursday, May 01, 2008
『さよなら。いつかわかること』
5月1日は映画の日で1000円。
梅田ガーデンシネマで表題のものを見る。
なかなかいい映画だったですね。
もっと感動→号泣な作品かと予想してたのだけど、涙を絞り出すような演出ではなく、クライマックスシーンは割とあっさり。そこが逆に良かった。
ストーリーは、イラク戦争で亡くなった母親の死をどう娘達に伝えるか、っていう映画。
ほんとにそれだけ。
12歳で思春期の悩みも持ち始めた長女、天真爛漫な8歳の次女(だけど実は大きな悩みもかかえている)
その子供たちとうまく向き合えない父親。
大事なことを言い出せないまま、3人は車で遠くの(何日もかけて)テーマパークへ行くことになる。この小旅行の中で、お互いの心の中を知ることに(もちろん観客も)なって、最後には事実を娘達に告げる。
旅のなかでぎくしゃくしている関係や、抱えている悩みがわかってくる過程がいいですね。
父親役はジョン・キューザック、娘二人は映画初出演ということだ。この娘役(特に長女)がいいですね。
不在の母親がわりを努めようとするしっかりさ勝ち気さと、とはいってもまだ子供であることのもろさみたいなものが伝わってくる。
50歳になったので、夫婦二人で映画を見るといつでも2000円なのだ。
年取るといいこともある。
梅田ガーデンシネマで表題のものを見る。
なかなかいい映画だったですね。
もっと感動→号泣な作品かと予想してたのだけど、涙を絞り出すような演出ではなく、クライマックスシーンは割とあっさり。そこが逆に良かった。
ストーリーは、イラク戦争で亡くなった母親の死をどう娘達に伝えるか、っていう映画。
ほんとにそれだけ。
12歳で思春期の悩みも持ち始めた長女、天真爛漫な8歳の次女(だけど実は大きな悩みもかかえている)
その子供たちとうまく向き合えない父親。
大事なことを言い出せないまま、3人は車で遠くの(何日もかけて)テーマパークへ行くことになる。この小旅行の中で、お互いの心の中を知ることに(もちろん観客も)なって、最後には事実を娘達に告げる。
旅のなかでぎくしゃくしている関係や、抱えている悩みがわかってくる過程がいいですね。
父親役はジョン・キューザック、娘二人は映画初出演ということだ。この娘役(特に長女)がいいですね。
不在の母親がわりを努めようとするしっかりさ勝ち気さと、とはいってもまだ子供であることのもろさみたいなものが伝わってくる。
50歳になったので、夫婦二人で映画を見るといつでも2000円なのだ。
年取るといいこともある。
Subscribe to:
Comments (Atom)