4月のラインナップの最後は空気公団。
大阪では2年ぶりのライブである。その2年前の会場にほど近い阿波座の「Live Osaka Koo'on 空音」
まだ新しそうで、木を基調にしたきれいな会場である。前から2列目のほぼ中央というベストポジション。
チケットはソールドアウト、ざっと見たところ観客は100名あまり入っている模様。
20代後半〜30代前半が最多かな。
今回はメンバー3名のみの演奏で、戸川由幸・ベース(たまにギター)と窪田渡・キーボード、山崎ゆかりの歌。
たまにドラムマシン起動。
あまりにシンプルな編成なので、合わせずらそう。リズム隊って大事だな。
いつ聞いても山崎ゆかりの歌はいい。
癒される、元気になる、はっとする。
歌い上げるタイプの歌手と対極にあって、低い声で語りかけるように歌う。
これがいいんだなあ。
実にいい。曲のよさが生きる。
2年間ライブを見ない間に、山崎ゆかりの歌はさらによくなった。自信が感じられる。
オープニングは「音階小夜曲」で始まった。
まずこれにビックリ、大好きな曲だし、ライブでは初めて聞いた。
そして新旧曲織り交ぜ、メンバーの(いつもどおりの)ちぐはぐなMCもあって約1時間半。
終盤で手違いから観客の手拍子を呼び込んでしまい、山崎ゆかりが「13年やってるけど、これ(手拍子のジェスチャー)は初めて」とのコメントに笑った。いつもは手拍子すらない、静かなるコンサートなのだ。
アンコールは2回、しかも2回目は本当に予定していなかったらしく、お客からのリクエストに応えるようなかたちで「レモンを買おう」と「ハナノカゲ」で終演。
終わるのが惜しい、ああ、もっと聞きたい。
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