以前買った映画の前売り券の有効期限がいよいよ今日までとなって、悩んだ末この映画を見ることにした。
スポーツものの映画にさほど興味がないので、どうかなと思ったが、いやいやなかなかいい作品だ。
1995年ラグビーワールドカップ、開催国特権で出場はするが、予選敗退濃厚と誰もが思っていた南アフリカチーム「スプリングボックス」が奇跡的快進撃。強豪チームを次々と下して、ついには優勝してしまったという実話の映画化。
これだけ聞くと、単なるスポーツ感動物語と思われるがそうではなくて、南アを再建しようとするネルソン・マンデラ大統領(モーガン・フリーマン)と、チームのキャプテン、ピナール(マット・デイモン)の物語なのだ。
27年間服役した刑務所を出所したマンデラは、黒人からの圧倒的な支持を得て新大統領に就任。長年に渡る白人の迫害に耐えてきた黒人らの報復だという声を押さえて「赦し」「融和政策」を唱えるマンデラ。
まずはその崇高な理念と鉄の意志によるリーダーシップに圧倒される。
国内外にその意志を示すために、したたかにいろいろな手を打つ。そのひとつに、自国開催を控えるラグビーワールドカップを利用することに。国内からも見放されていた弱小チームを率いる、フランソワをお茶会に呼んで、自分の考えを述べる。「優勝」を依頼され、マンデラ自身の人間的魅力にも感銘を受けたフランソワは、チームを鼓舞してぐいぐい引っ張ってく。こちらも素晴らしいキャプテンシー。
日本の政治家もぜひ見たほうが良いのでは。理想もなく目前の選挙に勝つことしか目的がない、現在の状況。
ついでに、自国を誇れない自信喪失の日本人(ボクも含めて)も見ればぐっと胸を突くに違いない。
Pages
Sunday, February 28, 2010
Wednesday, February 24, 2010
twitterで
最近twitterでいち早く情報を得ることが多くなった。
例えば好きな作家やミュージシャンの名前を、twitterを使ってみなさんのつぶやきから検索する。
そうすると
「コンサート情報でました」
「サイト更新されていますよ」
「新刊xx読了。泣けたあ」
などの情報がリアルタイムで流れてくる。Googleで検索するよりも知りたい情報が早く得られることもある。
先日も、姪から「小沢健二の神戸公演チケットってどこかで予約できるかなあ」と聞かれた時に、まずはGoogleで検索。
チケットぴあとか、Lawsonチケットのサイトにはリンクが張られているが、どうも見つからない。
twitterで「小沢健二」を入力して検索
すると
「神戸公演チケット先行予約申し込んだ。リンク先は→xxx」など、いくつかヒット。
リンクをたどっていくと、チケット先行予約へたどり着ける。
自身のつぶやきもフォロワーも一向に増えないが、うまく使えば利用価値は高い。
いまtwitterはオリンピックの話題でもちきり。
これもオリンピックで検索しておいておくと、ちょっと目を離した間に100人ぐらいがすぐつぶやいている。
今日のまおちゃんのスケートのとき(ちょうど昼休み)もバンバンつぶやかれてましたね。
ずっと見ているとキリがないが、中にはかなり面白いのもある。
よく言われるように、ネットの掲示板と比べるとあからさまな誹謗中傷はほとんどない。
そういう意味でもなかなかいい仕組みである。
これからも新しいコミュニケーションツールは生み出されてくるのだろうな。
楽しみ。
例えば好きな作家やミュージシャンの名前を、twitterを使ってみなさんのつぶやきから検索する。
そうすると
「コンサート情報でました」
「サイト更新されていますよ」
「新刊xx読了。泣けたあ」
などの情報がリアルタイムで流れてくる。Googleで検索するよりも知りたい情報が早く得られることもある。
先日も、姪から「小沢健二の神戸公演チケットってどこかで予約できるかなあ」と聞かれた時に、まずはGoogleで検索。
チケットぴあとか、Lawsonチケットのサイトにはリンクが張られているが、どうも見つからない。
twitterで「小沢健二」を入力して検索
すると
「神戸公演チケット先行予約申し込んだ。リンク先は→xxx」など、いくつかヒット。
リンクをたどっていくと、チケット先行予約へたどり着ける。
自身のつぶやきもフォロワーも一向に増えないが、うまく使えば利用価値は高い。
いまtwitterはオリンピックの話題でもちきり。
これもオリンピックで検索しておいておくと、ちょっと目を離した間に100人ぐらいがすぐつぶやいている。
今日のまおちゃんのスケートのとき(ちょうど昼休み)もバンバンつぶやかれてましたね。
ずっと見ているとキリがないが、中にはかなり面白いのもある。
よく言われるように、ネットの掲示板と比べるとあからさまな誹謗中傷はほとんどない。
そういう意味でもなかなかいい仕組みである。
これからも新しいコミュニケーションツールは生み出されてくるのだろうな。
楽しみ。
Sunday, February 21, 2010
ミオフー Live Request in 京都
昨晩ミオフーのライブが京都shin-biで行われた。
最近よく同行する、後輩のH君と参加。
ミオフーとは、ムーンライダーズの鈴木博文とバイオリニストの美尾洋乃のユニット。活動を始めたのが『若き水族館員たち』の頃だから1982、3年だ。その時にアルバムをリリースしたのち、長いブランクがあって数年前に2枚目を発表している。
当時から、バイオリン、ギター、キーボードに歌(歌がない曲も多い)という変わった編成で、透明感のある風景画のような音楽を聴かせてくれる。そんな彼らが、最近かなり活発に活動をしていて、「Live Request」という企画を立ち上げた第1弾がこのコンサート。
交通費とご褒美代をもらえればどこへでもでかけてLiveしますという企画。
shin-biというイベント会場は、烏丸四条のcocon烏丸ビルにある。隣はボクもよく利用する京都シネマ。
目一杯お客が入っても50名ぐらいのところに、7割ぐらいの入りだろうか。もったいないなあ、3300円で間近に楽しい音楽が聴けるよ、とみなさんに教えてあげたいところ。でこのライブのことを知り、さっそく後輩のH君に声をかけたら、「行きます!」と頼もしい返事をもらったのだ。
メンバーは鈴木博文が歌、ギター、リコーダー、マウスハープ、美尾洋乃の歌、キーボード、バイオリン、実妹である美尾洋香のバイオリン、鍵盤ハーモニカ、パーカッション。
ほとんどの曲は知っているのだが、新たに歌詞をつけて歌った曲もあって、これが新鮮でもあったが、これこれって感じで腑に落ちる音楽でもあった。特に洋乃さんの歌声が素敵です、なんというかミオフーの神髄であるピュアな響きを体現しているようで。
終演は10時をまわっていたが、心地よく家路へ向かった。
最近よく同行する、後輩のH君と参加。
ミオフーとは、ムーンライダーズの鈴木博文とバイオリニストの美尾洋乃のユニット。活動を始めたのが『若き水族館員たち』の頃だから1982、3年だ。その時にアルバムをリリースしたのち、長いブランクがあって数年前に2枚目を発表している。
当時から、バイオリン、ギター、キーボードに歌(歌がない曲も多い)という変わった編成で、透明感のある風景画のような音楽を聴かせてくれる。そんな彼らが、最近かなり活発に活動をしていて、「Live Request」という企画を立ち上げた第1弾がこのコンサート。
交通費とご褒美代をもらえればどこへでもでかけてLiveしますという企画。
shin-biというイベント会場は、烏丸四条のcocon烏丸ビルにある。隣はボクもよく利用する京都シネマ。
目一杯お客が入っても50名ぐらいのところに、7割ぐらいの入りだろうか。もったいないなあ、3300円で間近に楽しい音楽が聴けるよ、とみなさんに教えてあげたいところ。でこのライブのことを知り、さっそく後輩のH君に声をかけたら、「行きます!」と頼もしい返事をもらったのだ。
メンバーは鈴木博文が歌、ギター、リコーダー、マウスハープ、美尾洋乃の歌、キーボード、バイオリン、実妹である美尾洋香のバイオリン、鍵盤ハーモニカ、パーカッション。
ほとんどの曲は知っているのだが、新たに歌詞をつけて歌った曲もあって、これが新鮮でもあったが、これこれって感じで腑に落ちる音楽でもあった。特に洋乃さんの歌声が素敵です、なんというかミオフーの神髄であるピュアな響きを体現しているようで。
終演は10時をまわっていたが、心地よく家路へ向かった。
Saturday, February 20, 2010
最近の映画
このところ見たい映画がなくて困っている。
いや、困らなくてもいいのだが、実は4ヶ月前にある映画館で使える前売り券を買ったのだが、その期限がもう1週間にせまっているのだ。
その映画館でも話題の『アバター』をやっている。しかし、3D特別料金なのでその券では見られない。
今日もネットで上映作品を調べたけど、どれも、んーって感じなのだ。
考えてみれば、最後に見たのは11月の『THIS IS IT』だな。
なにかないだろうか、面白いの。
いや、困らなくてもいいのだが、実は4ヶ月前にある映画館で使える前売り券を買ったのだが、その期限がもう1週間にせまっているのだ。
その映画館でも話題の『アバター』をやっている。しかし、3D特別料金なのでその券では見られない。
今日もネットで上映作品を調べたけど、どれも、んーって感じなのだ。
考えてみれば、最後に見たのは11月の『THIS IS IT』だな。
なにかないだろうか、面白いの。
Thursday, February 18, 2010
『リテイク・シックスティーン』豊島ミホ
昨日と今日の通勤電車で読了。
この最新作でも、懐かしいけどほろ苦い高校生活が描かれている。そんな苦しくなるような高校生の物語を書かせたら、随一だとボクは思っている。
東北の進学校に通う沙織は、同じクラスになった孝子から「わたしは本当は27歳で、もう一度高校生活からやりなおすために未来から戻ってきた」と告白される。過去に起こした失敗をうまく回避しながら、友達関係にも気を使いながら、もう一度16歳からやり直そうとする。沙織には、その話が本当なのかにわかには信じがたいが、嘘とも言い切れず、ひょっとしたら孝子の妄想なのか、事故の後遺症(中学卒業と同時に大きな事故に遭っていることが、あとでわかる)よくわからぬまま、孝子と親交を深めていく。その二人に、同じクラスの男子2名が淡い恋心とともにからんできて、様々な経験をしていく。随所で読ませる場面があるのだけど、とくにいいのが、沙織と孝子の関係が、ちょっとした心の行き違いから一気に崩れてしまうところ。なんだかものすごいリアリティをもって、胸に迫ってくるものがある。そうだよな、こんな感じで築いた関係って壊れちゃうものなんだよな、とものすごく納得できる。
物語最後では、多いに泣かせる場面があって、通勤時にはちょっとつらかったりもするのだ。
実は本作品が、豊島ミホの現時点では最後の作品となってしまった。
「書けども書けども認められず、稼ぐこともできなかった」と言って、筆を置いて田舎(秋田)へ戻ってしまったのだ。
ボクは大好きな作家だったし、認められないってことはないのじゃないかと思うのだが、そういうファンの思いもうまく伝えられなかったのだろうか。
ショッキングだし、新作が読めないのはなんともつらい。
この最新作でも、懐かしいけどほろ苦い高校生活が描かれている。そんな苦しくなるような高校生の物語を書かせたら、随一だとボクは思っている。
東北の進学校に通う沙織は、同じクラスになった孝子から「わたしは本当は27歳で、もう一度高校生活からやりなおすために未来から戻ってきた」と告白される。過去に起こした失敗をうまく回避しながら、友達関係にも気を使いながら、もう一度16歳からやり直そうとする。沙織には、その話が本当なのかにわかには信じがたいが、嘘とも言い切れず、ひょっとしたら孝子の妄想なのか、事故の後遺症(中学卒業と同時に大きな事故に遭っていることが、あとでわかる)よくわからぬまま、孝子と親交を深めていく。その二人に、同じクラスの男子2名が淡い恋心とともにからんできて、様々な経験をしていく。随所で読ませる場面があるのだけど、とくにいいのが、沙織と孝子の関係が、ちょっとした心の行き違いから一気に崩れてしまうところ。なんだかものすごいリアリティをもって、胸に迫ってくるものがある。そうだよな、こんな感じで築いた関係って壊れちゃうものなんだよな、とものすごく納得できる。
物語最後では、多いに泣かせる場面があって、通勤時にはちょっとつらかったりもするのだ。
実は本作品が、豊島ミホの現時点では最後の作品となってしまった。
「書けども書けども認められず、稼ぐこともできなかった」と言って、筆を置いて田舎(秋田)へ戻ってしまったのだ。
ボクは大好きな作家だったし、認められないってことはないのじゃないかと思うのだが、そういうファンの思いもうまく伝えられなかったのだろうか。
ショッキングだし、新作が読めないのはなんともつらい。
Monday, February 15, 2010
カラオケ
8月に会社を辞めたボクの後輩が、その後すぐに新しい会社に採用が決まり、わずか4日の研修の後上海へとびたったのが10月だった。ちょうどいま、中国は旧正月の休暇に入っており、4ヶ月ぶりに帰国するということで親しい連れ4人で飲みに行った。
日曜日だし早く飲み会を始めよう、ということで京都駅近くの某居酒屋チェーン店に5時に行ったら、まだ開店前だった。それでも開店を待つグループが3組も来ていて、10人ほどが店の前で開場待ち。
居酒屋の前で開店なんか待つの初めてだよ。
このメンバーと行くと、いつも腹がよじれるぐらい笑って過ごす。
天然ボケがいたり、突っ込むヤツがいたり、それをさらにかき回すヤツがいたり、またそこでボケをかましたり、あっという間に約2時間、建設的な話題は皆無。
再就職した後輩が、結局なんの仕事をしているかすら聞くこともなく、アホな話題に終始した。
まだ、7時なのでどうしようかということになって、久しぶりにカラオケに行こう、ということで七条通りのカラオケ屋へ。
イントロが始まるたびに「古すぎだろー」とかやじられながら、次々に歌う。歌ってる最中に店員が飲み物もって入ってこられると恥ずかしくなるぐらい古い歌ばかり。そうです、君たちが生まれるずっと前の歌ばかりですよ。
9時になってカラオケ屋から退散して、駅へ向かう。4人全員が違う方向に帰るので、駅前で「じゃあ、次回はまた帰国したらね」とさっと別れる。
こういう飲み会が年に何回かあるといいな。
また元気に帰ってきておくれ。
日曜日だし早く飲み会を始めよう、ということで京都駅近くの某居酒屋チェーン店に5時に行ったら、まだ開店前だった。それでも開店を待つグループが3組も来ていて、10人ほどが店の前で開場待ち。
居酒屋の前で開店なんか待つの初めてだよ。
このメンバーと行くと、いつも腹がよじれるぐらい笑って過ごす。
天然ボケがいたり、突っ込むヤツがいたり、それをさらにかき回すヤツがいたり、またそこでボケをかましたり、あっという間に約2時間、建設的な話題は皆無。
再就職した後輩が、結局なんの仕事をしているかすら聞くこともなく、アホな話題に終始した。
まだ、7時なのでどうしようかということになって、久しぶりにカラオケに行こう、ということで七条通りのカラオケ屋へ。
イントロが始まるたびに「古すぎだろー」とかやじられながら、次々に歌う。歌ってる最中に店員が飲み物もって入ってこられると恥ずかしくなるぐらい古い歌ばかり。そうです、君たちが生まれるずっと前の歌ばかりですよ。
9時になってカラオケ屋から退散して、駅へ向かう。4人全員が違う方向に帰るので、駅前で「じゃあ、次回はまた帰国したらね」とさっと別れる。
こういう飲み会が年に何回かあるといいな。
また元気に帰ってきておくれ。
Monday, February 08, 2010
冷え込み
このところの冷え込みと疲れ?から、風邪をひいてしまった。
今年は下の娘が受験なので、かなり気をつけていたのだが。
これって、なんだか一度気持ちが折れてしまうといっきに病気って進行しますね。
症状としては全然なんてことない(熱も出てないし)のだけど、気分が病人化してしまう。
いかんぞ、これでは、かといって起きてばりばり活動してもそれはそれで疲れがとれないし、
という中途半端な気持ちで週末をすごしてしまったのだ。
結局すきっとしない。
今年は下の娘が受験なので、かなり気をつけていたのだが。
これって、なんだか一度気持ちが折れてしまうといっきに病気って進行しますね。
症状としては全然なんてことない(熱も出てないし)のだけど、気分が病人化してしまう。
いかんぞ、これでは、かといって起きてばりばり活動してもそれはそれで疲れがとれないし、
という中途半端な気持ちで週末をすごしてしまったのだ。
結局すきっとしない。
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