Pages

Friday, August 13, 2010

納涼古本市

下鴨神社糺ノ森で行われている「納涼古本市」へ行ってきた。
昼間でも薄暗く感じるほど、うっそうとした樹に覆われた糺ノ森。
森見登美彦の『有頂天家族』に登場する狸家族の住み処である糺ノ森。
その奇想天外な設定が、あながち作り事ではないような気持ちになる、なんとも不思議で霊的な場所。

その森の中に広がる膨大な古本たち。
近隣の本好き、特に古本好きな老若男女がここへ集う。
かなり高齢と見受けるじいさまも、「カラの」ころころケースを持ってやって来ている。
買う気満々である。
恐るべし「知識欲」

買い慣れていないボクは、スタート時点から一軒ずつ詳細にチェックしたものだから、30分たってもほとんど進んでいない。
これでは体力が終点まで持ちそうにない。
そのうち要領もわかってくる。
店によって品揃えの特徴があるので、興味の薄いジャンルの店は早送りで飛ばしつつ、約2時間半かけてようやく終点まで。

ここで遅い昼をいただく。
冷しカレーうどん。
冷たくって、だけどちょっと辛くておいしい。
みるみる体力を回復。

再度折り返して、早送りしてきた店の数店をもう少し詳しくチェック。
結局4時間滞在したが、とても全て見るのは無理。
疲れた。
市バスに乗って、下鴨神社から四条河原町へ戻る。
そこで性懲りもなく、また本屋へ(ブック1st)
ついでにタワーレコードもチェックして、市バスで京都駅へ。
さらにしつこく三省堂京都駅店をひととおりみてわまり、ようやく帰宅へ。

No comments: