いままで苦手意識があったもの、日本画(仏画)、抽象画、陶芸作品など。
どう見ていいいのかわからない、面白さがいまいちピンとこない。
ということで、これまであえて自分の行動範囲から遠ざけていたのだが、他の人と話したことをきっかけに、ちょっと考え方を切り替えて、まずは試してみようとしている。
少し力をいれて扉を開いている状態。
高野山もそのひとつであるし、今回の龍谷ミュージアムもそうである、
以前から堀川通を通るたびに、この建物が気になっていたこともあったし、向日町駅に貼られているポスターも面白そうだった。
いま展示されているのは、仏教を伝えるために、(布教のために)仏画を絵解きしてくれる人(例えば比丘尼と呼ばれる人たち)にスポットを当てた屏風絵や掛け軸、仏像など。
悪いことすると地獄、御布施を積んで正しく歩めば上界ですよ、みたいな絵である。
これは、怖い。
昔だったらもっと怖いであろう。
これが結構面白い。
修羅道(永遠に戦をし続ける)、餓鬼道(食べようとすると炎になって食べられず空腹地獄)、畜生道(体だけが動物になる)などなどかなり強烈である。入門としてはなかなかいいチョイスであった。
龍谷ミュージアムの場所は、西本願寺の向かいで、その周辺には仏壇仏具屋が集まっている。
いかにも京都らしいところ。
こいうのも見るのも楽しい。
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