今年読んだ本は28冊。
年々読む本の数が減っているようだ。
10月に彦根から京都へと勤務地が変更になったため、通勤方法が電車から車に変わった。
通勤電車で本を読んでいたので、通勤方法の変更で読書時間が激減。
その分家で読んだらいいのだが、家にいるとついついテレビを見てしまうテレビっ子なのだ。
さて、印象に残っているのは
辻村深月著『朝が来る』
森谷明子著『春や春』
須田桃子著『捏造の科学者』
村松秀著『論文捏造』
『朝が来る』は、子供を産めない女と、産んだ子供を手放した女の物語。
手放す女の物語がなんとも切なく悲しい。
『春や春』は俳句甲子園出場を目指す、高校生のバトルを描く。まったく部員がいなかったクラブに、少しずつ集まってきて練習を重ねて... こういう話し大好き
『捏造の科学者』は、あのSTAP細胞発見のニュースをめぐるノンフィクション。『論文捏造』は、STAPより以前に外国で起きた、世紀の大発見をめぐるデータ捏造の実話。なぜこんなことで高名な学者を欺けるのかとても不思議、そして疑惑が起き始めてからの展開はとてもスリリング。どちらもとても面白い「事実は小説より奇なり」である。
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