このところパソコンを入れ替えたので、その作業に没頭(めちゃ楽しいのだ)していて、他のことが手抜き状態になっていた。
そのなかで、昨日待ちに待ったThe Policeが再結成→来日公演大阪場所(←相撲じゃねえ)
ポリスといえば、70年代〜80年代前半に活動したイギリスのスーパーバンド。ちょうど僕らか少し下の世代を中心に、日本でも絶大な人気を誇っていた。それを反映して観客は30〜40代あたりが多く、親子連れもかなりきている。
僕の前に座っていたおかあさんと娘さん(成人)も、おかあさんの方がノリノリでテンション高かった。
ポリスは、ベースとボーカルのスティング、ドラムのスチュワート・コープランド、ギターのアンディ・サマーズのスリーピースバンド。今回の公演はこの3人だけで、サポートメンバーもなし。それで、あれだけの多彩な曲をたたきだすのであるから、やはり真のスーパーバンドである。メンバーもかなり高齢化しているが、特にドラムのコープランドのソリッドエッジなドラムは健在であった。あの硬質なスネア(ビートを刻む小太鼓のことね)音が気持ちよい。ベースなんかほとんど右親指で軽くなでているだけ(に見える)で、あの独特のビートを刻むとは驚きだ。スティングの声は若干出にくくなっているし、サマーズのギターは時々冗長な感じはあるものの、それでもやはりポリスである。観客もみんな楽しそうだった。
彼らのライブを始めてみて気がついたのだけど(今さらだけど)多くの曲がとても盛り上がりやすい構造なのね。1曲の中で緩急があって、サビの部分で緩→急へ変化することで、そこの境で気分が盛り上がってドーッカーンと沸く。ここがめちゃ気持ちがいい。しかも彼らは当時の活動期間が短かったので、リリースしたアルバム数が少ない。だから僕も演奏した曲をほぼ全曲知っていた。同世代の人はみんなそうだと思うよ。なじみの曲が次々流れてくる、これはライブでは特に重要ね。
会場である京セラドーム大阪初体験、というかドームでのコンサートは始めて。(いつも小さな会場ばかり行ってるので)
席が3塁側スタンドということで心配していたが、結構見やすいところだった。スタンドの一番下(グランドに近い)だったしね。音もまあまあ。一緒に行った連れが、前座バンド(スティングの息子)の途中でトイレに立った時に上の方で聞いたら、音が反響しすぎて悪かったらしいので、ドームはできるだけ下で見るべしってことのようだ。双眼鏡もあればなお良い。大ビジョンで映されるけど、見たいところがいつもでるわけだはないので。(でも楽しむにはちょっとじゃまではある)それと、ドームの一番良いところは、客席で飲食できることだ。アルコールも飲めるしリラックス気分でこれは楽しい。
コンサート終了後、観客が一斉に退場すると出口が大混雑するので、規制退場を呼びかけていたのだが、かなりの観客がこれに従ってた。上から見てると、アリーナ席がきれいにブロックごとに人が減っていく。日本人らしいな。
えっ?もちろん僕らも従いましたよ。
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