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Tuesday, June 30, 2009

高校野球

次女が通う学校は、長いこと男子校だったが野球部がなかった。
娘の同級生が1年前に仲間を集めて同好会からスタートして、地道な活動をして部員を増やしてきた。そして、ついに3年生の今年、夏の大会へデビューすることになった。高校野球の地方大会が最初の公式戦となるわけ。
高校野球といえば吹奏楽部の応援なのだが、吹奏楽のコンクール(8月初め)も近いし、部員も全員がコンクールメンバーで全く余裕がないので、さすがに真夏炎天下の応援は無理だろうと思っていた。
ところが昨日、娘が学校から帰って来るなり「吹部で野球部の応援に行くかも!」とうれしそうに話してきた。
意外にも、部の顧問の先生も乗り気だそうで、クラス担任も教え子を応援しているし、一気に盛り上がってきたらしい。
またまた暑い夏が来そうだ。

『マイナス・ゼロ』

この小説を久しぶりに読んだ。
20年以上は経過している。
著者である広瀬正は、生涯に(すくなくとも現在入手できるのは)6冊しか書いていない。
ようやく作家として認められてきたとき心臓発作で他界。享年47歳。
そのまま順調に活動していれば、どんな傑作を発表したかわからない。
それだけこの作品は素晴らしい。
いわゆるSFでタイムマシンものである。
設定が第2次世界大戦の東京を中心に過去や未来へとんでいくのだが、その複雑なパラドックスの発想も面白いが、むしろそれ以上に東京、銀座などの風俗描写が生き生きとして、眼前に風景を見せる描写力がとてもいい。今回読み直して、そこに改めて感動したのだ。
もちろんボクは実体験していないから、本当かどうかはわからないが「こうだろう」と思わずにはいられない。

本作品が発表されたのが1970年だが、その時代にこれだけの作品を書いていたって、やはりただものではない。直木賞候補にもなった本作、その後2作品が候補に挙げられた。
当時選考委員だった司馬遼太郎ひとりが大絶賛したが、他選考委員から反対されてあえなく全て落選したという。
斬新すぎて理解できなかったのか。
でもさすがに司馬遼太郎はそれを見抜いていたのですね。

Thursday, June 25, 2009

男性専用車両・続

ひとつまえに、こんなのあり得ないと書いたが、よく考えてみると東京近郊のラッシュは京都とは比べものにならないぐらいすさまじいからなあ。
西武鉄道なので当然東京の路線の話だろう。
手がそこにあるだけで1ミリも身動きできない状態になると、いくら「やってません」と言っても触ってたと言われると弁解できないのかも。
学生時代にボクも東京のラッシュは経験しているが、すっかり忘れてしまっていた。
ボクじゃないけど、学生鞄に入れていた物差しが、電車を降りたら折れ曲がっていたという話も思い出した。
それぞれ悩ましい事情を抱えている、ということですね。

でも、まちがえてこの車両に乗り込んだ女性は恐怖だろうな。
やっぱりだめじゃないのこの提案は。

男性専用車両

西武鉄道が痴漢冤罪対策として「男性専用車両」設置の株主提案を総会で図ったが否決のニュース。
ここまできたかった感じ。
こんな議題がでることだけでも驚き。
女性が乗る女性専用とは全く意味が違って「ボクやってません」のために乗るのって乗りにくくない?
余程冤罪で苦しんだ男性が多いと言うことかもしれないが、それにしてもなあ。
戦前の「男女席ヲ同ジュウセズ」みたい、異様だ。
どんどんエスカレートして、レストランとかも禁煙・喫煙・女性・男性別れたりして。

Wednesday, June 24, 2009

『 白い春 』

ここでも書いたように、これほどまでに火曜日の夜10:00が待ち遠しかったことは最近ない。
ドラマ『白い春』が昨日最終回を迎えた。
ベーシックな部分はアナクロな「昭和」スタイルである。後半意外な展開をして、最終回もまさかの(これもあるかもとは思ったが)展開。
でも全体を通してとてもよかった。
大橋のぞみちゃんもかわいかったが、やはりなんと言っても主演の阿部寛が最高によい。
せつない場面で何回泣いたことか。またそこで、あの音楽がかぶさってきて、さらにぐっと涙腺を刺激された。
演出にもやられた。
来週から楽しみがなくなった。

Saturday, June 20, 2009

忘れないように

朝の通勤電車で、途中の駅から乗ってきた大学生ぐらいの男子。
左手甲になにか文字が書いてある。
「ダイエット」
マジックでか手の甲いっぱいに書かれている。
がっちりした体形で決して太ってはいないように見えるのだが、人それぞれ悩みがあるのか。
人にも見えるようにして、自分にもプレッシャーをかけてるのかね。
まあ、それだけのはなし。

Tuesday, June 16, 2009

PARKERボールペン

長年愛用していたクロスのシルバーメタリックボールペンを1ヶ月ほど前にどこかでなくしてしまい(思い出せないところが悲しい)すこし落ち込んだ。
実はこのボールペン、10年以上は使っているのだけど、なくしそうでしぶとく出てきてボクの元に戻ってきていた。
一番最近では、千葉のとある客先のクリーンルームへ持っていったときに、いざルームを出ようとしたら、キャップだけが空しくポケットに残っていて本体はどこかへ!歩いてきた道を必死に思い出して、床をなめるように探すと、なんと柱の陰に転がっているのを見つけた。
しかし今回はもう出てきそうにないので、ここはボーナスもでたしいっちょう高級ボールペンを買って大切に使おうかな、と思ったわけである。
店に出見ていろいろリサーチした結果、購入したのがPARKERのボールペン。
まあ、そんなに高いのを買ったわけではないが、それでも昨今ボールペンなんて粗品でどんどんもらえて引き出しにはどっさりと。
なんてムダ、もったいない。
で、さらにわざわざ買って使うという究極のムダ。
しかし、なんとも書き味がいいし、ちょいと重めの持ち味がいい感じ。
なくさないように紐つけとかなあきませんね。

Sunday, June 07, 2009

今年も吹奏楽祭

京都会館で行われる吹奏楽祭に今年もいってきた。
長女は大学へ進学して吹奏楽はやっていないので、次女の高校の出演を見た。もう最高学年での出場になるわけで、あっという間に高校生活最後の年。今年は新入部員が20人もきたので、一気に部員は40名を超えた。(それでも人気の高校吹奏楽部としてはめちゃくちゃ少人数の方)
しかし、半分が1年生とは思えない、なかなかの演奏(←親ばか全開)
他の高校は部員数も半端じゃなく多いので、主演奏は2・3年生が中心で、1年生は1曲だけとか踊りにまわったりしていることを思えば、かなりのハイレベルと言える(←続・親ばか全開)
元が男子校だったこともあって、女子は2学年で5名だったのが、こちらも10名に倍増。
普通に共学の吹奏楽部では女子数が圧倒しているので、男子主体のバンドはかなり貴重な存在。
音のバランスもいいんじゃないの(←続々・親ばか)

まあ、身内贔屓もきりがないのでこのへんにしておく。

Monday, June 01, 2009

無料カフェ

今日から6月である。
ピーカンの快晴、気持ちのいい朝。電車の中もマスク姿は激減。
その中で、週末にひいいた風邪の影響で咳が残るのでひとりマスク姿...残念

Yahooの記事を昼休みに見ているとこんな見出しが目に入った。
「世界初? すべて無料のカフェ」
東京・虎ノ門に5月にオープンしたカフェ。入り口には「ドリンク各種¥0 おかき・せんべい¥0」との表示。
これは播磨屋本店というおかきのお店が、宣伝をねらってだしたカフェだそうだ。虎ノ門以外に、同様のカフェが京都・福岡にもあると書かれている。さっそく調べてみると烏丸丸太町の北に京都店はある。
ん?
そういえば、2ヶ月ほど前にここを歩いていたら、飲み物無料、おかき無料の看板を見ていたことを思い出した。これは派遣切りや仕事のない方へのボランティア団体の活動なのかしらん、と思って素通りしてしまっていた。
これだったのか!
無料、と書かれているとかえって警戒したり遠慮してしまって逆に入りにくい。
記事でも、虎ノ門がダントツの集客力だそうな。