NHKBS2で放映中のこの番組、ほぼ毎週見ている。
面白そうな本をここで発見することもしばしば。
3人の書評ゲスト(プロの書評家だけではなく、本好きないろんなジャンルの人)が、それぞれお気に入りの3冊を順番に紹介する。そのなかの1冊は、ゲスト3人とその週の司会者・アシスタント全員が読んで、クロスレビューするのだ。
だから、自分の好みであろうがなかろうが、収録までに読んできて、なにか感想らしきことは言わなければならない。
ばからしい本でも、何か意味のあることを言わなければならず、いかにもNHKらしいというか、面白い時もあるがうっとうしいこともままある。ばからしい本なので、「面白い」「つまらん」しか言い様がないものにも、あれこれ言葉をくっつけていく。
こんなときは見ていてつらい。(大抵はビデオで見てるので早送りします)
だいぶ前に、書評家の北上次郎氏(「本の雑誌」の目黒さんね)が登場した時、別のゲスト一押し作品が、ボクからみても北上さんの好みではないだろうなと思っていると、
「これは、ダメですね。とくに話すことはない」
とばっさり。
いつもこれぐらいのことは言って欲しいよ、他の人も。
たぶん、本音ではこんなふうに言いたい場合がたくさんあるのだろうが、大人だし、テレビだし、NHKだし、いろいろな思いがそこで線を引いてしまうのだろうな。
そればかりでも番組成立しにくいしね。
そのあたりの本音も探りつつ、ボクは毎週見ているのである。
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Saturday, July 31, 2010
Wednesday, July 28, 2010
Appleのトラックパッド
Appleの新製品「Magic Trackpad」が登場した。
トラックパッドは、ノートパソコンでどちらかというと仕方なく使われていたのがこれまでの印象。
やはり使い勝手はマウスが格段によかった。ノートの利点を生かすためにマウスの代わりに搭載されたのだが、なんだかカーソルが思った通り動かずに、けっこういらつきながら使っていた。
それをAppleは、指の使い方で様々な動作をするこのトラックパッドを開発して、なかなか評判が良かったようである。さらに今回はそれを独立させて、デスクトップパソコンにもつないで、マウスの代わりをさせようというのだ。
なんだかいちいち購買意欲をそそるなあ、Apple
トラックパッドは、ノートパソコンでどちらかというと仕方なく使われていたのがこれまでの印象。
やはり使い勝手はマウスが格段によかった。ノートの利点を生かすためにマウスの代わりに搭載されたのだが、なんだかカーソルが思った通り動かずに、けっこういらつきながら使っていた。
それをAppleは、指の使い方で様々な動作をするこのトラックパッドを開発して、なかなか評判が良かったようである。さらに今回はそれを独立させて、デスクトップパソコンにもつないで、マウスの代わりをさせようというのだ。
なんだかいちいち購買意欲をそそるなあ、Apple
Sunday, July 25, 2010
荒井由実の第2作
先週神戸の実家へ帰った時に、本棚をちらちら見ていたら、古い音楽雑誌を見つけた。ライトミュージックの1974年10月号である。
1974年といえば、ボクは高校1年の時。
表紙は、ニルソンの『プシー・キャット』のジャケ写ですね。朋友ジョン・レノンと供に作った作品、懐かしー
当時からニルソンは大好きだったからね。
この雑誌、コンセプトとしてはフォーク系から軽めのロック、邦楽、洋楽合わせていろいろって感じのようだけど、なんで買ったのかはよく覚えてない。
簡単な楽譜なんかも掲載されている。
さらに雑誌の中で、こんな宣伝を見つけた。荒井由実の2作目『MISSLIM』の発売告知。
「10月5日華麗に発売!」だそうだ。
こんな時代もあったんだね。
Monday, July 19, 2010
暑い夏
今年は梅雨に雨がよく降った。
関西地方では先週金曜日までが梅雨で、土曜日から夏。
いままでこれほど、スパッと梅雨と夏の区別がついたときってあったか?
例年は、空梅雨だったり、なんだかぐずぐずしているまに、仕方なく梅雨明け宣言したりって感じだけど、今年は見事なまでに転換した。
天気予報もばっちり、予報した通りだしね。
それにしても暑い。
言いたくないけど暑い。
昨日は大阪大学オーケストラの公演を聞きに、神戸文化ホールへ出かけた。
高速神戸駅から湊川神社沿いに10分程歩いたところにある。
夕方6時ごろだったが、それでもその道中暑かった。
じりじり頭が灼けた。
演奏は、初めて聞いたシベリウス『カレリア序曲』が面白かった。
ブラームスの交響曲第4番は第3楽章が大好き。第4楽章はちょっとつらかった、睡魔との戦い。
演奏は素晴らしかったですね。
関西地方では先週金曜日までが梅雨で、土曜日から夏。
いままでこれほど、スパッと梅雨と夏の区別がついたときってあったか?
例年は、空梅雨だったり、なんだかぐずぐずしているまに、仕方なく梅雨明け宣言したりって感じだけど、今年は見事なまでに転換した。
天気予報もばっちり、予報した通りだしね。
それにしても暑い。
言いたくないけど暑い。
昨日は大阪大学オーケストラの公演を聞きに、神戸文化ホールへ出かけた。
高速神戸駅から湊川神社沿いに10分程歩いたところにある。
夕方6時ごろだったが、それでもその道中暑かった。
じりじり頭が灼けた。
演奏は、初めて聞いたシベリウス『カレリア序曲』が面白かった。
ブラームスの交響曲第4番は第3楽章が大好き。第4楽章はちょっとつらかった、睡魔との戦い。
演奏は素晴らしかったですね。
Saturday, July 17, 2010
レコード・コレクターズ 2010年8月号
英会話教室のあと、4時過ぎに京都駅の三省堂へ。
雑誌コーナをチェック。
で、表題の雑誌であるが、特集が「日本のロック/フォークアルバム100」
「まずは60〜70年代篇をお届け!」
なんて書かれている。
すぐに購入。
このチャートを見ると、はっぴいえんどの流れを汲む人たちが大勢ランキングしている。
なんらか関連しているものも入れれば、半分以上のアルバムでかかわっているのではないか?
ひとつの雑誌のランキングなので、偏りはいなめないが、彼らの日本のロック界に与えた影響力は計り知れないものがある。
彼らに共通して言えるのは、ロック=アウトローという図式ではなく、はっぴいえんどのメンバーにしろ、このあとでる荒井由実などにしても、みんな概して育ちがいい。だから、彼らは内外の音楽に精通していて、それを自分なりに消化してアウトプットしてくる、そんなスタイルである。それがボクにとっても、新しいものを求める人たちにも大歓迎された。そしてこの雑誌(姉妹紙の当時ニュー・ミュージック・マガジン)でも大きくとりあげられた。
1位は『風街ろまん/はっぴいえんど』である。
いやー、よく聞いたよ。
高校(1974〜1977)の文化祭でもやったし。
当時はだれも知らなかった。ボクのバンドの相棒に、無理やり頼んでやってもらったのだ。
6位に『ナイアガラ・ムーン/大滝詠一』
これはもっと聞いたよ。ジャケットも大好き。全てのレコードジャケットの中でも1、2を争うぐらい好きである。
単に音楽だけじゃなく、当時としては珍しいレコードの原盤を自分で管理するレコード会社(ナイアガラレコード)を自ら立ち上げ、ジャケット、ロゴなど、全て統一したスタイルを作り上げているのがとてもかっこよかった。
奥が30年前のボクのギターケース。カッティングシートタイプのナイアガラ・ロゴを自作して貼り付けていた。手前は12、3年前のケース、スプレーでステンシルのようにペイントした。
Thursday, July 15, 2010
上半期ベストテン
本の雑誌の最新号2010.8号で、「2010年上半期ベストテン」特集
恒例のベストテンだが、上った10冊のうち1冊しか読んでいない!
その1冊が柚木麻子『終点のあの子』(3位)である。
ベストテン選定の座談会の様子が収録されているが、ここでもなかなか評判がいい。1位でいいのではないかとの意見もでている。
いや、本当に面白いんだから。表紙のイラストもいいしね。
これがデビュー作なんだよね。
ものすごく楽しみ。
本の雑誌に掲載されている作書の名前、間違えてますよね。しめすへんじゃなくてきへん。
恒例のベストテンだが、上った10冊のうち1冊しか読んでいない!
その1冊が柚木麻子『終点のあの子』(3位)である。
ベストテン選定の座談会の様子が収録されているが、ここでもなかなか評判がいい。1位でいいのではないかとの意見もでている。
いや、本当に面白いんだから。表紙のイラストもいいしね。
これがデビュー作なんだよね。
ものすごく楽しみ。
本の雑誌に掲載されている作書の名前、間違えてますよね。しめすへんじゃなくてきへん。
Wednesday, July 14, 2010
雨
今年の梅雨はよく雨が降る。
しかも局地的な豪雨というか、ゲリラ雨。
降り出したかと思うと、一気にピークへ。
しばらくするとケロッとやむ。ちょっと場所を移動しただけで、まったく降っていなかったり。
ところで、ものすごい雨は「豪雨」というけど、「激雨」とは言わない、なんでかな?
激流、激突、激震
豪雪、豪華、豪快
ひょっとして、「激」は動きがすごく大きい様で、
「豪」はかさが大きい様、の違いかな。
確かめていないので、想像だけど。
豪快に降り続く雨を見ながら、そんなことを思ったりなんかしてました。
しかも局地的な豪雨というか、ゲリラ雨。
降り出したかと思うと、一気にピークへ。
しばらくするとケロッとやむ。ちょっと場所を移動しただけで、まったく降っていなかったり。
ところで、ものすごい雨は「豪雨」というけど、「激雨」とは言わない、なんでかな?
激流、激突、激震
豪雪、豪華、豪快
ひょっとして、「激」は動きがすごく大きい様で、
「豪」はかさが大きい様、の違いかな。
確かめていないので、想像だけど。
豪快に降り続く雨を見ながら、そんなことを思ったりなんかしてました。
Sunday, July 11, 2010
変わりゆく街
ちょっと用事があって、何年ぶりかで大阪・日本橋電気街を歩いた。
1990年台〜2000年代の半ばまでは、かなりの頻度で来た。パソコンのパーツショップをのぞいて見るのが楽しかった。
2000年が過ぎて、大方のパソコン(ウチも会社も)WindowsXPに変わってからは、動作も格段に安定したし、速度も(ゲームをほとんどやらないので)不満がなくなってしまった。そうこうするうちに、うちのパソコンはMACへシフトしてしまい、ますますパーツや自作改造に興味をなくしてしまった。
それと同時に、日本橋へも行くことがなくなって、はや幾年月。
久しぶりに歩いてみると、アニメ・フィギュアの店が増えているのと、屋台みたいな店が営業していたり、なんだかアジアのどこかの街のような雰囲気も漂わせていて、アングラ感が格段にアップしている。
大型量販店もあるにはあるのだが、活気が全く感じられないし、実際ひともまばら。
OAシステムプラザ、パソコン工房など、懐かしい店もあるが、存在意義も薄れつつあるだろう。
そこから、難波〜戎橋筋を通り、心斎橋Appleストアへ。
いやー、活気にあふれているなあ。
店内も清潔感にあふれ、店員の愛想がよすぎて気持ち悪ぐらいで、さっきまでの店と対照的なテンションの高さ。
そこで買い物を済ませ、地下鉄御堂筋線で梅田へ。
ヨドバシカメラでも買い物をして、梅田Loftへ移動。
東急HandsやLoftは楽しいな。時間が経つのも忘れてしまう。
ここでもひとしきり買い物。
ここまで読んで、ボクにしては珍しくどんどん買い物をしているなあと感じたあなた。
その通りです。
こんなにバカスカ買いません、自分のものだったら。
実は、月末に会社で開かれるビヤパーティの余興で抽選会をやるのだが、そのための景品を買ってまわっていたのだ。
自分のものでなくても、どんどん買い物するのって気持ちいいなあ。
1990年台〜2000年代の半ばまでは、かなりの頻度で来た。パソコンのパーツショップをのぞいて見るのが楽しかった。
2000年が過ぎて、大方のパソコン(ウチも会社も)WindowsXPに変わってからは、動作も格段に安定したし、速度も(ゲームをほとんどやらないので)不満がなくなってしまった。そうこうするうちに、うちのパソコンはMACへシフトしてしまい、ますますパーツや自作改造に興味をなくしてしまった。
それと同時に、日本橋へも行くことがなくなって、はや幾年月。
久しぶりに歩いてみると、アニメ・フィギュアの店が増えているのと、屋台みたいな店が営業していたり、なんだかアジアのどこかの街のような雰囲気も漂わせていて、アングラ感が格段にアップしている。
大型量販店もあるにはあるのだが、活気が全く感じられないし、実際ひともまばら。
OAシステムプラザ、パソコン工房など、懐かしい店もあるが、存在意義も薄れつつあるだろう。
そこから、難波〜戎橋筋を通り、心斎橋Appleストアへ。
いやー、活気にあふれているなあ。
店内も清潔感にあふれ、店員の愛想がよすぎて気持ち悪ぐらいで、さっきまでの店と対照的なテンションの高さ。
そこで買い物を済ませ、地下鉄御堂筋線で梅田へ。
ヨドバシカメラでも買い物をして、梅田Loftへ移動。
東急HandsやLoftは楽しいな。時間が経つのも忘れてしまう。
ここでもひとしきり買い物。
ここまで読んで、ボクにしては珍しくどんどん買い物をしているなあと感じたあなた。
その通りです。
こんなにバカスカ買いません、自分のものだったら。
実は、月末に会社で開かれるビヤパーティの余興で抽選会をやるのだが、そのための景品を買ってまわっていたのだ。
自分のものでなくても、どんどん買い物するのって気持ちいいなあ。