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Saturday, December 31, 2011

2011年読んだ本

久々にこの1年で読んだ本を振り返る。
61冊+2である。(2が電子書籍)
ほぼ読了順に以下に示す。(同じ著者の本はまとめたので、順序が前後しているところがある)
エンタメを中心に、種々雑多な内容。
こうしてながめると、今年は翻訳本がなんと2冊のみ!
しかも、2作とも原作は古典的物語。面白そうなのはたくさんあったのに読めなかった。
『ミレニアム』が文庫化されたのでぜひ、と意気込んだがタイミングが合わず未読。
来年は翻訳で面白作品をたくさん読みたい。


2011年は東日本大震災という未曾有の大災害が起きた年。
それをきっかけに生まれた『文芸あねもね』という電子書籍版の同人誌が、この夏のボクの中心的存在だった。
電子書籍という新たな形態にちゃんと触れたのは初めてだったし、ブログ、twitterとも連動して目が離せなかった。
さらに、その勢いで、トークショなるものに初めて参加したという記念の年にもなった。
あねもねに参加されている豊島ミホさん、宮木あや子さん、吉川トリコさんに直に接して、作家の方が一段と身近に感じた。ボクの下世話な質問にも答えていただき、うれしい反面申し訳ない気持ちも。
身近といえば、twitterによるあねもね組のみなさんやボクの好きな作家の方達のつぶやきがとても面白くて、いまや日課のようにチェックしている。時々ボクのツイートに直接本人から反応があるのが楽しい。
買ったけど積ん読になっている本がかなりの量ある。このまま在庫は年越しとなる。
現在読書中なのが、今年一番話題をかっさらった『ジェノサイド』である。確かに面白いのだが、一気読みのタイミングを失してしまった感じで、ノロ読中。
宮部みゆきの『おまえさん』も発売即購入したが在庫中。ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、柚木麻子『嘆きの美女』なども待機中なのだ。
来年は100冊目標(特に意味はないが)、翻訳もの増加ということで。


シューマンの指 / 奥泉光
メロディ・フェア / 宮下奈都
誰かが足りない / 宮下奈都
その英語ネイティブはハラハラします / デイビッド・セイン
隻眼の少女 / 麻耶雄嵩
スウェーデンの四季暦 / 訓覇法子
本は、これから / 池澤夏樹
日本人のためのフェイスブック入門 / 松宮義仁
鈴木孝夫の世界 第1集 / 鈴木孝夫研究会
ことばと思考 / 今井むつみ
連続殺人鬼カエル男 / 中山七里
意中の建築 上・下巻 / 中村好文

住宅巡礼・ふたたび / 中村好文
普通の住宅、普通の別荘 / 中村好文
英語と日本語のあいだ / 菅原克也
味写入門 / 天久聖一
色即ぜねれいしょん / みうらじゅん
日本はスウェーデンになるべきか / 高岡 望
楽園 上・下 / 宮部みゆき
フォントのふしぎ / 小林 章
ふがいない僕は空を見た / 窪 美澄
街場の大学論 / 内田 樹
日本辺境論 / 内田 樹
トゥルー・グリット / チャールズ・ポーティス
キュレーションの時代 / 佐々木俊尚
放課後探偵団 / アンソロジー
散歩の収穫 / 赤瀬川原平
本日は大安なり / 辻村深月
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村深月
太陽の坐る場所 / 辻村深月
空也上人がいた / 山田太一
自転車のまち / 濱野貴子
なぎなた / 倉知 淳
こめぐら / 倉知 淳
女子高育ち /辛酸なめ子
眠り姫とバンパイア / 我孫子武丸
うっかり鉄道 / 能町みね子
アメリカと宗教 / 堀内一史
困ってる人 / 大野更紗
ツチヤの貧格 / 土屋賢二
京都、オトナの修学旅行 / 赤瀬川原平・山下裕二
パパは今日、運動会 / 山本幸久
一匹羊 / 山本幸久
我が家の問題 / 奥田英朗
雨の塔 / 宮木あや子
セレモニー黒真珠 / 宮木あや子
それでも、日本人は「戦争」を選んだ / 加藤陽子
殺人鬼フジコの衝動 / 真梨幸子
初恋素描帖 / 豊島ミホ

ぽろぽろドール / 豊島ミホ
日傘のお兄さん / 豊島ミホ
リリイの籠 / 豊島ミホ
わらの女 / カトリーヌ・アルレー
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海
明日のコミュニケーション / 佐藤尚之
あまからカルテット / 柚木麻子
乙女日和 / 山崎まどか
自分を予約する手帳術 / 佐々木かをり
ユニクロ帝国の光と影 / 横田増生
万華鏡の女 / ひし美ゆり子・樋口尚文
くちびるに歌を / 中田永一
タイニー・タイニー・ハッピー / 飛鳥井千砂
文芸あねもね / アンソロジー
川と星 / 彩瀬まる

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