日本とアメリカで拳銃を使った事件が起きた。
ヴァージニア工科大学で起きた銃乱射事件で使われた拳銃は、犯人が合法的に購入したものだそうだ。
弾丸50発と合わせて、7万円足らずで買えてしまう。
あれだけ殺傷能力の高い武器が、こんな値段で取引されている。
自分を守るために必要だと言う理由で、銃廃止は一向に進まない。
こんな事件があったとしてもだ。
銃社会は、護身と攻撃の微妙なバランスの上に成り立っている。自分が先に放棄できない、怖くって。
核兵器も同じようなバランスの上で存在し続けている。
他人には廃棄させても自分は持ち続ける。
一度持ち始めると、なくすことは難しいなあとつくづく思う。
日本ではまだ、一般人が拳銃を持つことは希なのでそこまでの事件は起きていないけど、そういう社会へ向かう危険性は秘めている。
さらに、アメリカの事件で心配なのは、欧米社会に生きる韓国人、ひいてはアジア人全体が差別やバッシングを受けること。911テロのあとでアラブ人というだけで、嫌がらせを受けていたことが思い出される。
今回も大きな事件だっただけに、それがとても心配。
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