京都寺町通りのギャラリーでばったりと、神戸に住んでる姉とその長女に会ってそのまま白川のヴォーリズ設計の駒井邸へ。昭和2年に建てられたこの家は、ふんだんな採光、借景も取り入れた快適空間の創出に工夫を凝らした素晴らしい建築。この建物に入るのに入場料を払うのだが、ちゃんとひとりずつ案内の方がついてくれる。案内がついてくれると(素人の)ボクなんかにはとても助かる。ヴォーリズが考えた工夫のあれこれ、遊び心がわかって興味深い。屋根裏の機械仕掛け、扉のクリスタル製の把手の微妙な色の違い、2階へ上がる階段の手すりなどなど。こういうことを経て次第に見る目が肥えてきて、より深くものが楽しめるようになるのだろう。
そこで、誰かピカソなどのキュービズム、その後の抽象画について教えてもらえないだろうか。
理解できなくて楽しめるまでいかないので。
訪ねたときはあいにく雨がパラパラ降る天気だったのだが、逆にそのために庭や周囲の緑がいっそう深まり絵としては素晴らしいものに感じられた。
No comments:
Post a Comment