京都四条木屋町を少しあがったところにある、元・立誠小学校。1994年までは公立の小学校として使われていた。1994年に廃校となったあとは、そのまま校舎などの環境が保存され、イベントなどに利用されている。
場所は木屋町通り沿い、すぐ横を高瀬川が流れ、土佐藩邸跡も隣接した京都を感じさせる場所に建っている。
残された校舎は、途中焼失したあと昭和2年に建設されたもののようだ。
中に入ってみると、とても懐かしい感じでどっしりとした「学舎(まなびや)」という言葉がとてもしっくりくる。
ここで、イベントの一環、トクマルシューゴのライブが開かれた。
観客は、講堂に体育座りで鑑賞。ステージ上には講堂の幕もそのままだし、全面の壁には立誠小学校の校歌もそのまま掲げられている。
これまで5回ほどトクマルシューゴを見ているが、今回初めてだったことが二つある。
ひとつは、ピアノを弾いていた。
もうひとつは、エレキギターを弾いていた。いつもはアコースティックギターだけどね。それに合わせるためだと思うが、バンドメンバーにベースが参加していた。
これも初めて。
トップランナー出演時に、バンドにベースは入れない。その理由は、ベースで音楽がかなり制御(制限?)されるから、と言っていたのだが。確かにベースがはいると、安心感がある。これほど違うのかというぐらい、安定感が増す。
しかしその分、不思議な感覚(浮遊感、不安定感)が薄れてしまう印象ももった。
でも、いつ聞いてもクオリティの高さはさすが、楽しい時間だった。
新曲も良かった、次作への期待も多いに高まる。
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