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Sunday, February 20, 2011

映画『ハーブ&ドロシー』

京都シネマで19日から公開となった『ハーブ&ドロシー』を見に行く。
じんわりと感動した。
アートにかける純粋な執念がすごい。
それとすごい審美眼。
映画の中で言ってた「わからなくても理解しようとする」
そういうことなんだね。
会場がどっと笑いに包まれた「絵がさかさまだけど」のシーン。
ボクの審美眼もその程度だと思う(特に現代美術はわからない)でも理解するようにしてみよう。
単なる感性だけではなく有る程度の勉強も必要。
ドロシーもハービーから手ほどきを受けたって言ってたね。

もうひとつ印象的だったのが「アートは全て頭の中にある。毎日本を読まなくてもそこにあるだけで幸せでしょう?」
そうなのよ、程度の差は激しくあるけど、ボクもレコード(CD)を持っているだけで幸せ。
しかも自分の意志で一度手に入れたレコードは、何年間聞いてなくても手放したことはない。
レコードは製品なのでコピー品が大量にあるから、アート作品とは価値の差はかなり大きいけど、気持ちとしては似ているところがある。

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