大地震の知らせは、22日の夕方にカミさんからのメールだった。
かなり大きな地震が起きたらしい。
聞いた時はさまかこんな大災害になっているとは想像していなかった。
4年前に長女が約1年間ホームステイしていた街でもあるのだ。そのホストファミリーや、友人たちは幸い無事だった。
ステイ中にボクもここを訪ねている。(こちら参照)
こじんまりした街で、とても居心地が良い。
古い建築物(その代表が半倒壊した大聖堂)と新しいもの(アートギャラリーのモダンな建物)がバランスよく並んでいる。アート関係の施設もたくさんあり、公演や広場では毎週末マーケットなども行われている。
ニュージーランド全体で治安が良いし、そんなこともあって留学生も多い。娘からの話では、クライストチャーチは中でもアジア圏の人も多く住んでいて、反アジア感情も少なくすごしやすいようだ。
あの阪神淡路大震災の1995年当時は、まだ携帯電話もインターネットもなかった時代である。
始めている人はいたが、まだまだ一般的には普及はしていなかった。
ボクの両親や姉が神戸で被災したが、電話しか確認する手段がなくて、その電話も何時間もつながらなかった。
いまではネットを通じて、facebookやGoogleの被災者確認サイトで素早く安否の確認ができる。
しかし、それも周辺の動けるひとだからそれができるわけで、被災地の中心では人間が救いをさしのべるしかない。それは時代動向にかかわらずそうなのだろう。
一刻も被災者が救われることを願い、そしてまたあの美しい街並みが戻ることを信じている。
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