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Saturday, August 18, 2012

ザ・ビーチ・ボーイズがやってきた!

2005年のフジロックでビーチ・ボーイズを見た。
この時もうすでにメンバーはかなりの高齢であり、日本に来るのは最後だと思った。

しかし、なんと2012年の今年、彼らは帰ってきた!!
しかも、今回はブライアン・ウィルソンが数十年ぶりにグループに復帰したのだ。
主メンバーは70歳をこえつつある。
デビュー50周年(!)のワールドツアー敢行中である。
驚いた、見に行かないわけにはいかん。

8/17 大阪市中央体育館会場へやってきた。
初めての会場である。席はアリーナの前後中央位置やや後ろのかなり右端。
客層はとても幅広くて、年配者も若者にも愛されていることが彼らの50年間のキャリアを物語る。
今回のツアーは「名前のない馬」でヒットを飛ばしたアメリカが前座を務める。
彼らのアコースティックギターとハーモニーのアンサンブルは健在である。
音もクリアで、硬めのベース音も気持ちよく聞こえる。
約1時間の演奏を終えて、30分の休憩。
そして午後8時半

会場が暗くなり歓声が上がる中、メンバーが登場。
さらに会場の興奮度はあがり、総立ち(少なくともアリーナ席は)
すぐに演奏は始まり、1曲めは「Do It Again」
ここからすでにアンコールのような、ヒット曲を次々に繰り出す。
曲が短くて、メドレーのように途切れずに演奏されると、こちらもついコーラスを口ずさんでしまう。
ワンパターンと侮る無かれ、曲のよさとあの独特のハーモニーを聞いたら心躍るのだ。
何度聞いても聞くたびに常にわくわく感が心にわいてくるのがすごいことだと思う。

ステージ後方の映像は、曲にちなんだ映像が映し出される。
この映像も楽しかったが、正直言うとステージまで遠い人のために、演奏中のアップ映像を映して欲しかったな。
途中で亡くなったデニスとカールの歌う映像と演奏をシンクロさせる演出。
カールが歌う「God Only Knows」で泣けてきた。

楽しい時はすぐに過ぎる。
1時間40分ほどだろうか、マイク・ラブを筆頭にステージの彼らも元気。
ブライアンはちょっとお疲れ気味に見えたが、歌声はしっかり聞けた。
特に「英雄と悪漢 〜 Smile」メドレーは良かった、感動した。

帰りの電車待ちの列で、若者が「良かったよね。さすがだね、ほんと楽しかった」
という言葉をたくさん聞いた。
そうでしょう?、我が事ののようにうれしかった。


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