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Saturday, September 01, 2012

劇団・ヨーロッパ企画

6月頃に、会社の同僚と飲んでいたときに映画の話になった。
ボクが好きな映画として、「日本映画なら、『サマータイムマシンブルース』と『曲がれスプーン』」
と話したのだが、この2本の映画は京都にあるヨーロッパ企画という劇団の演劇がオリジナルなのだ。
こんな面白い映画の原作だったら、その元になった演劇も面白く無いわけはなかろう。
一度その劇団を経験してみませんか?
と、誘ってみると、U先輩の賛同を得ることになったのだ。
ヨーロッパ企画の公演を探してみると、
京都木屋町の元立誠小学校で8月に公演があるではないか。
しかも料金が2500円とリーズナブルであった。

当日
会場時間に会場入口前に行ってみると、人がポツリポツリ集まりだしている。
整理番号順に会場内にはいり、席は自由席である。
元小学校の、教室だった場所にステージが設けられている。
客席はステージの真ん前から、ひな壇のように段差が設けられていて、後ろの席でも舞台が見やすいよう工夫されている。
観客の8割方は若い女性である。
我々オヤジ二人は、おそらく最年長であろう。
客席はほぼ満席(チケットは完売だそう)
本日の公演は「ウィークエンドシャッフル」
出演者7名で約90分の公演である。
意外と長いんだな、それだけ舞台は持たせられるのだろうか?
やや不安を抱えつつ幕が開く。いや、実際は幕などなくて、暗転して始まる。
いや、これが面白い。
最初の不安は全くの杞憂であった。
いろいろなネタを仕込んだ会話で笑わせる、キャラの面白さで楽しませる
意外な展開で驚かす。

決して広いとは言えない舞台(セットもシンプル)だが、脚本と演出で工夫してこれだけの空間を造りだせることに驚かされる。
あっという間の90分、もと見たいぐらいだ。いや、それぐらいがちょうどいいのかもしれない。
U先輩も、かなり満足された様子で
「次もあったら見に行こう」
と頼もしい言葉をいただきました!

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