2011年に劇場で見た映画は、次の13本(機上で見たのも含む)
13本中邦画がわずかに3本だけ。
2010年は逆に、洋画が11本中4本だけだった。もちろん意図したわけではないが、ずいぶん偏るものだ。
アート系のドキュメンタリー作品『ハーブ & ドロシー』と『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』が印象的だった。あまりこういう映画は見ないということもあるけど。
『猿の惑星・創世記』の本物の猿は1匹もでてない、にも驚いた。最近の映画はCGもめちゃくちゃリアルだ。猿でもモンスターでも表情が細やか。
人間の役者もいらなくなるのでは?
先に原作を読んでいた『ウッドストックがやってくる!』は、原作の雰囲気そのままに、熱気溢れるあの時代(1968年頃)が映像化されていて楽しめた。
『恋の罪』は日活ロマンポルノの雰囲気あふれる作品、ただし見終わった後めちゃくちゃ疲れるしずしーんと重苦しくなる。楽しいだけが映画じゃないので、たまにはこういうのもいいかな。
遠距離恋愛 彼女の決断
ハナミズキ
人生万歳
ソーシャル・ネットワーク
キック・アス
ハーブ & ドロシー
英国王のスピーチ
ウッドストックがやってくる!
ダンシング・チャップリン
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
未来を生きる君たちへ
猿の惑星・創世記
恋の罪
今年はライブは非常に少ない。
空気公団2本とムーンライダーズのみ。
その他、学生オーケストラ・吹奏楽は6回見に行ったが。
空気公団はいつになく活発な活動を展開した年で、新譜と同時に全国を6ヶ所まわるライブの後、主に東京近郊で何本もライブ活動をしていた。初めてかもしれない野外や芸大の学園祭等にも出演。
近くにいたら、全部行ってたかも。
ムーンライダーズは、バンドとしては年内で「無期限活動停止」を宣言したので、これが最後のライブになるだろう。
1984年だったか、神戸チキンジョージで初めて生ライダーズを見た。
確か4時間以上に渡る、ものすごいライブだった。
それから関西でやるライブは何回か見に行ったが、今年はかなりいい席だった(前から5列目)
客席へ降りてきたメンバーと握手できてミーハー的にもうれしかったし記念になった。
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Saturday, December 31, 2011
2011年 聞いた音楽
この1年を通してよく聞いたのは、She & Him、Rumer、Booker T.Jones
購入したCD、DVD、ダウンロードは以下の28件
特筆すべきは、She & Himのアルバムを3枚も買っていること。
かなりのお気に入り具合がうかがえる。この3枚の中で2011年の新譜はクリスマスアルバムのみ。
選曲もアレンジも素晴らしく心地よい。演奏も歌もシンプルなのが彼ららしくていいのだ。
Rumerも同じ系統だが、こちらは美声の持ち主でもあり、自作曲も完成度が高くて次回作への期待も高まる。
Booker T.Jonesは、もうかなりのお年だと思うが、彼のオルガンもバッキングもとてもかっこいいし生き生きしている。
Eleanor Friedbergerは若い女性ロッカーで、バンド活動もしているが、ボクはソロ作品のこれが好き。
ぶっきらぼうな歌い方もいいし曲もいい。
Brian Wilsonの新譜は全てディズニーのカバー。このひとつ前のアルバムもガーシュウィンの曲集だったので、そろそろ彼のオリジナル作品が聞きたい。
The Beach Boysの『The SMiLE Sessions』は、以前に海賊版を購入したのだが、今回の正式発売の盤では音質が格段に良くって(あたり前)記念に購入した1枚。
ムーンライダーズとしてはたぶん最後になる『Ciao!』ライブと合わせて楽しんだ。
いつになく精力的だった空気公団も青山陽一もすごく良かった。
UTAU / 大貫妙子 & 坂本龍一
ヘイト船長回顧録航海士抄 / 鈴木慶一
春愁秋思 / 空気公団
A Long Vacation(30周年記念盤) / 大滝詠一
Seasons Of My Soul / Rumer
Volume Two / She & Him
Volume One / She & Him
A Very She & Him Chiristmas / She & Him
The Broadsword and The Beast / Jethro Tull
The Collage / The Collage
The Randy Newman Songbook Vol.2 / Randy Newman
Who Is Harry Nilsson ? / Harry Nilsson(DVD)
Ride, Rise, Roar / David Byrne(DVD)
The Road From Memphis / Booker T.Jones
From Africa with Fury: Rise / Seun Anikulapo - Kuti & Egypt 80
The Art Of The Fugue / Glenn Gould
Lagrimas Mexicanas / Vinicius Cantuaria & Bill Frisell
Rocking Roller / Benoir Moerlen
Pull Up Some Dust And Sit Down / Ry Cooder
The Old Magic / Nick Lowe
Last Summer / Eleanor Friedberger
Midnight Flyer / Steve Cropper & Felix Cavaliere
芯空 / 窪田渡(空気公団)
In The Key Of Disney / Brian Wilson
Blues For Tomato / 青山陽一
UTOPIA / カーネーション
The SMiLE Sessions / The Beach Boys
Ciao! / ムーンライダーズ
購入したCD、DVD、ダウンロードは以下の28件
特筆すべきは、She & Himのアルバムを3枚も買っていること。
かなりのお気に入り具合がうかがえる。この3枚の中で2011年の新譜はクリスマスアルバムのみ。
選曲もアレンジも素晴らしく心地よい。演奏も歌もシンプルなのが彼ららしくていいのだ。
Rumerも同じ系統だが、こちらは美声の持ち主でもあり、自作曲も完成度が高くて次回作への期待も高まる。
Booker T.Jonesは、もうかなりのお年だと思うが、彼のオルガンもバッキングもとてもかっこいいし生き生きしている。
Eleanor Friedbergerは若い女性ロッカーで、バンド活動もしているが、ボクはソロ作品のこれが好き。
ぶっきらぼうな歌い方もいいし曲もいい。
Brian Wilsonの新譜は全てディズニーのカバー。このひとつ前のアルバムもガーシュウィンの曲集だったので、そろそろ彼のオリジナル作品が聞きたい。
The Beach Boysの『The SMiLE Sessions』は、以前に海賊版を購入したのだが、今回の正式発売の盤では音質が格段に良くって(あたり前)記念に購入した1枚。
ムーンライダーズとしてはたぶん最後になる『Ciao!』ライブと合わせて楽しんだ。
いつになく精力的だった空気公団も青山陽一もすごく良かった。
UTAU / 大貫妙子 & 坂本龍一
ヘイト船長回顧録航海士抄 / 鈴木慶一
春愁秋思 / 空気公団
A Long Vacation(30周年記念盤) / 大滝詠一
Seasons Of My Soul / Rumer
Volume Two / She & Him
Volume One / She & Him
A Very She & Him Chiristmas / She & Him
The Broadsword and The Beast / Jethro Tull
The Collage / The Collage
The Randy Newman Songbook Vol.2 / Randy Newman
Who Is Harry Nilsson ? / Harry Nilsson(DVD)
Ride, Rise, Roar / David Byrne(DVD)
The Road From Memphis / Booker T.Jones
From Africa with Fury: Rise / Seun Anikulapo - Kuti & Egypt 80
The Art Of The Fugue / Glenn Gould
Lagrimas Mexicanas / Vinicius Cantuaria & Bill Frisell
Rocking Roller / Benoir Moerlen
Pull Up Some Dust And Sit Down / Ry Cooder
The Old Magic / Nick Lowe
Last Summer / Eleanor Friedberger
Midnight Flyer / Steve Cropper & Felix Cavaliere
芯空 / 窪田渡(空気公団)
In The Key Of Disney / Brian Wilson
Blues For Tomato / 青山陽一
UTOPIA / カーネーション
The SMiLE Sessions / The Beach Boys
Ciao! / ムーンライダーズ
2011年読んだ本
久々にこの1年で読んだ本を振り返る。
61冊+2である。(2が電子書籍)
ほぼ読了順に以下に示す。(同じ著者の本はまとめたので、順序が前後しているところがある)
エンタメを中心に、種々雑多な内容。
こうしてながめると、今年は翻訳本がなんと2冊のみ!
しかも、2作とも原作は古典的物語。面白そうなのはたくさんあったのに読めなかった。
『ミレニアム』が文庫化されたのでぜひ、と意気込んだがタイミングが合わず未読。
来年は翻訳で面白作品をたくさん読みたい。
2011年は東日本大震災という未曾有の大災害が起きた年。
それをきっかけに生まれた『文芸あねもね』という電子書籍版の同人誌が、この夏のボクの中心的存在だった。
電子書籍という新たな形態にちゃんと触れたのは初めてだったし、ブログ、twitterとも連動して目が離せなかった。
さらに、その勢いで、トークショなるものに初めて参加したという記念の年にもなった。
あねもねに参加されている豊島ミホさん、宮木あや子さん、吉川トリコさんに直に接して、作家の方が一段と身近に感じた。ボクの下世話な質問にも答えていただき、うれしい反面申し訳ない気持ちも。
身近といえば、twitterによるあねもね組のみなさんやボクの好きな作家の方達のつぶやきがとても面白くて、いまや日課のようにチェックしている。時々ボクのツイートに直接本人から反応があるのが楽しい。
買ったけど積ん読になっている本がかなりの量ある。このまま在庫は年越しとなる。
現在読書中なのが、今年一番話題をかっさらった『ジェノサイド』である。確かに面白いのだが、一気読みのタイミングを失してしまった感じで、ノロ読中。
宮部みゆきの『おまえさん』も発売即購入したが在庫中。ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、柚木麻子『嘆きの美女』なども待機中なのだ。
来年は100冊目標(特に意味はないが)、翻訳もの増加ということで。
シューマンの指 / 奥泉光
メロディ・フェア / 宮下奈都
誰かが足りない / 宮下奈都
その英語ネイティブはハラハラします / デイビッド・セイン
隻眼の少女 / 麻耶雄嵩
スウェーデンの四季暦 / 訓覇法子
本は、これから / 池澤夏樹
日本人のためのフェイスブック入門 / 松宮義仁
鈴木孝夫の世界 第1集 / 鈴木孝夫研究会
ことばと思考 / 今井むつみ
連続殺人鬼カエル男 / 中山七里
意中の建築 上・下巻 / 中村好文
味写入門 / 天久聖一
色即ぜねれいしょん / みうらじゅん
日本はスウェーデンになるべきか / 高岡 望
楽園 上・下 / 宮部みゆき
フォントのふしぎ / 小林 章
ふがいない僕は空を見た / 窪 美澄
街場の大学論 / 内田 樹
日本辺境論 / 内田 樹
トゥルー・グリット / チャールズ・ポーティス
キュレーションの時代 / 佐々木俊尚
放課後探偵団 / アンソロジー
散歩の収穫 / 赤瀬川原平
本日は大安なり / 辻村深月
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村深月
太陽の坐る場所 / 辻村深月
空也上人がいた / 山田太一
自転車のまち / 濱野貴子
なぎなた / 倉知 淳
こめぐら / 倉知 淳
女子高育ち /辛酸なめ子
眠り姫とバンパイア / 我孫子武丸
うっかり鉄道 / 能町みね子
アメリカと宗教 / 堀内一史
困ってる人 / 大野更紗
ツチヤの貧格 / 土屋賢二
京都、オトナの修学旅行 / 赤瀬川原平・山下裕二
パパは今日、運動会 / 山本幸久
一匹羊 / 山本幸久
我が家の問題 / 奥田英朗
雨の塔 / 宮木あや子
殺人鬼フジコの衝動 / 真梨幸子
初恋素描帖 / 豊島ミホ
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海
明日のコミュニケーション / 佐藤尚之
あまからカルテット / 柚木麻子
乙女日和 / 山崎まどか
自分を予約する手帳術 / 佐々木かをり
ユニクロ帝国の光と影 / 横田増生
万華鏡の女 / ひし美ゆり子・樋口尚文
くちびるに歌を / 中田永一
タイニー・タイニー・ハッピー / 飛鳥井千砂
文芸あねもね / アンソロジー
川と星 / 彩瀬まる
61冊+2である。(2が電子書籍)
ほぼ読了順に以下に示す。(同じ著者の本はまとめたので、順序が前後しているところがある)
エンタメを中心に、種々雑多な内容。
こうしてながめると、今年は翻訳本がなんと2冊のみ!
しかも、2作とも原作は古典的物語。面白そうなのはたくさんあったのに読めなかった。
『ミレニアム』が文庫化されたのでぜひ、と意気込んだがタイミングが合わず未読。
来年は翻訳で面白作品をたくさん読みたい。
2011年は東日本大震災という未曾有の大災害が起きた年。
それをきっかけに生まれた『文芸あねもね』という電子書籍版の同人誌が、この夏のボクの中心的存在だった。
電子書籍という新たな形態にちゃんと触れたのは初めてだったし、ブログ、twitterとも連動して目が離せなかった。
さらに、その勢いで、トークショなるものに初めて参加したという記念の年にもなった。
あねもねに参加されている豊島ミホさん、宮木あや子さん、吉川トリコさんに直に接して、作家の方が一段と身近に感じた。ボクの下世話な質問にも答えていただき、うれしい反面申し訳ない気持ちも。
身近といえば、twitterによるあねもね組のみなさんやボクの好きな作家の方達のつぶやきがとても面白くて、いまや日課のようにチェックしている。時々ボクのツイートに直接本人から反応があるのが楽しい。
買ったけど積ん読になっている本がかなりの量ある。このまま在庫は年越しとなる。
現在読書中なのが、今年一番話題をかっさらった『ジェノサイド』である。確かに面白いのだが、一気読みのタイミングを失してしまった感じで、ノロ読中。
宮部みゆきの『おまえさん』も発売即購入したが在庫中。ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、柚木麻子『嘆きの美女』なども待機中なのだ。
来年は100冊目標(特に意味はないが)、翻訳もの増加ということで。
シューマンの指 / 奥泉光
メロディ・フェア / 宮下奈都
誰かが足りない / 宮下奈都
その英語ネイティブはハラハラします / デイビッド・セイン
隻眼の少女 / 麻耶雄嵩
スウェーデンの四季暦 / 訓覇法子
本は、これから / 池澤夏樹
日本人のためのフェイスブック入門 / 松宮義仁
鈴木孝夫の世界 第1集 / 鈴木孝夫研究会
ことばと思考 / 今井むつみ
連続殺人鬼カエル男 / 中山七里
意中の建築 上・下巻 / 中村好文
住宅巡礼・ふたたび / 中村好文
普通の住宅、普通の別荘 / 中村好文
英語と日本語のあいだ / 菅原克也味写入門 / 天久聖一
色即ぜねれいしょん / みうらじゅん
日本はスウェーデンになるべきか / 高岡 望
楽園 上・下 / 宮部みゆき
フォントのふしぎ / 小林 章
ふがいない僕は空を見た / 窪 美澄
街場の大学論 / 内田 樹
日本辺境論 / 内田 樹
トゥルー・グリット / チャールズ・ポーティス
キュレーションの時代 / 佐々木俊尚
放課後探偵団 / アンソロジー
散歩の収穫 / 赤瀬川原平
本日は大安なり / 辻村深月
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村深月
太陽の坐る場所 / 辻村深月
空也上人がいた / 山田太一
自転車のまち / 濱野貴子
なぎなた / 倉知 淳
こめぐら / 倉知 淳
女子高育ち /辛酸なめ子
眠り姫とバンパイア / 我孫子武丸
うっかり鉄道 / 能町みね子
アメリカと宗教 / 堀内一史
困ってる人 / 大野更紗
ツチヤの貧格 / 土屋賢二
京都、オトナの修学旅行 / 赤瀬川原平・山下裕二
パパは今日、運動会 / 山本幸久
一匹羊 / 山本幸久
我が家の問題 / 奥田英朗
雨の塔 / 宮木あや子
セレモニー黒真珠 / 宮木あや子
それでも、日本人は「戦争」を選んだ / 加藤陽子殺人鬼フジコの衝動 / 真梨幸子
初恋素描帖 / 豊島ミホ
ぽろぽろドール / 豊島ミホ
日傘のお兄さん / 豊島ミホ
リリイの籠 / 豊島ミホ
わらの女 / カトリーヌ・アルレーもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海
明日のコミュニケーション / 佐藤尚之
あまからカルテット / 柚木麻子
乙女日和 / 山崎まどか
自分を予約する手帳術 / 佐々木かをり
ユニクロ帝国の光と影 / 横田増生
万華鏡の女 / ひし美ゆり子・樋口尚文
くちびるに歌を / 中田永一
タイニー・タイニー・ハッピー / 飛鳥井千砂
文芸あねもね / アンソロジー
川と星 / 彩瀬まる