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Friday, March 30, 2007

帰国しました

4泊6日という駆け足日程でニュージーランドへ行っていた、カミさんと娘が無事帰国。
初日、霧のためにオークランドへ行ってしまうというトラブルがあったが、その後は割合順調で過ごせた模様。
現地に留学中のもう一人の娘とも、楽しい時を過ごせてよかったよかった。

ニュージーランドはかなり(住んでる)日本人が多く、お店に入っても店員が日本人だった、ということもしばしばだったようだ。なので言葉で困ることはなかったけど、たまに英語で話しかけられると、kiwi english(オーストラリアと似た発音)なので、非常に聞き取りにくい。
ハードな自然環境には今回訪問していないが、ニュージーランドと言えば「そのままの自然」なので次回行くときは(僕も行くぞ!)そちらの探訪をしてみたいとのこと。

留守番していた僕もトラブルはなかったし、まずはよかった。

Wednesday, March 28, 2007

植木等さん死去

クレイジーキャッツのメインボーカルとして、数々の名曲を世に送り出した。
僕は物心つく頃、植木等を真似て体の前で手をぶらぶらさせて「スーダラ節」を歌っていたそうだ。
人前で歌った初めての歌かもしれない。
毎週楽しみにしていた牛乳石鹸提供「シャボン玉ホリデー」
「およびでない、こりゃまた失礼いたしました!」
バラエティなど見ることのなかった僕の父親も、この番組だけはなぜか楽しみにしていて、結構涙を流しながら笑っていたことを思い出す。
1960年代に公開されたの植木等主演の映画「無責任シリーズ」
リアルタイムには見ていないけど、大学生のころ、昼間や深夜にやっていて、これがまた好きだった。たいらひとしとかって役名で登場する植木等が、お調子者で口八丁、なぜかするすると出世していくサラリーマンを好演。ミュージカル仕立てで楽しい。
植木等的音楽
こちらが植木等のソロアルバム(CD)。1995年。
プロデュース大滝詠一。「ナイアガラ・ムーン」「FUN×4」も歌っている。


僕が持っているクレイジーキャッツのアナログ盤。
大滝詠一監修編集による、ホントのベスト盤である。購入したのは1986年。

ご冥福をお祈りします。

Sunday, March 25, 2007

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

24日午前中は家族の旅行トラブルで自宅に待機していた。
それもなんとかなったようなので午後から外出。
京都シネマ(四条烏丸)でタイトルに書いた映画を鑑賞。

劇場でのコンサートの公開生放送ラジオ番組の最終回の模様を、楽屋や舞台を細かいカット割りで楽しく見せてくれる。
このあと劇場も取り壊されることが決まっており、出演者やスタッフともそんな感慨を胸に向かうのである。
このコンサートが面白くって、ライブ感(生放送もしているのでなおさら)がものすごく伝わってくる。
司会者が大活躍する。進行を仕切るのは当然だけど、途中で頻繁にはさまる地元の企業の広告で歌手と一緒にジングルを歌ったり、自らも舞台で歌ったりするのである。
この俳優がものすごくいい。
映画をしっかり真ん中で支えている。
このコンサートで演奏されるのがカントリー・ミュージックなのだが、日本ではなじみが薄い。
歌っているシーンもたっぷりあるので、隣のおばさんほとんど寝てたね。まあ仕方ないか。
アメリカでは非常に根強い人気があると聞く。最近僕もすこしだけ興味がわいている。
出演歌手役のメリル・ストリープの娘が、普段は楽屋で読書をしているのだけど、最後で番組時間合わせのために、急きょ舞台で歌うことになる。普段かけている眼鏡をはずして、ショールをぱっとかけて舞台へ上がるのだ。
このシーンがとてもいい。しかも歌が上手いし声がいい。(その女優が実際に歌っているのかどうかは知らないけど)
ひとつ気になったのは、天使がでてきて自由に歩き回るのだが、この役は本当に必要なのか?
そこだけやや疑問あり、だけど楽しい映画であることは間違いない。

Saturday, March 24, 2007

霧のクライストチャーチ

昨日から6日間の予定で、カミさんと下の娘がニュージーランドへ旅行にでている。
進学前の隙間をねらってこの時期に渡航して、1月から留学中の上の娘に会うため。
23日の夕方5時半に関空から出発して、今日の午前8時(現地時間)クライストチャーチに降り立ったと思っていた。

朝の8時過ぎに電話。
カミさんの焦った声で「トラブル発生!霧で空港に降りられなかった。飛行機はオークランド空港へ降りた!」
市内の大聖堂前で娘と待ち合わせの約束をしているが、連絡がつかない、なんとかせよ、と。
あれま!
今回は僕の休暇が取れなかったので、思い切って、かなり思い切って二人で海外へ送りだしたのだが。
今まで僕も遭遇したことのないアクシデントである。
しかもあとで聞くと、1月から全く霧など下りたことがない、と言う。
朝起きたら霧が立ちこめていたので驚いたらしい。

急いでホストファミリーの家に電話をかけて、事情を説明。大聖堂前で待っているはずの娘に連絡してもらうよう依頼した。
しばらくすると娘から電話がはいり、すでに母親たちが泊まる予定のホテルへ行って、彼らが到着しているかどうかを確認していた。
こっちのあたふたをよそ目に、なんと落ち着いた対応で頼もしい。
わずか2ヶ月だけど、しっかりしてきた(←親ばかモード全開)
その後、日本組も国内線でクライストチャーチへ向かい、再会を果たすことができたようだ。

おっと、気がつきましたか?
さらりと「急いでホストファミリーの家に電話をかけて、事情を説明」と書いたが、もちろん英語で説明したわけである。
実を言うと、ホストのお母さんの言うこと(kiwi english)全くわからなかった。
がっくし。
とりあえずこちらの言いたいことを説明(したつもり)
娘に聞くと、どうやらうまいこと伝言されていたようで、ちょっとだけ気分を持ち直した。
精進いたそう。

Friday, March 23, 2007

遠回り帰宅

仕事からの帰宅途中、神戸付近で起きた人身事故の影響でJRが大津駅にて停車。動き出す目処は立たないとのこと。
このまま待っていても、それが30分なのか1時間なのかわからない。
それならばと、別ルートで帰ることを決意。
徒歩で京阪浜大津駅へ、京阪で三条まで移動。そこから徒歩で阪急四条へ。

三条京阪駅から三条大橋を渡り、すぐに左へ。珉珉(字あってたっけ?)の角を右折、王将を通りすぎ木屋町通へ。
な、なんだ?すごい人、人、人
木屋町通に若い人たちがあふれている。時期からすると、卒業式はもう終わっているだろうし、追いコン?謝恩会流れ?
入社して5年ぐらいは、僕らもここで騒いでいた。
木屋町、先斗町、祇園に繰り出して飲んでいたっけ。縄手通りのスナックもよく行ったなあ。
なんだか久しぶりに見た、こんな大騒ぎ。
しかも、ここは『夜は短し、歩けよ乙女』の舞台でもあって、そんなシーンも甦ってきて、なんだか得した気分。
人をよけながら高瀬川沿いに下って、阪急四条駅へ。そこから阪急にのって桂まで。
結局家に着いたのは、会社をでてから4時間が経過。
おとなしく停車した車内で待っていたほうが、早かったかも。
でもそれでは、木屋町通を歩いていないわけで、まあよかったね。

Wednesday, March 21, 2007

鴨川寮

昨日、丸太町の鴨川沿いにあるキリンビールの保養所で一泊。
カミさんの姉さんのご主人が勤務されている関係で借りることができた。僕の家族と、姉さんの家族とそのご両親。僕だけ仕事の後で寄ったので、到着は7:30をまわっていた。
聞くと、8時までに食事をして食器を片付けて欲しいと。
あれま、あと20分しかない。
キリンビールぐびリ、かにほじり、茶碗蒸しぱくつき、赤だしすすり、いくら飯もぐり。

完食。

味わうヒマなし。
この写真は翌朝6時半頃に起き出して、鴨川縁を散歩したときのもの。
鴨川沿いの景色はとても京都らしくて好き。
朝はコート着ていないとまだ寒い。

今日はお彼岸なので、このあと綾部までひとっ走り、片道2時間。
昼間になると車で走っていても窓全開が気持ちいい。春が来たなあってかんじ。
墓参りすませ、2時半帰宅。

Sunday, March 18, 2007

最近購入したCD

最近買ったCDで印象的だった2枚を紹介。

Ry Cooderの新作『My Name is Buddy』2007年
My Name Is Buddy
これは何かのストーリーをもったコンセプトアルバムのようだ。ジャケットからして猫の話?
まず真っ先に浮かぶのは、クーダーが初期の頃に戻った、という印象。
カントリーテイストが全編をつらぬいている。そしてテックスメックスのアコーディオン、Okinawa旋律など、よく聞くといろんな要素がつまっていて、そのあたりは彼の幅広い音楽経験が十二分に生かされた佳作である。もうひとつの要素としてVan Dyke Parksの参加も見逃せない。彼の参加でさらに深くアメリカンルーツミュージックを展開している。

もう一枚は、The Outlawsの1976年発表のセカンドアルバム『Lady in Waiting』
ギターを中心にしたアメリカ南部ロックであるが、レーナード・スキナードほど泥臭くなく、複数のエレキギターのアンサンブルとイーグルスばりの爽やかなコーラスを聞かせる、なかなかのもの。ただ印象的な曲が少なくややものたりなさも感じる。70年代~80年代にかけて活動。
Lady in Waiting

Monday, March 12, 2007

この時期に雪

勤務地である滋賀県彦根市は、関西の中では雪が多い地域として知られている。
今年の暖冬でほとんど雪が降らず、道路に積もったこともなかったのに、今日駅に降りて驚いた。

道路まで積もってるじゃん!

べちょべちょなので、雪用のタイヤでなくても走れるけど、なんで今...
この週末にタイヤをノーマルに変えた人も多かったのでは?(←自分のこと)
京都では全くその気配もなかったので、油断した。

Thursday, March 08, 2007

増上寺 子育て地蔵

2/24~25に東京へ行ったときに、東京タワーへのぼった話を以前書いた。
東京タワーのすぐ近くにある増上寺で撮影した写真がこれ。
「子育て地蔵」と言うらしい。
なぜかたくさんの地蔵さんがみんな、色鮮やかな風車を持っている。
風が吹いていたので、一斉に風車が回っていた。
目を奪われた。

そしてその地蔵さんの後ろ姿がこれ。
この帽子をかぶせられた頭のラインが、妙に可愛い。
ほっぺたがぷくっとふくれているところもグッド!
手抜きされずに、帽子を結ぶひももきっちり締められているし大事に手入れされていることがうかがえる。その律儀さがなんとも微笑ましくって素敵。

Sunday, March 04, 2007

濃い二日間

この数日体調を落としており、咳が止まらない。
そのなかで、昨日は親戚の法事で綾部へ。
法事なので宴席が設けられるのはわかっていたが、楽ちんな車で行った。
数年前のお葬式も同じ時期で、寒くてストーブのそばを離れられなかった記憶があったけど、今年はなんだか暖かくってお墓へ行くのも上着はいらない。


ここで体調不良を意識して休むと、風邪に押し切られそうなのでふんばります。
それで今日は、美大へ通っている姪の卒展見学に京都市美術館へ家族で行った。
昨日以上に暖かくってしかも好天、きょうも上着はいらない。バスの中なんて暑いぐらいで、窓全開希望。
かなり広い会場に学科ごとの作品を展示している。
いろんな作品が一挙に見られて楽しい。
姪の作品は、この7年間で書きためたファッション画を1ページ1点ずつにうまく編集して年代順に並べたもの。
まず、7年間描いていたっていうのがすごいね。絵がかわいっくて楽しいし、同じような質感で本にまとめているのがいいアイデアだと思う。そのときの自身のエピソードや世間の出来事が添えられている。自分史になっているわけ。さすが、卒制にぴったりじゃない。
映像の展示もけっこうあったのだけど、映像は時間のしばりがあって見る側で時間を自由にできないので、どうしても敬遠してしまう。残念だけど。


そのあと、大阪・阿波座へ移動。
最近気に入っている空気公団のライブ-1年ぶり。
50人はいれば満席となる喫茶店「martha dining-cafe+goods」にて至近距離ライブ。
あいかわらず無欲なバンド、活動自体もマイペースを堅守しているし。
おいしい食事といっしょに楽しいひとときだった。あらためて山崎さん、壊れそうで儚げないい曲つくるなあと思う。

なんだか、楽しいものをみて好きな音楽を聴いたら、体調が回復しているみたい。しめしめ。