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Saturday, January 29, 2011

映画『ソーシャル・ネットワーク』

いま人気沸騰中?のフェイスブック創設者を描いた話題の映画である。
いや〜面白い。
創作部分もあるのだろうが、フェイスブックの裏側にこんなドラマがあったのか。
ハーバード大学内で始めたSNSが、どんどん会員を増やしていくすさまじさは恐ろしい。
中心人物のマーク・ザッカーバーグは商売には興味はなく、ひたすらクールでエキセントリックなサイトをめざす。もうひとりの創設者エドゥは、出資者を探してこれを商売として成立させようと奔走するが、二人の溝は深まるばかり。
そこへ現れた、ナップスターの創設者であるショーン・パーカにマークは魅せられて、彼の言動にひきづられていく。
そもそものアイデアを盗まれたと、訴訟を起こすウィンクルボス兄弟なども巻き込んでの人間模様が描かれる。
これを見ていると思うのは、言葉はほんとうに武器だなということ。
早口で次々と自分の主張を発信して、相手を打ち負かす英語の力。というかそういう文化。
日本人だったら、言いたいことを言わずにぐっと忍従か、なんとか和に持っていくか。
英語(とその文化)がいいとは言わないが、その特徴的なところが表されていてとても興味深い。

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