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Monday, July 09, 2012

まもなく祇園祭を迎える京都

まだ梅雨はあけていないが、今日の天気は夏ですね。
京都は祇園祭まっただ中、次の週末は宵々山、宵山を迎える。
それが終われば、本当に夏がやってくる。
京都特有の湿度の高い夏が。

さて、このところ映画をよく見に行っている。
それぞれになかなか面白い映画を見た。

『私が、生きる肌』
アルモドバル監督作品。
彼の作品を見るのは初めてなのだが、聞いていたように色彩は鮮やかで美しい。
ところが、内容はもうほんとに身の毛がよだつ恐ろしいものだ。
時系列がかなり入り組んでいるので、よく考えながら見ていないとわからなくなる。
登場人物も覚えにくいし。
主人公の外科医が、若い女性を監禁しているらしい、ということはかなり最初からわかる。
しかし、監禁はされているが美しい部屋にすんでいるし、悲壮感もないので、関係がよくわからない。
ただ、彼女は体にピッチリとフィットした肌色のボディスーツだけを着ているのが、なんとも不穏な感じを抱く。
この外科医は、画期的な人工皮膚を開発したこともわかってくる。
過去のフラッシュバックやエピソードも挟まれて、次第に彼女が何者かがわかってくる。
ギャー
外科医のマッドサイエンティストぶりも顕になって...

結構カップルでも見に来ていたけど、過激すぎてデート向きではない、と思った。
余計なお世話だけどね。

あと2本は次回

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