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Monday, July 09, 2012

青山陽一 the BM's at 難波ベアーズ

前から一度見たかった。
かなり切望していたのだけど、なかなかタイミングが合わなかった。
彼の弾くギターはシャープでとにかくかっこいいのだ。
それに憧れていた。
今回ちょうどいいタイミングで彼のライブを見つけた。

ということで、やってきました難波。
ここへ来る前に梅田で、映画『少年は残酷な弓を射る』を見た。
重たい映画だった。
それを胸に残しつつやってきた。
難波ベアーズは、Nanba PARKSの近くにあるので、それを頼りに歩いていると、目の前にクボタのビルが見えた。
最近、仕事でよくお会いするクボタの本社ビルってここにあったのか。
ここからボクの会社の彦根事業所は遠いなあ、いつもご苦労さまです!
って、本編とは無関係な話でしたね。

難波ベアーズはそのすぐ近くにあるのだ。
開場15分前に着いたら、ホールの人が交通整理をしていた。
道が狭くて会場前にたむろされると近所迷惑になるので、人が広がらないように整理しているのだ。
観客にとっては初めてでも、スタッフには毎回のことなのでうんざりな仕事だとは思うが、とても感じがいい。
ご苦労さまです、広がらないように気をつけます、って気になる。
やっぱ仕事は笑顔と思いやりだよね。
開場を待っているときに、出演者4人がコンビニ袋を下げて会場へ戻ってきた。
開場待ちをしているボクらのすぐ脇をすみません、って感じで階段下へ降りていく。
とってもナチュラル、普通すぎて見過ごしそう。

会場へ入って初めて知ったが、これってオールスタンディングじゃない!
結構キツイな、ダイジョウブカナ、という思いが頭をかすめたが仕方がない、せいぜい倒れないよう控えめに盛り上がろう。
定刻5分過ぎぐらいに、バンドメンバーが登場。
演奏開始。
おお、演奏も想像通りにナチュラル。
会場自体に仕掛けはない、無色のスポットライトだけ。
演奏や歌もギミック皆無の直球勝負。こういうのすごくいい。
青山陽一のギターは予想以上にかっこいい。
途中で2曲弾いたボトルネックを使ったスライドギターが、特にいいなあ。
中原由貴のドラムは、安定していてリズムをがっちり支えている。
彼女歌もうまいですね。
惚れました。
彼女の本家バンド、タマコウォルズの公演があればぜひ行きたい(ただいま活動休止中らしい)
青山さんのMCもナチュラルだし、手拍子や観客の揃いの振り付けも強要されない。(←ここ重要ね)
みんなでそろって拳を振り上げるのは気恥ずかしいよね。
青山陽一これからも注目しているよ。

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