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Tuesday, December 31, 2013

2013年を振り返る(本)

まだ、大滝詠一さんの訃報の衝撃が大きくて、なかなか心の整理がつきません。

2013年元旦に北大路公子の『ぐうたら旅日記』からスタートしましたが、今年読んだのは44冊。
ちょっと少なめだったのは、後半に失速したからなんですが、ボクの主なる読書時間である通勤時に、ほとんど眠ってしまったのが原因ですね。
最初に名前をだしたので、北大路公子さんですが、ツイッターも絶好調に面白すぎます。
もちろんエッセイも抱腹絶倒であります。

初めて読んだ作家も当然いくらかあるのだが、大ベストセラー作家である江國香織は初めて読んだ。
面白くって、読みやすかったしなんと6冊も読んだ。
なかでも最新作の『はだかんぼうたち』はとても良かった。元々文章は言うまでもなく上手な上に、多角的視点で多面的に描き出すのがすごくいい。
亀和田武著『夢でまた逢えたら』も面白かった。著者が出版社やTV関係で仕事をしていたときの話が中心なのだけど、人間模様がえーっと思うようなのもあって興味津々である。
ミステリーではジョン・ハート著『ラスト・チャイルド』は安定の面白さ。
トム・フランクリン『ねじれた文字、ねじれた路』、アン・クリーヴス『大鴉の啼く冬』も面白かった。
宮下奈都さんの初エッセイ集『はじめからその話をすればよかった』もいつも通り感動的で元気が出る。

来年もいい本と出会いたい。
そしてもっとたくさん読みたい。

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