今年はとにかくたくさん見に行った。
劇場へ足を運んで見たのは18本!
16本が洋画である。
しかも、結構いい映画が多かった。
大作「レ・ミゼラブル」はセリフも全て歌なのだが、そのせいか印象に残るメロディーがなかったのが残念。
「ル・コルビュジエの家」はその名の通り、本物のル・コルビュジエ設計の家に住む住人が、押しの強い隣人に悩まされる物語。衝撃のラストだった(とても意外!)
「エンド・オブ・ザ・ワールド」地球滅亡の日が刻々と近づいているのに、わりと平穏に日常を過ごす人々
「ゼロ・ダーク・サーティ」ビンラディン容疑者の潜伏先に絞り込んで迫っていくスリリングさ
「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」もう愛おしい映画と言っていいでしょう
「ヒッチコック」ヒッチコック監督の名作「サイコ」撮影秘話(おそらく創作)が興味深い、ほんとにありそう
「ビル・カニンガム&ニューヨーク」80歳を超えても、自転車で走り回ってニューヨーカーのファッション写真を撮りまくるおじいさんカメラマン。さすがニューヨークと思わせる
「タイピスト!」1950年台、フランスの田舎町から秘書になる夢を持ってでてきた少女が、唯一の特技「タイプの早打ち」を見込まれてタイピング世界大会の優勝を目指して奮闘する。スポ根ロマンチック・コメディという新しいジャンルを作った。
「パッション」ヒッチコックの後継者と言われていた頃の作風に戻ったブライアン・デ・パルマ監督の演出が冴える。
「サイド・エフェクト」精神安定剤の副作用で殺人を犯してしまった女性。果たしてそれだけなのか?
など、かなりバラエティに富んだ作品群であった。
また邦画の2本は「箱入り息子の恋」と「立候補」である。
「立候補」は知事選挙のたびに立候補する泡沫候補と呼ばれるひとたち(メインはマック赤坂)を追ったドキュメント。
さてこの中で1本を選ぶとすると、迷わずに
「タイピスト!」
ノスタルジックなビジュアルもとても綺麗で、主演の女性がそこそこ美人というところもいいし、音楽も50年代なところがすごく心惹かれた。タイトルがでてくるところからわくわくして、最後まで楽しさが続く。
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