今日(12/31)お昼のTVのニュースで大滝詠一さんの訃報を聞いた。
目を疑った、あまりに突然。
ツイッターのTLにも大滝さんの投稿が並ぶ
大滝詠一というミュージシャンを知ったのは、当時毎月買っていたミュージック・ライフの音楽評だったと思う。
どなたが書かれた記事かは忘れたのだが、ファーストアルバム『大瀧詠一』の内容を的確に表現されていた。
当時洋楽一辺倒だったボクが、初めて日本の音楽に対して激しく興味を持ったのがこのアルバムだった。
フォークソングに代表される素朴で暗い印象の音楽とは全然違う
なんて楽しい、面白い、いろいろな音楽の要素がいっぱい詰まっている。
日本の音楽を見なおした、というか全然見えていなかった!
目からうろこが落ちまくった瞬間
大滝詠一を皮切りに、はっぴいえんど(順番は大滝さんが先でした)、鈴木慶一とムーンライダーズがツリーの幹になって、そこからどんどん派生しながら聞きまくった学生時代。
そうなんです、ムーンライダーズのドラマーであるかしぶち哲郎さんも先日亡くなりました。
2013年は、ボクの音楽の太い幹が相次いで亡くなった年として記憶されることになりました。
ムーンライダーズは特に派生度合いがとても大きくて、ライダーズのメンバーがプロデュースしているバンドはどれも本当に好きで、シネマ、野宮真貴、カーネーション、青山陽一などなど、いまでも好きでよく聞く。
そこから、さらにその次の世代へとつながってきている(スカート、カメラ=万年筆などもいいですねえ)
日本のロック、新しいポピュラー音楽を切り開いてきたパイオニアたちが、世代的には60代を超えてきて亡くなってもおかしくない時期にはきているのでしょう。
世代的には少し後をついてきた自分としては寂しいですが、あたらしい人たちに引き継がれているし、それも期待しつつ謹んでご冥福を祈ります。
大晦日なので、掃除しながら大滝詠一さんの音楽をエンドレスで流しています。
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