これまで何度か見ているトクマルシューゴだけど、全てなんらかのイベントがらみ。なので30分程度の演奏しか聞くことができず、いつも消化不良気味だった。
今回は、たっぷりとトクマルシューゴを聞くことができる、とかなりの期待を持ってでかけたのだ。
約1.5時間のステージ。
裏切られることはなかった。
彼の音に対するこだわりと狂気じみたギターへの偏愛ぶりがよーくわかった。バンドメンバーは途中休憩があったけど、本人はずーっと出ずっぱり。ギター弾き倒し。
このところTV、雑誌、新聞などのメディアにでる機会が激増しており、チケットも即完売状態。今日のライブ−京都磔磔で、オールスタンディングほぼ満杯状態。
おそるべしメディアの力。(これまでのイベントでは比較的ゆったり見ることができた)
しかし、最近ファンになって初めて彼を見たひとたち、ぶったまげているはず。
ちょっとした音楽通であれば、あのギターには腰を抜かすはず。あれだけの手数で弾きながら歌も歌うなんて。
しかも、今回の演奏は5人編成のバンドで、音の構成力に息を飲み、息の合ったリズムセクション隊の響きに胸が熱くなる。
まあ、ひとそれぞれ期待値は違うので、想像と違ったひともいたかもしれないけど、確実にファンを増やしたことは間違いなかろう。これから益々チケットが入手しにくくなる。
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Monday, May 24, 2010
Saturday, May 22, 2010
映画2本
現在も公開中の成海璃子主演の青春映画2本を見た。
『武士道シックスティーン』と『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』
たまたまかもしれないが、どちらも似ている構成の映画なのだ。
剣道と書道(どちらも「道」)に対してストイックに打ちこむ女子高生(成海璃子)。実家が道場、方や書道家の父というエリート環境で、そればかりに向き合いすぎて周囲が見えなくなっている。そこに現れる異質なもの。
勝負には全くこだわらないのになぜか強い気楽な女子高生(北乃きい)こちらはファッションやスイーツにも興味津々。
方や、音楽に合わせて巨大な紙に書を書く「書道パフォーマンス」をやりたい、と部員から提案される。
当然、成海はそれに反発して認めようとしない。友人達ともぶつかりあって、ぎくしゃくした関係にになる。何度もぶつかることで、視界が開けてきて理解しあって乗り越えていく、というストーリー。
こういうふうに書いちゃうと、ありがちなストーリーで興味を引かないかもしれないが、それをいかに説得力を持って見せるのかということになるわけで、それはどちらも成海璃子の演技に大きく支えられていると思った。
最初の頃の、仏頂面のなかにかすかな悩みを秘めた表情から、とまどい、気持ちを押さえられず爆発するとき、終盤の穏やかな表情と、こういうのはやっぱり天性の才能というものか。それが映画全体をおおきく引っ張っているのだと思う。
細かいことを言うといろいろとあるのだけど、大傑作ではないが十分に楽しめる作品。
特に『武士道シックスティーン』は3部作全て原作を読んでいるので、かなり期待も大きかった。キャスティングは読んだ時の印象とぴったりじゃないかな→成海璃子と北乃きい
それにしても、剣道と書道、どちらも猛特訓したらしい。女優というのもハードな仕事である。
『武士道シックスティーン』と『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』
たまたまかもしれないが、どちらも似ている構成の映画なのだ。
剣道と書道(どちらも「道」)に対してストイックに打ちこむ女子高生(成海璃子)。実家が道場、方や書道家の父というエリート環境で、そればかりに向き合いすぎて周囲が見えなくなっている。そこに現れる異質なもの。
勝負には全くこだわらないのになぜか強い気楽な女子高生(北乃きい)こちらはファッションやスイーツにも興味津々。
方や、音楽に合わせて巨大な紙に書を書く「書道パフォーマンス」をやりたい、と部員から提案される。
当然、成海はそれに反発して認めようとしない。友人達ともぶつかりあって、ぎくしゃくした関係にになる。何度もぶつかることで、視界が開けてきて理解しあって乗り越えていく、というストーリー。
こういうふうに書いちゃうと、ありがちなストーリーで興味を引かないかもしれないが、それをいかに説得力を持って見せるのかということになるわけで、それはどちらも成海璃子の演技に大きく支えられていると思った。
最初の頃の、仏頂面のなかにかすかな悩みを秘めた表情から、とまどい、気持ちを押さえられず爆発するとき、終盤の穏やかな表情と、こういうのはやっぱり天性の才能というものか。それが映画全体をおおきく引っ張っているのだと思う。
細かいことを言うといろいろとあるのだけど、大傑作ではないが十分に楽しめる作品。
特に『武士道シックスティーン』は3部作全て原作を読んでいるので、かなり期待も大きかった。キャスティングは読んだ時の印象とぴったりじゃないかな→成海璃子と北乃きい
それにしても、剣道と書道、どちらも猛特訓したらしい。女優というのもハードな仕事である。
Saturday, May 15, 2010
アートにひたる一日
同志社大学のシンポジウム「アートの力」を聴講した。
パネラーは 姜尚中(日曜美術館の司会の人)、平田オリザ、佐野元春(!)、岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
おお、なんだかすごいラインナップではないか。
ほぼ満席状態(無料だしね)
今回の話の対象は主に「前衛芸術」の方で、ボクの印象に残った内容はおおまかにふたつ
姜尚中が冒頭で発言した「絶望からアートが始まる」
佐野元春の発言「いいソングライティングにはユーモアが必要」
アートは、人の心の闇(もしくは隠れて気づいていない部分)をさらけだすことから始まったことを、例示しながら説明。
ユーモアの方は、もちろん歌作りだけではなく、なんにおいても必要なことだろう。
平田オリザのロボット演劇の話も面白い。
ロボットを出演者にした演劇(平田氏は阪大で講義をもっており、阪大はロボット工学の最先端研究機関である)を作ったときの話で、ロボットに人間らしい(感情がこもった)動きを実現するのに、研究者は膨大なヒトのデータを集めて、それを解析し分析することからアプローチを試みる。
ところが演出家は、一瞬でそれが「わかる」と言うんですね。それが「間(ま)」であって、動きの中でコンマ何秒の間を作るだけで、生き生きとしてくることを経験上わかっていると。だからそのようにプログラミングすれば、ロボットでも我々に感動を与える演技ができるということだ。
岡部あおみのキュレータとしての仕事内容や、日本と欧米(特にフランス)のアート教育の違いも興味深い。
日本はワークショップスタイルの教育が多い(デッサンや写生をさせたり工作で何かを作る)、逆に欧米はほとんどが「鑑賞」に対する教育である。ものを作らせることはほぼ皆無だそうだ。特に新しいアートはそれを見る目が大切で、教育を行うことで身に付けることができる。そのために欧米では前衛的な作品でも面白がられて人気があるが、日本ではほとんど見向きもされない。その代わり有名な画家の展覧会には人が殺到する、という現象が起きる。日本の前衛作家達が、国内よりも海外で認められ、それが逆輸入される現象が起きるのもこのことからだろう。
3時間の長丁場だが、なんだかあっという間に時間が経った。
そのあと、大急ぎで長岡京文化会館へ向かう。
下の娘がこの春から大学へ進学して、オーケストラに入部した。そのオケの定期演奏会である。
音楽系の学校ではなく、ほとんどが理工系の学生なのだが、ちゃんとしたオーケストラの演奏になっている。そこにまずは感動した。バイオリンは初心者も多いらしいのだが、ちゃんと練習すればこんな音が出せるようになるのだね。
吹奏楽団と違って、娘のクラリネットパートは演奏する人数が2人程度なのだ。(吹奏楽団のクラリネットはオケのバイオリンに相当するので人数が多く必要)なので、出番はまだまだ先のようだ。
チャイコフスキーの「悲愴」いい曲だなあ。
パネラーは 姜尚中(日曜美術館の司会の人)、平田オリザ、佐野元春(!)、岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
おお、なんだかすごいラインナップではないか。
ほぼ満席状態(無料だしね)
今回の話の対象は主に「前衛芸術」の方で、ボクの印象に残った内容はおおまかにふたつ
姜尚中が冒頭で発言した「絶望からアートが始まる」
佐野元春の発言「いいソングライティングにはユーモアが必要」
アートは、人の心の闇(もしくは隠れて気づいていない部分)をさらけだすことから始まったことを、例示しながら説明。
ユーモアの方は、もちろん歌作りだけではなく、なんにおいても必要なことだろう。
平田オリザのロボット演劇の話も面白い。
ロボットを出演者にした演劇(平田氏は阪大で講義をもっており、阪大はロボット工学の最先端研究機関である)を作ったときの話で、ロボットに人間らしい(感情がこもった)動きを実現するのに、研究者は膨大なヒトのデータを集めて、それを解析し分析することからアプローチを試みる。
ところが演出家は、一瞬でそれが「わかる」と言うんですね。それが「間(ま)」であって、動きの中でコンマ何秒の間を作るだけで、生き生きとしてくることを経験上わかっていると。だからそのようにプログラミングすれば、ロボットでも我々に感動を与える演技ができるということだ。
岡部あおみのキュレータとしての仕事内容や、日本と欧米(特にフランス)のアート教育の違いも興味深い。
日本はワークショップスタイルの教育が多い(デッサンや写生をさせたり工作で何かを作る)、逆に欧米はほとんどが「鑑賞」に対する教育である。ものを作らせることはほぼ皆無だそうだ。特に新しいアートはそれを見る目が大切で、教育を行うことで身に付けることができる。そのために欧米では前衛的な作品でも面白がられて人気があるが、日本ではほとんど見向きもされない。その代わり有名な画家の展覧会には人が殺到する、という現象が起きる。日本の前衛作家達が、国内よりも海外で認められ、それが逆輸入される現象が起きるのもこのことからだろう。
3時間の長丁場だが、なんだかあっという間に時間が経った。
そのあと、大急ぎで長岡京文化会館へ向かう。
下の娘がこの春から大学へ進学して、オーケストラに入部した。そのオケの定期演奏会である。
音楽系の学校ではなく、ほとんどが理工系の学生なのだが、ちゃんとしたオーケストラの演奏になっている。そこにまずは感動した。バイオリンは初心者も多いらしいのだが、ちゃんと練習すればこんな音が出せるようになるのだね。
吹奏楽団と違って、娘のクラリネットパートは演奏する人数が2人程度なのだ。(吹奏楽団のクラリネットはオケのバイオリンに相当するので人数が多く必要)なので、出番はまだまだ先のようだ。
チャイコフスキーの「悲愴」いい曲だなあ。
Monday, May 10, 2010
マンガ『水木しげる伝 上・中・下』
ドラマで現在放映中の『ゲゲゲの女房』は、水木しげるの奥さんが主役の物語なのだが、なかなか面白い。
で、水木しげるの一生もかなり波乱に富んでいるようで、全3巻の伝記漫画を読んでみた。
改めて、この人ほんとに絵がうまい。
背景も細かく書き込んでいるのもすごいが、やはり人物がなんとも面白い。へんな顔の人がたくさん出てくるが、いるよこんな顔した人。
人間の顔そのものが面白いことに逆に気がつく。
ボクは特に水木しげるが描く口が好き。
鼻からの線が口につながっているポカンと明けた口。
それと、ちょっと顔を上向きにして半眼になった表情のときの数字の3みたいな形の口。
この3巻は「戦前」「戦中」「戦後」に別れているのだが、圧倒的に戦中編が面白い。
ラバウルの最前線に行っても超マイペース。いっつも上官になぐられている。
ビビビビビッ(殴られる時はいつもこの音ね)
悲惨な最前線なのだが滑稽でもあるのだ。
そこがいい。
で、水木しげるの一生もかなり波乱に富んでいるようで、全3巻の伝記漫画を読んでみた。
改めて、この人ほんとに絵がうまい。
背景も細かく書き込んでいるのもすごいが、やはり人物がなんとも面白い。へんな顔の人がたくさん出てくるが、いるよこんな顔した人。
人間の顔そのものが面白いことに逆に気がつく。
ボクは特に水木しげるが描く口が好き。
鼻からの線が口につながっているポカンと明けた口。
それと、ちょっと顔を上向きにして半眼になった表情のときの数字の3みたいな形の口。
この3巻は「戦前」「戦中」「戦後」に別れているのだが、圧倒的に戦中編が面白い。
ラバウルの最前線に行っても超マイペース。いっつも上官になぐられている。
ビビビビビッ(殴られる時はいつもこの音ね)
悲惨な最前線なのだが滑稽でもあるのだ。
そこがいい。
Tuesday, May 04, 2010
class reunion
先週の英会話教室でちょうど習ったところ class reunion = クラス会
高校のクラス会で東京国立へ1泊でした。
ちょっと前に京都へ帰ってきたところ。
今回の出席は20数名ということで、クラスの約半数ほど。
出席者もほぼ固定されてきた。来る人は毎回来るけど、きたくない人も、それどころでない人もいるのだろう。
毎回思うのだが、出席するとなんだか元気になる。
ここでも書いたが、わずか高校の3年間に同じ場ですごしただけなのに、卒業して30数年、それぞれの違った人生を知ると、みんな頑張ってるなあとしみじみ思う。
そういうふうに思うことで、自分もリセットするというか整理される感じ。
一次会・二次会は高校があった国立で、その後は帰る方向で二つに別れ、ボクはホテルが新宿寄りだったので新宿チーム4名で三次会へ。実は他の3名は高校時代ほとんど交流がなかった男子なのだけど、知らないエピソード満載で楽しかった。そうだったのか、あの高校にもダークなところがいろいろあったのだ。(それでも今の巷でのダークさとは比べられないぐらいやさしいダークだけどね)
当時は話せなかったひとと話が出来るのも30年の歳月のなせるワザ
高校のクラス会で東京国立へ1泊でした。
ちょっと前に京都へ帰ってきたところ。
今回の出席は20数名ということで、クラスの約半数ほど。
出席者もほぼ固定されてきた。来る人は毎回来るけど、きたくない人も、それどころでない人もいるのだろう。
毎回思うのだが、出席するとなんだか元気になる。
ここでも書いたが、わずか高校の3年間に同じ場ですごしただけなのに、卒業して30数年、それぞれの違った人生を知ると、みんな頑張ってるなあとしみじみ思う。
そういうふうに思うことで、自分もリセットするというか整理される感じ。
一次会・二次会は高校があった国立で、その後は帰る方向で二つに別れ、ボクはホテルが新宿寄りだったので新宿チーム4名で三次会へ。実は他の3名は高校時代ほとんど交流がなかった男子なのだけど、知らないエピソード満載で楽しかった。そうだったのか、あの高校にもダークなところがいろいろあったのだ。(それでも今の巷でのダークさとは比べられないぐらいやさしいダークだけどね)
当時は話せなかったひとと話が出来るのも30年の歳月のなせるワザ
Friday, April 30, 2010
昼からビール
昨日は以前会社でお世話になった方(転職された)のお宅に、先輩のT氏といっしょにおじゃました。
このひととT氏はジャズの師匠で、いろいろと面白いレコードを教えてもらっている。
おまけに二人とも超オーディオマニア。数百万はつぎ込んでいるはず(詳しくは教えてくれない。あまりにもな金額だから)
おじゃました家は、京都市内のどまんなかに近い場所である。河原町三条まで徒歩10分あまり。
オーディオ部屋があって、そこにどーんと素晴らしい機材がおいてある。ボクの知らないメーカのプレイヤだけでも4台はおいてある。モノラル、ステレオ、ボーカルなどによって使い分けるのだとか。
うらやましい。
とってもうらやましい。
昼間からそこで、ビールを飲みながら約5時間至福の時。
この状態で聞くカウント・ベイシー、ジョニー・ホッジス、とてもよかった。
このひととT氏はジャズの師匠で、いろいろと面白いレコードを教えてもらっている。
おまけに二人とも超オーディオマニア。数百万はつぎ込んでいるはず(詳しくは教えてくれない。あまりにもな金額だから)
おじゃました家は、京都市内のどまんなかに近い場所である。河原町三条まで徒歩10分あまり。
オーディオ部屋があって、そこにどーんと素晴らしい機材がおいてある。ボクの知らないメーカのプレイヤだけでも4台はおいてある。モノラル、ステレオ、ボーカルなどによって使い分けるのだとか。
うらやましい。
とってもうらやましい。
昼間からそこで、ビールを飲みながら約5時間至福の時。
この状態で聞くカウント・ベイシー、ジョニー・ホッジス、とてもよかった。
Tuesday, April 27, 2010
山本幸久『失恋延長戦』
そろそろ新作が発売されそうな山本幸久の本日のところ最新作がこれである。
ちょっと表紙のイラストがかわいすぎて、電車でこのまま読むのが憚られる。
読んでたけど。
これは高校1年の真弓子が、同じ放送部の大河原くんに思いを寄せるが、進展しないまま高校生活を終え、浪人2年目まで続く失恋状態を描いた物語である。真弓子はそんな胸の内やいろいろな思いについて、飼い犬のベンジャミンと「会話」するのだ。
しかもベンジャミンもそれに会話で応える(もちろんほんとにしゃべるわけではない)このやりとりがとてもいい。
なんと言っても、やっぱり会話だな。
全ての場面でこれが生きていて、しかもわざとらしく若者言葉に頼らずに、高校生はそれらしく描かれるところが素晴らしい。
今回の物語には、主人公の天敵ともいうべき、通称「ゲロサキ」こと藤枝美咲が登場する。
見栄っ張りでいやみないやなヤツなのだが、次第に真弓子も読者も、彼女が気になってくる。今度はどんなことをやらかすのかと。とんでもないことをしてもなんだか愛おしささえ沸いてくるから不思議。作者の思うつぼだと思うのだけど、全然いやじゃないので、どんどんツボに落として欲しいと思ってしまう。
最後はちょっとまとめそこなったというか、ベンジャミンの独白で終わるのが、ボクにはちょっと物足りなかったところではある。
けれども、いい話であることは間違いなく、泣き笑いできる小説。
ちょっと表紙のイラストがかわいすぎて、電車でこのまま読むのが憚られる。
読んでたけど。
これは高校1年の真弓子が、同じ放送部の大河原くんに思いを寄せるが、進展しないまま高校生活を終え、浪人2年目まで続く失恋状態を描いた物語である。真弓子はそんな胸の内やいろいろな思いについて、飼い犬のベンジャミンと「会話」するのだ。
しかもベンジャミンもそれに会話で応える(もちろんほんとにしゃべるわけではない)このやりとりがとてもいい。
なんと言っても、やっぱり会話だな。
全ての場面でこれが生きていて、しかもわざとらしく若者言葉に頼らずに、高校生はそれらしく描かれるところが素晴らしい。
今回の物語には、主人公の天敵ともいうべき、通称「ゲロサキ」こと藤枝美咲が登場する。
見栄っ張りでいやみないやなヤツなのだが、次第に真弓子も読者も、彼女が気になってくる。今度はどんなことをやらかすのかと。とんでもないことをしてもなんだか愛おしささえ沸いてくるから不思議。作者の思うつぼだと思うのだけど、全然いやじゃないので、どんどんツボに落として欲しいと思ってしまう。
最後はちょっとまとめそこなったというか、ベンジャミンの独白で終わるのが、ボクにはちょっと物足りなかったところではある。
けれども、いい話であることは間違いなく、泣き笑いできる小説。
Sunday, April 25, 2010
映画『 ウディ・アレンの夢と犯罪 』
久しぶりの京都シネマで鑑賞
このところ毎年のように新作を発表しているウディ・アレン、これも犯罪もの。
仲のいい兄弟(ユアン・マクレガーとコリン・ファレル)が、クルーザを購入する。このクルーザの名前が「Casandra's Dream」で元々の映画のタイトルはこれなのだ。これが最後に皮肉として効いてくるので、日本語タイトルは最悪というか安直すぎ。オリジナルのままでよかった。
兄は実家のレストランを継ぐ気はなく、アメリカに渡ってビジネスをしたいと思いながら、女優に入れ込み結婚しようとしている。
弟は自動車修理工場で働きながら、ギャンブルに浸っている。
二人がクルーザを購入したことと弟がポーカーで大借金をしてしまったことで、そのお金の工面するために、見ず知らずの男の殺人を請け負うことになる。
殺人の計画をたてて、そして実行。このあたりのずさんさといきあたりばったりさが、ほんとリアリティを感じる。
そこから、兄弟は最悪の事態へと進み出すことになる。
映画はいつものように、淡々とテンポよく進んでいき、クライマックスの場面もとてもあっさり。
余韻もなくおわってしまう。このあたり最近のウディ・アレン作品に共通する展開だ。
罪を犯した後の兄弟の心理、こちらの胸が苦しくなるような息苦しさ。
なかなか面白い作品。
このところ毎年のように新作を発表しているウディ・アレン、これも犯罪もの。
仲のいい兄弟(ユアン・マクレガーとコリン・ファレル)が、クルーザを購入する。このクルーザの名前が「Casandra's Dream」で元々の映画のタイトルはこれなのだ。これが最後に皮肉として効いてくるので、日本語タイトルは最悪というか安直すぎ。オリジナルのままでよかった。
兄は実家のレストランを継ぐ気はなく、アメリカに渡ってビジネスをしたいと思いながら、女優に入れ込み結婚しようとしている。
弟は自動車修理工場で働きながら、ギャンブルに浸っている。
二人がクルーザを購入したことと弟がポーカーで大借金をしてしまったことで、そのお金の工面するために、見ず知らずの男の殺人を請け負うことになる。
殺人の計画をたてて、そして実行。このあたりのずさんさといきあたりばったりさが、ほんとリアリティを感じる。
そこから、兄弟は最悪の事態へと進み出すことになる。
映画はいつものように、淡々とテンポよく進んでいき、クライマックスの場面もとてもあっさり。
余韻もなくおわってしまう。このあたり最近のウディ・アレン作品に共通する展開だ。
罪を犯した後の兄弟の心理、こちらの胸が苦しくなるような息苦しさ。
なかなか面白い作品。
Monday, April 19, 2010
携帯のない生活
土曜日に外出するとき携帯電話を家に忘れてしまった。
すぐに気がついたのだけど、わざわざ戻ることもないのでそのまま持たずに出た。
なんだか、身軽になるね。
プライベートな携帯だから、仕事の電話はほとんどかからないのだが、それでも気分が軽いし爽快。
だれも、ボクの行き先や現在地を知ることはないし、なにが起きても連絡をつけることができないのだ。
妙にうれしい。
考えてみれば、ちょっと前まではだれしもそんな生活だったわけで、ちょっとの間に大きく生活が変わってしまったのだなあ。
阪急の駅に着いたら、事故で電車が遅れている。
これから出かける娘にこのことを伝えたい。
がしかし、携帯がないので公衆電話を探すが、これがまたどこにもない。駅にないんだからね。
一度改札から外へ出て、少しあるいた商店の片隅にひっそりとそれはあった。さすがにテレカも持ってはいないので10円で電話をかけた。
この感覚もなつかしいな。ちょっと多めに話をするときは小銭をたっぷり用意して、しゃべりながらじゃかじゃか硬貨を投入したものだ。
そんなこんなで夕方に家へ帰って携帯を見たら、メールも不在着信も1件もなかった。
これって...
すぐに気がついたのだけど、わざわざ戻ることもないのでそのまま持たずに出た。
なんだか、身軽になるね。
プライベートな携帯だから、仕事の電話はほとんどかからないのだが、それでも気分が軽いし爽快。
だれも、ボクの行き先や現在地を知ることはないし、なにが起きても連絡をつけることができないのだ。
妙にうれしい。
考えてみれば、ちょっと前まではだれしもそんな生活だったわけで、ちょっとの間に大きく生活が変わってしまったのだなあ。
阪急の駅に着いたら、事故で電車が遅れている。
これから出かける娘にこのことを伝えたい。
がしかし、携帯がないので公衆電話を探すが、これがまたどこにもない。駅にないんだからね。
一度改札から外へ出て、少しあるいた商店の片隅にひっそりとそれはあった。さすがにテレカも持ってはいないので10円で電話をかけた。
この感覚もなつかしいな。ちょっと多めに話をするときは小銭をたっぷり用意して、しゃべりながらじゃかじゃか硬貨を投入したものだ。
そんなこんなで夕方に家へ帰って携帯を見たら、メールも不在着信も1件もなかった。
これって...
Tuesday, April 13, 2010
全曲数
また空気公団ネタです。
興味のない方はごめんなさい。
ボクが持っている彼らの音源で、ダブり曲がないように選んでiTunesのプレイリストを作成した。オリジナル曲だけを並べてみるとちょうど100曲程度なのだ。
10年余り活動して100曲って少ないのか多いのか。
そう思ってビートルズを調べてみると、8年間(1962~70年)の活動で「録音した」のが200曲余り。
もっとたくさんありそうな気もするし、1枚のLPに12曲収録とすると20枚弱だから、そんなものかという気もする。
先日放映されたNHKの坂本龍一の音楽番組で言っていたが、バッハは生涯1000曲以上残したらしいので、これはかなり多いのだろう。
それで空気公団の100曲を通勤時に聞いているのだが、結構耳慣れない曲があったりするのだ。
タイトルが思い出せないのはたくさんあるが、こんな曲あったっけ?というのもある。
こうしてまとめて聞くと、また新鮮だったりするのだね。
興味のない方はごめんなさい。
ボクが持っている彼らの音源で、ダブり曲がないように選んでiTunesのプレイリストを作成した。オリジナル曲だけを並べてみるとちょうど100曲程度なのだ。
10年余り活動して100曲って少ないのか多いのか。
そう思ってビートルズを調べてみると、8年間(1962~70年)の活動で「録音した」のが200曲余り。
もっとたくさんありそうな気もするし、1枚のLPに12曲収録とすると20枚弱だから、そんなものかという気もする。
先日放映されたNHKの坂本龍一の音楽番組で言っていたが、バッハは生涯1000曲以上残したらしいので、これはかなり多いのだろう。
それで空気公団の100曲を通勤時に聞いているのだが、結構耳慣れない曲があったりするのだ。
タイトルが思い出せないのはたくさんあるが、こんな曲あったっけ?というのもある。
こうしてまとめて聞くと、また新鮮だったりするのだね。
Saturday, April 10, 2010
Live『ぼくらの空気公団』
寡作、寡ライブ(とは言わないか)のバンド空気公団。
40年近く内外のポップミュージックを聞いてきたボクが、ここ数年のヘビーローテーションが空気公団。
なのに、なぜこんなにも「売れない」のか、不思議でしょうがない。
まず、曲が詩もメロディーもすごくいい。しかも何度聞いても飽きない。
山崎ゆかりの声がいい、アレンジがとても楽しい。発見がある。
音楽に向かう姿勢がまったく変わらないのがいい。
ただ、1回聞いても印象に残りにくいのかもしれない。すーっと流れてしまう、空気のように。
そこが、一度引っかかると深く入ることになるとは思うのだが。
今回のライブは5人編成。空気公団の3人(歌、ベース、キーボード)にゲスト2人(アコーディオン、ギター)
これだけで、音楽がとてもカラフルになる。
詩の世界が目の前に、映像のように広がってくる。
ステージ自体は装飾のないシンプルなものなにである。
詩と音が見事にマッチしているということだろう。
年内のライブもほのめかしていたが、期待しすぎると失望も大きいので、期待少々で待つことにしよう。
40年近く内外のポップミュージックを聞いてきたボクが、ここ数年のヘビーローテーションが空気公団。
なのに、なぜこんなにも「売れない」のか、不思議でしょうがない。
まず、曲が詩もメロディーもすごくいい。しかも何度聞いても飽きない。
山崎ゆかりの声がいい、アレンジがとても楽しい。発見がある。
音楽に向かう姿勢がまったく変わらないのがいい。
ただ、1回聞いても印象に残りにくいのかもしれない。すーっと流れてしまう、空気のように。
そこが、一度引っかかると深く入ることになるとは思うのだが。
今回のライブは5人編成。空気公団の3人(歌、ベース、キーボード)にゲスト2人(アコーディオン、ギター)
これだけで、音楽がとてもカラフルになる。
詩の世界が目の前に、映像のように広がってくる。
ステージ自体は装飾のないシンプルなものなにである。
詩と音が見事にマッチしているということだろう。
年内のライブもほのめかしていたが、期待しすぎると失望も大きいので、期待少々で待つことにしよう。
Thursday, April 08, 2010
宮下奈都 『よろこびの歌』
引き続いて宮下奈都だ。
これがまた、傑作!今度は女子高が舞台だ。
玲は有名なバイオリニストの娘で、声楽をやるために音大付属校へ進学することを疑っていなかった。
ところが受験に失敗。普通科しかない高校へ進学することになる。学校には一切期待せず、用意された行事をただこなしていく毎日。そのたくさんの行事の中でひとつ、合唱コンクールではからずも指揮をすることになる。いざやりだすと、どうしても厳しく指導してしまい、まったくやる気のないクラスメイトとは噛み合わず、コンクールは散々な結果に終わる。そんな結果でも特に落ち込むこともなく、またいつものような日々を迎えるのだが、実は運命の歯車はすでにまわり始めていたのだ。そしてマラソン大会の時に、玲とクラスを大きく変える事件が起こる。
この物語は、7つの章で構成されていて、玲からクラスメイトへ語りをリレーしていく。そして最後に玲に戻りクライマックスを迎える。それぞれの人生や思いをそれぞれの視点で描くことで、全体像を浮かび上がらせ、そこからもう一度ひとりひとりの思いを理解することになる。
人生を早くもあきらめていた彼女達が、歌うことによって前を向き始めていく様子が感動的。電車で読んでいて落涙をこらえるのに苦労する。ただちょっと高校生が達観しすぎているような気はする。現実は(豊島ミホが描くような)もっとぐだっているような感じ。
でも格調高い文章と相まって、いつでも凛として美しい文学だなあ、宮下奈都は。
もういまから次作が楽しみである。
これがまた、傑作!今度は女子高が舞台だ。
玲は有名なバイオリニストの娘で、声楽をやるために音大付属校へ進学することを疑っていなかった。
ところが受験に失敗。普通科しかない高校へ進学することになる。学校には一切期待せず、用意された行事をただこなしていく毎日。そのたくさんの行事の中でひとつ、合唱コンクールではからずも指揮をすることになる。いざやりだすと、どうしても厳しく指導してしまい、まったくやる気のないクラスメイトとは噛み合わず、コンクールは散々な結果に終わる。そんな結果でも特に落ち込むこともなく、またいつものような日々を迎えるのだが、実は運命の歯車はすでにまわり始めていたのだ。そしてマラソン大会の時に、玲とクラスを大きく変える事件が起こる。
この物語は、7つの章で構成されていて、玲からクラスメイトへ語りをリレーしていく。そして最後に玲に戻りクライマックスを迎える。それぞれの人生や思いをそれぞれの視点で描くことで、全体像を浮かび上がらせ、そこからもう一度ひとりひとりの思いを理解することになる。
人生を早くもあきらめていた彼女達が、歌うことによって前を向き始めていく様子が感動的。電車で読んでいて落涙をこらえるのに苦労する。ただちょっと高校生が達観しすぎているような気はする。現実は(豊島ミホが描くような)もっとぐだっているような感じ。
でも格調高い文章と相まって、いつでも凛として美しい文学だなあ、宮下奈都は。
もういまから次作が楽しみである。
オトナ語の謎
ボクは現役会社員なのだが、特に仕事の中で知らないうちに聞き慣れない言葉が普通に使われていることがある。
主にカタカナ語が多いのだが、、技術系の専門用語は仕方がない、というか知らないと困る。それ以外に、日本語でも言えるものをわざわざ外来語で使う、しかもどうも気持ちが悪いのがあるのだ。
その1「マター」
このところ営業を中心によく耳にする。「これは山田部長マターでお願いします」なんて感じで使われる。
うげ、気持ち悪い。
意味は、この件は山田部長預かりで、とか山田部長の責任で対応、ということである。マターという語感が間が抜けているのと、日本語で言えるし、なぜにわざわざ英語なの?市民権を得つつあって、いやだな。
これ使うヤツは信用しない。
その2「アジェンダ」
もうすでに会社以外でも、ほぼ市民権を得た感じ。だけど、このことば出始めから気に入らない。
議題、項目、予定(ちょっと違うか)でいいじゃない。
こいつどこからやってきたんだ。英語じゃなさそうだし。はじめて聞いたとき、全く意味不明だった。パワポの資料に初めに「アジェンダ」なんて書かれていると、それだけでその資料の信用は落ちる(ボクにだけはね)
その他にもあるが、今は思い出せない。
糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」の「オトナ語の謎」はこれ以外にもいろいろあって面白い。
主にカタカナ語が多いのだが、、技術系の専門用語は仕方がない、というか知らないと困る。それ以外に、日本語でも言えるものをわざわざ外来語で使う、しかもどうも気持ちが悪いのがあるのだ。
その1「マター」
このところ営業を中心によく耳にする。「これは山田部長マターでお願いします」なんて感じで使われる。
うげ、気持ち悪い。
意味は、この件は山田部長預かりで、とか山田部長の責任で対応、ということである。マターという語感が間が抜けているのと、日本語で言えるし、なぜにわざわざ英語なの?市民権を得つつあって、いやだな。
これ使うヤツは信用しない。
その2「アジェンダ」
もうすでに会社以外でも、ほぼ市民権を得た感じ。だけど、このことば出始めから気に入らない。
議題、項目、予定(ちょっと違うか)でいいじゃない。
こいつどこからやってきたんだ。英語じゃなさそうだし。はじめて聞いたとき、全く意味不明だった。パワポの資料に初めに「アジェンダ」なんて書かれていると、それだけでその資料の信用は落ちる(ボクにだけはね)
その他にもあるが、今は思い出せない。
糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」の「オトナ語の謎」はこれ以外にもいろいろあって面白い。
Wednesday, April 07, 2010
宮下奈都 『太陽のパスタ、豆のスープ』
宮下奈都を読むのは、『スコーレNo.4』 『遠くの声に耳を澄ませて』に続いて3冊目なのだが、これも素晴らしい作品である。
結婚式を2ヶ月後にひかえた明日羽(あすわ)は、2年つきあった彼から婚約破棄を告げられる。幸せから一気にどん底へ突き落とされ落ち込むが、叔母の六花(ろっか)や兄、両親、そして同僚の郁ちゃんとの交流を通して、立ち直って行く、という物語。このストーリーだけ聞くと、なんてことないように思うだろうが、彼女をとりまく人たちのやさしさが行間からにじみでていて、あちこち感動する場面が多数。叔母のロッカだけが少し風変わりだが、その他の登場人物たちはみな極めて普通のひとばかり。あすわと兄の会話や、郁ちゃんとの会社での会話、バザー会場でのやりとりなど、文章力・描写力って重要だなあと思うのだ。最終章でやや説明的な部分はあるものの、読後感さわやかで、生きるっていいなあと思える。
主演を麻生久美子で映画化してもらいたなあ。
でもストーリーは地味なのでヒットはしないかもなあ。
宮下奈都はAmazonで調べると、単行本は4冊しか刊行されていない。そのどれもが評判がよくって、実際ボクが読んだ3冊はどれもよかった。残る1冊は『よろこびの歌』
これは声楽を志している女子高生が主人公ということで、これも面白そうである。
結婚式を2ヶ月後にひかえた明日羽(あすわ)は、2年つきあった彼から婚約破棄を告げられる。幸せから一気にどん底へ突き落とされ落ち込むが、叔母の六花(ろっか)や兄、両親、そして同僚の郁ちゃんとの交流を通して、立ち直って行く、という物語。このストーリーだけ聞くと、なんてことないように思うだろうが、彼女をとりまく人たちのやさしさが行間からにじみでていて、あちこち感動する場面が多数。叔母のロッカだけが少し風変わりだが、その他の登場人物たちはみな極めて普通のひとばかり。あすわと兄の会話や、郁ちゃんとの会社での会話、バザー会場でのやりとりなど、文章力・描写力って重要だなあと思うのだ。最終章でやや説明的な部分はあるものの、読後感さわやかで、生きるっていいなあと思える。
主演を麻生久美子で映画化してもらいたなあ。
でもストーリーは地味なのでヒットはしないかもなあ。
宮下奈都はAmazonで調べると、単行本は4冊しか刊行されていない。そのどれもが評判がよくって、実際ボクが読んだ3冊はどれもよかった。残る1冊は『よろこびの歌』
これは声楽を志している女子高生が主人公ということで、これも面白そうである。
Monday, April 05, 2010
NHKのドラマ
龍馬伝は第二部に入った。
龍馬は脱藩して諸国へ、土佐では武市半平太による吉田東洋暗殺をきっかけに、尊王攘夷派が実権を掌握した。
ますます武市半平太はあとへは引けぬ状態になり、生来の気の弱さもあるが故に狂気も宿してきた。このあたりの描き方が素晴らしく、岡田以蔵を操る件などもぞくぞくするぐらい。
だいぶこれまでの大河ドラマとは雰囲気が違うことを実感。
それに比べて、先週から始まった朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』
先週は見られなくて、今朝初めて見たのだが、良くも悪くもNHKらしい。なんだか懐かしい。テイストが以前のものと全く違和感がない。
ダイジョブかな。
ところで、モデルの水木しげるは調布在住なのだが、調布の大学へ通っていたボクは、自転車に乗って駅前通りを走る水木しげるを見かけたことがある。
いや、それだけのことなんだけど、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」漫画やTVで結構親近感あるし、以外と好きだったりした。人気もあったしね。
関連情報としてこの本、見事なタイトルじゃないですか?
龍馬は脱藩して諸国へ、土佐では武市半平太による吉田東洋暗殺をきっかけに、尊王攘夷派が実権を掌握した。
ますます武市半平太はあとへは引けぬ状態になり、生来の気の弱さもあるが故に狂気も宿してきた。このあたりの描き方が素晴らしく、岡田以蔵を操る件などもぞくぞくするぐらい。
だいぶこれまでの大河ドラマとは雰囲気が違うことを実感。
それに比べて、先週から始まった朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』
先週は見られなくて、今朝初めて見たのだが、良くも悪くもNHKらしい。なんだか懐かしい。テイストが以前のものと全く違和感がない。
ダイジョブかな。
ところで、モデルの水木しげるは調布在住なのだが、調布の大学へ通っていたボクは、自転車に乗って駅前通りを走る水木しげるを見かけたことがある。
いや、それだけのことなんだけど、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」漫画やTVで結構親近感あるし、以外と好きだったりした。人気もあったしね。
関連情報としてこの本、見事なタイトルじゃないですか?
Saturday, April 03, 2010
草刈りデー
綾部の親の元実家があった場所が、人が住んでいないためにどえらい状態になっている。
草木竹の無法地帯である。
いつも墓参りに行く時に、横の道を通りながらなんとかしないとなあ、と思っているだけで放置して幾年月。
超重たい腰をようやくあげて、かみさんと開墾作業に乗り込んだのだ。
このところパッとしなかった天候も、天晴れな晴天で、草刈り日和である。
前日にカミさんがレンタルしてきた「ガソリン駆動のチェーンソー」を携え、気分は13日の金曜日である。(ジェイソンね)
ところが現地に到着すると、サーッと雨が降り出すではないか。
せっかくやる気になったのに、お天道さまは味方しないのか。
しかし、ここで引き返すわけにはいかない。
強行実行
チェーンソーに混合ガソリンをとぽとぽ投入して、ぐいんとハンドルを引くと、
あれ、全くエンジンがかかる気配なし。
初めて取説を熟読。
おっと手順を飛ばしていた、ということで手順にのっとり再チャレンジ
バリバリ、いい響きでエンジン始動。スイッチを押すと、チェーンがグイーンと回りだして
なんでも切ったるでえー、ここはやはり大阪弁ね。
いやはやすごい威力でんなあ
太い幹も瞬時にスパッと切れる切れる。
結局3時までがんばったが、1/4ぐらいをただ切っただけで本日の作業は終了。
また、しばらく行かないとこれからの季節、芽吹いてぐんぐん成長するぞ。
さて、どうする?
草木竹の無法地帯である。
いつも墓参りに行く時に、横の道を通りながらなんとかしないとなあ、と思っているだけで放置して幾年月。
超重たい腰をようやくあげて、かみさんと開墾作業に乗り込んだのだ。
このところパッとしなかった天候も、天晴れな晴天で、草刈り日和である。
前日にカミさんがレンタルしてきた「ガソリン駆動のチェーンソー」を携え、気分は13日の金曜日である。(ジェイソンね)
ところが現地に到着すると、サーッと雨が降り出すではないか。
せっかくやる気になったのに、お天道さまは味方しないのか。
しかし、ここで引き返すわけにはいかない。
強行実行
チェーンソーに混合ガソリンをとぽとぽ投入して、ぐいんとハンドルを引くと、
あれ、全くエンジンがかかる気配なし。
初めて取説を熟読。
おっと手順を飛ばしていた、ということで手順にのっとり再チャレンジ
バリバリ、いい響きでエンジン始動。スイッチを押すと、チェーンがグイーンと回りだして
なんでも切ったるでえー、ここはやはり大阪弁ね。
いやはやすごい威力でんなあ
太い幹も瞬時にスパッと切れる切れる。
結局3時までがんばったが、1/4ぐらいをただ切っただけで本日の作業は終了。
また、しばらく行かないとこれからの季節、芽吹いてぐんぐん成長するぞ。
さて、どうする?
Tuesday, March 30, 2010
凍える
なんなんでしょうかね、この寒さ。4月目の前だというのに。
せっかく春の装いに切り替えようかと思いながら、何度かつんのめった。ぬるんで気も緩みかけているので、危ない危ない。こういうときに風邪引いたりしちゃうんだよね。
会社では4月の人事異動を前に、レイアウト大変更中。
残業も増えて、休出もあってかなり疲れ中。
これも風邪にやられる気配濃厚。
地道に手洗いアンドうがい、食事もきっちりでしのがねば。
せっかく春の装いに切り替えようかと思いながら、何度かつんのめった。ぬるんで気も緩みかけているので、危ない危ない。こういうときに風邪引いたりしちゃうんだよね。
会社では4月の人事異動を前に、レイアウト大変更中。
残業も増えて、休出もあってかなり疲れ中。
これも風邪にやられる気配濃厚。
地道に手洗いアンドうがい、食事もきっちりでしのがねば。
Monday, March 22, 2010
カーネーション
20年以上前に、ムーンライダーズの鈴木慶一が若い音楽家を集めてコンピレーションアルバムを発表した。
その中でひと際印象的なのが直枝政太郎だった。
静謐さが漂う中、印象的なメロディーを歌っていた。声もかなりいい。
その彼が中心でやっているバンドがカーネーションである。現在はメンバーがかなり抜けてしまって、ベースの太田譲との二人のバンドになってしまった。今回のツアーはゲストにドラマー中原由貴を迎えて、トリオでの演奏である。ドラムの中原由貴は、メインに活動しているタマコウォルズの他に、ギタリスト青山陽一といっしょにライブも行っていて、最近かなり注目度が高い。
でカーネーションのライブはとてもロック色の強いものだった。装飾をそぎ落としてシンプルに「生」感を全面に押し出している。膨大なレコードコレクターとしても知られる直枝氏は元々、その経験とセンスを生かした緻密さと繊細なアレンジで印象的なメロディーを聞かせるスタイルだとボクは認識しているのだが、ライブでは彼がルーツに持っているロックスピリットをさらけ出した感じなのだろう。ライブを見てみないとわからないことだ。中原由貴もシンプルながら、確かでガッツリした叩き方が頼もしくってかっこいいのだ。
ちなみに中原由貴は女性ですね。
その中でひと際印象的なのが直枝政太郎だった。
静謐さが漂う中、印象的なメロディーを歌っていた。声もかなりいい。
その彼が中心でやっているバンドがカーネーションである。現在はメンバーがかなり抜けてしまって、ベースの太田譲との二人のバンドになってしまった。今回のツアーはゲストにドラマー中原由貴を迎えて、トリオでの演奏である。ドラムの中原由貴は、メインに活動しているタマコウォルズの他に、ギタリスト青山陽一といっしょにライブも行っていて、最近かなり注目度が高い。
でカーネーションのライブはとてもロック色の強いものだった。装飾をそぎ落としてシンプルに「生」感を全面に押し出している。膨大なレコードコレクターとしても知られる直枝氏は元々、その経験とセンスを生かした緻密さと繊細なアレンジで印象的なメロディーを聞かせるスタイルだとボクは認識しているのだが、ライブでは彼がルーツに持っているロックスピリットをさらけ出した感じなのだろう。ライブを見てみないとわからないことだ。中原由貴もシンプルながら、確かでガッツリした叩き方が頼もしくってかっこいいのだ。
ちなみに中原由貴は女性ですね。
Sunday, March 14, 2010
武市半平太
ますます盛り上がってきている『龍馬伝』だが、このところの見どころは武市半平太であろう。
龍馬の幼なじみだが、龍馬が江戸行きを赦されて剣術修業にでることを嫉ましくおもいながらも、それを決して表には出すことができない。土佐でそんな気持ちを飲み込みながら、攘夷の道をまっしぐらにすすむしかなく、それでも心の片隅にはいつも迷いのかけらが残っている。
そんな屈折して苦悩する武市を演ずる大森南朋がすごい。
視聴者にめちゃくちゃ伝わってくる。
毎週武市を見るのが楽しみなのだ。
龍馬の幼なじみだが、龍馬が江戸行きを赦されて剣術修業にでることを嫉ましくおもいながらも、それを決して表には出すことができない。土佐でそんな気持ちを飲み込みながら、攘夷の道をまっしぐらにすすむしかなく、それでも心の片隅にはいつも迷いのかけらが残っている。
そんな屈折して苦悩する武市を演ずる大森南朋がすごい。
視聴者にめちゃくちゃ伝わってくる。
毎週武市を見るのが楽しみなのだ。
Tuesday, March 02, 2010
卒業式
3/1は娘の高校の卒業式だった。
そのあとで、クラスの謝恩会と部活(吹奏楽)の謝恩会が同じ時間に開催。
カミさんと手分けして出席することにして、ボクは部活の方に出席。カミさんは途中で移動。せめて同じホテルでやってくれたらよかったのだが、ちょっと離れたホテルで開催だったのだ。
移動お疲れさん。
部活の方では、卒業生の入場がホルン4重奏で始まり、楽器演奏、余興などなかなか楽しいものだった。
最後に卒業生からひとことずつ話すことになって、かなりドキドキしながら娘の出番を待っていた。
しかし、親バカを承知で言うと、なかなかしっかりといいこと話したのでほっとした。
いつもは声も小さいし、大勢の人前で話せるかと心配したのだが、ちゃんと成長していてくれた。
うれしかった。
吹奏楽部で鍛えられたってのも大きいと思う。
何千人もはいるステージで演奏なんて、ボクでもビビルよ。
次のステージへ送り出しても大丈夫なことを確認した一日。
でも、寂しさ6割うれしさ4割って感じかな。
親が関わる行事がひとつずつ終わっていく。
そのあとで、クラスの謝恩会と部活(吹奏楽)の謝恩会が同じ時間に開催。
カミさんと手分けして出席することにして、ボクは部活の方に出席。カミさんは途中で移動。せめて同じホテルでやってくれたらよかったのだが、ちょっと離れたホテルで開催だったのだ。
移動お疲れさん。
部活の方では、卒業生の入場がホルン4重奏で始まり、楽器演奏、余興などなかなか楽しいものだった。
最後に卒業生からひとことずつ話すことになって、かなりドキドキしながら娘の出番を待っていた。
しかし、親バカを承知で言うと、なかなかしっかりといいこと話したのでほっとした。
いつもは声も小さいし、大勢の人前で話せるかと心配したのだが、ちゃんと成長していてくれた。
うれしかった。
吹奏楽部で鍛えられたってのも大きいと思う。
何千人もはいるステージで演奏なんて、ボクでもビビルよ。
次のステージへ送り出しても大丈夫なことを確認した一日。
でも、寂しさ6割うれしさ4割って感じかな。
親が関わる行事がひとつずつ終わっていく。
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