2011年に劇場で見た映画は、次の13本(機上で見たのも含む)
13本中邦画がわずかに3本だけ。
2010年は逆に、洋画が11本中4本だけだった。もちろん意図したわけではないが、ずいぶん偏るものだ。
アート系のドキュメンタリー作品『ハーブ & ドロシー』と『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』が印象的だった。あまりこういう映画は見ないということもあるけど。
『猿の惑星・創世記』の本物の猿は1匹もでてない、にも驚いた。最近の映画はCGもめちゃくちゃリアルだ。猿でもモンスターでも表情が細やか。
人間の役者もいらなくなるのでは?
先に原作を読んでいた『ウッドストックがやってくる!』は、原作の雰囲気そのままに、熱気溢れるあの時代(1968年頃)が映像化されていて楽しめた。
『恋の罪』は日活ロマンポルノの雰囲気あふれる作品、ただし見終わった後めちゃくちゃ疲れるしずしーんと重苦しくなる。楽しいだけが映画じゃないので、たまにはこういうのもいいかな。
遠距離恋愛 彼女の決断
ハナミズキ
人生万歳
ソーシャル・ネットワーク
キック・アス
ハーブ & ドロシー
英国王のスピーチ
ウッドストックがやってくる!
ダンシング・チャップリン
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
未来を生きる君たちへ
猿の惑星・創世記
恋の罪
今年はライブは非常に少ない。
空気公団2本とムーンライダーズのみ。
その他、学生オーケストラ・吹奏楽は6回見に行ったが。
空気公団はいつになく活発な活動を展開した年で、新譜と同時に全国を6ヶ所まわるライブの後、主に東京近郊で何本もライブ活動をしていた。初めてかもしれない野外や芸大の学園祭等にも出演。
近くにいたら、全部行ってたかも。
ムーンライダーズは、バンドとしては年内で「無期限活動停止」を宣言したので、これが最後のライブになるだろう。
1984年だったか、神戸チキンジョージで初めて生ライダーズを見た。
確か4時間以上に渡る、ものすごいライブだった。
それから関西でやるライブは何回か見に行ったが、今年はかなりいい席だった(前から5列目)
客席へ降りてきたメンバーと握手できてミーハー的にもうれしかったし記念になった。
Pages
Saturday, December 31, 2011
2011年 聞いた音楽
この1年を通してよく聞いたのは、She & Him、Rumer、Booker T.Jones
購入したCD、DVD、ダウンロードは以下の28件
特筆すべきは、She & Himのアルバムを3枚も買っていること。
かなりのお気に入り具合がうかがえる。この3枚の中で2011年の新譜はクリスマスアルバムのみ。
選曲もアレンジも素晴らしく心地よい。演奏も歌もシンプルなのが彼ららしくていいのだ。
Rumerも同じ系統だが、こちらは美声の持ち主でもあり、自作曲も完成度が高くて次回作への期待も高まる。
Booker T.Jonesは、もうかなりのお年だと思うが、彼のオルガンもバッキングもとてもかっこいいし生き生きしている。
Eleanor Friedbergerは若い女性ロッカーで、バンド活動もしているが、ボクはソロ作品のこれが好き。
ぶっきらぼうな歌い方もいいし曲もいい。
Brian Wilsonの新譜は全てディズニーのカバー。このひとつ前のアルバムもガーシュウィンの曲集だったので、そろそろ彼のオリジナル作品が聞きたい。
The Beach Boysの『The SMiLE Sessions』は、以前に海賊版を購入したのだが、今回の正式発売の盤では音質が格段に良くって(あたり前)記念に購入した1枚。
ムーンライダーズとしてはたぶん最後になる『Ciao!』ライブと合わせて楽しんだ。
いつになく精力的だった空気公団も青山陽一もすごく良かった。
UTAU / 大貫妙子 & 坂本龍一
ヘイト船長回顧録航海士抄 / 鈴木慶一
春愁秋思 / 空気公団
A Long Vacation(30周年記念盤) / 大滝詠一
Seasons Of My Soul / Rumer
Volume Two / She & Him
Volume One / She & Him
A Very She & Him Chiristmas / She & Him
The Broadsword and The Beast / Jethro Tull
The Collage / The Collage
The Randy Newman Songbook Vol.2 / Randy Newman
Who Is Harry Nilsson ? / Harry Nilsson(DVD)
Ride, Rise, Roar / David Byrne(DVD)
The Road From Memphis / Booker T.Jones
From Africa with Fury: Rise / Seun Anikulapo - Kuti & Egypt 80
The Art Of The Fugue / Glenn Gould
Lagrimas Mexicanas / Vinicius Cantuaria & Bill Frisell
Rocking Roller / Benoir Moerlen
Pull Up Some Dust And Sit Down / Ry Cooder
The Old Magic / Nick Lowe
Last Summer / Eleanor Friedberger
Midnight Flyer / Steve Cropper & Felix Cavaliere
芯空 / 窪田渡(空気公団)
In The Key Of Disney / Brian Wilson
Blues For Tomato / 青山陽一
UTOPIA / カーネーション
The SMiLE Sessions / The Beach Boys
Ciao! / ムーンライダーズ
購入したCD、DVD、ダウンロードは以下の28件
特筆すべきは、She & Himのアルバムを3枚も買っていること。
かなりのお気に入り具合がうかがえる。この3枚の中で2011年の新譜はクリスマスアルバムのみ。
選曲もアレンジも素晴らしく心地よい。演奏も歌もシンプルなのが彼ららしくていいのだ。
Rumerも同じ系統だが、こちらは美声の持ち主でもあり、自作曲も完成度が高くて次回作への期待も高まる。
Booker T.Jonesは、もうかなりのお年だと思うが、彼のオルガンもバッキングもとてもかっこいいし生き生きしている。
Eleanor Friedbergerは若い女性ロッカーで、バンド活動もしているが、ボクはソロ作品のこれが好き。
ぶっきらぼうな歌い方もいいし曲もいい。
Brian Wilsonの新譜は全てディズニーのカバー。このひとつ前のアルバムもガーシュウィンの曲集だったので、そろそろ彼のオリジナル作品が聞きたい。
The Beach Boysの『The SMiLE Sessions』は、以前に海賊版を購入したのだが、今回の正式発売の盤では音質が格段に良くって(あたり前)記念に購入した1枚。
ムーンライダーズとしてはたぶん最後になる『Ciao!』ライブと合わせて楽しんだ。
いつになく精力的だった空気公団も青山陽一もすごく良かった。
UTAU / 大貫妙子 & 坂本龍一
ヘイト船長回顧録航海士抄 / 鈴木慶一
春愁秋思 / 空気公団
A Long Vacation(30周年記念盤) / 大滝詠一
Seasons Of My Soul / Rumer
Volume Two / She & Him
Volume One / She & Him
A Very She & Him Chiristmas / She & Him
The Broadsword and The Beast / Jethro Tull
The Collage / The Collage
The Randy Newman Songbook Vol.2 / Randy Newman
Who Is Harry Nilsson ? / Harry Nilsson(DVD)
Ride, Rise, Roar / David Byrne(DVD)
The Road From Memphis / Booker T.Jones
From Africa with Fury: Rise / Seun Anikulapo - Kuti & Egypt 80
The Art Of The Fugue / Glenn Gould
Lagrimas Mexicanas / Vinicius Cantuaria & Bill Frisell
Rocking Roller / Benoir Moerlen
Pull Up Some Dust And Sit Down / Ry Cooder
The Old Magic / Nick Lowe
Last Summer / Eleanor Friedberger
Midnight Flyer / Steve Cropper & Felix Cavaliere
芯空 / 窪田渡(空気公団)
In The Key Of Disney / Brian Wilson
Blues For Tomato / 青山陽一
UTOPIA / カーネーション
The SMiLE Sessions / The Beach Boys
Ciao! / ムーンライダーズ
2011年読んだ本
久々にこの1年で読んだ本を振り返る。
61冊+2である。(2が電子書籍)
ほぼ読了順に以下に示す。(同じ著者の本はまとめたので、順序が前後しているところがある)
エンタメを中心に、種々雑多な内容。
こうしてながめると、今年は翻訳本がなんと2冊のみ!
しかも、2作とも原作は古典的物語。面白そうなのはたくさんあったのに読めなかった。
『ミレニアム』が文庫化されたのでぜひ、と意気込んだがタイミングが合わず未読。
来年は翻訳で面白作品をたくさん読みたい。
2011年は東日本大震災という未曾有の大災害が起きた年。
それをきっかけに生まれた『文芸あねもね』という電子書籍版の同人誌が、この夏のボクの中心的存在だった。
電子書籍という新たな形態にちゃんと触れたのは初めてだったし、ブログ、twitterとも連動して目が離せなかった。
さらに、その勢いで、トークショなるものに初めて参加したという記念の年にもなった。
あねもねに参加されている豊島ミホさん、宮木あや子さん、吉川トリコさんに直に接して、作家の方が一段と身近に感じた。ボクの下世話な質問にも答えていただき、うれしい反面申し訳ない気持ちも。
身近といえば、twitterによるあねもね組のみなさんやボクの好きな作家の方達のつぶやきがとても面白くて、いまや日課のようにチェックしている。時々ボクのツイートに直接本人から反応があるのが楽しい。
買ったけど積ん読になっている本がかなりの量ある。このまま在庫は年越しとなる。
現在読書中なのが、今年一番話題をかっさらった『ジェノサイド』である。確かに面白いのだが、一気読みのタイミングを失してしまった感じで、ノロ読中。
宮部みゆきの『おまえさん』も発売即購入したが在庫中。ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、柚木麻子『嘆きの美女』なども待機中なのだ。
来年は100冊目標(特に意味はないが)、翻訳もの増加ということで。
シューマンの指 / 奥泉光
メロディ・フェア / 宮下奈都
誰かが足りない / 宮下奈都
その英語ネイティブはハラハラします / デイビッド・セイン
隻眼の少女 / 麻耶雄嵩
スウェーデンの四季暦 / 訓覇法子
本は、これから / 池澤夏樹
日本人のためのフェイスブック入門 / 松宮義仁
鈴木孝夫の世界 第1集 / 鈴木孝夫研究会
ことばと思考 / 今井むつみ
連続殺人鬼カエル男 / 中山七里
意中の建築 上・下巻 / 中村好文
味写入門 / 天久聖一
色即ぜねれいしょん / みうらじゅん
日本はスウェーデンになるべきか / 高岡 望
楽園 上・下 / 宮部みゆき
フォントのふしぎ / 小林 章
ふがいない僕は空を見た / 窪 美澄
街場の大学論 / 内田 樹
日本辺境論 / 内田 樹
トゥルー・グリット / チャールズ・ポーティス
キュレーションの時代 / 佐々木俊尚
放課後探偵団 / アンソロジー
散歩の収穫 / 赤瀬川原平
本日は大安なり / 辻村深月
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村深月
太陽の坐る場所 / 辻村深月
空也上人がいた / 山田太一
自転車のまち / 濱野貴子
なぎなた / 倉知 淳
こめぐら / 倉知 淳
女子高育ち /辛酸なめ子
眠り姫とバンパイア / 我孫子武丸
うっかり鉄道 / 能町みね子
アメリカと宗教 / 堀内一史
困ってる人 / 大野更紗
ツチヤの貧格 / 土屋賢二
京都、オトナの修学旅行 / 赤瀬川原平・山下裕二
パパは今日、運動会 / 山本幸久
一匹羊 / 山本幸久
我が家の問題 / 奥田英朗
雨の塔 / 宮木あや子
殺人鬼フジコの衝動 / 真梨幸子
初恋素描帖 / 豊島ミホ
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海
明日のコミュニケーション / 佐藤尚之
あまからカルテット / 柚木麻子
乙女日和 / 山崎まどか
自分を予約する手帳術 / 佐々木かをり
ユニクロ帝国の光と影 / 横田増生
万華鏡の女 / ひし美ゆり子・樋口尚文
くちびるに歌を / 中田永一
タイニー・タイニー・ハッピー / 飛鳥井千砂
文芸あねもね / アンソロジー
川と星 / 彩瀬まる
61冊+2である。(2が電子書籍)
ほぼ読了順に以下に示す。(同じ著者の本はまとめたので、順序が前後しているところがある)
エンタメを中心に、種々雑多な内容。
こうしてながめると、今年は翻訳本がなんと2冊のみ!
しかも、2作とも原作は古典的物語。面白そうなのはたくさんあったのに読めなかった。
『ミレニアム』が文庫化されたのでぜひ、と意気込んだがタイミングが合わず未読。
来年は翻訳で面白作品をたくさん読みたい。
2011年は東日本大震災という未曾有の大災害が起きた年。
それをきっかけに生まれた『文芸あねもね』という電子書籍版の同人誌が、この夏のボクの中心的存在だった。
電子書籍という新たな形態にちゃんと触れたのは初めてだったし、ブログ、twitterとも連動して目が離せなかった。
さらに、その勢いで、トークショなるものに初めて参加したという記念の年にもなった。
あねもねに参加されている豊島ミホさん、宮木あや子さん、吉川トリコさんに直に接して、作家の方が一段と身近に感じた。ボクの下世話な質問にも答えていただき、うれしい反面申し訳ない気持ちも。
身近といえば、twitterによるあねもね組のみなさんやボクの好きな作家の方達のつぶやきがとても面白くて、いまや日課のようにチェックしている。時々ボクのツイートに直接本人から反応があるのが楽しい。
買ったけど積ん読になっている本がかなりの量ある。このまま在庫は年越しとなる。
現在読書中なのが、今年一番話題をかっさらった『ジェノサイド』である。確かに面白いのだが、一気読みのタイミングを失してしまった感じで、ノロ読中。
宮部みゆきの『おまえさん』も発売即購入したが在庫中。ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』、柚木麻子『嘆きの美女』なども待機中なのだ。
来年は100冊目標(特に意味はないが)、翻訳もの増加ということで。
シューマンの指 / 奥泉光
メロディ・フェア / 宮下奈都
誰かが足りない / 宮下奈都
その英語ネイティブはハラハラします / デイビッド・セイン
隻眼の少女 / 麻耶雄嵩
スウェーデンの四季暦 / 訓覇法子
本は、これから / 池澤夏樹
日本人のためのフェイスブック入門 / 松宮義仁
鈴木孝夫の世界 第1集 / 鈴木孝夫研究会
ことばと思考 / 今井むつみ
連続殺人鬼カエル男 / 中山七里
意中の建築 上・下巻 / 中村好文
住宅巡礼・ふたたび / 中村好文
普通の住宅、普通の別荘 / 中村好文
英語と日本語のあいだ / 菅原克也味写入門 / 天久聖一
色即ぜねれいしょん / みうらじゅん
日本はスウェーデンになるべきか / 高岡 望
楽園 上・下 / 宮部みゆき
フォントのふしぎ / 小林 章
ふがいない僕は空を見た / 窪 美澄
街場の大学論 / 内田 樹
日本辺境論 / 内田 樹
トゥルー・グリット / チャールズ・ポーティス
キュレーションの時代 / 佐々木俊尚
放課後探偵団 / アンソロジー
散歩の収穫 / 赤瀬川原平
本日は大安なり / 辻村深月
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村深月
太陽の坐る場所 / 辻村深月
空也上人がいた / 山田太一
自転車のまち / 濱野貴子
なぎなた / 倉知 淳
こめぐら / 倉知 淳
女子高育ち /辛酸なめ子
眠り姫とバンパイア / 我孫子武丸
うっかり鉄道 / 能町みね子
アメリカと宗教 / 堀内一史
困ってる人 / 大野更紗
ツチヤの貧格 / 土屋賢二
京都、オトナの修学旅行 / 赤瀬川原平・山下裕二
パパは今日、運動会 / 山本幸久
一匹羊 / 山本幸久
我が家の問題 / 奥田英朗
雨の塔 / 宮木あや子
セレモニー黒真珠 / 宮木あや子
それでも、日本人は「戦争」を選んだ / 加藤陽子殺人鬼フジコの衝動 / 真梨幸子
初恋素描帖 / 豊島ミホ
ぽろぽろドール / 豊島ミホ
日傘のお兄さん / 豊島ミホ
リリイの籠 / 豊島ミホ
わらの女 / カトリーヌ・アルレーもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海
明日のコミュニケーション / 佐藤尚之
あまからカルテット / 柚木麻子
乙女日和 / 山崎まどか
自分を予約する手帳術 / 佐々木かをり
ユニクロ帝国の光と影 / 横田増生
万華鏡の女 / ひし美ゆり子・樋口尚文
くちびるに歌を / 中田永一
タイニー・タイニー・ハッピー / 飛鳥井千砂
文芸あねもね / アンソロジー
川と星 / 彩瀬まる
Saturday, November 26, 2011
ワシントン・ナショナルギャラリー展
23日の祝日に京都市美術館へ、タイトルの美術展を見に出かけた。
この時期は京都は紅葉の観光シーズンまっただ中。
京都駅から市バス100番に乗って目的地へ向かう。
バス乗り場は長蛇の列。
1台目は乗客が乗り切れずに、次のバスを待つ。
満員状態で出発。
急行バスなので、主立ったバス停にしか停車しない。
清水道(きよみずみち)でかなりの乗客が降りていく、やっぱに清水は人気のスポットだね。
美術館前に行ってみると、入り口付近は混雑なし。
荷物をコインロッカーに預けて入ってみると、
混んでるね〜、中は人でごった返しているぞ。
「日傘の女」モネ
いいね〜。もそのずごく光の強さを感じる。
特に少年の体に降り注ぐ強い日差しが、全体の温度を物語っているように見える。
構図もいいなあ、左にたたずむ少年、草むらに落ちる女性の影など。
少年の顔なんてのっぺらぼうなのに、このリアリティ感。
草いきれのむんむん漂ってくる。
「ひまわりの庭」モネ
ひまわりが咲いているので夏だよね。だから日差しもものすごく強いから、影も濃くなるはずなのに、画家は影にも光の粒子を描きたかったのだな。だから、単純な影ではなく、いろんな色が混ざり合っている。
「ポンヌフ」ルノワール
ルノワールも風景画だと印象派がだいぶ違う。
遠めに見るとすごくいいのだ、雑踏が生き生きしている。
近づいてみると、人物の輪郭が微妙に滲んでいるように描かれている。このあたりに何か秘密がありそう。
その横にあった人物がも、色合いが薄めでスッキリしている。
モデルが女優のアン・ハサウェイに似ている。
ルノワールも赤味が強くなると、どうもぶよぶよ感が増して好きになれない。
「カヌー」カイユボット
遠めに見たら、人物とパドルの部分が写真のように見えて、ドキッとした。
でも、水面の表現はちょっとなあ。
水面を描いたらやはりモネが一番か。
「赤いチョッキの少年 他」セザンヌ
ふわーっとした印象派の絵を見続けてから、セザンヌを見ると、その筆使いのあまりの力強さに結構衝撃を受ける。
夢見心地から目が覚める。
印象派に活をいれているよう。
赤いチョッキの少年は、すごく現代的な絵に見える。
すごく好き。
セザンヌの後にゴッホを見ちゃうと、なんだか弱々しく見える。
肖像画も顔色悪いしね。
明日27日が最終日です。
この時期は京都は紅葉の観光シーズンまっただ中。
京都駅から市バス100番に乗って目的地へ向かう。
バス乗り場は長蛇の列。
1台目は乗客が乗り切れずに、次のバスを待つ。
満員状態で出発。
急行バスなので、主立ったバス停にしか停車しない。
清水道(きよみずみち)でかなりの乗客が降りていく、やっぱに清水は人気のスポットだね。
美術館前に行ってみると、入り口付近は混雑なし。
荷物をコインロッカーに預けて入ってみると、
混んでるね〜、中は人でごった返しているぞ。
「日傘の女」モネ
いいね〜。もそのずごく光の強さを感じる。
特に少年の体に降り注ぐ強い日差しが、全体の温度を物語っているように見える。
構図もいいなあ、左にたたずむ少年、草むらに落ちる女性の影など。
少年の顔なんてのっぺらぼうなのに、このリアリティ感。
草いきれのむんむん漂ってくる。
「ひまわりの庭」モネ
ひまわりが咲いているので夏だよね。だから日差しもものすごく強いから、影も濃くなるはずなのに、画家は影にも光の粒子を描きたかったのだな。だから、単純な影ではなく、いろんな色が混ざり合っている。
「ポンヌフ」ルノワール
ルノワールも風景画だと印象派がだいぶ違う。
遠めに見るとすごくいいのだ、雑踏が生き生きしている。
近づいてみると、人物の輪郭が微妙に滲んでいるように描かれている。このあたりに何か秘密がありそう。
その横にあった人物がも、色合いが薄めでスッキリしている。
モデルが女優のアン・ハサウェイに似ている。
ルノワールも赤味が強くなると、どうもぶよぶよ感が増して好きになれない。
「カヌー」カイユボット
遠めに見たら、人物とパドルの部分が写真のように見えて、ドキッとした。
でも、水面の表現はちょっとなあ。
水面を描いたらやはりモネが一番か。
「赤いチョッキの少年 他」セザンヌ
ふわーっとした印象派の絵を見続けてから、セザンヌを見ると、その筆使いのあまりの力強さに結構衝撃を受ける。
夢見心地から目が覚める。
印象派に活をいれているよう。
赤いチョッキの少年は、すごく現代的な絵に見える。
すごく好き。
セザンヌの後にゴッホを見ちゃうと、なんだか弱々しく見える。
肖像画も顔色悪いしね。
明日27日が最終日です。
Sunday, November 13, 2011
ソーシャルネットワーキング
最近、慣れないタイプの仕事が増えて、結構煮詰まり気味。
今回購入に至ったのは、こんな流れ
それをちょっと打破する(それほど大げさでもなく、気分を変えてみる)ために、2012年は手帳を変更してみようと思う。
きっかけは、娘の手帳選びにつき合って京都LOFTへ行ったことである。
いやいやいや、手帳もホントいろんな種類があるんだね。
これまでは、表紙の色だけかえてみて、時期がきたから買わなきゃな
と、毎年同じ種類のものを買い続けて10年以上。
今回購入に至ったのは、こんな流れ
さとなおさんのツイッターで「アクションプランナー」に関するつぶやきに反応
→ さなメモで「アクションプランナー」の書き込みをチェック
→ 他の利用者のブログをチェック
→ LOFTで実物を確認
→ 佐々木かをり著『自分を予約する手帳術』を読み(佐々木さん:手帳のプロデューサー)
→ Amazonで購入。(せっかくなのでLOFTで買いたかったが、気に入った表紙がなかった)
さて、今回の消費行動は、佐藤尚之著『明日のコミュニケーション』でも説明されている、SIPSということになるのだろうか。
S:共感→I:確認→P:参加する→S:共有&拡散
おおきなソーシャルグラフを持たないボクだが、ここで書いたりツイッターで発言すると、ある程度は拡散していくだろう。一度きになりだすと、いろんな場面でそのことが目に留まるようになるものだ。
こうして少しずつ情報が集まり出して、うまくいくと消費につながる。
もうひとつ、最近の消費行動
いまメインで使用しているパソコンは、AppleのMac miniなのだが、マウスもAppleのMagic Mouseを使っている。
カミさんが最近ノートタイプのiBookを使い始めて、そのためのマウスが欲しいということになった。
それならMagic Mouseをカミさんに使ってもらって、ボクは以前から興味のあったMagic Trackpadに変更したらよかんべな、と思ったわけ。
→ まず、利用者の感想をネットで検索
→ ヨドバシカメラで実物を触ってみる
→ Magic MouseとMagic Trackpadを頭の中で比較し、使用感をイメージしてみる
→ 価格はほぼ同等
→ 書き込みで見つけた「Magic Trackpaは細かな作業に不向き」が引っかかる
→ 結局マウスが無難
こちらは特にソーシャルネットワーキングがさほど関与はしていないが、利用者のブログをチェックしている時点で無関係とは言えない。
このように、ボクの場合は、ソーシャルネットワーキングがかなり関わってきているということは言える。
おおきなソーシャルグラフを持たないボクだが、ここで書いたりツイッターで発言すると、ある程度は拡散していくだろう。一度きになりだすと、いろんな場面でそのことが目に留まるようになるものだ。
こうして少しずつ情報が集まり出して、うまくいくと消費につながる。
もうひとつ、最近の消費行動
いまメインで使用しているパソコンは、AppleのMac miniなのだが、マウスもAppleのMagic Mouseを使っている。
カミさんが最近ノートタイプのiBookを使い始めて、そのためのマウスが欲しいということになった。
それならMagic Mouseをカミさんに使ってもらって、ボクは以前から興味のあったMagic Trackpadに変更したらよかんべな、と思ったわけ。
→ まず、利用者の感想をネットで検索
→ ヨドバシカメラで実物を触ってみる
→ Magic MouseとMagic Trackpadを頭の中で比較し、使用感をイメージしてみる
→ 価格はほぼ同等
→ 書き込みで見つけた「Magic Trackpaは細かな作業に不向き」が引っかかる
→ 結局マウスが無難
こちらは特にソーシャルネットワーキングがさほど関与はしていないが、利用者のブログをチェックしている時点で無関係とは言えない。
このように、ボクの場合は、ソーシャルネットワーキングがかなり関わってきているということは言える。
Sunday, October 23, 2011
映画『猿の惑星:創世記』
カミさんと見てきた。
ボクはこういうのがかなり好きだけど、カミさんは特に興味がないのだが、夫婦50割引のためにつきあってもらった感じで、悪かったなあ。
ボクもSFっぽいもの全てに興味があるのではないが、「猿の惑星」と聞いたら反応しないわけにはいかない。
『猿の惑星』(チャールトン・ヘストンの主演の、シリーズ第一作ね)は、ボクが小学校の時に見に行って、いたく感動した思い出の映画なのだ(もちろん、あの超有名なラストシーンは映画見るまで知らなかった)
このときも、そんなものには全く興味がなかったであろう母親と行ったのだ。
ちなみに、その後第三作までは映画館へ見に行った。
この映画の見どころのひとつは、登場する猿が全てCGだというところ。
全然そうは見えない。
かつてジュラシックパークの恐竜がオールCGで、そのリアルさと俳優達との見事な共演(というか合成)にもぶっとんだ。こういう技術は日進月歩だね。
リアルな表情や、細やかな仕草など、とてもCGとは思えない。
(細かくはエモーションキャプチャーとかいうの?検索してみてください)
それで、映画の内容だけど、製薬会社の新薬の影響で実験動物の猿がその影響を受けて...
というところの展開は、今っぽい感じですね。
ストーリー展開上仕方ないけど、新薬の効きすぎじゃない?他の生物も影響受けて、生物界のバランスが総崩れになると思うんだけど。
まあそれはおいといて、人間からひどい仕打ちを受ける猿達のなかにいたシーザーが、最後に怒り爆発。
決戦前夜に、管理区域内にいる猿達が、シーザーの指令で決起集会をするシーンがあるんだけど、猿が整然と並んでいる。このシーンはある意味、ピカイチに不気味だね。
小学校の朝礼みたいな感じ。
人間もあんな不気味なことをしているんだなって思った。と同時に可笑しくなった。
ここまで映像がリアルになると、こういうのを見慣れていないカミさんは、気分が悪くなっていた。
3日ぐらいは悪夢にうなされるかも。
すまん
ボクはこういうのがかなり好きだけど、カミさんは特に興味がないのだが、夫婦50割引のためにつきあってもらった感じで、悪かったなあ。
ボクもSFっぽいもの全てに興味があるのではないが、「猿の惑星」と聞いたら反応しないわけにはいかない。
『猿の惑星』(チャールトン・ヘストンの主演の、シリーズ第一作ね)は、ボクが小学校の時に見に行って、いたく感動した思い出の映画なのだ(もちろん、あの超有名なラストシーンは映画見るまで知らなかった)
このときも、そんなものには全く興味がなかったであろう母親と行ったのだ。
ちなみに、その後第三作までは映画館へ見に行った。
この映画の見どころのひとつは、登場する猿が全てCGだというところ。
全然そうは見えない。
かつてジュラシックパークの恐竜がオールCGで、そのリアルさと俳優達との見事な共演(というか合成)にもぶっとんだ。こういう技術は日進月歩だね。
リアルな表情や、細やかな仕草など、とてもCGとは思えない。
(細かくはエモーションキャプチャーとかいうの?検索してみてください)
それで、映画の内容だけど、製薬会社の新薬の影響で実験動物の猿がその影響を受けて...
というところの展開は、今っぽい感じですね。
ストーリー展開上仕方ないけど、新薬の効きすぎじゃない?他の生物も影響受けて、生物界のバランスが総崩れになると思うんだけど。
まあそれはおいといて、人間からひどい仕打ちを受ける猿達のなかにいたシーザーが、最後に怒り爆発。
決戦前夜に、管理区域内にいる猿達が、シーザーの指令で決起集会をするシーンがあるんだけど、猿が整然と並んでいる。このシーンはある意味、ピカイチに不気味だね。
小学校の朝礼みたいな感じ。
人間もあんな不気味なことをしているんだなって思った。と同時に可笑しくなった。
ここまで映像がリアルになると、こういうのを見慣れていないカミさんは、気分が悪くなっていた。
3日ぐらいは悪夢にうなされるかも。
すまん
Sunday, October 02, 2011
Let's Talk iPhone
米時間の10/4に行われるAppleのイベントのフレーズである。
楽しみだな、iPhone5だよね。きっと
→ CNETの記事
auでもiPhone販売のニュースもあるし、AmazonはあらたなKindleを発表(3種類も一度に!)
興味魅かれるニュースが最近多い。
楽しみだな、iPhone5だよね。きっと
→ CNETの記事
auでもiPhone販売のニュースもあるし、AmazonはあらたなKindleを発表(3種類も一度に!)
興味魅かれるニュースが最近多い。
2012年手帳選び
すでに10月。
9月は残暑も厳しく夏の延長的気分だが、10月と聞くと一気に今年も残りわずか、と妙に気ぜわしくなる。
会社も10月からは期の下期にはいるのでなおさらだ。
今日は家族そろって四条河原町へ、お昼ご飯と買い物で繰り出した。
上の娘が手帳を買いたい(9月始まりのもの)と言うので、いっしょにLoftへ行ってみた。
手帳コーナーはなかなかのにぎわいで、この店には糸井重里プロデュースの「ほぼにち手帳」も置いてある。
噂には聞いていたが、これの現物を見るのは初めてなのだ。
結構高いね。(3500円〜)
中身の手帳部分は2200円だが、たぶんこのままで使う人はいないだろう。
それにお好みのカバーをつけて上記のような価格になるようである。
これがたくさん種類があって、見てるだけでも楽しい。
ただ実際に開いてみると、カバーが中身本体の外形よりもかなり大きめにできているので、ちょっと開きにくい感じがした。それに重いなあ。
ボクはこの10年以上、髙橋書店のティーズビューというポケットサイズの手帳を愛用している。
表紙も鮮やかな色のものが多くて、気に入っているのだ。ちなみに2011年は山吹色だった。
せっかくなので、2012年は違うものを買ってみようかな。
9月は残暑も厳しく夏の延長的気分だが、10月と聞くと一気に今年も残りわずか、と妙に気ぜわしくなる。
会社も10月からは期の下期にはいるのでなおさらだ。
今日は家族そろって四条河原町へ、お昼ご飯と買い物で繰り出した。
上の娘が手帳を買いたい(9月始まりのもの)と言うので、いっしょにLoftへ行ってみた。
手帳コーナーはなかなかのにぎわいで、この店には糸井重里プロデュースの「ほぼにち手帳」も置いてある。
噂には聞いていたが、これの現物を見るのは初めてなのだ。
結構高いね。(3500円〜)
中身の手帳部分は2200円だが、たぶんこのままで使う人はいないだろう。
それにお好みのカバーをつけて上記のような価格になるようである。
これがたくさん種類があって、見てるだけでも楽しい。
ただ実際に開いてみると、カバーが中身本体の外形よりもかなり大きめにできているので、ちょっと開きにくい感じがした。それに重いなあ。
ボクはこの10年以上、髙橋書店のティーズビューというポケットサイズの手帳を愛用している。
表紙も鮮やかな色のものが多くて、気に入っているのだ。ちなみに2011年は山吹色だった。
せっかくなので、2012年は違うものを買ってみようかな。
Thursday, September 22, 2011
最近のトピックス
気がつけばもう9月も終わり。
暑い真っ盛りに、糺ノ森古本市へ行ったのも遠い昔のような...
みなさん、お久しぶりです。
ブログの更新はさぼってるけど、Twitterは毎日何かはつぶやいてます。
右下にも一部表示されていますね。
さて、最近のトピックスから
何と言っても驚いたのが
「iPhone5をKDDI(au)が販売へ」
である。
なななんと、Softbankの独占がついに崩れた。
スマホで出遅れたauもこれで一気に挽回か!
と思ったが、公式発表ではなく、KDDIもAppleもこの件についてはノーコメントらしい。
孫さんもしばらく眠らない日が続くのかも。
「SONYが満を持してタブレット市場へ参入」
それにしても盛り上がらないな。
iPad2発売の方が盛り上がったよね。
SONYの現物はまだ見たことはないが、たまたま発売日当日に京都ヨドバシカメラ前を通過したら、地下の店頭でこれを売っていた。
でも、販売員が2名、特に前に並ぶお客の姿もなく寂しげ
SONYのサイトで写真や仕様を見たけど、これじゃなきゃいけない理由が全く見つからない。
iPad2の方がいいよね
断然
暑い真っ盛りに、糺ノ森古本市へ行ったのも遠い昔のような...
みなさん、お久しぶりです。
ブログの更新はさぼってるけど、Twitterは毎日何かはつぶやいてます。
右下にも一部表示されていますね。
さて、最近のトピックスから
何と言っても驚いたのが
「iPhone5をKDDI(au)が販売へ」
である。
なななんと、Softbankの独占がついに崩れた。
スマホで出遅れたauもこれで一気に挽回か!
と思ったが、公式発表ではなく、KDDIもAppleもこの件についてはノーコメントらしい。
孫さんもしばらく眠らない日が続くのかも。
「SONYが満を持してタブレット市場へ参入」
それにしても盛り上がらないな。
iPad2発売の方が盛り上がったよね。
SONYの現物はまだ見たことはないが、たまたま発売日当日に京都ヨドバシカメラ前を通過したら、地下の店頭でこれを売っていた。
でも、販売員が2名、特に前に並ぶお客の姿もなく寂しげ
SONYのサイトで写真や仕様を見たけど、これじゃなきゃいけない理由が全く見つからない。
iPad2の方がいいよね
断然
Saturday, August 13, 2011
糺ノ森古本市
この写真は午後2時過ぎだと思うのだが、暑さもピーク、蝉の大合唱が全周囲から降り注ぐ。
この森の緑の深さがいいでしょう?
いやというほど真夏を感じることができる。
しかし、それにしても本ってたくさんある。
改めて言うまでもないが、これだけのたくさんの本があっても、手に取るものはその中の、ごくごく一部。
さらに、読むものは、さらにほーんの一部に過ぎない。
一生かかっても読む本なんて高が知れている、とここで改めて思ったわけなんですね。
この糺ノ森で。
結局4時間以上滞在して、3冊500円で買っただけ。ちょっと興味を魅かれたものもいろいろあったけど、買っても重くて持てんわ。
年かね?
Wednesday, August 03, 2011
文芸「あねもね」の読み方
電子書籍版同人誌 文芸「あねもね」であるが、電子書籍出版パブー より絶賛販売中である(なんと380円!)
売り上げは全額が東日本大震災の義援金として寄付される。
この配信はPDF版である。
ボクがこれを読む場合、iPhoneかPC(Mac)である。いちいちそのためにPCを起動するのは面倒なので、やはりiPhoneで読むことが多くなる。
しかし、ここでひとつ問題が。
50を越えてから、急速に近くのものが見えにくくなってきたのだ。
いわゆる「老眼」である。
元々かなりの近眼なので、遠くを見るとき(車の運転など)は近眼用メガネ。
近くを見るとき(読書、パソコンなど)は老眼鏡を使いわける毎日だ。
老眼鏡は、本と、(少し距離がある)PCの画面の両方がそこそこ見えるようにレンズの度を選択しているため、本の細かな文字は若干苦手なのだ。(どうしても見えない細かな文字の場合は、メガネをはずして対象物を目にぐっと近づけると、なんとか見える)
で、電子書籍だが、1ページ全体を画面いっぱいに表示させると(これが基本形)文字がかなりきびしいサイズになってしまう。
そのことをついtwitterでつぶやいたら、文芸「あねもね」の作家ご本人からRTいただいた。この場を借りて、お礼申し上げます、ありがとうございました!
そのやりとりの中で、わかってきたのは、
PDF版は文字サイズ変更は出来ない。
ページ全体を拡大することは可能。なので、ページの上下余白部分を最小限にするまで拡大すれば、「読むために上下にずらすことなく読める」最大文字サイズになる。
もしくはいっそシンプルに、読みやすい文字サイズまでぐんと拡大して、1行が一画面に表示しきれなかった場合は、その都度ぐりぐりページを上げ下げする。
そこで、iPhoneで供給されているアプリ中、どれが読みやすいかを試したのでそれを説明しよう。
試したのは次の3種類

結論から言うと、iComicが、ボクの場合一番良かった(現時点での評価。この業界は進化しているので、評価はすぐに変わる可能性がある。また、基準はボクの視力なので、ひとぞれぞれ読める文字サイズにばらつきはあろう。それを前提にお読みください)
それをもう少し詳しく説明しよう。
iBooksでは、常に上部にステイタスの表示がでているので、上下の余白をなくすようにギリギリまで拡大する(今後これを「上下ギリ拡大」と呼ぶ)とき、そもそもの拡大率が他の二つのアプリより若干小さくるので、拡大率ではiBooksやや不利。
なお、このサンプル文章は「あねもね」ではなく、ボクのブログから貼り付けたもの。「あねもね」と同程度の文字サイズになるよう作成したPDFである。
iBooksはページ送りなどの操作性はとても良かった。しかし、上下ギリ拡大しても、ページをめくると標準サイズに戻ってしまう。これでは、ページを繰るたびに、上下ギリ拡大の操作をしなければならず、これはかなり面倒。
さらに、ページ全体を左右へ平行ずらしできるタッチポイントがある。これも便利である。
(詳細はこちら参照ください)
PDF Readerはページ送りがもうひとつである。(本文をタッチすると、中途半端?な量を送ってしまう)それともう一つ、同一ページ内で上下には動かさずに、左右だけに移動させることができない。
上下にずれるたび修正するにが面倒。
途中の短編の頭出しがやりやすいのはiBooksである。
全ページをサムネイル表示できるので、あねもねの色鮮やかな各短編の表紙がすぐ見つかる。iComicはページ数を先にチェックしておいて、そのページ数へジャンプすることになる。
本文を読み始めたら、できるだけややこしい操作はしたくない。
という観点からみると、iComicの「一度拡大設定したら、その状態をできるだけキープしてくれる」という点と、上下方向にはずれにくいことがポイント高い。
しかしながら、欲を言えば「上下ギリ拡大」より、ほんのチョビッとフォントサイズが大きいとベストである。
そういう意味では、安心できる文字サイズまでページを拡大して、上下をぐりぐり動かして読む方法も、それほど悪くはない。大ざっぱな設定で読めるので。
この方法の場合は、iBooksの操作性がよかった。
番外編ということで、もうひとつの電子書籍リーダである『kindle』でも試してみた。
ボクが持っているkindle2では、日本語フォントが埋め込まれたPDFは日本語で読むことができる(kindle2は日本語対応していない。日本語対応はkindle3から)
あねもねを読ませてみた。ところが、kindle2のコントラストでは、文字が薄過ぎてとても読みづらい。
文字サイズは申し分ないので残念であった。
技術的なことは、すぐに修正されてもっと操作性がよいものがでるだろう。
電子書籍はまだ始まったばかり。
売り上げは全額が東日本大震災の義援金として寄付される。
この配信はPDF版である。
ボクがこれを読む場合、iPhoneかPC(Mac)である。いちいちそのためにPCを起動するのは面倒なので、やはりiPhoneで読むことが多くなる。
しかし、ここでひとつ問題が。
50を越えてから、急速に近くのものが見えにくくなってきたのだ。
いわゆる「老眼」である。
元々かなりの近眼なので、遠くを見るとき(車の運転など)は近眼用メガネ。
近くを見るとき(読書、パソコンなど)は老眼鏡を使いわける毎日だ。
老眼鏡は、本と、(少し距離がある)PCの画面の両方がそこそこ見えるようにレンズの度を選択しているため、本の細かな文字は若干苦手なのだ。(どうしても見えない細かな文字の場合は、メガネをはずして対象物を目にぐっと近づけると、なんとか見える)
で、電子書籍だが、1ページ全体を画面いっぱいに表示させると(これが基本形)文字がかなりきびしいサイズになってしまう。
そのことをついtwitterでつぶやいたら、文芸「あねもね」の作家ご本人からRTいただいた。この場を借りて、お礼申し上げます、ありがとうございました!
そのやりとりの中で、わかってきたのは、
PDF版は文字サイズ変更は出来ない。
ページ全体を拡大することは可能。なので、ページの上下余白部分を最小限にするまで拡大すれば、「読むために上下にずらすことなく読める」最大文字サイズになる。
もしくはいっそシンプルに、読みやすい文字サイズまでぐんと拡大して、1行が一画面に表示しきれなかった場合は、その都度ぐりぐりページを上げ下げする。
そこで、iPhoneで供給されているアプリ中、どれが読みやすいかを試したのでそれを説明しよう。
試したのは次の3種類
iBooks:iPhone標準(無料)
iComic:本来はマンガ用リーダ(85円)
PDF Reader:PDFだけでなくWord、Excelなどのファイルも表示可能(85円)
それをもう少し詳しく説明しよう。
iBooksでは、常に上部にステイタスの表示がでているので、上下の余白をなくすようにギリギリまで拡大する(今後これを「上下ギリ拡大」と呼ぶ)とき、そもそもの拡大率が他の二つのアプリより若干小さくるので、拡大率ではiBooksやや不利。
![]() |
| この画像の左半分がiBooksで、右がiComicである。 |
iBooksはページ送りなどの操作性はとても良かった。しかし、上下ギリ拡大しても、ページをめくると標準サイズに戻ってしまう。これでは、ページを繰るたびに、上下ギリ拡大の操作をしなければならず、これはかなり面倒。
その点、iComicは「拡大を保存」設定をONにしておくと、最初に設定した拡大率をずっとキープしてくれる。
さらに、ページ全体を左右へ平行ずらしできるタッチポイントがある。これも便利である。
(詳細はこちら参照ください)
PDF Readerはページ送りがもうひとつである。(本文をタッチすると、中途半端?な量を送ってしまう)それともう一つ、同一ページ内で上下には動かさずに、左右だけに移動させることができない。
上下にずれるたび修正するにが面倒。
途中の短編の頭出しがやりやすいのはiBooksである。
全ページをサムネイル表示できるので、あねもねの色鮮やかな各短編の表紙がすぐ見つかる。iComicはページ数を先にチェックしておいて、そのページ数へジャンプすることになる。
本文を読み始めたら、できるだけややこしい操作はしたくない。
という観点からみると、iComicの「一度拡大設定したら、その状態をできるだけキープしてくれる」という点と、上下方向にはずれにくいことがポイント高い。
しかしながら、欲を言えば「上下ギリ拡大」より、ほんのチョビッとフォントサイズが大きいとベストである。
そういう意味では、安心できる文字サイズまでページを拡大して、上下をぐりぐり動かして読む方法も、それほど悪くはない。大ざっぱな設定で読めるので。
この方法の場合は、iBooksの操作性がよかった。
番外編ということで、もうひとつの電子書籍リーダである『kindle』でも試してみた。
ボクが持っているkindle2では、日本語フォントが埋め込まれたPDFは日本語で読むことができる(kindle2は日本語対応していない。日本語対応はkindle3から)
あねもねを読ませてみた。ところが、kindle2のコントラストでは、文字が薄過ぎてとても読みづらい。
文字サイズは申し分ないので残念であった。
技術的なことは、すぐに修正されてもっと操作性がよいものがでるだろう。
電子書籍はまだ始まったばかり。
Tuesday, August 02, 2011
映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
実を言うと今週、わが社は夏休み。
次の日曜日まで。
今日8月1日は「映画の日」なので、1000円均一である。しかも平日。
全開土曜日の「映画の日」に映画館へのこのこでかけてえらい目にあった(長蛇の列で戦意喪失して即退却)が、今日はだいじょうぶだろう。
で、何を見るか、なのだ。
行きつけの映画館「京都シネマ」のラインナップを見る。
もうひとつ興味がわかない。
そのとき、ふと閃いたのがこれ。
「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
と言っても、内容は全く知らない。
監督は有名はストリートアーチスト(らしい)が全く知らない。
では、なんでこれが天から降りてきたかというと、甥がこれを見に行って、そのあとtwitterで「面白かった」
というつぶやいたのが頭にひっかかっていたのだ。
ここは甥の感性に(自分が合うことを)期待して、まあ合わなくても1000円だし。
関西で上映しているのは「テアトル梅田」である。梅田茶屋町のLoftと同じビルにあるらしい。
映画館なんてあったけ?と疑念を抱きつつ行ってみると
地階がテアトル梅田だった。
客の入りはほぼ満席。平日の17:25〜の回なので、働いている人はちょっと気にくい時間帯である。
1000円の効果なのか、映画が注目されているからかは定かでないが、がらがらよりは余程いい。
謎のストリートアーチスト、バンクシーの初監督作品ということで、先入観ゼロで見た。
ひとこと、「面白い!」である。
スポットが当たっているのは、ビデオ撮影マニア男、ティエリーがなぜストリートアーチストと関わるようになったかという、映像が、多くのアーチストの作業映像と共に紹介される。このあたりの映像がそもそも面白い。公共物にスプレー缶でグラフィックを描いたり作品を貼り付けるのは、基本的に犯罪であるので、警察の目をかいくぐりながら、彼らは創作を続ける。その過程をティエリーが膨大な映像に収めるのだ。次第にアーチストと交流を深めながら、ついに伝説の男、バンクシートもコンタクトに成功する。
ティエリーは最初、単なるアーチストの撮影者であり援助者だったのが、その後意外な展開をみせるのだ。
最初は小さな変化だったのが、それはどんどん大きなうねりとなり、そして...
なかなかいいテンポで、内容も映像も興味深く、音楽がまたなかなかいいね。
始まりと終わりは同じ曲だと思うのだが、とてもポップな曲というところがミソ。いかにもストリートアートっぽい音源じゃないところがいい。ポップ音楽で、滑稽さもくみとれるしね。途中の曲もラテンぽい曲があったり、重たくならないことに気を使っていることが伺われる。
アートって何だろう?という問題提起でもある。
ストリートアーチストも、彼らの「思想」があるはず。
ティエリーにはそれが欠如している。それでも売れてしまうアート業界の現実がある。
また一方で、アウトサイダーアーチストのように、アートの勉強はしていないが、強烈な「思想」を発するものもあったり。なかなか本物を見極めるのは難しいけど、逆にいうとアート業界もいろいろあって面白いのだ。
次の日曜日まで。
今日8月1日は「映画の日」なので、1000円均一である。しかも平日。
全開土曜日の「映画の日」に映画館へのこのこでかけてえらい目にあった(長蛇の列で戦意喪失して即退却)が、今日はだいじょうぶだろう。
で、何を見るか、なのだ。
行きつけの映画館「京都シネマ」のラインナップを見る。
もうひとつ興味がわかない。
そのとき、ふと閃いたのがこれ。
「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
と言っても、内容は全く知らない。
監督は有名はストリートアーチスト(らしい)が全く知らない。
では、なんでこれが天から降りてきたかというと、甥がこれを見に行って、そのあとtwitterで「面白かった」
というつぶやいたのが頭にひっかかっていたのだ。
ここは甥の感性に(自分が合うことを)期待して、まあ合わなくても1000円だし。
関西で上映しているのは「テアトル梅田」である。梅田茶屋町のLoftと同じビルにあるらしい。
映画館なんてあったけ?と疑念を抱きつつ行ってみると
地階がテアトル梅田だった。
客の入りはほぼ満席。平日の17:25〜の回なので、働いている人はちょっと気にくい時間帯である。
1000円の効果なのか、映画が注目されているからかは定かでないが、がらがらよりは余程いい。
謎のストリートアーチスト、バンクシーの初監督作品ということで、先入観ゼロで見た。
ひとこと、「面白い!」である。
スポットが当たっているのは、ビデオ撮影マニア男、ティエリーがなぜストリートアーチストと関わるようになったかという、映像が、多くのアーチストの作業映像と共に紹介される。このあたりの映像がそもそも面白い。公共物にスプレー缶でグラフィックを描いたり作品を貼り付けるのは、基本的に犯罪であるので、警察の目をかいくぐりながら、彼らは創作を続ける。その過程をティエリーが膨大な映像に収めるのだ。次第にアーチストと交流を深めながら、ついに伝説の男、バンクシートもコンタクトに成功する。
ティエリーは最初、単なるアーチストの撮影者であり援助者だったのが、その後意外な展開をみせるのだ。
最初は小さな変化だったのが、それはどんどん大きなうねりとなり、そして...
なかなかいいテンポで、内容も映像も興味深く、音楽がまたなかなかいいね。
始まりと終わりは同じ曲だと思うのだが、とてもポップな曲というところがミソ。いかにもストリートアートっぽい音源じゃないところがいい。ポップ音楽で、滑稽さもくみとれるしね。途中の曲もラテンぽい曲があったり、重たくならないことに気を使っていることが伺われる。
アートって何だろう?という問題提起でもある。
ストリートアーチストも、彼らの「思想」があるはず。
ティエリーにはそれが欠如している。それでも売れてしまうアート業界の現実がある。
また一方で、アウトサイダーアーチストのように、アートの勉強はしていないが、強烈な「思想」を発するものもあったり。なかなか本物を見極めるのは難しいけど、逆にいうとアート業界もいろいろあって面白いのだ。
Saturday, July 30, 2011
文芸あねもね
「文芸あねもね」という同人誌が創刊された。
同人誌という言葉はもちろん知っているが、ここで改めて辞書を引いて意味をみてみよう。
大辞林 iPhone版 によると
「主義・志などを同じくする人たちが、自分たちの作品の発表の場として共同で編集する雑誌。」
とある。
なるほど、まさしくその通りだなと思った。
この文芸誌を知ったきっかけはなんだったか、twitterで豊島ミホさんに関する書き込みを見つけたからだったか。
長らく作家活動を休んでいた(この活動は臨時営業らしい)豊島さんのブログには、
東日本大震災をきっかけに、同人誌「文芸あねもね」を立ち上げると書き込まれていた。
売り上げは全て議損金として寄付される。
しかも10人の女性作家の物語が収録されて 380円!
安い!
今回は紙の本ではなく、電子書籍のみで出版される。
従来の印刷よりもコストがかからず、手間もたぶんかからないだろう。
出版されて、ボクも購入して読み始めたのだが、
「ちょっと字が小さくて読みづらい」
とtwitterでつぶやいたら、すぐに作家ご本人からいろいろな反応をいただいてびっくりした。
このあたり、作家自身が供給と直結していることも楽しいではないか。
まだまだ始まったばかりのメディアであるが、なんかわくわくしながら見ているのだ。
同人誌という言葉はもちろん知っているが、ここで改めて辞書を引いて意味をみてみよう。
大辞林 iPhone版 によると
「主義・志などを同じくする人たちが、自分たちの作品の発表の場として共同で編集する雑誌。」
とある。
なるほど、まさしくその通りだなと思った。
この文芸誌を知ったきっかけはなんだったか、twitterで豊島ミホさんに関する書き込みを見つけたからだったか。
長らく作家活動を休んでいた(この活動は臨時営業らしい)豊島さんのブログには、
東日本大震災をきっかけに、同人誌「文芸あねもね」を立ち上げると書き込まれていた。
売り上げは全て議損金として寄付される。
しかも10人の女性作家の物語が収録されて 380円!
安い!
今回は紙の本ではなく、電子書籍のみで出版される。
従来の印刷よりもコストがかからず、手間もたぶんかからないだろう。
この立ち上げの様子が、ブログやtwitterにリアルタイムで書き込まれる。それを見ていると、辞書に書かれているとおりに雑誌が立ち上がっていくのがわかるのだ。
これがなかなか面白い。
出版されて、ボクも購入して読み始めたのだが、
「ちょっと字が小さくて読みづらい」
とtwitterでつぶやいたら、すぐに作家ご本人からいろいろな反応をいただいてびっくりした。
このあたり、作家自身が供給と直結していることも楽しいではないか。
まだまだ始まったばかりのメディアであるが、なんかわくわくしながら見ているのだ。
Wednesday, July 20, 2011
ようこそ OS X Lion
いつものように、突然発売になった。
Macの OS X Lion
ただいま、ダウンロード中であるが、データが重たい上にアクセスが集中してると思われる。
なかなか進まない。
でも、楽しみだなあ
なんせ、Lionである。百獣の王である。
と言っても、中身をあまり詳しくは知らない。
それでもなんだかわくわくしちゃうのがMacである。
業務で使っているWindowsだと、新しいOSがでると憂鬱になる。
基幹システムのOS対応や検証作業が山のようにやってくるから
IT、システム関係の業務を担当している身には新OSはつらいのである
ダウンロードバーはようやく半分まできましたよ
Macの OS X Lion
ただいま、ダウンロード中であるが、データが重たい上にアクセスが集中してると思われる。
なかなか進まない。
でも、楽しみだなあ
なんせ、Lionである。百獣の王である。
と言っても、中身をあまり詳しくは知らない。
それでもなんだかわくわくしちゃうのがMacである。
業務で使っているWindowsだと、新しいOSがでると憂鬱になる。
基幹システムのOS対応や検証作業が山のようにやってくるから
IT、システム関係の業務を担当している身には新OSはつらいのである
ダウンロードバーはようやく半分まできましたよ
Saturday, July 16, 2011
京都の盛夏
今晩は祇園祭の宵山である。
土曜日の宵山、しかも好天ということですごい人出であろう。
京都の盛夏はこの祇園祭ではないかと思う。
梅雨から、バタンと反転したように、一気に真夏へと切り替わる。今年は特にバタンがはっきりしている。
いつもの英会話教室が終わった後、地下鉄で四条烏丸へ向かった。
途中の京都駅で、どっと人が乗り込んできて、その中には浴衣姿の女性も多い。
四条駅に着いてみると、想像より人出は少なかったが、それでも通常の週末と比較するとべらぼーに多い。
そこから河原町通へ向かって四条通りを歩くのだが、なかなか速くは歩けない。30分ぐらいかかっただろうか。河原町OPAのタワーレコードへ到着。
なにもこんな時にタワレコへ行かなくても、と誰しも思うでしょう。
ボクも思う。
でも行ってしまったのだ、最近行ってなかったからね。
結局祇園祭で見たのは、大丸前の長刀鉾(写真)だけ(毎年たいていそんなもの)
1枚買って、ホコ天になる前に脱出したのだ。
わざわざ行って買ったCDがかなり良かった。
アフリカの超人、フェラ・クティの息子。伝統を引き継ぎながら、現代性も感じる暑苦しいエネルギッシュな演奏。この手の音楽で、トランペットのソロが新鮮。
これ ↓
From Africa With Fury: Rise
Seun Kuti

ついでに言うと、その前にAmazonで買ったこれも、気に入っている↓
大御所ブッカー・T・ジョーンズのハモンドオルガンがかっちょいい。
Road from Memphis
Booker T. Jones

もひとつおまけにこれ↓
どこかの宗教を思わせる、ステージ上のメンバーが全員真っ白な服装である。ポイントはダンサーの3人。さすがにバーン、へんなダンスを踊らせる。一曲ごとに趣向を凝らす。
【日本語字幕入・日本版】ライド・ライズ・ロウアー/デヴィッド・バーン [DVD]
土曜日の宵山、しかも好天ということですごい人出であろう。
京都の盛夏はこの祇園祭ではないかと思う。
梅雨から、バタンと反転したように、一気に真夏へと切り替わる。今年は特にバタンがはっきりしている。
いつもの英会話教室が終わった後、地下鉄で四条烏丸へ向かった。
途中の京都駅で、どっと人が乗り込んできて、その中には浴衣姿の女性も多い。
四条駅に着いてみると、想像より人出は少なかったが、それでも通常の週末と比較するとべらぼーに多い。
そこから河原町通へ向かって四条通りを歩くのだが、なかなか速くは歩けない。30分ぐらいかかっただろうか。河原町OPAのタワーレコードへ到着。
なにもこんな時にタワレコへ行かなくても、と誰しも思うでしょう。
ボクも思う。
でも行ってしまったのだ、最近行ってなかったからね。
結局祇園祭で見たのは、大丸前の長刀鉾(写真)だけ(毎年たいていそんなもの)
1枚買って、ホコ天になる前に脱出したのだ。
わざわざ行って買ったCDがかなり良かった。
アフリカの超人、フェラ・クティの息子。伝統を引き継ぎながら、現代性も感じる暑苦しいエネルギッシュな演奏。この手の音楽で、トランペットのソロが新鮮。
これ ↓
From Africa With Fury: Rise
Seun Kuti

ついでに言うと、その前にAmazonで買ったこれも、気に入っている↓
大御所ブッカー・T・ジョーンズのハモンドオルガンがかっちょいい。
Road from Memphis
Booker T. Jones

もひとつおまけにこれ↓
どこかの宗教を思わせる、ステージ上のメンバーが全員真っ白な服装である。ポイントはダンサーの3人。さすがにバーン、へんなダンスを踊らせる。一曲ごとに趣向を凝らす。
【日本語字幕入・日本版】ライド・ライズ・ロウアー/デヴィッド・バーン [DVD]
Sunday, July 03, 2011
暑い夏にぴったり
毎日暑いね、あちこちでクール××流行りだけど、気分をリラックスして少しでも気持ちよくなろう。
50代ともなれば、なかなか新しいものを受け付けにくくなる。
全く新しいかというと、ベースは1960年代なんだけど、歌っているのは若い世代である。
ということで、最近気に入ってよく聴いているものを少しだけ紹介。
2009年の「Diane Birch」
キャロル・キングの再来と言われているが、ファーストアルバム以降なかなか次がでてこないのが、若干気掛かりではある。
メロディーはなかなかいいね。
そして、「She & him」と「Rumer」の二組のミュージシャン。
この二組がボクの最近のヘビーローテーションなのだ。
She & him は男女二人組であるが、ボーカルのゾーイ・デシャネルは女優としても活動していて、美声ではないがキュートな歌声が魅力的。見た目のかわいさもそこそこってところが好感度高い。
プロモーションビデオの詰めの甘さも、全体的な緩さとマッチしている。
もちろん曲はポップでいい感じ。
2枚目のほうがボクは好き。
Rumerは、少し前にTower Recordでプッシュされていて、店頭試聴して気に入ったのだが、こちらは典型的な美声。
カレン・カーペンターの再来とも言われている(見た目は全然違うけど)
バート・バカラックの「Alfie」をカバーしている。
ビーチボーイズの「The Warmth of the Sun」、ジミー・ウェッブの「The Moon's a Harsh Mistress」なども歌っている。
She & him もブライアン・ウィルソンをカバーしているね。
結局それ(ブライアン)かよ、と言うなかれ。
音楽はこうして新しい世代に引き継がれ、新たなエッセンスも与えられていくのだ。
50代ともなれば、なかなか新しいものを受け付けにくくなる。
全く新しいかというと、ベースは1960年代なんだけど、歌っているのは若い世代である。
ということで、最近気に入ってよく聴いているものを少しだけ紹介。
2009年の「Diane Birch」
キャロル・キングの再来と言われているが、ファーストアルバム以降なかなか次がでてこないのが、若干気掛かりではある。
メロディーはなかなかいいね。
そして、「She & him」と「Rumer」の二組のミュージシャン。
この二組がボクの最近のヘビーローテーションなのだ。
She & him は男女二人組であるが、ボーカルのゾーイ・デシャネルは女優としても活動していて、美声ではないがキュートな歌声が魅力的。見た目のかわいさもそこそこってところが好感度高い。
プロモーションビデオの詰めの甘さも、全体的な緩さとマッチしている。
もちろん曲はポップでいい感じ。
2枚目のほうがボクは好き。
Rumerは、少し前にTower Recordでプッシュされていて、店頭試聴して気に入ったのだが、こちらは典型的な美声。
カレン・カーペンターの再来とも言われている(見た目は全然違うけど)
バート・バカラックの「Alfie」をカバーしている。
ビーチボーイズの「The Warmth of the Sun」、ジミー・ウェッブの「The Moon's a Harsh Mistress」なども歌っている。
She & him もブライアン・ウィルソンをカバーしているね。
結局それ(ブライアン)かよ、と言うなかれ。
音楽はこうして新しい世代に引き継がれ、新たなエッセンスも与えられていくのだ。
Saturday, July 02, 2011
7月になって楽しみなこと
ひとつは、MAC OS X Lionが発売になること。
ユーザーインターフェースがiPhone、iPadに接近するということで、ますますAppleイズムは盤石になりそう。
もうひとつは「文芸あねもね」が発売になる。
これは電子版の同人誌である。
東北大震災をきっかけに何かをしたいと集まった10名の女性作家が起こしたもの。
この中に、筆を折って久しい豊島ミホさんがいるのだ。
本人いわく「臨時営業中」だということだが、何はともあれ久しぶりに読めるのはうれしい。
さらに柚木麻子さん、山本文緒さん、宮木あや子さんも執筆陣に名前があるのだ。読んだことがない作家もいるが、そちらもどんな作品か興味があるところ。
「文芸あねもね」は電子書籍パブーで7/15発売です。
以上 7月のささやかな楽しみ二点でした。
ユーザーインターフェースがiPhone、iPadに接近するということで、ますますAppleイズムは盤石になりそう。
もうひとつは「文芸あねもね」が発売になる。
これは電子版の同人誌である。
東北大震災をきっかけに何かをしたいと集まった10名の女性作家が起こしたもの。
この中に、筆を折って久しい豊島ミホさんがいるのだ。
本人いわく「臨時営業中」だということだが、何はともあれ久しぶりに読めるのはうれしい。
さらに柚木麻子さん、山本文緒さん、宮木あや子さんも執筆陣に名前があるのだ。読んだことがない作家もいるが、そちらもどんな作品か興味があるところ。
「文芸あねもね」は電子書籍パブーで7/15発売です。
以上 7月のささやかな楽しみ二点でした。
道を聞かれること
佐々木俊尚さんのtwitterで知った、クローズアップ現代の書き起こし → 「ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか」http://j.mp/jFQ9u9
東北大震災をきっかけに日本国籍を取得されたのだ。現在89歳である。
60年以上に渡って日本文学や文化を研究されている方なので、日本人については日本人以上に詳しいとも言える。
ちょっとしたことがうれしったり、心に残ったりするというのだが、そのエピソードがいいのだ。
その中に、こんな話がある。
5年ほど前に地下鉄で日本人女性から道を尋ねられたことが、とてもうれしかった。
外国人じゃなくて、ひとりの人間として見てもらえたと感じたから。
尋ねた方は、とくに意識しないでただ行き方を尋ねただけだったのだろうが、聞かれた方にとっては、感動的な出来事になっていつまでも心に残る、ということが面白いのだ。
この放送は残念ながら見なかったのだが、クローズアップ現代は、NHKしかできない面白い番組だと思う。
東北大震災をきっかけに日本国籍を取得されたのだ。現在89歳である。
60年以上に渡って日本文学や文化を研究されている方なので、日本人については日本人以上に詳しいとも言える。
ちょっとしたことがうれしったり、心に残ったりするというのだが、そのエピソードがいいのだ。
その中に、こんな話がある。
5年ほど前に地下鉄で日本人女性から道を尋ねられたことが、とてもうれしかった。
外国人じゃなくて、ひとりの人間として見てもらえたと感じたから。
尋ねた方は、とくに意識しないでただ行き方を尋ねただけだったのだろうが、聞かれた方にとっては、感動的な出来事になっていつまでも心に残る、ということが面白いのだ。
この放送は残念ながら見なかったのだが、クローズアップ現代は、NHKしかできない面白い番組だと思う。
Friday, July 01, 2011
すでに夏の暑さ
梅雨空はどこへいったのか?
このところ連日の猛暑である。
しかも節電モードで、冷房温度を下げられないのだ。
なんとかしないと、屋内熱中症になりかねない。
節電といえば、ボクの会社でも節電対策をいろいろと打ち出している。
電力消費の多い夏の平日出勤日を減らすために、土曜日出勤月曜休日が設定された。
まあ、わずかに二日だけなので、実質の効果はさほど期待できないように思う。
もうひとつは、昼休憩時間のシフトである。
今日からは、昼休みが12:45〜になる。
通勤時間が長いボクは、6時台には朝食をとってしまうので、昼ご飯が待ち遠しいことになりそうだ。
さて夏を乗り切れるのか?
このところ連日の猛暑である。
しかも節電モードで、冷房温度を下げられないのだ。
なんとかしないと、屋内熱中症になりかねない。
節電といえば、ボクの会社でも節電対策をいろいろと打ち出している。
電力消費の多い夏の平日出勤日を減らすために、土曜日出勤月曜休日が設定された。
まあ、わずかに二日だけなので、実質の効果はさほど期待できないように思う。
もうひとつは、昼休憩時間のシフトである。
今日からは、昼休みが12:45〜になる。
通勤時間が長いボクは、6時台には朝食をとってしまうので、昼ご飯が待ち遠しいことになりそうだ。
さて夏を乗り切れるのか?
Monday, June 06, 2011
iPhoneカレンダー
昨年の11月にiPhoneを買って、約半年が経過した。
半年経っても、楽しいな。
楽しいだけでなく、せっかく買ったので、仕事にも使えないかといろいろ試している。
まずは簡単に使えそうなのが予定管理。
iPhoneカレンダーに予定を入れ出したのは4月ごろからなのだが、さっきようやくGoogleカレンダーとの同期方法が理解できた(と思う) だいぶ勘違いしていて、本格的に使う踏ん切りがつかなかったのだ。
複数のカレンダーで内容の同期ができると、
会社のPCではGoogleカレンダー
自宅のMacではiCal(Macに標準付属しているカレンダー機能)
そしてiPhoneカレンダー
これら3つがどれで追加しても同期する(のだと思っている)ことになれば、ますます手帖からの移行が加速しそう。
アラームでお知らせしてくれるので、忘れ防止対策にもなる。
怖いのは、Googleのサーバに障害が起きたとき。
そのために予定がわからなくなることなんて想像したくもない。
半年経っても、楽しいな。
楽しいだけでなく、せっかく買ったので、仕事にも使えないかといろいろ試している。
まずは簡単に使えそうなのが予定管理。
iPhoneカレンダーに予定を入れ出したのは4月ごろからなのだが、さっきようやくGoogleカレンダーとの同期方法が理解できた(と思う) だいぶ勘違いしていて、本格的に使う踏ん切りがつかなかったのだ。
複数のカレンダーで内容の同期ができると、
会社のPCではGoogleカレンダー
自宅のMacではiCal(Macに標準付属しているカレンダー機能)
そしてiPhoneカレンダー
これら3つがどれで追加しても同期する(のだと思っている)ことになれば、ますます手帖からの移行が加速しそう。
アラームでお知らせしてくれるので、忘れ防止対策にもなる。
怖いのは、Googleのサーバに障害が起きたとき。
そのために予定がわからなくなることなんて想像したくもない。
Saturday, June 04, 2011
梅雨の合間
今週初めに留学していた娘が10ヶ月ぶりに帰ってきた。
久しぶりにわが家はフルメンバー集合で、にぎやかな毎日である。
二人の娘達は、講義、部活、就活と多忙な毎日を過している。
話は変わるが、社内公用語を英語にシフトしたり、TOEIC点数を入社や昇格の要件に採用する会社が増えているが、その流行にうちの会社も乗っかって、このところTOEICが大フィーチャーされている。
社内でも年に数回受験できるようになったし、1回/年は外部受験でも受験料を補助してもらえる。
とうことで、ボクも数年ぶりに先週受験(外部)した。
台風が接近していた日曜日、大雨風のなか出かけていったのだ。
多くの若者のなか、ちらほらとボクと同世代も見かけられる。
これで4回目の受験とはいっても、結構緊張するなあ。
通路を挟んで隣に座っていた女性(若い目)が、試験中に全く鉛筆を動かしている気配がないのである。
2時間のあいだずっと。
試験放棄?謎の女性であった。
結果は1ヶ月後。
その後、京都府庁旧本館で空気公団のイベントへ。
もう下半身は雨でぐっしょりである。
しかも時間がなくて、かなり急いだので、汗もかいて上半身もぐっしょり。
京都府庁旧本館は、歴史ある建築物で重要文化財であるらしい。
しかし、雨でこんな状態になっているのでそれを鑑賞する余裕がない。
イベントは、いつもの空気公団のように、しずかな時間が過ぎていく。
疲労困ぱい(試験で集中力を使い果たしているし)で、音楽も気持ちよすぎて、ついうとうと。
帰る頃には雨もあがり、なんだかすっきりした気分で家路へ。
久しぶりにわが家はフルメンバー集合で、にぎやかな毎日である。
二人の娘達は、講義、部活、就活と多忙な毎日を過している。
話は変わるが、社内公用語を英語にシフトしたり、TOEIC点数を入社や昇格の要件に採用する会社が増えているが、その流行にうちの会社も乗っかって、このところTOEICが大フィーチャーされている。
社内でも年に数回受験できるようになったし、1回/年は外部受験でも受験料を補助してもらえる。
とうことで、ボクも数年ぶりに先週受験(外部)した。
台風が接近していた日曜日、大雨風のなか出かけていったのだ。
多くの若者のなか、ちらほらとボクと同世代も見かけられる。
これで4回目の受験とはいっても、結構緊張するなあ。
通路を挟んで隣に座っていた女性(若い目)が、試験中に全く鉛筆を動かしている気配がないのである。
2時間のあいだずっと。
試験放棄?謎の女性であった。
結果は1ヶ月後。
その後、京都府庁旧本館で空気公団のイベントへ。
もう下半身は雨でぐっしょりである。
しかも時間がなくて、かなり急いだので、汗もかいて上半身もぐっしょり。
京都府庁旧本館は、歴史ある建築物で重要文化財であるらしい。
しかし、雨でこんな状態になっているのでそれを鑑賞する余裕がない。
イベントは、いつもの空気公団のように、しずかな時間が過ぎていく。
疲労困ぱい(試験で集中力を使い果たしているし)で、音楽も気持ちよすぎて、ついうとうと。
帰る頃には雨もあがり、なんだかすっきりした気分で家路へ。
Tuesday, May 24, 2011
5月も終盤
だというのに、今日は寒かった。
今年は、自然現象がなんだかおかしい。
冬は例年になく雪が多かった(職場が、彦根という関西では雪が多い地方なのだ)
春はなかなか来ないで寒い日が続いたかと思うと、3.11に大震災
そうこうするうち、春を飛ばしていきなり夏のような暑さ
そして今日は5月も終わりかけなのに、寒かった。セーター着たいぐらい。
雨もよく降った
今年の夏は猛暑だろうか
節電してて耐えれるか
今年は、自然現象がなんだかおかしい。
冬は例年になく雪が多かった(職場が、彦根という関西では雪が多い地方なのだ)
春はなかなか来ないで寒い日が続いたかと思うと、3.11に大震災
そうこうするうち、春を飛ばしていきなり夏のような暑さ
そして今日は5月も終わりかけなのに、寒かった。セーター着たいぐらい。
雨もよく降った
今年の夏は猛暑だろうか
節電してて耐えれるか
Saturday, May 07, 2011
このブログにもtwitterを貼り付けているので読まれた方もいると思うが、どちらかというとつぶやくよりも人のつぶやきを読んでることの方がまだまだ多いのである。
いまボクがフォローしているのが285人。
興味深い情報にいち速く当たる確率はかなり高いと思う。たまに間違った情報もあるのだが。
そんななかで特に最近楽しみに見ているのが、桜庭一樹さんと宮下奈都さんの二人の作家のtwitter。
桜庭さんは実をいうと、本業の作品をまだ一度も読んだことはない。
タダで読めるtwitterだけで楽しんで申し訳ないのだが、面白いので仕方がない。
twitterの特徴としては、ほとんど他人とのやり取りがなくひたすらひとりでつぶやくスタイル。
昼過ぎに起き出して、缶詰め(こもって執筆活動)、夜はカレーを食べながら(かなりカレーがお好きらしい)映画鑑賞。
桜庭さんの生活パターンはだいたいこれ(ボクが決めつけるのもなんだが)
一方の宮下さんは、twitterのやり方は対照的。
人とのやり取りがものすごく多い。
ボクが作品読んだとつぶやくと、すぐに返信してもらえる。
時折披露される3人兄妹の末娘さん(小学生低学年)の言動がた可愛くておかしい。
twitter上にも彼女のファンは多いのだ。
こんなに面白いのだったら、お二方のつぶやきだけをまとめて読んだらいいと思うでしょう。そういう読み方も確かにできるのだが、それよりもTL(タイムラインのこと。フォローしている人のつぶやきが時系列に流れてくる)の中で、ぽつりぽつりと見つけて読むのがよりいっそう楽しいのだ。
いまボクがフォローしているのが285人。
興味深い情報にいち速く当たる確率はかなり高いと思う。たまに間違った情報もあるのだが。
そんななかで特に最近楽しみに見ているのが、桜庭一樹さんと宮下奈都さんの二人の作家のtwitter。
桜庭さんは実をいうと、本業の作品をまだ一度も読んだことはない。
タダで読めるtwitterだけで楽しんで申し訳ないのだが、面白いので仕方がない。
twitterの特徴としては、ほとんど他人とのやり取りがなくひたすらひとりでつぶやくスタイル。
昼過ぎに起き出して、缶詰め(こもって執筆活動)、夜はカレーを食べながら(かなりカレーがお好きらしい)映画鑑賞。
桜庭さんの生活パターンはだいたいこれ(ボクが決めつけるのもなんだが)
一方の宮下さんは、twitterのやり方は対照的。
人とのやり取りがものすごく多い。
ボクが作品読んだとつぶやくと、すぐに返信してもらえる。
時折披露される3人兄妹の末娘さん(小学生低学年)の言動がた可愛くておかしい。
twitter上にも彼女のファンは多いのだ。
こんなに面白いのだったら、お二方のつぶやきだけをまとめて読んだらいいと思うでしょう。そういう読み方も確かにできるのだが、それよりもTL(タイムラインのこと。フォローしている人のつぶやきが時系列に流れてくる)の中で、ぽつりぽつりと見つけて読むのがよりいっそう楽しいのだ。
Sunday, April 24, 2011
最近読んだ本
わりと最近読んだ本をまとめて紹介
『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文藝春秋)
現実にはありえない設定(巫女さんのような衣装を着た少女探偵見習いが事件解決する)を、楽しめるかどうか。
これを嬉々として手に取るミステリー通は、かなり楽しめるはず。
推理小説の様式美好きは、大どんでん返しもあって、まちがいなく楽しめるはず。
ボクも楽しみました。
『スウェーデンの四季暦』文・訓覇法子、絵・ルー・モッスベリィ(東京書籍)
スウェーデンの絵日記。
イラストが淡い感じで優しくて北欧への旅愁を誘う。
北欧の旅のあとで読んだので、よりいっそう楽しめた。
『本は、これから』池澤夏樹編(岩波新書)
電子書籍元年と言われる2010年、いろいろな人が「本」について語ったエッセイ集。
印象的だったのは内田樹のこの一文
「読書とはトンネル工事のように、お終い(最終ページ)を常に意識しながら読み進めるものだ。電子書籍の欠点のひとつは、お終いが見えないこと。全体の中で、いま自分がどのあたりにいるのかがわからない」
さすがに面白いこと言うなあ。
しかも共感できるしね。
『ことばと思考』今井むつみ(岩波新書)
鈴木孝夫から興味を持ったことばの世界。
本書では「違う言語を話す人は、違った世界を見ているのか?」ということを扱っている。
これだけで、面白そうと思ったあなた、ぜひ読んでみてください。
著者が、仮説をどうやって検証していくのか、その実験方法もなかなか興味深い。
『連続殺人鬼カエル男』中山七里(宝島文庫)
なんだこのタイトル。
前作『さよならドビュッシー』が結構面白かったので、つい手に取ってしまった。
音楽ミステリーの前作から一変して、猟奇連続殺人を扱った本書、全然作風が違うことにビックリ。
どんでん返しもあるし、エグイ話が大丈夫なミステリーマニア向け。
『意中の建築 上下巻』中村好文(新潮社)
建築家である著者が、タイトル通りに意中の建築を世界中に訪ね歩く。
その建造物のどこが魅力的なのかを、丁寧な文章と写真、手書きイラスト(これはもちろん著者)でわかりやすく紹介してくれる。書籍も大判の判型なので、ゆったりとした気分で楽しめる。
建築が本業の著者なのでイラストはもちろん素晴らしいのだが、文章が優しくって、人柄が表れていてボクは好き。
どの建築もいわゆる観光地でないものが多いので、余程の機会がなければ実際には見ることはないかもしれないが、この目で見たいと強く思わせる。
『日本はスウェーデンになるべきか』高岡望
ボクの出身高校の同窓会HPで紹介されていたので手とってみた。
要するに同窓生の書いた本である(しかも一期下なので、同じ期間に在学していたことになる)
内容もなかなか興味魅かれる。
スウェーデンのひとたち、まじめなんだね。日本と比べて人口が少ないという決定的な違いもあるけど、いろいろなもののシステムをよく考えてある。
『楽園 上・下』宮部みゆき(文藝春秋)
最近の宮部みゆきは時代小説ばかり読んでいて、現代ミステリーものは『模倣犯』か、『理由』以降読んでいなかったように思う。
時代小説はホントに面白くて泣けるし、当代随一だと思う。
それで久しぶりに読んでみたら、やっぱり宮部さんは何を書いても一流の物語作家だと、いまさらながら認識した。
冒頭、事故で亡くなった少年が、人の思いを読む特殊な能力の持ち主であるという、興味を引かせる設定を提示する。すると、話しは少年から離れて思わぬ方向へ展開していく。読者はいい意味で裏切られるわけだ。
このあたりの展開と全体の構成(ちゃんと最後には少年に戻っていく)、登場人物の設定と配置、ずべてに目が行き届いている。
『フォントのふしぎ』小林章(美術出版社)
ドイツ、ライノタイプ社で欧文フォントのデザインをしている日本人の著者が、一般向けにフォントの魅力を伝える、写真たっぷりの本。
日本人でありながら、欧文フォントをデザインしているっていうのがまず驚きだ。
それはさておき、本書に書かれているような、ちょっとしたことを知った上で欧文の本や看板を見ると、よりいっそう世界が面白く見える。ヨーロッパの至るところにあふれているヘルベチカという書体や、ひとつのタイトルを表すのに複数の書体を組み合わせて、デザイナの思いを実現するなど、フォントも奥が深い。
『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文藝春秋)
現実にはありえない設定(巫女さんのような衣装を着た少女探偵見習いが事件解決する)を、楽しめるかどうか。
これを嬉々として手に取るミステリー通は、かなり楽しめるはず。
推理小説の様式美好きは、大どんでん返しもあって、まちがいなく楽しめるはず。
ボクも楽しみました。
『スウェーデンの四季暦』文・訓覇法子、絵・ルー・モッスベリィ(東京書籍)
スウェーデンの絵日記。
イラストが淡い感じで優しくて北欧への旅愁を誘う。
北欧の旅のあとで読んだので、よりいっそう楽しめた。
『本は、これから』池澤夏樹編(岩波新書)
電子書籍元年と言われる2010年、いろいろな人が「本」について語ったエッセイ集。
印象的だったのは内田樹のこの一文
「読書とはトンネル工事のように、お終い(最終ページ)を常に意識しながら読み進めるものだ。電子書籍の欠点のひとつは、お終いが見えないこと。全体の中で、いま自分がどのあたりにいるのかがわからない」
さすがに面白いこと言うなあ。
しかも共感できるしね。
『ことばと思考』今井むつみ(岩波新書)
鈴木孝夫から興味を持ったことばの世界。
本書では「違う言語を話す人は、違った世界を見ているのか?」ということを扱っている。
これだけで、面白そうと思ったあなた、ぜひ読んでみてください。
著者が、仮説をどうやって検証していくのか、その実験方法もなかなか興味深い。
『連続殺人鬼カエル男』中山七里(宝島文庫)
なんだこのタイトル。
前作『さよならドビュッシー』が結構面白かったので、つい手に取ってしまった。
音楽ミステリーの前作から一変して、猟奇連続殺人を扱った本書、全然作風が違うことにビックリ。
どんでん返しもあるし、エグイ話が大丈夫なミステリーマニア向け。
『意中の建築 上下巻』中村好文(新潮社)
建築家である著者が、タイトル通りに意中の建築を世界中に訪ね歩く。
その建造物のどこが魅力的なのかを、丁寧な文章と写真、手書きイラスト(これはもちろん著者)でわかりやすく紹介してくれる。書籍も大判の判型なので、ゆったりとした気分で楽しめる。
建築が本業の著者なのでイラストはもちろん素晴らしいのだが、文章が優しくって、人柄が表れていてボクは好き。
どの建築もいわゆる観光地でないものが多いので、余程の機会がなければ実際には見ることはないかもしれないが、この目で見たいと強く思わせる。
『日本はスウェーデンになるべきか』高岡望
ボクの出身高校の同窓会HPで紹介されていたので手とってみた。
要するに同窓生の書いた本である(しかも一期下なので、同じ期間に在学していたことになる)
内容もなかなか興味魅かれる。
スウェーデンのひとたち、まじめなんだね。日本と比べて人口が少ないという決定的な違いもあるけど、いろいろなもののシステムをよく考えてある。
『楽園 上・下』宮部みゆき(文藝春秋)
最近の宮部みゆきは時代小説ばかり読んでいて、現代ミステリーものは『模倣犯』か、『理由』以降読んでいなかったように思う。
時代小説はホントに面白くて泣けるし、当代随一だと思う。
それで久しぶりに読んでみたら、やっぱり宮部さんは何を書いても一流の物語作家だと、いまさらながら認識した。
冒頭、事故で亡くなった少年が、人の思いを読む特殊な能力の持ち主であるという、興味を引かせる設定を提示する。すると、話しは少年から離れて思わぬ方向へ展開していく。読者はいい意味で裏切られるわけだ。
このあたりの展開と全体の構成(ちゃんと最後には少年に戻っていく)、登場人物の設定と配置、ずべてに目が行き届いている。
『フォントのふしぎ』小林章(美術出版社)
ドイツ、ライノタイプ社で欧文フォントのデザインをしている日本人の著者が、一般向けにフォントの魅力を伝える、写真たっぷりの本。
日本人でありながら、欧文フォントをデザインしているっていうのがまず驚きだ。
それはさておき、本書に書かれているような、ちょっとしたことを知った上で欧文の本や看板を見ると、よりいっそう世界が面白く見える。ヨーロッパの至るところにあふれているヘルベチカという書体や、ひとつのタイトルを表すのに複数の書体を組み合わせて、デザイナの思いを実現するなど、フォントも奥が深い。
Saturday, April 09, 2011
1981年3月21日
これは3/21に書いていたのだが、公開の機会を逃してしまった。
4月になってとりあえず公開。
−−−−−−−−−
30年前のこの日に発売されたものがあります。
日本の、いや世界のと言ってもいいでしょう、ロック・ポップス史上に燦然と輝くこのアルバム
『 A LONG VACATION 』であります。
日本のポップマエストロ大滝詠一が、総力を結集して作成した素晴らしいエバーグリーンな芸術です。
相撲やスポーツで大切な事としてよく言われる
心技体
が、見事に最高のレベルで決まったアルバムでした。
ボクも発売と同時に買いました。
LPレコードであります。
どれだけの回数レコード針を落としたことでしょうか。
1981年当時、ボクは大学生でした。翌年卒業、そして社会へと船出していく、そんなタイミングでした。
と、格好つけて書き出したけど、実を言うとその時のことはあまり記憶に無いんだよね。
たぶん、当時住んでた立川で買ったんだったか。
春休みなので大学の生協では買ってないとは思うのだが...
毎日のように聞いていたのは事実である。
このアルバムは、それまでの大滝詠一のアルバムとはちょっと違うなと感じていた。
まずはジャケットデザインが、それまでの中山泰から永井博に代わった。
ボクは中山泰のデザインがすごく好きだったので、ちょっと気取った印象を受けた。
全曲の作詞をかつての相棒、松本隆に依頼した。
趣味性を押さえて本気で作ってみようとしたのかもしれない。
そしたらこんなすごいものができてしまった。
3年後にリリースした『EACH TIMES』も同じ流れで、クオリティも全く落ちることなく作られていた。
大滝詠一のイメージは、ロンバケで固まってしまった。
それが良かったのか、悪かったのか。
2011年3月21日
『A LONG VACATION』30周年記念盤が発売
改めて聞く。
いや、やはりすごい。
鮮度落ちてない。
そして、今回の目玉でもある2枚目のCD。
TRACK集である。
いわゆる「カラオケ」
歌声を全て抜いた純粋演奏だけバージョン。
演奏の音の隅々まで聞いてみると、この音達の気持ちのいいこと。
しかし、あえてここで言いたいのだが、大滝詠一を大滝詠一たらしめているのは、「ロンバケ」に至るまでの大量生産時代の「Niagara record」群であると。
趣味性全開の多彩な音楽の闇鍋、意味よりもだじゃれの歌詞、ポップス・ロックへの博覧強記ぶり
これらが、底なしの深さを与えているのである。
さて、今夜は30年前に思いを馳せてロンバケを聞いて寝よう。
4月になってとりあえず公開。
−−−−−−−−−
30年前のこの日に発売されたものがあります。
日本の、いや世界のと言ってもいいでしょう、ロック・ポップス史上に燦然と輝くこのアルバム
『 A LONG VACATION 』であります。
日本のポップマエストロ大滝詠一が、総力を結集して作成した素晴らしいエバーグリーンな芸術です。
相撲やスポーツで大切な事としてよく言われる
心技体
が、見事に最高のレベルで決まったアルバムでした。
ボクも発売と同時に買いました。
LPレコードであります。
どれだけの回数レコード針を落としたことでしょうか。
1981年当時、ボクは大学生でした。翌年卒業、そして社会へと船出していく、そんなタイミングでした。
と、格好つけて書き出したけど、実を言うとその時のことはあまり記憶に無いんだよね。
たぶん、当時住んでた立川で買ったんだったか。
春休みなので大学の生協では買ってないとは思うのだが...
毎日のように聞いていたのは事実である。
このアルバムは、それまでの大滝詠一のアルバムとはちょっと違うなと感じていた。
まずはジャケットデザインが、それまでの中山泰から永井博に代わった。
ボクは中山泰のデザインがすごく好きだったので、ちょっと気取った印象を受けた。
全曲の作詞をかつての相棒、松本隆に依頼した。
趣味性を押さえて本気で作ってみようとしたのかもしれない。
そしたらこんなすごいものができてしまった。
3年後にリリースした『EACH TIMES』も同じ流れで、クオリティも全く落ちることなく作られていた。
大滝詠一のイメージは、ロンバケで固まってしまった。
それが良かったのか、悪かったのか。
2011年3月21日
『A LONG VACATION』30周年記念盤が発売
改めて聞く。
いや、やはりすごい。
鮮度落ちてない。
そして、今回の目玉でもある2枚目のCD。
TRACK集である。
いわゆる「カラオケ」
歌声を全て抜いた純粋演奏だけバージョン。
演奏の音の隅々まで聞いてみると、この音達の気持ちのいいこと。
しかし、あえてここで言いたいのだが、大滝詠一を大滝詠一たらしめているのは、「ロンバケ」に至るまでの大量生産時代の「Niagara record」群であると。
趣味性全開の多彩な音楽の闇鍋、意味よりもだじゃれの歌詞、ポップス・ロックへの博覧強記ぶり
これらが、底なしの深さを与えているのである。
さて、今夜は30年前に思いを馳せてロンバケを聞いて寝よう。
Monday, March 21, 2011
大震災から10日
被災者の方には、心よりお見舞い申し上げます。
ボクの親戚や知人も関東以北にいますが、いまのところ大きな被害に遭遇されたかたはいない模様です。
ボクの親戚や知人も関東以北にいますが、いまのところ大きな被害に遭遇されたかたはいない模様です。
クライストチャーチの大地震の驚きも収まらないうちに起きた今回の大震災。
ボクは彦根市で仕事中にこのニュースを聞いて、すぐにテレビをつけたりネットで調べたりしたけど、その時にはこんなに被害が広がるとは予想も出来なかった。
ましてや、あのような誰しも想像できなかった大津波、そのあとで発覚した原発の事故などが起こるとは。
また、首都圏も停電や、交通網の大混乱、もの不足など影響が直撃。
日本にとって大きすぎる打撃だが、これからなんとか立ち直っていくしかない。
そのための、ウチでできることとして
落ち着いて生活(買い占め、無用な備蓄に走らない)
節電(エネルギー、ガソリンの無駄づかいはしない)
知人・友人を元気づける
など、ヤシマ作戦、ウエシマ作戦?実行中
あと、義援金も
16年前の阪神大震災のときは、連絡手段はほぼ電話のみだった。
わずか16年後の今は、携帯電話、インターネットが津々浦々まで普及して、当時とは比較にならないほどの情報伝達手段を得た。
しかし今回、携帯メールはリアルタイムではメールが配信されず、何時間も遅れてまとめて受信された。
ボクが使っていた中では、パソコンメール、ツイッターとフェイスブックが比較的遅れることはなかったようである。海外にいる長女も心配してメールを送ってきたが、すぐには携帯に受信できなかった。しかし、ツイッターで掲載したら、すぐに見ることができたらしい。
ただ、これだけ速く伝達されると、デマ(故意でも善意でも)も、ものすごい速さで世界へ発信される可能性があるので、それは怖いことでもある。
なので、もうひとつ気をつけないといけないのは、情報の発信で、発信源・信憑性を見極める必要があるということ。
Friday, March 18, 2011
Sunday, February 27, 2011
クライストチャーチ
大地震の知らせは、22日の夕方にカミさんからのメールだった。
かなり大きな地震が起きたらしい。
聞いた時はさまかこんな大災害になっているとは想像していなかった。
4年前に長女が約1年間ホームステイしていた街でもあるのだ。そのホストファミリーや、友人たちは幸い無事だった。
ステイ中にボクもここを訪ねている。(こちら参照)
こじんまりした街で、とても居心地が良い。
古い建築物(その代表が半倒壊した大聖堂)と新しいもの(アートギャラリーのモダンな建物)がバランスよく並んでいる。アート関係の施設もたくさんあり、公演や広場では毎週末マーケットなども行われている。
ニュージーランド全体で治安が良いし、そんなこともあって留学生も多い。娘からの話では、クライストチャーチは中でもアジア圏の人も多く住んでいて、反アジア感情も少なくすごしやすいようだ。
あの阪神淡路大震災の1995年当時は、まだ携帯電話もインターネットもなかった時代である。
始めている人はいたが、まだまだ一般的には普及はしていなかった。
ボクの両親や姉が神戸で被災したが、電話しか確認する手段がなくて、その電話も何時間もつながらなかった。
いまではネットを通じて、facebookやGoogleの被災者確認サイトで素早く安否の確認ができる。
しかし、それも周辺の動けるひとだからそれができるわけで、被災地の中心では人間が救いをさしのべるしかない。それは時代動向にかかわらずそうなのだろう。
一刻も被災者が救われることを願い、そしてまたあの美しい街並みが戻ることを信じている。
かなり大きな地震が起きたらしい。
聞いた時はさまかこんな大災害になっているとは想像していなかった。
4年前に長女が約1年間ホームステイしていた街でもあるのだ。そのホストファミリーや、友人たちは幸い無事だった。
ステイ中にボクもここを訪ねている。(こちら参照)
こじんまりした街で、とても居心地が良い。
古い建築物(その代表が半倒壊した大聖堂)と新しいもの(アートギャラリーのモダンな建物)がバランスよく並んでいる。アート関係の施設もたくさんあり、公演や広場では毎週末マーケットなども行われている。
ニュージーランド全体で治安が良いし、そんなこともあって留学生も多い。娘からの話では、クライストチャーチは中でもアジア圏の人も多く住んでいて、反アジア感情も少なくすごしやすいようだ。
あの阪神淡路大震災の1995年当時は、まだ携帯電話もインターネットもなかった時代である。
始めている人はいたが、まだまだ一般的には普及はしていなかった。
ボクの両親や姉が神戸で被災したが、電話しか確認する手段がなくて、その電話も何時間もつながらなかった。
いまではネットを通じて、facebookやGoogleの被災者確認サイトで素早く安否の確認ができる。
しかし、それも周辺の動けるひとだからそれができるわけで、被災地の中心では人間が救いをさしのべるしかない。それは時代動向にかかわらずそうなのだろう。
一刻も被災者が救われることを願い、そしてまたあの美しい街並みが戻ることを信じている。
Monday, February 21, 2011
CHASKA茶屋町
Sunday, February 20, 2011
映画『ハーブ&ドロシー』
京都シネマで19日から公開となった『ハーブ&ドロシー』を見に行く。
じんわりと感動した。
アートにかける純粋な執念がすごい。
それとすごい審美眼。
映画の中で言ってた「わからなくても理解しようとする」
そういうことなんだね。
会場がどっと笑いに包まれた「絵がさかさまだけど」のシーン。
ボクの審美眼もその程度だと思う(特に現代美術はわからない)でも理解するようにしてみよう。
単なる感性だけではなく有る程度の勉強も必要。
ドロシーもハービーから手ほどきを受けたって言ってたね。
もうひとつ印象的だったのが「アートは全て頭の中にある。毎日本を読まなくてもそこにあるだけで幸せでしょう?」
そうなのよ、程度の差は激しくあるけど、ボクもレコード(CD)を持っているだけで幸せ。
しかも自分の意志で一度手に入れたレコードは、何年間聞いてなくても手放したことはない。
レコードは製品なのでコピー品が大量にあるから、アート作品とは価値の差はかなり大きいけど、気持ちとしては似ているところがある。
じんわりと感動した。
アートにかける純粋な執念がすごい。
それとすごい審美眼。
映画の中で言ってた「わからなくても理解しようとする」
そういうことなんだね。
会場がどっと笑いに包まれた「絵がさかさまだけど」のシーン。
ボクの審美眼もその程度だと思う(特に現代美術はわからない)でも理解するようにしてみよう。
単なる感性だけではなく有る程度の勉強も必要。
ドロシーもハービーから手ほどきを受けたって言ってたね。
もうひとつ印象的だったのが「アートは全て頭の中にある。毎日本を読まなくてもそこにあるだけで幸せでしょう?」
そうなのよ、程度の差は激しくあるけど、ボクもレコード(CD)を持っているだけで幸せ。
しかも自分の意志で一度手に入れたレコードは、何年間聞いてなくても手放したことはない。
レコードは製品なのでコピー品が大量にあるから、アート作品とは価値の差はかなり大きいけど、気持ちとしては似ているところがある。
Sunday, February 13, 2011
Friday, February 11, 2011
映画『キック・アス』
京都シネマへ14:10の上映を見に行ったら、なんと満席。
仕方なく、もうひとつあとの回を購入。
2時間程度時間ができたので、高島屋の「ZARD展」へ。
特にファンというわけではないし、展示されていた坂井泉水が着ていた衣装にはさほど興味はないのだが、上映されていたヒットメドレーのムービーはちょっと感動した。
作家陣やプロデューサのコンセプトがぶれなかったのだろうが、デビュー時からテイストが全く変わらない。当時も特別熱心に聞いてた訳でもないが、しっかり耳に残っているのだ。
それだけ親しみやすくて覚えやすいメロディーなのだな。
さて映画だけど、ストーリー自体はシンプルでばかばかしく荒唐無稽なもの。
目だないしもてない高校生が、ある日ヒーローになろうと決意してそれらしい(けどかなりダサい)衣装を通販で購入。
悪さをする奴らと戦うのだが、もちろん強くない。それでも根性で(というか無謀にも)しつこく続けていたら、こんどこそ絶体絶命というそのとき、さっそうと現れて悪者を次々と皆殺しにしてしまう本物?のヒーローが登場する。
しかも11歳の少女なのだ。
この子がなかなかいいのだ。ナイフや銃を華麗にあやつり、空中を駆けまわって戦う。
そして字幕も伏せ字になるような言葉を使う。
日本だったらこんな役、絶対こどもにさせることはない。
そこのギャップが楽しい。
なんだか今年は見たい映画が続々と上映予定。
すでに公開された都市でかなり好評な『ハーブ&ドロシー』
原作を読んでる『ウッドストックがやってくる』、コーエン兄弟の『シリアスマン』、アカデミー賞最右翼の『英国王のスピーチ』などなど、楽しみ
仕方なく、もうひとつあとの回を購入。
2時間程度時間ができたので、高島屋の「ZARD展」へ。
特にファンというわけではないし、展示されていた坂井泉水が着ていた衣装にはさほど興味はないのだが、上映されていたヒットメドレーのムービーはちょっと感動した。
作家陣やプロデューサのコンセプトがぶれなかったのだろうが、デビュー時からテイストが全く変わらない。当時も特別熱心に聞いてた訳でもないが、しっかり耳に残っているのだ。
それだけ親しみやすくて覚えやすいメロディーなのだな。
さて映画だけど、ストーリー自体はシンプルでばかばかしく荒唐無稽なもの。
目だないしもてない高校生が、ある日ヒーローになろうと決意してそれらしい(けどかなりダサい)衣装を通販で購入。
悪さをする奴らと戦うのだが、もちろん強くない。それでも根性で(というか無謀にも)しつこく続けていたら、こんどこそ絶体絶命というそのとき、さっそうと現れて悪者を次々と皆殺しにしてしまう本物?のヒーローが登場する。
しかも11歳の少女なのだ。
この子がなかなかいいのだ。ナイフや銃を華麗にあやつり、空中を駆けまわって戦う。
そして字幕も伏せ字になるような言葉を使う。
日本だったらこんな役、絶対こどもにさせることはない。
そこのギャップが楽しい。
なんだか今年は見たい映画が続々と上映予定。
すでに公開された都市でかなり好評な『ハーブ&ドロシー』
原作を読んでる『ウッドストックがやってくる』、コーエン兄弟の『シリアスマン』、アカデミー賞最右翼の『英国王のスピーチ』などなど、楽しみ
Saturday, February 05, 2011
Saturday, January 29, 2011
映画『ソーシャル・ネットワーク』
いま人気沸騰中?のフェイスブック創設者を描いた話題の映画である。
いや〜面白い。
創作部分もあるのだろうが、フェイスブックの裏側にこんなドラマがあったのか。
ハーバード大学内で始めたSNSが、どんどん会員を増やしていくすさまじさは恐ろしい。
中心人物のマーク・ザッカーバーグは商売には興味はなく、ひたすらクールでエキセントリックなサイトをめざす。もうひとりの創設者エドゥは、出資者を探してこれを商売として成立させようと奔走するが、二人の溝は深まるばかり。
そこへ現れた、ナップスターの創設者であるショーン・パーカにマークは魅せられて、彼の言動にひきづられていく。
そもそものアイデアを盗まれたと、訴訟を起こすウィンクルボス兄弟なども巻き込んでの人間模様が描かれる。
これを見ていると思うのは、言葉はほんとうに武器だなということ。
早口で次々と自分の主張を発信して、相手を打ち負かす英語の力。というかそういう文化。
日本人だったら、言いたいことを言わずにぐっと忍従か、なんとか和に持っていくか。
英語(とその文化)がいいとは言わないが、その特徴的なところが表されていてとても興味深い。
いや〜面白い。
創作部分もあるのだろうが、フェイスブックの裏側にこんなドラマがあったのか。
ハーバード大学内で始めたSNSが、どんどん会員を増やしていくすさまじさは恐ろしい。
中心人物のマーク・ザッカーバーグは商売には興味はなく、ひたすらクールでエキセントリックなサイトをめざす。もうひとりの創設者エドゥは、出資者を探してこれを商売として成立させようと奔走するが、二人の溝は深まるばかり。
そこへ現れた、ナップスターの創設者であるショーン・パーカにマークは魅せられて、彼の言動にひきづられていく。
そもそものアイデアを盗まれたと、訴訟を起こすウィンクルボス兄弟なども巻き込んでの人間模様が描かれる。
これを見ていると思うのは、言葉はほんとうに武器だなということ。
早口で次々と自分の主張を発信して、相手を打ち負かす英語の力。というかそういう文化。
日本人だったら、言いたいことを言わずにぐっと忍従か、なんとか和に持っていくか。
英語(とその文化)がいいとは言わないが、その特徴的なところが表されていてとても興味深い。
Sunday, January 23, 2011
ヨーロッパ旅行記追加
4日目のベルギー編〜6日目コペンハーゲン編までを追加した。
いまわが家では、このブログを書くことを「執筆」と呼んでいる(←オバカ)
執筆
ん〜、いい響きだ。
「いまから執筆に専念するから」と言って席を外す。
おお、作家になった気分(←オバカ)
いまわが家では、このブログを書くことを「執筆」と呼んでいる(←オバカ)
執筆
ん〜、いい響きだ。
「いまから執筆に専念するから」と言って席を外す。
おお、作家になった気分(←オバカ)
Wednesday, January 19, 2011
『メロディ・フェア』 宮下奈都

今回のテーマは化粧、化粧品である。
装幀もポップな化粧品、カバーをとると真っ赤な地色に、表は口紅、裏はマニキュアのイラストが小さく描かれている。
なんだか縁がないなあ、と思って敬遠するあなた。
まあ、そんなこと言わずに読んでみてください。
ボクも生まれて50年、いたずらでも自分の顔に化粧品をつけたことはない。
しかし、化粧に興味があるなし関係なく楽しめる。そして少しは、化粧をする女性達がどんな気持ちでいるのかがわかる。
いや、わかったと言ってもボクなりに理解しただけなのだが、小説はそれでいい訳で、実際に経験しなくても想像力で体験できるのだ。
想像できるように作家が書いてくれているのだから、それを受け止めよう。
大学を卒業して田舎(福井県)へ帰ってきた、ちょっとお気楽な結乃は、第一志望ではない化粧品会社に就職。
勤務先も第一志望のデパートではなく、ショッピングモールの人通りの少ない一角の化粧品コーナーである。
がっかりなのだが、この主人公くさらない性格なのがいい。
職場で出会う凄腕と言われる先輩、いつもトリからあげをさげてくる何も買ってくれないおばさん、閉店間際に現れる厚化粧の女や頼りないマネージャなどなど、でてくる人物が生き生きしているのだ。どんどん頭の中にイメージが浮かんでくる。
一番の気掛かりは、化粧嫌い(というか憎んでいる)妹との関係もなんとか修復したいと思うのだが、それもままならない。
そんな日常が少しずつ変わっていく。結乃自信も変わっていくけど変わらないものもある。
いつもどおりの丁寧な描写だが、今回はこれまでの作品中一番軽快で、ユーモラスである。
幼なじみと出会った時に、名前よりも先に、当時互いに言いあっていた合言葉の方がすっと記憶におりてくる件など、この感じわかるなあ。携帯電話で話をするようになって、その合言葉が復活するあたりなど、思わず笑ってしまう。
ちょっと山本幸久の仕事小説を思い出した(最近新刊がでてないね)
会話文での言葉遣い、結乃が家族と話をするときは福井弁になるところなど、リアリティがあるし、もうページをめくるのが楽しくて仕方がない。
最後は、じんと感動が広がって爽やかだ。
ボクは朝の通勤電車で読み終わったのだけど、今日も一日やるぞーと元気がみなぎってきた。
他の宮下作品は、これ、これ、これ、これ など。
著者のツイッターもかなり面白い(特にお子さまたちの日常)
Sunday, January 16, 2011
映画『人生万歳』
ウディ・アレン監督作品。
いつものように速い展開で、しかもシニカルな視点が面白い作品。
ニューヨークに住む初老の(自称)天才物理学者ボリスの元へ、南部から家出してきた若い娘がころがりこむ。
世間知らずの娘と、厭世家で人嫌いの男とのやりとりが面白い。
ボリスは娘に対して、これでもかってぐらいぼろくそに罵倒するのだが、娘は気にしない。それどころか恋に落ちて、やがて二人は結婚!
そこへ娘を探しに超保守的な母親がやってきて、結婚の事実を知って卒倒するのだが、その後母親にも大きな変化が起きる。
また、そこへ浮気相手と失踪していた父親までやってきて、あとはもうどたばた。
このどたばた加減は、ちょっと古い映画のテイストである。それがこの作品ではいい感じになっている。
また主役のボリスが、映画の観客に向かって語りかけるスタイルが面白い。
映画の途中で、ニューヨークのユニクロが登場する。母親が、娘の結婚相手としてふさわしいと思っている若い俳優に、娘の居場所を伝えるのに「あの子はいまユニクロにいるわよ」と教える。
あえてユニクロを舞台にしたのは、なにか意図があるのでは?
ウディ・アレンだけに皮肉な意図がありそうな気がする。
全体的には、軽いコメディで若干薄味気味だが気楽には楽しめる作品。
いつものように速い展開で、しかもシニカルな視点が面白い作品。
ニューヨークに住む初老の(自称)天才物理学者ボリスの元へ、南部から家出してきた若い娘がころがりこむ。
世間知らずの娘と、厭世家で人嫌いの男とのやりとりが面白い。
ボリスは娘に対して、これでもかってぐらいぼろくそに罵倒するのだが、娘は気にしない。それどころか恋に落ちて、やがて二人は結婚!
そこへ娘を探しに超保守的な母親がやってきて、結婚の事実を知って卒倒するのだが、その後母親にも大きな変化が起きる。
また、そこへ浮気相手と失踪していた父親までやってきて、あとはもうどたばた。
このどたばた加減は、ちょっと古い映画のテイストである。それがこの作品ではいい感じになっている。
また主役のボリスが、映画の観客に向かって語りかけるスタイルが面白い。
映画の途中で、ニューヨークのユニクロが登場する。母親が、娘の結婚相手としてふさわしいと思っている若い俳優に、娘の居場所を伝えるのに「あの子はいまユニクロにいるわよ」と教える。
あえてユニクロを舞台にしたのは、なにか意図があるのでは?
ウディ・アレンだけに皮肉な意図がありそうな気がする。
全体的には、軽いコメディで若干薄味気味だが気楽には楽しめる作品。
Saturday, January 15, 2011
『シューマンの指』奥泉 光
2011年最初に読んだのは、この本。
面白かったですね。
シューマンを最高の作曲者であると賛美するピアニスト永嶺修人、この登場人物の口を借りて語られる作者のシューマン愛が、最初のうちはちょっと鼻につく。このまま最後までこの調子だとつらいなと(しかもボクの好きなグラン・グールドは嫌っているし)思いながらも読み勧めていく。しかし、なんだろう、だんだんと文章に惹きつけられていくのだ。文章そのものを読んでいるのが快感になってくるような、そんな感じ、それと平行してシューマンの音楽もすごく聞いてみたくなってきた(ボクは1枚もシューマンを演奏したCDを持っていない)
作家としての力と、シューマンへの愛情にボクが寄り切られたのだろうか。
物語は「私」が高校生の時に、同じ学校へ転校してきた永嶺修人と知り合いになる。そこに、もうひとりの友人を交えて、音楽やシューマン論を話したり、三人で会報を作ったりする日常が、「私」の手記という形で語られていく。
「私」が音大目指して浪人中に、母校の高校で殺人事件が起きる。その謎、その後突然登場する、永嶺の恋人気取りの不美人な女、などミステリー的要素が俄然満ちてくる。
最後まで読むと、かなりミステリーとしてもよくできているのがわかるが、それがおまけのように見えてしまうぐらい文章とシューマンに、気持ちは持っていかれてしまうのだ。
2011年、なかなか良いスタートをきれたので、このあとも楽しい本と出会えるといいな。
面白かったですね。
シューマンを最高の作曲者であると賛美するピアニスト永嶺修人、この登場人物の口を借りて語られる作者のシューマン愛が、最初のうちはちょっと鼻につく。このまま最後までこの調子だとつらいなと(しかもボクの好きなグラン・グールドは嫌っているし)思いながらも読み勧めていく。しかし、なんだろう、だんだんと文章に惹きつけられていくのだ。文章そのものを読んでいるのが快感になってくるような、そんな感じ、それと平行してシューマンの音楽もすごく聞いてみたくなってきた(ボクは1枚もシューマンを演奏したCDを持っていない)
作家としての力と、シューマンへの愛情にボクが寄り切られたのだろうか。
物語は「私」が高校生の時に、同じ学校へ転校してきた永嶺修人と知り合いになる。そこに、もうひとりの友人を交えて、音楽やシューマン論を話したり、三人で会報を作ったりする日常が、「私」の手記という形で語られていく。
「私」が音大目指して浪人中に、母校の高校で殺人事件が起きる。その謎、その後突然登場する、永嶺の恋人気取りの不美人な女、などミステリー的要素が俄然満ちてくる。
最後まで読むと、かなりミステリーとしてもよくできているのがわかるが、それがおまけのように見えてしまうぐらい文章とシューマンに、気持ちは持っていかれてしまうのだ。
2011年、なかなか良いスタートをきれたので、このあとも楽しい本と出会えるといいな。
Friday, January 07, 2011
新年あけましておめでとうございます
12/25からヨーロッパへ旅行に行ったことを書き始めて、初日を書いたところで停止状態
最初に泊まったホテルはネットが使えたので、こりゃいいわい
と勇んで書き始めたのはいいのだが、そのうちネットの使用がママならず、文章はメモ書きで残してはいたけど、なかなかネットへアップできる状態にならないまま1/3帰国となった。
しかも帰国してから、長期留守にしたわが家があまりにも寒くて、逆に体調を崩してしまい、
いろいろと書きたいことがあって、どうまとめようか、ということも悩ましく
仕事も山積み、年末休ませてもらったこともあり、年始は5割り増しで働かなければならず(少なくとも姿勢は見せねば)青息吐息
もし、続きを読みたい方がいらっしゃったら、もうしばらく待ってください。
必ずや続きを披露します(たぶん)
最初に泊まったホテルはネットが使えたので、こりゃいいわい
と勇んで書き始めたのはいいのだが、そのうちネットの使用がママならず、文章はメモ書きで残してはいたけど、なかなかネットへアップできる状態にならないまま1/3帰国となった。
しかも帰国してから、長期留守にしたわが家があまりにも寒くて、逆に体調を崩してしまい、
いろいろと書きたいことがあって、どうまとめようか、ということも悩ましく
仕事も山積み、年末休ませてもらったこともあり、年始は5割り増しで働かなければならず(少なくとも姿勢は見せねば)青息吐息
もし、続きを読みたい方がいらっしゃったら、もうしばらく待ってください。
必ずや続きを披露します(たぶん)
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