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Sunday, November 11, 2012

エル・グレコ展 〜 『よろこびの歌』

大阪国立国際美術館で開催中のエル・グレコ展いってきました。
本日11/10は学芸員の方の解説講演もあるということで、整理券ゲットのために開館時間に着くように家をでた。
10時5分前に美術館に到着。
けっこうな入場待ちの列である。
時間になってぞろりと入場。
講演の整理券は難なくゲット。
2時からの講演前に見ておくべし、と絵画展へはいると、これがかなりの混雑。
スキマをねらって少しづつ鑑賞を進める。
エル・グレコはルネッサンス後の人なので、宗教画か肖像画ですね。
印象的なのは色使い。
あとの講演でも学芸員さんがおっしゃってましたが、あの時代は線が重要で、色は二の次だった。(色が大きなウェイトを占めるのは印象派以降)
なのにエル・グレコは色にかなりの重点を置いているところが、当時は異端視されてた。
なるほど、よくわかる。
キリスト誕生のシーンの作品がいくつかあるのだけど、そのどの絵も赤子(キリスト)が発光しているのね。
かぐや姫の竹みたいに。
だけどその光に照らされている、母マリア様やそのほかの人が、それほど嬉しそうな顔をしてないのね。これからのキリストの受難を知っているからか?その描写も面白いですね。
絵を見たときは気づかなかったけど、エル・グレコは、現代絵画のキュビズムみたいな多視点の描写を取り込んでいるのね。肖像画でも、その視線では見えない顔の部分が描かれていたりしているらしい。
いろんなところで、とても現代的な考え方をもった画家であると。
面白かったですね。

12時前に絵画鑑賞からでて、2時の講演まで時間があるので、まずは腹ごしらえ。
美術館の向かいにある「中の島食堂」でおろし唐揚げ、小芋、紀州梅干、ごはん、味噌汁 630円。
とても混んでいたので、ちょっぱやで食べ終わり(時間をかけて食べたかったのだが)、さてと中之島をぶらり散歩。
堂島クロスウォークにある、グロリアジーンズコーヒーへ。
カフェラテ 350円。
持ってた文庫本『よろこびの歌』宮下奈都著を読む。
第一話「よろこびの歌」泣ける。
音楽高校への受験に失敗して普通科の高校へ通う、著名なヴァイオリニストを母に持つ少女が主人公。
高校では何もヤル気もなく目立たないように過ごしてきたが、学内合唱コンクールで指揮をすることになる。
そこでいろいろと衝突や葛藤があるのだが、最後にぐっとくるシーンがあるのだ、それが合唱コンクールとはちがう場面で起こすところがうまいなあ、宮下奈都。
この小説は、ボクにしては珍しく3回は読んでいる。なんど読んでも泣ける。
この次の「カレーうどん」も好き。
この喫茶店はかかっている音楽もボク好みで、大好きなRumerが何曲もかかっていた。
その効果もあって小説の感動が増えたかもね。

そうこうするうちに2時前になったので、再び美術館へ。
学芸員さんの講演とても面白かったよ。

Saturday, November 03, 2012

11月となりにけり

なんだか一気に秋を通り越して冬間近な季節感になってきた。
パソコンそふと売り場では年賀状作成ソフトが店頭に並んでいるし、今日買ったアンデルセン(パン屋)の手提げ袋はクリスマスツリーの絵柄だった。
確かにもう今年も残り2ヶ月。
気がつきゃ紅白見て除夜の鐘聞いてるよな。

ところで11月はいろいろ楽しみがあるのだ。
まず音楽関係では、トクマルシューゴ、空気公団とロジャー・ニコルス(!)の新作が発売。

シューゴは、発売中のミュージックマガジンで絶賛に近い評論が掲載されている。
以前に京都のライブで何曲か新作を聞いたが、かなり期待できる曲だったしね。
月末には磔磔へライブも行く予定。

空気公団は7月頃から、少しづつ新作CDの情報が漏れ出ていたので、5ヶ月ぐらい「待つ楽しさ」を味わった。
全曲さわりだけ聞けるのだが、早くすべてを聞きたい。

それと、全くノーマークだったロジャニコの新作!!発表。
1968年発表のソフトロックの大名盤だったファーストアルバムから、約40年後の2007年にセカンド・アルバムがでて、びっくらこいたが、まさか活動を継続していたとは思わなかった。想定外もいいとこ。

今日は京都伊勢丹の美術館えきにて山口晃展へ行ってきた。
トークショーも開催されていたのだが、チケットとれなかったので、絵画展のみ見てきた。
本でしか見たことなかったけど、原画で見るとディテールへのこだわり具合のすごさがびしびし伝わる。
洛中洛外図スタイルの絵の緻密さ。あまりの細かさにメガネ外して、絵を食いつくように見たよ。
そうしないとピントが合わなくて見えないからね。米粒のような人物が、何百人?びっしり書き込まれている。
ホントに面白いったらないね。物販コーナで本も買ってしまった。

エル・グレコ展、マウリッツハイス美術館展も外せない。

Tuesday, October 16, 2012

龍谷ミュージアム

いままで苦手意識があったもの、日本画(仏画)、抽象画、陶芸作品など。
どう見ていいいのかわからない、面白さがいまいちピンとこない。
ということで、これまであえて自分の行動範囲から遠ざけていたのだが、他の人と話したことをきっかけに、ちょっと考え方を切り替えて、まずは試してみようとしている。
少し力をいれて扉を開いている状態。

高野山もそのひとつであるし、今回の龍谷ミュージアムもそうである、
以前から堀川通を通るたびに、この建物が気になっていたこともあったし、向日町駅に貼られているポスターも面白そうだった。
いま展示されているのは、仏教を伝えるために、(布教のために)仏画を絵解きしてくれる人(例えば比丘尼と呼ばれる人たち)にスポットを当てた屏風絵や掛け軸、仏像など。
悪いことすると地獄、御布施を積んで正しく歩めば上界ですよ、みたいな絵である。
これは、怖い。
昔だったらもっと怖いであろう。
これが結構面白い。
修羅道(永遠に戦をし続ける)、餓鬼道(食べようとすると炎になって食べられず空腹地獄)、畜生道(体だけが動物になる)などなどかなり強烈である。入門としてはなかなかいいチョイスであった。

龍谷ミュージアムの場所は、西本願寺の向かいで、その周辺には仏壇仏具屋が集まっている。
いかにも京都らしいところ。
こいうのも見るのも楽しい。

Sunday, October 14, 2012

大山崎山荘美術館

3回目の訪問である。
建築家安藤忠雄氏が「地中の宝石箱」に続いて設計した「夢の箱」がオープンしたということで、ちょうど会社が創立記念日だった11日に行ってきた。

美術館の最寄り駅であるJR山崎駅と阪急大山崎駅は、徒歩で5分程度の近さ。この界隈にはちょっとしゃれたレストランが数件あると聞く。
そのひとつのレストランTagamiはいつでも予約でいっぱいらしい。
平日の昼間ならあいてるだろうと思っていたが、前日に電話したら満席だった。
とりあえず、席が空いたら連絡をもらうことにしたが、いつ空きが出るかはわからないしお腹も減ってきたので別のレストランに入って、こちらでも席待ちで並んでいたら、「席が空いた」という連絡が入る。
せっかくなので、TAGAMIへ行ってみる。
パスタランチを食べたのだが、パスタがもっちりしていてトマトソースも美味しかった。
その日のデザートはあまり好みではなかったが、最後のコーヒーがまたとても美味しい。
お客は、私ら夫婦以外はオールマダーム!主婦のグループ楽しそうだな、うらやましい。
おっと、うかつなことを言うと、
「主婦だって大変なんだからっ!」
と叱られそう。

駅前からでている美術館の送迎バスが満席で乗れなかったので、徒歩で美術館へ向かう。
徒歩でも10分程度の距離なのだが、小高い山の上にあるので行きは上り坂である。
なまった体では結構キツイ。
最後に小さなトンネルを抜けると、美術館の庭に入ることになる。
ここの庭がなかなか良い感じ。基本的に山なので段差があるのだが、その高低差がまた変化のある景観を生んでいて、ここでしばらく過ごしてもいい。季節的にも今の時期は気持ちいい。
庭までは入場料もとられない。
さらにも少し登って行くと、しゃれた洋館が見えてくる。
これが美術館である。元々は加賀正太郎氏が設計し、調度品などもプロデュースした山荘。大正~昭和にかけての建築だ。
その建物自体を美術館として利用しているので、まずは建物そのものが美しいである。
なかのドアやソファ、暖炉なども渋い。細かな装飾も、よく見ると凝っている。
オルゴールも鳴らしてくれるのだが、もううっとりするような心地よさ。
意外と複雑なハーモニーを奏でる。
テラスから京都の南側を望む。毎日こんな景色を見られるのは本当に贅沢だと思う。

さて、「夢の箱」
温室へ向かう通路を生かしつつ、新しい部屋を作ったらしい。
もちろん安藤建築なのでコンクリート打ちっぱなしの外観である。
しかし
しかしである。
その部屋に入ると、なが~い山荘に関する年表が壁に掲示されているほかは、食卓らしきテーブルと椅子と調度品がいくらか置いてある。
以上。
えっ?これだけ...
なんだか全然面白くないじゃないの。
とりあえず部屋ができたので、お披露目だけした感じ。中に収める美術品はいかにも間に合わせっぽい。
早々に本館へ引き上げた。引き上げざるを得なかった。
ここは拍子抜けだが、全体としては楽しかった。
次は駅前の別のレストランへ行って、庭だけ来てもいいな。
そう思いながら電車に乗った。

Tuesday, September 11, 2012

霊峰 高野山に立つ

大台ケ原から高野山への連日踏破が、膝痛によりあえなく破綻。
膝はすっかり治ったのだが、前日に一乗寺辺りをかなり歩いたために、今度は腿に張りが残る。
まあしかし、これは筋肉痛の部類なので大丈夫だろう。
いざ、高野山へ。
実は高野山は、下の娘が高校の勉強合宿で毎夏缶詰にされる場所であった。
その時は、とくに感慨もなく「大変だな」ぐらいに思っていたのだが、TVドラマ「平清盛」などの影響もあって(すぐ影響を受けるタチ)、ちょっと高野山がかなりボクの中で優先順位を押し上げてきた。

うちを6:00に出発、新大阪で御堂筋線に乗り換え難波へ。
どこの乗り換えもタイトで、急ぎ足で次の電車へ走り込み、なんとか7:20の南海電車高野山行きに間に合う。
極楽橋(この名前もすごいね)でケーブルカーに乗り換え、高野山駅に着いたのが9:00過ぎであった。
家から約3時間、そんなに遠くはない。
そこからバスに乗って千手院橋で下車、そこから徒歩で大門へ向かう。
ところで、バスで駅から走ってきてわかった。
山全体が修行の場所ではなく、普通に町なのだった。
聞くところによると、4000人が住んでいるらしい(うち僧侶が1000人)
だから携帯も使えるし、食料品店もあるしお土産物屋や食堂が軒を並べる(さすがにコンビニは見かけなかった)
幼稚園や学校もあるようだ。かなり山歩き寄りの装備でやってきたのだが、おじさんおばさんはTシャツにサンダルのひともいる。なんという情報不足、今更ながら恥ずかしい。
平日なので、観光客もまばらである。
大門は、その名の通り大きく、両脇の金剛力士像もかなりの迫力である。
ここで、腹が減ったので、バス停近くで買ったできたてパンを食べる。
ここから壇上伽藍へ向かう。
この壇上伽藍には、興味深い建造物が集まっている。その中のひとつが根本大塔である。

こちらの写真はinstagramアプリで撮影して加工したので、ちょっと自然な色合いではないのだが、なんとも言えない造形である。
色も鮮やかな橙色でひときわ目を引く。
中を参拝することができる。
センターに大きなキンキラの如来像、そのまわりに四体の仏像が囲む。
柱には極彩色の菩薩像16体が描かれている。
それぞれに名前がついているのだが、笑が含まれている菩薩だけ目が笑っているのが面白い。肌の色も、肌色、褐色、青と3種類あるのだ。
大迫力で、思わずひれ伏す気持ちが湧いてくる。
ここでも参拝者はまばら。
団体さんともあわないので、ゆっくりと時間をかけて静かにみることができる。

さて、このあといよいよ、最大の聖域である奥之院へと向かう。
バスに乗って10分ほどで奥之院バス停に到着。
バスを降りて驚いた。
聖域のはずがなんとも俗っぽい雰囲気ではないか。
レストラン土産物屋、巨大な駐車場、そしてものすごい数の観光客。
いや、自分も正真正銘の観光客なので、ひとごとではないのだがそれにしても。
そうなのか、みんなここにいたのか。平日でもこの人数ならば、休日連休はすごいのだろう。
しかもボクが乗った電車やケーブルカーはがらすきだったので、観光バスやマイカーで来ている人が多いのだろう。
そうだったのか。
ちょうど昼過ぎなので、せっかくなのでここで食事をしよう。名物胡麻豆腐は食べよう、目の前に見える食堂に入り席につく。
と、少し離れた席からひとりのおばちゃんがこっちを見つめて歩いてくる。
えっ?オレか?
どう見てもこちらに向かってまっすぐに歩いてくる。
「xxさんか?」どボクの名前を呼ぶ。
えっ?ああー、「Sさんですか?」
なんと、こんなところで(しかも平日の昼間)元会社の同僚の女性と数年ぶりで再開。
彼女はすでに会社は退職しているのだが、驚いた。
これも弘法大師様のお導きか。
こんなこともあるんだね。
しばし昔話をしたあと「お元気で、お先です」と別れを告げて、奥之院である。

この先は歩いて行くのだが、参道の両脇はずーっとお墓が続くのだ。
企業の従業員?を祀った墓があったり、豊臣秀吉の墓があったりと樹齢数百年の松もあるし、さすが高野山である。
15分程度で高野山最奥部である奥之院御廟へ。ここらは建物外でも写真撮影禁止である。それだけ神聖な地である、ということなのだろう。
団体に巻き込まれないよう注意しながら、ざっと見てまわる。
確かに厳かな感じはあるが、壇上伽藍の方が見ていて面白い。
またお墓をゆっくり見ながらバス停まで戻る。
ちょうど雨が降りだした。

一乗寺探訪(続き)

恵文社書店から東に向かって進む。
叡山電鉄の踏切を越えて、ほどなくすると白川通へ突き当たる。
さらに東へ、そこから上り坂となる。
暑い中、大汗をかきながら上って行くと、右手に詩仙堂入口が見えてくる。

詩仙堂を訪れるのは二度目である。前回は36年前!高校の修学旅行で京都・奈良へきたときに立ち寄った。
都立高校3年生の春、当時は(東京からの)修学旅行といえば「京都・奈良」が定番中の定番であった。まさか、その後20数年も京都に住むことになるとは思いもしなかったが。
旅行は4人以上のグループ行動、行き先は自由(ただし事前に予定を提出して承認を受ける)だった。ボクたちのグループ(4名)はまじめかつボク以外は、かなり大人びたメンツだたので正しい京都・奈良の計画を立案。神社仏閣や歴史にはほとんど興味がなかったので、計画はほとんどお任せだったのだが、その中でも実際に行ってみて印象に残ったのが詩仙堂だった。
小雨が降っていて、縁側から静かに庭を眺めると、美しいなあと当時も思った。それは作文にもそのことを書いたので、覚えているのだ。

そんな経緯もあって、行ってみようと思ったのだ。
季節は初秋とはいえ、気温は夏と変わらない。
縁側に座ってみたが、西日が暑くて、とてもいられるものだはない。日陰になる場所まで、さがってみる。
時折風がそよいでくると、確かに涼しい。たぶん当時と変わらない景色を眺めているだろう。
蝉の声と、時折響く鹿威しの乾いた音がなんとも気持ちいい。
前回は行った覚えがないのだが、庭に降りることができる。意外と広い庭は綺麗に手入れされていて、庭越しに見る建物もなかなかの味わいである。どこ見ても絵になる。

さて、30分ほど滞在して、つぎの場所へ。
詩仙堂から歩いて30分、曼珠院へ向かう。ここは初めて訪れる場所である。
曼殊院の入り口そばに、武田薬品の薬用植物園というのがある。あとで調べたら、一般の見学も受け入れているようだ。なかなか面白そうではないか。
曼殊院は正確には「曼殊院門跡」という、詩仙堂と比べるとかなり大きな敷地である。
詩仙堂の時も思ったが、カンカン照りの日よりも、雨がしとしと降っていたり雪が積もっている方が、こういう場所は絵になるように思う。暑いと汗拭いたり、お茶をぐびぐび飲むのに気を取られて風景に集中できない(ような気がする)
広いので、ざーっと歩いて見ているとそれだけで過ぎてしまい、じっくり眺める感じではなくて飽きてしまった。見所も見過ごしているのではないかとは思うのだが。

帰り道はすこし違うルートで、叡山電鉄一乗寺駅まで戻り、京阪・阪急を乗継ぎ帰った。
ちょうど駐車場の車に乗り込んだと同時に、大粒の雨が落ちてきて京都は夕立に包まれた。

Sunday, September 09, 2012

一乗寺探訪

京阪七条駅から出町柳、そこで叡山電鉄に乗り換えて一乗寺で下車。
西に向かって数分歩くと、恵文社がある。
キュレーションの時代にふさわしい、とても洗練された書店である。
テーマごとに実にうまく本がならべられている。

書店員の方がセレクトしているのだろうが、ちょっとひねりの効いたチョイス。
というか、ボクが知らない本が沢山あるので、何時間いても飽きない。
今回はドアを入ったところに、なぜか大滝詠一のナイアガラレコード関係の本が特集されて並んでいる。
これは嬉しい。


ここがユニークなのは、本だけではなく、奥へ入って行くと、雑貨小物や洋服も置いてあるし、また別の部屋へ行くと、食器なども置かれている。
今日は日曜日なので、特にお客さんも多かったかもしれないが、店内は7割方女性客であふれていた。
女性同士が多いようだ。
これまでなんとなく遠い印象があったのだが、よく考えたら駅からも近いし、全然行きにくいわけではない。
また、来ることにしよう。

続く

膝復活!!

大台ケ原でこっぴどく痛めた膝であるが、今朝起きたらほとんど痛みなし!
奇跡の復活
調子に乗って、大阪まで行ってみたが、全然問題なし。
っしゃー、高野山も間もなく。

David ByrneがSt Vincentと組んだアルバムが間もなく発売。
このビデオ見るだけで、期待感が膨らむ。
ところで、このSt Vincentって全く知らなかったが、You Tubeなどで見てみると、なかなか面白い音楽をやっている。
女性シンガー・ソング・ライターで、エレキギターを弾く。
このギターがえらく音が歪んでたりして、なかなかの曲者と見た。
ちょっと注目。

Friday, September 07, 2012

大台ケ原に散る(前の続き)

出足好調に出発したのであるが、30分近く歩くと、いきなり急な上り坂が続く。
息は乱れ、汗が吹き出す。
大台ケ原は標高1500m程なので、曇り空ということもあって、外気温はかなり涼しい。
出発するときはとても気持ちよかった。下界の猛暑よサヨウナラだった。
しかし、歩いて30分、すでにシャツは汗でぐっちょり、いつまで続く上り坂。
永遠に続くかと思われた(たぶんホントは5分ぐらい)が、ようやく展望台に到着。
シニアチームも休憩中である。
あまり息も乱れていない。
こっちはゼイハー状態。
シニアのおばさんから写真を頼まれ、こちらも平然を装い笑顔で「ハイチーズ」なんて言ったけど、ホントは一刻も早く休憩したい。
シニアチームはここで早くも弁当タイムである。
卵焼きやらウィンナーやら
めちゃ羨ましいではないか。
こっちは京都駅のファミマで買ったアンパンである。
いくらなんでも昼飯は早いだろと思うので、先に行く。

しばらくは下りが続く。雨もポツポツ降ってきた。
実は今日のために、前日京都駅イオンモールでレインコートを買ったのだ。
よし、出番だぞ、と広げてみたら「撥水加工してあります」のタグを切り忘れていた。
うげっ格好悪い。しかし、これを止めてるナイロンの紐って手で切れないのよね。
しまった、ナイフも忘れた。登山にはナイフとか必須だよね。
仕方なくそのまま着る。
ここの下りは、木製の階段上の板が敷いてあるので、歩きやすいのだ。

1時間歩いて15分休憩のパターンで行こうと、最初からなんとなく決めていたので、1時間後に休憩。
アンパンかじる、お茶は自宅から持参である。
さらに登ったり下ったりを繰り返すのだが、これが結構しんどい。
道も岩だらけで歩きにくい場所も結構多くて、体に異変が発生。
心配していた膝の痛みである。
右膝の裏側が少し痛み出した。
それをかばって歩くと、今度は左足にも負担が増えて、両足とも痛み出す。
少し休憩すると、痛みはやわらぐのだが、くだりだすとすぐに再発。
できるだけ最小限の段差になるように道を選んで、つかまれるものには最大限つかまって、足への負担軽減をはかる。

そうこうすると、このコース最大の見せ場「大蛇ぐら」(注:ぐらという漢字が変換できない)
断崖絶壁である。
しかし、ガスがでていて、下を覗いても真っ白け。
でも、しばらく眺めていると、結構ガスは動くので、時々岩肌が見えたりするのだ。
いいなあ大自然。ずっと見ていても見飽きない。
しばらく断崖に座ってぼーっとしていると、高校生・じいちゃんチームがやってきた。
気さくに声をかけあう
「いやーガスがかかって残念ですなあ」
チームはわりと早々に出発
「お先に」
「お気をつけて」

さらに10分ほどすると、にぎやかな声が聞こえてきた。
シニアチーム到着。
また写真を頼まれたのだが、シニアチームが話しているのを聞くと
みんな剣岳や槍ヶ岳などの経験者であることがわかった。
失礼しました!
ちょっと若いというだけで上から目線でした。
すんません。

シニアチーム賑やかに出発。
結局全員に追い越されて、こちらも出発。
さらに岩ゴロゴロの下りが続く。
膝いて~
逆に上り坂になると、息はえらいが膝は楽。
うれしいぞ上り坂。
どんどん降りていくと川のせせらぎの音が大きくなってくる。
膝が痛くなければ、うれしくてちょっと川に出て、顔でもブルンと洗っちゃいたいのだが。
そんな余裕はない。
一刻も早く先へ行きたい。
吊り橋を渡ると、ここから延々と上り坂である。
さっき、バンザイ上り坂と言ったことはきれいに忘れて、坂に悪態をつく。
しかし、ここで思い直す。
どんなきつい上り坂でも、1歩また1歩進めればいつかは終わる。
途中で一度振り返ってみよう。
どれだけ自分の足で登ってきたかがわかるのだ。
そしてまた、前を向いて着実に1歩を踏み出そう。

なんて、いいから早く上り坂終われー。
しんどーい、どこがハイキングだ。
登山でしょう。
これが続くと、もう思考すら停止。
ロボットのように足を前へ出すのみ。

しかし、本当にいつかは終わるのだ。
木々の間から駐車場が見えてきた!
ヤッホー
終わった〜
でも膝いて〜
帰還、14:30だった。全行程9kmを約3.5時間

バスは15:30に出発。
帰りは同乗者が1名、ということは前日からきている人なのか?
この人もシニアな方である。
さてこれから奈良市内のホテルにいかなければならないのだが、途中の駅の階段を降りるときに愕然とした。
めちゃ膝が痛いのなんの、泣きそうである。
意外とエスカレータもエレベータも設置されていない場所って多いのだ。
足が痛くないときは全然気にならなかったけど。
手すりに全面的に体重を預けて、ロボットのように膝をできるだけ曲げないで降りる。
なんとかホテル到着。というか、下り階段さえなければ、普通に歩けるのだ。
とりあえず寝て、明日のことはそのとき考えよう。

だいぶ痛みはやわらいだような気がする。
高野山へ行くために、とりあえずなんば駅へ向かう。
そして駅の階段で、そろりと降りる練習をしてみると
いててて
こりゃダメだわ。高野山の寺院にエスカレータついてないし。
まちがいなく階段だらけだし。
ここで苦渋の判断。
旅はあえなく中断。
待ってろよ高野山!

I'll come back soooon!

一人で自然満喫

9/5 〜9/11まで休みをとってる。
会社の制度でとれた休みなのだが、最近は長い(と言ってもせいぜい1週間だが)休みをもてあまし気味である。
もったいない話である。
と同時に、これまでいかに家族と共に休みを行動していたかということでもある。
二人の娘も大学生、上の娘は来年就職である。
このぐらいになるとそれぞれ忙しいので、家族と行動することが激減する。

さて、そうなると長い休みも一人で行動するケースが増えるのだ。
こんな状態で、リタイヤしたらホントやばい。
何十年働いて退職した途端、することなくて老けこみ、そして...
今回、特に危機感が増した。
そこで、今まで「面倒」「あまり興味がない」などど敬遠してきたことも経験してみるとあらたな道が見えるかも、という訳で選んだのが

吉野大台ケ原と高野山ひとりツアー

独身時代は結構山歩きが好きで、ちょこちょこ行っていたのだが、なんだか面倒になって敬遠していた。膝を痛めたというのも遠ざかっていた理由である。
最近はシニアの山歩きが、割りとブームである。
山ガールも流行っていると聞く。
ちょっとやってみる?と軽い気持ちでそれほど大変ではない場所を選ぼう。
東大台はハイキングコースと書いてる。(西大台が大台ケ原のメインだが初心者向きではない)
復帰するのには最適ではないか。実を言うと以前から大台ケ原は行きたい場所でもあったし。

京都からだと6:41初の近鉄電車に乗って、奈良県の大和上市駅着が8:49。そこから大台ケ原行きのバスに乗って約2時間。家からだと片道5時間!それでようやく山歩き出発なのである。
ね?聞くだけで面倒でしょう。
まあそれでも日帰りで行く事が可能なのである。
それだけ日帰りで行くのももったいないので(すぐ効率を考えてしまう)それに何かをセットできないか、で浮上したのが高野山である。
日程は9/6(木)大台ケ原、その日は奈良市内で1泊して翌9/7に高野山。
天気は心配だが、気楽な一人旅だし、予定は簡単に変更できる。

平日の朝の近鉄電車は、とにかく中高生が多い。
初めて見る制服ばかりで新鮮である。乗り換えの橿原神宮前はものすごい数の高校生。
しかし、目的地の駅に近づくと、どんどん乗客は減り最後は数人だけ。
しかも大台ケ原行きのバスは貸しきりである。
そりゃそうか、そんな行かないよね。行くとしても普通は車だよね。
こっちは一人旅なので、電車いいじゃん。
バス楽しいじゃん。

そして大台ケ原の広大な駐車場到着。
がっら〜ん。
ひいふうみい、車が5、6台。
働いてる人の車もあるよね。
そりゃそうだよね、平日だしもう9月だしそんな来ないよね、登山になんて。
まあ、空いてるほうがいいよ、こっちは一人旅だし。
ざっと見てみると、登る準備をしているのが
シニアの男女が4名、高校生ぐらいの若者とおじいさん?の二人組
それとボク

まずシニアチームが先発。なんだかすごく楽しそう、和気あいあいな雰囲気である。
10分後にボク出発。
道はかなり整備されていて、道案内もわかりやすいし、大台ケ原の説明の看板もところどころに立ててある。
周りを見ながら、久々に大自然っていいなあ、と深呼吸しながら足も軽く出発したのである。

続く

Saturday, September 01, 2012

劇団・ヨーロッパ企画

6月頃に、会社の同僚と飲んでいたときに映画の話になった。
ボクが好きな映画として、「日本映画なら、『サマータイムマシンブルース』と『曲がれスプーン』」
と話したのだが、この2本の映画は京都にあるヨーロッパ企画という劇団の演劇がオリジナルなのだ。
こんな面白い映画の原作だったら、その元になった演劇も面白く無いわけはなかろう。
一度その劇団を経験してみませんか?
と、誘ってみると、U先輩の賛同を得ることになったのだ。
ヨーロッパ企画の公演を探してみると、
京都木屋町の元立誠小学校で8月に公演があるではないか。
しかも料金が2500円とリーズナブルであった。

当日
会場時間に会場入口前に行ってみると、人がポツリポツリ集まりだしている。
整理番号順に会場内にはいり、席は自由席である。
元小学校の、教室だった場所にステージが設けられている。
客席はステージの真ん前から、ひな壇のように段差が設けられていて、後ろの席でも舞台が見やすいよう工夫されている。
観客の8割方は若い女性である。
我々オヤジ二人は、おそらく最年長であろう。
客席はほぼ満席(チケットは完売だそう)
本日の公演は「ウィークエンドシャッフル」
出演者7名で約90分の公演である。
意外と長いんだな、それだけ舞台は持たせられるのだろうか?
やや不安を抱えつつ幕が開く。いや、実際は幕などなくて、暗転して始まる。
いや、これが面白い。
最初の不安は全くの杞憂であった。
いろいろなネタを仕込んだ会話で笑わせる、キャラの面白さで楽しませる
意外な展開で驚かす。

決して広いとは言えない舞台(セットもシンプル)だが、脚本と演出で工夫してこれだけの空間を造りだせることに驚かされる。
あっという間の90分、もと見たいぐらいだ。いや、それぐらいがちょうどいいのかもしれない。
U先輩も、かなり満足された様子で
「次もあったら見に行こう」
と頼もしい言葉をいただきました!

Saturday, August 18, 2012

ザ・ビーチ・ボーイズがやってきた!

2005年のフジロックでビーチ・ボーイズを見た。
この時もうすでにメンバーはかなりの高齢であり、日本に来るのは最後だと思った。

しかし、なんと2012年の今年、彼らは帰ってきた!!
しかも、今回はブライアン・ウィルソンが数十年ぶりにグループに復帰したのだ。
主メンバーは70歳をこえつつある。
デビュー50周年(!)のワールドツアー敢行中である。
驚いた、見に行かないわけにはいかん。

8/17 大阪市中央体育館会場へやってきた。
初めての会場である。席はアリーナの前後中央位置やや後ろのかなり右端。
客層はとても幅広くて、年配者も若者にも愛されていることが彼らの50年間のキャリアを物語る。
今回のツアーは「名前のない馬」でヒットを飛ばしたアメリカが前座を務める。
彼らのアコースティックギターとハーモニーのアンサンブルは健在である。
音もクリアで、硬めのベース音も気持ちよく聞こえる。
約1時間の演奏を終えて、30分の休憩。
そして午後8時半

会場が暗くなり歓声が上がる中、メンバーが登場。
さらに会場の興奮度はあがり、総立ち(少なくともアリーナ席は)
すぐに演奏は始まり、1曲めは「Do It Again」
ここからすでにアンコールのような、ヒット曲を次々に繰り出す。
曲が短くて、メドレーのように途切れずに演奏されると、こちらもついコーラスを口ずさんでしまう。
ワンパターンと侮る無かれ、曲のよさとあの独特のハーモニーを聞いたら心躍るのだ。
何度聞いても聞くたびに常にわくわく感が心にわいてくるのがすごいことだと思う。

ステージ後方の映像は、曲にちなんだ映像が映し出される。
この映像も楽しかったが、正直言うとステージまで遠い人のために、演奏中のアップ映像を映して欲しかったな。
途中で亡くなったデニスとカールの歌う映像と演奏をシンクロさせる演出。
カールが歌う「God Only Knows」で泣けてきた。

楽しい時はすぐに過ぎる。
1時間40分ほどだろうか、マイク・ラブを筆頭にステージの彼らも元気。
ブライアンはちょっとお疲れ気味に見えたが、歌声はしっかり聞けた。
特に「英雄と悪漢 〜 Smile」メドレーは良かった、感動した。

帰りの電車待ちの列で、若者が「良かったよね。さすがだね、ほんと楽しかった」
という言葉をたくさん聞いた。
そうでしょう?、我が事ののようにうれしかった。


Tuesday, August 07, 2012

映画『はじまりの記憶 杉本博司』

会社の同僚(若い女性)と、最近の面白そうなことを話していた時に
「現代アート作家の杉本博司って知ってる?」(ボク)
「知ってる!その人の写真大好きです!」(彼女)
なんて、かなりハートマーク付きの返事が返ってきたのである。
実はボクは知らなかった。
ムムム、ちょっと悔しい。
で、この映画のことを話すと
「絶対見に行く!」
とのこと。
すぐに図書館で杉本さんの著作を予約(図書館ってとこがセコイが、高いんですよ...)
立て続けに3冊を読む。
骨董商をしていたこともあり、写真を活動の中心にしているがかなり広範囲な活動をしている作家であると、輪郭はおおよそわかってきた(つもり)

8/4〜 十三と京都で公開されるのだが、1週間で終映である。
しかも、8/5はそれぞれで杉本さんと監督の中村佑子さんのトークショーがあるという。
これは行かないわけにはいかない。会社も夏季休暇中であるしタイミングがいい。
上映時間が早い十三(第七藝術劇場)へ行くことにした。
整理券は9:30頃から配布なのだが、果たしてどれぐらい混むのかまったく予想がつかない。
数年前に京都シネマで原田知世と永瀬正敏の舞台挨拶があったとき、9時頃に行ったら、もう結構並んでたな。
あまり参考にはならんが。
で、9:30頃に現地へ到着。
10番目ぐらいで、2列目のセンター席を確保!(にわかファンなのにいい席とってすんません)

上映が13:30〜なので、梅田にでて茶屋町のジュンク丸善書店 〜 Loft をうろうろして時間をつぶす。
映画館に戻ってみると、立ち見席もでている。
ああ、やっぱり好きな人は多いのだなあ、よかった早めに動いて。

映画を見ると、本で読むよりもわかりやすい。
古と今をつなぐアート。
常に新しいことを探し、それを極めて昇華していく。
はっきり言って、いいのかどうかわからないところもあるのだが、以前よりは関心はかなり高まっている。
現代アートについては関心をもつことがまず第一歩だと思う。
高電圧のスパークをそのままフィルムに焼き付ける作品は面白い。
毛細血管か植物の根っこのような有機物にしか見えない。

上映後に行われた杉本さんと中村監督の対談も面白かった。
欧米と日本のドキュメンタリーの作り方の違い、日本のアートは平安時代で終わっている?、これからの活動計画(めちゃくちゃ精力的である)などなど、とても興味深い話だった。時間は短かったけど印象はとても大きい。
いろいろなところに刺激を受けた一日だった。

Wednesday, August 01, 2012

神戸二日目・草むしり

神戸に実家には小さいが庭がある。
そこの草木が伸びてきたので、ちょっとすっきりさせたい。
連日の猛暑なので、やるなら早朝しかない。
朝は5時半に起床(最近は自然に目が覚める)して、オリンピックの結果を確認して朝飯食べて6時から作業開始。

ここで大敵は野バラである。
枝に超鋭い棘があるのだ。
下手に枝を握ると、叫びたいほど痛い。
枝切り鋏で、ちょんちょん枝を切って、その枝を草でくるんでビニール袋へ投入。
細心の注意を払っての作業である。
それでも、あとで見たら、2箇所に棘が刺さったままだった。
(消毒のため)焼いたまち針でほじくりだしたよ。

2時間の作業で、大きいビニール袋6袋分。
朝でも大汗をかいたので即効でシャワーをあびたら、どっと疲れがでてうとうと眠くなった。

草木ってこれだけ手間かけて刈っても、すぐに伸びてくるんだよな。
生命ってすごいね。

神戸続き

初日に兵庫県立美術館へ行ったあと、すごく久しぶりに神戸元町あたりを散歩した。
元町通にある海文堂書店は、海事関係の書籍や海図などを扱っている書店で、海の仕事をしていた父もよくお世話になった書店である。
ここはサブカル系の本も割りと置いてあって、ボクも好きな本屋である。
二階には古書店もあるのだ。
ブックカバーも、全然昔から変わってないけど好きだなあ。
メガ書店もいいけど、こういう個性ある本屋さんいいですね。

ところが、着いて15分ぐらいしたら「まもなく営業は終わり」との館内放送が聞こえてきた。
7時で閉店なのですね。
知らなかった。
もうちょっと見たかったなあ(結局2日後にもう一度来ました)

購入したのは
『詭弁論理学』(中公新書)
『季刊メタポゾン』(寿郎社発行の文芸誌。札幌の出版社ですね)

Sunday, July 29, 2012

ピサロと印象派展

会社が夏休みに入って、久しぶりに神戸の実家へ帰った。 近くの兵庫県立美術館で表題の展示会をやっていたので行ってみた。 2時過ぎに阪神岩屋駅に到着。 一番暑い時間帯である。 駅から美術館までほぼ日陰がない。 汗だくで到着すると、館内の冷房が気持ちいい。 すっと汗がひく。 約1時間、 結構見応えがある。 ピサロも時代でいろいろ変遷があったのですね。 点描時代があったのは知らなかった。 どうも点描法はコクがない感じであまり好きではない。考え方は画期的なのだけど。 ピサロは全体的に明るい画風で、安心してみていられる。 かなりざっくりしたタッチの「ダリッジ・カレッジ」と正面から明るい日差しが差し込み、登り道を歩く人物がシルエットになってる「オニーのラヴィニエールの小道」(たぶんこのタイトル) などが好き。 ちょうど見終わった頃、 この展示会の解説会があるという。 せっかくなので聞いてみた。 これが良かった。 とてもわかりやすく、学芸員の方が話をしてくれたので、なるほどと思うこともしばしば。 古典絵画と印象派って、それまでの絵画と何が違うのの違いとか、大切なのは影の描き方であるとか。 この解説会のあと再入場できたので、本物のあと絵で再確認できる。 最後の方にモネの「霧の中の太陽」が展示されている。水面に映る紅い太陽の描き方は素晴らしい。でもそれ以外はあまりにボヤけて何が描かれているのかわからない。これってジグソーパズルになったら嫌だよな、とフト思う。

Monday, July 23, 2012

裁判傍聴へ行く

このところU先輩と飲みに行く事が多いのだが、仕事の話はほとんどなくて大抵はくだらない話ばかりしている。
「節電シフトで平日が休みになったらどうするか」
「月曜日ばかりが休みになっても美術館はほとんどが休館なので困る(←ボク)」
「では、裁判傍聴ってのはどう。平日でないと行けんぞ(←U先輩)」
「傍聴?そういや一時ちょっとしたブームみたいなのがあったよね」
という流れで裁判傍聴に行こう、ということになった。

裁判所に行くのは初めてである。
ホームページで傍聴方法を確認してから朝の9:30頃行ってみると、確かに説明のとおり受付に「本日の裁判」一覧が置いてある。
本日は3件ばかり書いてあるが、人がなくなっているのはちょっと初心者には行きづらい。
行けそうなのが詐欺窃盗事件。
しかし、開廷時間を見ると
13:10〜13:15
えっ?たったの5分ですか。
判決を読み上げるだけなのだなあ、どうしよう?
ここで家待機しているU先輩にメール。
「見られそうなのがあるけど、5分で終わりますが。どうします?」
U先輩は来るのに1.5時間はかかる、往復だと3時間
「今日は中止」との返信がはいる。

ということで中止にはなったが、ボクはもう現地へ来ているし、判決読み上げるだけかもしれないけど聞いていこうということで、3時間半時間を潰してから再度裁判所へ。
傍聴席は入るのも簡単、なんのチェックもなしで時間がくれば入廷可能。
今日は傍聴席には20名ほど(意外と多い)、自由研究か法学部志望なのか高校生グループ8名ほどその中に含まれる。
裁判の詳細は省くが、刑事ドラマで見ている通りである。

5分ではなかったが、ほぼそれに近い時間であっさり終わった。

節電シフト

昨年に引き続き、今年もボクの会社は節電のために土曜日操業、その代わりに月曜日休日を実施中なのだ。
先週も土曜日出勤して今日月曜日が休み。

今日の話の前に、昨日日曜日に、会社の同僚が出演する金管楽器中心の演奏会を聞きに行った。
とても面白かった。
聞く前は金管中心ってどうかな、と思っていたが、見事に心配を裏切って奥深いしかし楽しい演奏だったのだ。
特に低音を支えるチューバとトロンボーンの厚みのある音が心地いい。
華やかなのはもちろんトランペットなのだが、全体を支える低音楽器が安定しているとバンドとしてのアンサンブルが気持ちよく聞こえるのだ。それがすごくわかった。
馴染みのない作曲家の作品が多かったが、初めて聞く曲でも十分楽しめた。

節電シフトで休みになった月曜日に話は次へ

Monday, July 16, 2012

祇園祭宵山再び

昨日に続いて今日も宵山へ出かけた。
とうのも、菊水鉾へ登ることができる切符をもらったからである。
すんません、ちゃっかりした話で。
カミさんが2枚もらってきたのでそれに便乗したんです。
すんません、調子のいい話で。
夜は1時間は待たないと登れないようなので、真っ昼間猛暑の1時ころに到着。
するすると入ることができる。
で、そのままするするっと歩いて登って、鉾にのりこみするするっと降りてきた。
あれっ?もう終わりですか。

右側が建物で、橋を渡って鉾へ乗り込む。
ちょっと失敗した、鉾の上にもっと滞在すべきであった。

このあと、吹田で大阪大学交響楽団演奏会。
シベリウスばかり3曲。
あまり馴染みがないというのもあり、途中で爆睡。
すんません
最後の曲(交響曲第2番)は第一楽章がとても綺麗でした。
オーボエとファゴットが大活躍、良かったです。

祇園祭宵山

久々、本当に久々に祇園祭の宵山へ行ってきた。
7/15なので、宵々山ですね。

阪急烏丸駅に着いたのが6時15分前、通りがホコ天になるのが6時からだけど、もう車の乗り入れが止められているのか車道を歩いている人もちらほら。
それでもその時間帯はまだ普通に歩道を歩けた。
烏丸通りを北へ歩き新風館へ。
京都を拠点とするFMラジオ局アルファステーションのイベントで、キヨピー(谷口キヨコ)がMCをやっていた。
いや、別にそれが目的で行ったのではないのだけど。
新風館の店を30分ほどぶらぶら覗いてから、再び烏丸通りへでると
ええーっっ!
完全にホコ天になっているのだが、さっきと人の数が全然違う!
どこから現れたのか?って思うぐらい、さっきまでそこにはいなかった人が大勢歩いてるよ。
いざ歩き出すと、ホコ天でヒトナミが渋滞を起こしている。
四条通まで行きたいのだけど、なかなか進まない。
こりゃあかんわと路地(東西)へ入って一息ついたがどこかで南へ行かねばならぬ。
適当な路地道を南へはいると
わーお
道幅が狭い分、烏丸通りより混んでる。
進まねー
仕方なく再び烏丸通りを南下。がまんしてゆっくり歩けば、いつかは到着する。
地下鉄四条駅から京都駅へ行き、晩飯を食べて帰りました。
全行程約2.5時間でした。
いままで宵山と言えば、四条通のぶらぶら歩きがメインだと思い込んでたけど、烏丸通りはびっしりと屋台が立ち並んでいて、四条通の雰囲気とは明らかに違うね。
山(鉾の小さいやつ)も結構見たし歩くだけでも楽しい。
車に乗ってきたので、あらゆる場所で遭遇したビールが飲めなかったのが悔しかったよ。
それとひとりで行くより、誰でもいいが(理想はやはり恋人)誰かといっしょに行って、くだらないことでも話しながらそぞろ歩くのがいいですよね。