気がつけばもう9月も終わり。
暑い真っ盛りに、糺ノ森古本市へ行ったのも遠い昔のような...
みなさん、お久しぶりです。
ブログの更新はさぼってるけど、Twitterは毎日何かはつぶやいてます。
右下にも一部表示されていますね。
さて、最近のトピックスから
何と言っても驚いたのが
「iPhone5をKDDI(au)が販売へ」
である。
なななんと、Softbankの独占がついに崩れた。
スマホで出遅れたauもこれで一気に挽回か!
と思ったが、公式発表ではなく、KDDIもAppleもこの件についてはノーコメントらしい。
孫さんもしばらく眠らない日が続くのかも。
「SONYが満を持してタブレット市場へ参入」
それにしても盛り上がらないな。
iPad2発売の方が盛り上がったよね。
SONYの現物はまだ見たことはないが、たまたま発売日当日に京都ヨドバシカメラ前を通過したら、地下の店頭でこれを売っていた。
でも、販売員が2名、特に前に並ぶお客の姿もなく寂しげ
SONYのサイトで写真や仕様を見たけど、これじゃなきゃいけない理由が全く見つからない。
iPad2の方がいいよね
断然
Pages
Saturday, August 13, 2011
糺ノ森古本市
この写真は午後2時過ぎだと思うのだが、暑さもピーク、蝉の大合唱が全周囲から降り注ぐ。
この森の緑の深さがいいでしょう?
いやというほど真夏を感じることができる。
しかし、それにしても本ってたくさんある。
改めて言うまでもないが、これだけのたくさんの本があっても、手に取るものはその中の、ごくごく一部。
さらに、読むものは、さらにほーんの一部に過ぎない。
一生かかっても読む本なんて高が知れている、とここで改めて思ったわけなんですね。
この糺ノ森で。
結局4時間以上滞在して、3冊500円で買っただけ。ちょっと興味を魅かれたものもいろいろあったけど、買っても重くて持てんわ。
年かね?
Wednesday, August 03, 2011
文芸「あねもね」の読み方
電子書籍版同人誌 文芸「あねもね」であるが、電子書籍出版パブー より絶賛販売中である(なんと380円!)
売り上げは全額が東日本大震災の義援金として寄付される。
この配信はPDF版である。
ボクがこれを読む場合、iPhoneかPC(Mac)である。いちいちそのためにPCを起動するのは面倒なので、やはりiPhoneで読むことが多くなる。
しかし、ここでひとつ問題が。
50を越えてから、急速に近くのものが見えにくくなってきたのだ。
いわゆる「老眼」である。
元々かなりの近眼なので、遠くを見るとき(車の運転など)は近眼用メガネ。
近くを見るとき(読書、パソコンなど)は老眼鏡を使いわける毎日だ。
老眼鏡は、本と、(少し距離がある)PCの画面の両方がそこそこ見えるようにレンズの度を選択しているため、本の細かな文字は若干苦手なのだ。(どうしても見えない細かな文字の場合は、メガネをはずして対象物を目にぐっと近づけると、なんとか見える)
で、電子書籍だが、1ページ全体を画面いっぱいに表示させると(これが基本形)文字がかなりきびしいサイズになってしまう。
そのことをついtwitterでつぶやいたら、文芸「あねもね」の作家ご本人からRTいただいた。この場を借りて、お礼申し上げます、ありがとうございました!
そのやりとりの中で、わかってきたのは、
PDF版は文字サイズ変更は出来ない。
ページ全体を拡大することは可能。なので、ページの上下余白部分を最小限にするまで拡大すれば、「読むために上下にずらすことなく読める」最大文字サイズになる。
もしくはいっそシンプルに、読みやすい文字サイズまでぐんと拡大して、1行が一画面に表示しきれなかった場合は、その都度ぐりぐりページを上げ下げする。
そこで、iPhoneで供給されているアプリ中、どれが読みやすいかを試したのでそれを説明しよう。
試したのは次の3種類

結論から言うと、iComicが、ボクの場合一番良かった(現時点での評価。この業界は進化しているので、評価はすぐに変わる可能性がある。また、基準はボクの視力なので、ひとぞれぞれ読める文字サイズにばらつきはあろう。それを前提にお読みください)
それをもう少し詳しく説明しよう。
iBooksでは、常に上部にステイタスの表示がでているので、上下の余白をなくすようにギリギリまで拡大する(今後これを「上下ギリ拡大」と呼ぶ)とき、そもそもの拡大率が他の二つのアプリより若干小さくるので、拡大率ではiBooksやや不利。
なお、このサンプル文章は「あねもね」ではなく、ボクのブログから貼り付けたもの。「あねもね」と同程度の文字サイズになるよう作成したPDFである。
iBooksはページ送りなどの操作性はとても良かった。しかし、上下ギリ拡大しても、ページをめくると標準サイズに戻ってしまう。これでは、ページを繰るたびに、上下ギリ拡大の操作をしなければならず、これはかなり面倒。
さらに、ページ全体を左右へ平行ずらしできるタッチポイントがある。これも便利である。
(詳細はこちら参照ください)
PDF Readerはページ送りがもうひとつである。(本文をタッチすると、中途半端?な量を送ってしまう)それともう一つ、同一ページ内で上下には動かさずに、左右だけに移動させることができない。
上下にずれるたび修正するにが面倒。
途中の短編の頭出しがやりやすいのはiBooksである。
全ページをサムネイル表示できるので、あねもねの色鮮やかな各短編の表紙がすぐ見つかる。iComicはページ数を先にチェックしておいて、そのページ数へジャンプすることになる。
本文を読み始めたら、できるだけややこしい操作はしたくない。
という観点からみると、iComicの「一度拡大設定したら、その状態をできるだけキープしてくれる」という点と、上下方向にはずれにくいことがポイント高い。
しかしながら、欲を言えば「上下ギリ拡大」より、ほんのチョビッとフォントサイズが大きいとベストである。
そういう意味では、安心できる文字サイズまでページを拡大して、上下をぐりぐり動かして読む方法も、それほど悪くはない。大ざっぱな設定で読めるので。
この方法の場合は、iBooksの操作性がよかった。
番外編ということで、もうひとつの電子書籍リーダである『kindle』でも試してみた。
ボクが持っているkindle2では、日本語フォントが埋め込まれたPDFは日本語で読むことができる(kindle2は日本語対応していない。日本語対応はkindle3から)
あねもねを読ませてみた。ところが、kindle2のコントラストでは、文字が薄過ぎてとても読みづらい。
文字サイズは申し分ないので残念であった。
技術的なことは、すぐに修正されてもっと操作性がよいものがでるだろう。
電子書籍はまだ始まったばかり。
売り上げは全額が東日本大震災の義援金として寄付される。
この配信はPDF版である。
ボクがこれを読む場合、iPhoneかPC(Mac)である。いちいちそのためにPCを起動するのは面倒なので、やはりiPhoneで読むことが多くなる。
しかし、ここでひとつ問題が。
50を越えてから、急速に近くのものが見えにくくなってきたのだ。
いわゆる「老眼」である。
元々かなりの近眼なので、遠くを見るとき(車の運転など)は近眼用メガネ。
近くを見るとき(読書、パソコンなど)は老眼鏡を使いわける毎日だ。
老眼鏡は、本と、(少し距離がある)PCの画面の両方がそこそこ見えるようにレンズの度を選択しているため、本の細かな文字は若干苦手なのだ。(どうしても見えない細かな文字の場合は、メガネをはずして対象物を目にぐっと近づけると、なんとか見える)
で、電子書籍だが、1ページ全体を画面いっぱいに表示させると(これが基本形)文字がかなりきびしいサイズになってしまう。
そのことをついtwitterでつぶやいたら、文芸「あねもね」の作家ご本人からRTいただいた。この場を借りて、お礼申し上げます、ありがとうございました!
そのやりとりの中で、わかってきたのは、
PDF版は文字サイズ変更は出来ない。
ページ全体を拡大することは可能。なので、ページの上下余白部分を最小限にするまで拡大すれば、「読むために上下にずらすことなく読める」最大文字サイズになる。
もしくはいっそシンプルに、読みやすい文字サイズまでぐんと拡大して、1行が一画面に表示しきれなかった場合は、その都度ぐりぐりページを上げ下げする。
そこで、iPhoneで供給されているアプリ中、どれが読みやすいかを試したのでそれを説明しよう。
試したのは次の3種類
iBooks:iPhone標準(無料)
iComic:本来はマンガ用リーダ(85円)
PDF Reader:PDFだけでなくWord、Excelなどのファイルも表示可能(85円)
それをもう少し詳しく説明しよう。
iBooksでは、常に上部にステイタスの表示がでているので、上下の余白をなくすようにギリギリまで拡大する(今後これを「上下ギリ拡大」と呼ぶ)とき、そもそもの拡大率が他の二つのアプリより若干小さくるので、拡大率ではiBooksやや不利。
![]() |
| この画像の左半分がiBooksで、右がiComicである。 |
iBooksはページ送りなどの操作性はとても良かった。しかし、上下ギリ拡大しても、ページをめくると標準サイズに戻ってしまう。これでは、ページを繰るたびに、上下ギリ拡大の操作をしなければならず、これはかなり面倒。
その点、iComicは「拡大を保存」設定をONにしておくと、最初に設定した拡大率をずっとキープしてくれる。
さらに、ページ全体を左右へ平行ずらしできるタッチポイントがある。これも便利である。
(詳細はこちら参照ください)
PDF Readerはページ送りがもうひとつである。(本文をタッチすると、中途半端?な量を送ってしまう)それともう一つ、同一ページ内で上下には動かさずに、左右だけに移動させることができない。
上下にずれるたび修正するにが面倒。
途中の短編の頭出しがやりやすいのはiBooksである。
全ページをサムネイル表示できるので、あねもねの色鮮やかな各短編の表紙がすぐ見つかる。iComicはページ数を先にチェックしておいて、そのページ数へジャンプすることになる。
本文を読み始めたら、できるだけややこしい操作はしたくない。
という観点からみると、iComicの「一度拡大設定したら、その状態をできるだけキープしてくれる」という点と、上下方向にはずれにくいことがポイント高い。
しかしながら、欲を言えば「上下ギリ拡大」より、ほんのチョビッとフォントサイズが大きいとベストである。
そういう意味では、安心できる文字サイズまでページを拡大して、上下をぐりぐり動かして読む方法も、それほど悪くはない。大ざっぱな設定で読めるので。
この方法の場合は、iBooksの操作性がよかった。
番外編ということで、もうひとつの電子書籍リーダである『kindle』でも試してみた。
ボクが持っているkindle2では、日本語フォントが埋め込まれたPDFは日本語で読むことができる(kindle2は日本語対応していない。日本語対応はkindle3から)
あねもねを読ませてみた。ところが、kindle2のコントラストでは、文字が薄過ぎてとても読みづらい。
文字サイズは申し分ないので残念であった。
技術的なことは、すぐに修正されてもっと操作性がよいものがでるだろう。
電子書籍はまだ始まったばかり。
Tuesday, August 02, 2011
映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
実を言うと今週、わが社は夏休み。
次の日曜日まで。
今日8月1日は「映画の日」なので、1000円均一である。しかも平日。
全開土曜日の「映画の日」に映画館へのこのこでかけてえらい目にあった(長蛇の列で戦意喪失して即退却)が、今日はだいじょうぶだろう。
で、何を見るか、なのだ。
行きつけの映画館「京都シネマ」のラインナップを見る。
もうひとつ興味がわかない。
そのとき、ふと閃いたのがこれ。
「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
と言っても、内容は全く知らない。
監督は有名はストリートアーチスト(らしい)が全く知らない。
では、なんでこれが天から降りてきたかというと、甥がこれを見に行って、そのあとtwitterで「面白かった」
というつぶやいたのが頭にひっかかっていたのだ。
ここは甥の感性に(自分が合うことを)期待して、まあ合わなくても1000円だし。
関西で上映しているのは「テアトル梅田」である。梅田茶屋町のLoftと同じビルにあるらしい。
映画館なんてあったけ?と疑念を抱きつつ行ってみると
地階がテアトル梅田だった。
客の入りはほぼ満席。平日の17:25〜の回なので、働いている人はちょっと気にくい時間帯である。
1000円の効果なのか、映画が注目されているからかは定かでないが、がらがらよりは余程いい。
謎のストリートアーチスト、バンクシーの初監督作品ということで、先入観ゼロで見た。
ひとこと、「面白い!」である。
スポットが当たっているのは、ビデオ撮影マニア男、ティエリーがなぜストリートアーチストと関わるようになったかという、映像が、多くのアーチストの作業映像と共に紹介される。このあたりの映像がそもそも面白い。公共物にスプレー缶でグラフィックを描いたり作品を貼り付けるのは、基本的に犯罪であるので、警察の目をかいくぐりながら、彼らは創作を続ける。その過程をティエリーが膨大な映像に収めるのだ。次第にアーチストと交流を深めながら、ついに伝説の男、バンクシートもコンタクトに成功する。
ティエリーは最初、単なるアーチストの撮影者であり援助者だったのが、その後意外な展開をみせるのだ。
最初は小さな変化だったのが、それはどんどん大きなうねりとなり、そして...
なかなかいいテンポで、内容も映像も興味深く、音楽がまたなかなかいいね。
始まりと終わりは同じ曲だと思うのだが、とてもポップな曲というところがミソ。いかにもストリートアートっぽい音源じゃないところがいい。ポップ音楽で、滑稽さもくみとれるしね。途中の曲もラテンぽい曲があったり、重たくならないことに気を使っていることが伺われる。
アートって何だろう?という問題提起でもある。
ストリートアーチストも、彼らの「思想」があるはず。
ティエリーにはそれが欠如している。それでも売れてしまうアート業界の現実がある。
また一方で、アウトサイダーアーチストのように、アートの勉強はしていないが、強烈な「思想」を発するものもあったり。なかなか本物を見極めるのは難しいけど、逆にいうとアート業界もいろいろあって面白いのだ。
次の日曜日まで。
今日8月1日は「映画の日」なので、1000円均一である。しかも平日。
全開土曜日の「映画の日」に映画館へのこのこでかけてえらい目にあった(長蛇の列で戦意喪失して即退却)が、今日はだいじょうぶだろう。
で、何を見るか、なのだ。
行きつけの映画館「京都シネマ」のラインナップを見る。
もうひとつ興味がわかない。
そのとき、ふと閃いたのがこれ。
「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
と言っても、内容は全く知らない。
監督は有名はストリートアーチスト(らしい)が全く知らない。
では、なんでこれが天から降りてきたかというと、甥がこれを見に行って、そのあとtwitterで「面白かった」
というつぶやいたのが頭にひっかかっていたのだ。
ここは甥の感性に(自分が合うことを)期待して、まあ合わなくても1000円だし。
関西で上映しているのは「テアトル梅田」である。梅田茶屋町のLoftと同じビルにあるらしい。
映画館なんてあったけ?と疑念を抱きつつ行ってみると
地階がテアトル梅田だった。
客の入りはほぼ満席。平日の17:25〜の回なので、働いている人はちょっと気にくい時間帯である。
1000円の効果なのか、映画が注目されているからかは定かでないが、がらがらよりは余程いい。
謎のストリートアーチスト、バンクシーの初監督作品ということで、先入観ゼロで見た。
ひとこと、「面白い!」である。
スポットが当たっているのは、ビデオ撮影マニア男、ティエリーがなぜストリートアーチストと関わるようになったかという、映像が、多くのアーチストの作業映像と共に紹介される。このあたりの映像がそもそも面白い。公共物にスプレー缶でグラフィックを描いたり作品を貼り付けるのは、基本的に犯罪であるので、警察の目をかいくぐりながら、彼らは創作を続ける。その過程をティエリーが膨大な映像に収めるのだ。次第にアーチストと交流を深めながら、ついに伝説の男、バンクシートもコンタクトに成功する。
ティエリーは最初、単なるアーチストの撮影者であり援助者だったのが、その後意外な展開をみせるのだ。
最初は小さな変化だったのが、それはどんどん大きなうねりとなり、そして...
なかなかいいテンポで、内容も映像も興味深く、音楽がまたなかなかいいね。
始まりと終わりは同じ曲だと思うのだが、とてもポップな曲というところがミソ。いかにもストリートアートっぽい音源じゃないところがいい。ポップ音楽で、滑稽さもくみとれるしね。途中の曲もラテンぽい曲があったり、重たくならないことに気を使っていることが伺われる。
アートって何だろう?という問題提起でもある。
ストリートアーチストも、彼らの「思想」があるはず。
ティエリーにはそれが欠如している。それでも売れてしまうアート業界の現実がある。
また一方で、アウトサイダーアーチストのように、アートの勉強はしていないが、強烈な「思想」を発するものもあったり。なかなか本物を見極めるのは難しいけど、逆にいうとアート業界もいろいろあって面白いのだ。
Saturday, July 30, 2011
文芸あねもね
「文芸あねもね」という同人誌が創刊された。
同人誌という言葉はもちろん知っているが、ここで改めて辞書を引いて意味をみてみよう。
大辞林 iPhone版 によると
「主義・志などを同じくする人たちが、自分たちの作品の発表の場として共同で編集する雑誌。」
とある。
なるほど、まさしくその通りだなと思った。
この文芸誌を知ったきっかけはなんだったか、twitterで豊島ミホさんに関する書き込みを見つけたからだったか。
長らく作家活動を休んでいた(この活動は臨時営業らしい)豊島さんのブログには、
東日本大震災をきっかけに、同人誌「文芸あねもね」を立ち上げると書き込まれていた。
売り上げは全て議損金として寄付される。
しかも10人の女性作家の物語が収録されて 380円!
安い!
今回は紙の本ではなく、電子書籍のみで出版される。
従来の印刷よりもコストがかからず、手間もたぶんかからないだろう。
出版されて、ボクも購入して読み始めたのだが、
「ちょっと字が小さくて読みづらい」
とtwitterでつぶやいたら、すぐに作家ご本人からいろいろな反応をいただいてびっくりした。
このあたり、作家自身が供給と直結していることも楽しいではないか。
まだまだ始まったばかりのメディアであるが、なんかわくわくしながら見ているのだ。
同人誌という言葉はもちろん知っているが、ここで改めて辞書を引いて意味をみてみよう。
大辞林 iPhone版 によると
「主義・志などを同じくする人たちが、自分たちの作品の発表の場として共同で編集する雑誌。」
とある。
なるほど、まさしくその通りだなと思った。
この文芸誌を知ったきっかけはなんだったか、twitterで豊島ミホさんに関する書き込みを見つけたからだったか。
長らく作家活動を休んでいた(この活動は臨時営業らしい)豊島さんのブログには、
東日本大震災をきっかけに、同人誌「文芸あねもね」を立ち上げると書き込まれていた。
売り上げは全て議損金として寄付される。
しかも10人の女性作家の物語が収録されて 380円!
安い!
今回は紙の本ではなく、電子書籍のみで出版される。
従来の印刷よりもコストがかからず、手間もたぶんかからないだろう。
この立ち上げの様子が、ブログやtwitterにリアルタイムで書き込まれる。それを見ていると、辞書に書かれているとおりに雑誌が立ち上がっていくのがわかるのだ。
これがなかなか面白い。
出版されて、ボクも購入して読み始めたのだが、
「ちょっと字が小さくて読みづらい」
とtwitterでつぶやいたら、すぐに作家ご本人からいろいろな反応をいただいてびっくりした。
このあたり、作家自身が供給と直結していることも楽しいではないか。
まだまだ始まったばかりのメディアであるが、なんかわくわくしながら見ているのだ。
Wednesday, July 20, 2011
ようこそ OS X Lion
いつものように、突然発売になった。
Macの OS X Lion
ただいま、ダウンロード中であるが、データが重たい上にアクセスが集中してると思われる。
なかなか進まない。
でも、楽しみだなあ
なんせ、Lionである。百獣の王である。
と言っても、中身をあまり詳しくは知らない。
それでもなんだかわくわくしちゃうのがMacである。
業務で使っているWindowsだと、新しいOSがでると憂鬱になる。
基幹システムのOS対応や検証作業が山のようにやってくるから
IT、システム関係の業務を担当している身には新OSはつらいのである
ダウンロードバーはようやく半分まできましたよ
Macの OS X Lion
ただいま、ダウンロード中であるが、データが重たい上にアクセスが集中してると思われる。
なかなか進まない。
でも、楽しみだなあ
なんせ、Lionである。百獣の王である。
と言っても、中身をあまり詳しくは知らない。
それでもなんだかわくわくしちゃうのがMacである。
業務で使っているWindowsだと、新しいOSがでると憂鬱になる。
基幹システムのOS対応や検証作業が山のようにやってくるから
IT、システム関係の業務を担当している身には新OSはつらいのである
ダウンロードバーはようやく半分まできましたよ
Saturday, July 16, 2011
京都の盛夏
今晩は祇園祭の宵山である。
土曜日の宵山、しかも好天ということですごい人出であろう。
京都の盛夏はこの祇園祭ではないかと思う。
梅雨から、バタンと反転したように、一気に真夏へと切り替わる。今年は特にバタンがはっきりしている。
いつもの英会話教室が終わった後、地下鉄で四条烏丸へ向かった。
途中の京都駅で、どっと人が乗り込んできて、その中には浴衣姿の女性も多い。
四条駅に着いてみると、想像より人出は少なかったが、それでも通常の週末と比較するとべらぼーに多い。
そこから河原町通へ向かって四条通りを歩くのだが、なかなか速くは歩けない。30分ぐらいかかっただろうか。河原町OPAのタワーレコードへ到着。
なにもこんな時にタワレコへ行かなくても、と誰しも思うでしょう。
ボクも思う。
でも行ってしまったのだ、最近行ってなかったからね。
結局祇園祭で見たのは、大丸前の長刀鉾(写真)だけ(毎年たいていそんなもの)
1枚買って、ホコ天になる前に脱出したのだ。
わざわざ行って買ったCDがかなり良かった。
アフリカの超人、フェラ・クティの息子。伝統を引き継ぎながら、現代性も感じる暑苦しいエネルギッシュな演奏。この手の音楽で、トランペットのソロが新鮮。
これ ↓
From Africa With Fury: Rise
Seun Kuti

ついでに言うと、その前にAmazonで買ったこれも、気に入っている↓
大御所ブッカー・T・ジョーンズのハモンドオルガンがかっちょいい。
Road from Memphis
Booker T. Jones

もひとつおまけにこれ↓
どこかの宗教を思わせる、ステージ上のメンバーが全員真っ白な服装である。ポイントはダンサーの3人。さすがにバーン、へんなダンスを踊らせる。一曲ごとに趣向を凝らす。
【日本語字幕入・日本版】ライド・ライズ・ロウアー/デヴィッド・バーン [DVD]
土曜日の宵山、しかも好天ということですごい人出であろう。
京都の盛夏はこの祇園祭ではないかと思う。
梅雨から、バタンと反転したように、一気に真夏へと切り替わる。今年は特にバタンがはっきりしている。
いつもの英会話教室が終わった後、地下鉄で四条烏丸へ向かった。
途中の京都駅で、どっと人が乗り込んできて、その中には浴衣姿の女性も多い。
四条駅に着いてみると、想像より人出は少なかったが、それでも通常の週末と比較するとべらぼーに多い。
そこから河原町通へ向かって四条通りを歩くのだが、なかなか速くは歩けない。30分ぐらいかかっただろうか。河原町OPAのタワーレコードへ到着。
なにもこんな時にタワレコへ行かなくても、と誰しも思うでしょう。
ボクも思う。
でも行ってしまったのだ、最近行ってなかったからね。
結局祇園祭で見たのは、大丸前の長刀鉾(写真)だけ(毎年たいていそんなもの)
1枚買って、ホコ天になる前に脱出したのだ。
わざわざ行って買ったCDがかなり良かった。
アフリカの超人、フェラ・クティの息子。伝統を引き継ぎながら、現代性も感じる暑苦しいエネルギッシュな演奏。この手の音楽で、トランペットのソロが新鮮。
これ ↓
From Africa With Fury: Rise
Seun Kuti
ついでに言うと、その前にAmazonで買ったこれも、気に入っている↓
大御所ブッカー・T・ジョーンズのハモンドオルガンがかっちょいい。
Road from Memphis
Booker T. Jones
もひとつおまけにこれ↓
どこかの宗教を思わせる、ステージ上のメンバーが全員真っ白な服装である。ポイントはダンサーの3人。さすがにバーン、へんなダンスを踊らせる。一曲ごとに趣向を凝らす。
【日本語字幕入・日本版】ライド・ライズ・ロウアー/デヴィッド・バーン [DVD]
Sunday, July 03, 2011
暑い夏にぴったり
毎日暑いね、あちこちでクール××流行りだけど、気分をリラックスして少しでも気持ちよくなろう。
50代ともなれば、なかなか新しいものを受け付けにくくなる。
全く新しいかというと、ベースは1960年代なんだけど、歌っているのは若い世代である。
ということで、最近気に入ってよく聴いているものを少しだけ紹介。
2009年の「Diane Birch」
キャロル・キングの再来と言われているが、ファーストアルバム以降なかなか次がでてこないのが、若干気掛かりではある。
メロディーはなかなかいいね。
そして、「She & him」と「Rumer」の二組のミュージシャン。
この二組がボクの最近のヘビーローテーションなのだ。
She & him は男女二人組であるが、ボーカルのゾーイ・デシャネルは女優としても活動していて、美声ではないがキュートな歌声が魅力的。見た目のかわいさもそこそこってところが好感度高い。
プロモーションビデオの詰めの甘さも、全体的な緩さとマッチしている。
もちろん曲はポップでいい感じ。
2枚目のほうがボクは好き。
Rumerは、少し前にTower Recordでプッシュされていて、店頭試聴して気に入ったのだが、こちらは典型的な美声。
カレン・カーペンターの再来とも言われている(見た目は全然違うけど)
バート・バカラックの「Alfie」をカバーしている。
ビーチボーイズの「The Warmth of the Sun」、ジミー・ウェッブの「The Moon's a Harsh Mistress」なども歌っている。
She & him もブライアン・ウィルソンをカバーしているね。
結局それ(ブライアン)かよ、と言うなかれ。
音楽はこうして新しい世代に引き継がれ、新たなエッセンスも与えられていくのだ。
50代ともなれば、なかなか新しいものを受け付けにくくなる。
全く新しいかというと、ベースは1960年代なんだけど、歌っているのは若い世代である。
ということで、最近気に入ってよく聴いているものを少しだけ紹介。
2009年の「Diane Birch」
キャロル・キングの再来と言われているが、ファーストアルバム以降なかなか次がでてこないのが、若干気掛かりではある。
メロディーはなかなかいいね。
そして、「She & him」と「Rumer」の二組のミュージシャン。
この二組がボクの最近のヘビーローテーションなのだ。
She & him は男女二人組であるが、ボーカルのゾーイ・デシャネルは女優としても活動していて、美声ではないがキュートな歌声が魅力的。見た目のかわいさもそこそこってところが好感度高い。
プロモーションビデオの詰めの甘さも、全体的な緩さとマッチしている。
もちろん曲はポップでいい感じ。
2枚目のほうがボクは好き。
Rumerは、少し前にTower Recordでプッシュされていて、店頭試聴して気に入ったのだが、こちらは典型的な美声。
カレン・カーペンターの再来とも言われている(見た目は全然違うけど)
バート・バカラックの「Alfie」をカバーしている。
ビーチボーイズの「The Warmth of the Sun」、ジミー・ウェッブの「The Moon's a Harsh Mistress」なども歌っている。
She & him もブライアン・ウィルソンをカバーしているね。
結局それ(ブライアン)かよ、と言うなかれ。
音楽はこうして新しい世代に引き継がれ、新たなエッセンスも与えられていくのだ。
Saturday, July 02, 2011
7月になって楽しみなこと
ひとつは、MAC OS X Lionが発売になること。
ユーザーインターフェースがiPhone、iPadに接近するということで、ますますAppleイズムは盤石になりそう。
もうひとつは「文芸あねもね」が発売になる。
これは電子版の同人誌である。
東北大震災をきっかけに何かをしたいと集まった10名の女性作家が起こしたもの。
この中に、筆を折って久しい豊島ミホさんがいるのだ。
本人いわく「臨時営業中」だということだが、何はともあれ久しぶりに読めるのはうれしい。
さらに柚木麻子さん、山本文緒さん、宮木あや子さんも執筆陣に名前があるのだ。読んだことがない作家もいるが、そちらもどんな作品か興味があるところ。
「文芸あねもね」は電子書籍パブーで7/15発売です。
以上 7月のささやかな楽しみ二点でした。
ユーザーインターフェースがiPhone、iPadに接近するということで、ますますAppleイズムは盤石になりそう。
もうひとつは「文芸あねもね」が発売になる。
これは電子版の同人誌である。
東北大震災をきっかけに何かをしたいと集まった10名の女性作家が起こしたもの。
この中に、筆を折って久しい豊島ミホさんがいるのだ。
本人いわく「臨時営業中」だということだが、何はともあれ久しぶりに読めるのはうれしい。
さらに柚木麻子さん、山本文緒さん、宮木あや子さんも執筆陣に名前があるのだ。読んだことがない作家もいるが、そちらもどんな作品か興味があるところ。
「文芸あねもね」は電子書籍パブーで7/15発売です。
以上 7月のささやかな楽しみ二点でした。
道を聞かれること
佐々木俊尚さんのtwitterで知った、クローズアップ現代の書き起こし → 「ドナルド・キーン氏は日本人の何に感動したのか」http://j.mp/jFQ9u9
東北大震災をきっかけに日本国籍を取得されたのだ。現在89歳である。
60年以上に渡って日本文学や文化を研究されている方なので、日本人については日本人以上に詳しいとも言える。
ちょっとしたことがうれしったり、心に残ったりするというのだが、そのエピソードがいいのだ。
その中に、こんな話がある。
5年ほど前に地下鉄で日本人女性から道を尋ねられたことが、とてもうれしかった。
外国人じゃなくて、ひとりの人間として見てもらえたと感じたから。
尋ねた方は、とくに意識しないでただ行き方を尋ねただけだったのだろうが、聞かれた方にとっては、感動的な出来事になっていつまでも心に残る、ということが面白いのだ。
この放送は残念ながら見なかったのだが、クローズアップ現代は、NHKしかできない面白い番組だと思う。
東北大震災をきっかけに日本国籍を取得されたのだ。現在89歳である。
60年以上に渡って日本文学や文化を研究されている方なので、日本人については日本人以上に詳しいとも言える。
ちょっとしたことがうれしったり、心に残ったりするというのだが、そのエピソードがいいのだ。
その中に、こんな話がある。
5年ほど前に地下鉄で日本人女性から道を尋ねられたことが、とてもうれしかった。
外国人じゃなくて、ひとりの人間として見てもらえたと感じたから。
尋ねた方は、とくに意識しないでただ行き方を尋ねただけだったのだろうが、聞かれた方にとっては、感動的な出来事になっていつまでも心に残る、ということが面白いのだ。
この放送は残念ながら見なかったのだが、クローズアップ現代は、NHKしかできない面白い番組だと思う。
Friday, July 01, 2011
すでに夏の暑さ
梅雨空はどこへいったのか?
このところ連日の猛暑である。
しかも節電モードで、冷房温度を下げられないのだ。
なんとかしないと、屋内熱中症になりかねない。
節電といえば、ボクの会社でも節電対策をいろいろと打ち出している。
電力消費の多い夏の平日出勤日を減らすために、土曜日出勤月曜休日が設定された。
まあ、わずかに二日だけなので、実質の効果はさほど期待できないように思う。
もうひとつは、昼休憩時間のシフトである。
今日からは、昼休みが12:45〜になる。
通勤時間が長いボクは、6時台には朝食をとってしまうので、昼ご飯が待ち遠しいことになりそうだ。
さて夏を乗り切れるのか?
このところ連日の猛暑である。
しかも節電モードで、冷房温度を下げられないのだ。
なんとかしないと、屋内熱中症になりかねない。
節電といえば、ボクの会社でも節電対策をいろいろと打ち出している。
電力消費の多い夏の平日出勤日を減らすために、土曜日出勤月曜休日が設定された。
まあ、わずかに二日だけなので、実質の効果はさほど期待できないように思う。
もうひとつは、昼休憩時間のシフトである。
今日からは、昼休みが12:45〜になる。
通勤時間が長いボクは、6時台には朝食をとってしまうので、昼ご飯が待ち遠しいことになりそうだ。
さて夏を乗り切れるのか?
Monday, June 06, 2011
iPhoneカレンダー
昨年の11月にiPhoneを買って、約半年が経過した。
半年経っても、楽しいな。
楽しいだけでなく、せっかく買ったので、仕事にも使えないかといろいろ試している。
まずは簡単に使えそうなのが予定管理。
iPhoneカレンダーに予定を入れ出したのは4月ごろからなのだが、さっきようやくGoogleカレンダーとの同期方法が理解できた(と思う) だいぶ勘違いしていて、本格的に使う踏ん切りがつかなかったのだ。
複数のカレンダーで内容の同期ができると、
会社のPCではGoogleカレンダー
自宅のMacではiCal(Macに標準付属しているカレンダー機能)
そしてiPhoneカレンダー
これら3つがどれで追加しても同期する(のだと思っている)ことになれば、ますます手帖からの移行が加速しそう。
アラームでお知らせしてくれるので、忘れ防止対策にもなる。
怖いのは、Googleのサーバに障害が起きたとき。
そのために予定がわからなくなることなんて想像したくもない。
半年経っても、楽しいな。
楽しいだけでなく、せっかく買ったので、仕事にも使えないかといろいろ試している。
まずは簡単に使えそうなのが予定管理。
iPhoneカレンダーに予定を入れ出したのは4月ごろからなのだが、さっきようやくGoogleカレンダーとの同期方法が理解できた(と思う) だいぶ勘違いしていて、本格的に使う踏ん切りがつかなかったのだ。
複数のカレンダーで内容の同期ができると、
会社のPCではGoogleカレンダー
自宅のMacではiCal(Macに標準付属しているカレンダー機能)
そしてiPhoneカレンダー
これら3つがどれで追加しても同期する(のだと思っている)ことになれば、ますます手帖からの移行が加速しそう。
アラームでお知らせしてくれるので、忘れ防止対策にもなる。
怖いのは、Googleのサーバに障害が起きたとき。
そのために予定がわからなくなることなんて想像したくもない。
Saturday, June 04, 2011
梅雨の合間
今週初めに留学していた娘が10ヶ月ぶりに帰ってきた。
久しぶりにわが家はフルメンバー集合で、にぎやかな毎日である。
二人の娘達は、講義、部活、就活と多忙な毎日を過している。
話は変わるが、社内公用語を英語にシフトしたり、TOEIC点数を入社や昇格の要件に採用する会社が増えているが、その流行にうちの会社も乗っかって、このところTOEICが大フィーチャーされている。
社内でも年に数回受験できるようになったし、1回/年は外部受験でも受験料を補助してもらえる。
とうことで、ボクも数年ぶりに先週受験(外部)した。
台風が接近していた日曜日、大雨風のなか出かけていったのだ。
多くの若者のなか、ちらほらとボクと同世代も見かけられる。
これで4回目の受験とはいっても、結構緊張するなあ。
通路を挟んで隣に座っていた女性(若い目)が、試験中に全く鉛筆を動かしている気配がないのである。
2時間のあいだずっと。
試験放棄?謎の女性であった。
結果は1ヶ月後。
その後、京都府庁旧本館で空気公団のイベントへ。
もう下半身は雨でぐっしょりである。
しかも時間がなくて、かなり急いだので、汗もかいて上半身もぐっしょり。
京都府庁旧本館は、歴史ある建築物で重要文化財であるらしい。
しかし、雨でこんな状態になっているのでそれを鑑賞する余裕がない。
イベントは、いつもの空気公団のように、しずかな時間が過ぎていく。
疲労困ぱい(試験で集中力を使い果たしているし)で、音楽も気持ちよすぎて、ついうとうと。
帰る頃には雨もあがり、なんだかすっきりした気分で家路へ。
久しぶりにわが家はフルメンバー集合で、にぎやかな毎日である。
二人の娘達は、講義、部活、就活と多忙な毎日を過している。
話は変わるが、社内公用語を英語にシフトしたり、TOEIC点数を入社や昇格の要件に採用する会社が増えているが、その流行にうちの会社も乗っかって、このところTOEICが大フィーチャーされている。
社内でも年に数回受験できるようになったし、1回/年は外部受験でも受験料を補助してもらえる。
とうことで、ボクも数年ぶりに先週受験(外部)した。
台風が接近していた日曜日、大雨風のなか出かけていったのだ。
多くの若者のなか、ちらほらとボクと同世代も見かけられる。
これで4回目の受験とはいっても、結構緊張するなあ。
通路を挟んで隣に座っていた女性(若い目)が、試験中に全く鉛筆を動かしている気配がないのである。
2時間のあいだずっと。
試験放棄?謎の女性であった。
結果は1ヶ月後。
その後、京都府庁旧本館で空気公団のイベントへ。
もう下半身は雨でぐっしょりである。
しかも時間がなくて、かなり急いだので、汗もかいて上半身もぐっしょり。
京都府庁旧本館は、歴史ある建築物で重要文化財であるらしい。
しかし、雨でこんな状態になっているのでそれを鑑賞する余裕がない。
イベントは、いつもの空気公団のように、しずかな時間が過ぎていく。
疲労困ぱい(試験で集中力を使い果たしているし)で、音楽も気持ちよすぎて、ついうとうと。
帰る頃には雨もあがり、なんだかすっきりした気分で家路へ。
Tuesday, May 24, 2011
5月も終盤
だというのに、今日は寒かった。
今年は、自然現象がなんだかおかしい。
冬は例年になく雪が多かった(職場が、彦根という関西では雪が多い地方なのだ)
春はなかなか来ないで寒い日が続いたかと思うと、3.11に大震災
そうこうするうち、春を飛ばしていきなり夏のような暑さ
そして今日は5月も終わりかけなのに、寒かった。セーター着たいぐらい。
雨もよく降った
今年の夏は猛暑だろうか
節電してて耐えれるか
今年は、自然現象がなんだかおかしい。
冬は例年になく雪が多かった(職場が、彦根という関西では雪が多い地方なのだ)
春はなかなか来ないで寒い日が続いたかと思うと、3.11に大震災
そうこうするうち、春を飛ばしていきなり夏のような暑さ
そして今日は5月も終わりかけなのに、寒かった。セーター着たいぐらい。
雨もよく降った
今年の夏は猛暑だろうか
節電してて耐えれるか
Saturday, May 07, 2011
このブログにもtwitterを貼り付けているので読まれた方もいると思うが、どちらかというとつぶやくよりも人のつぶやきを読んでることの方がまだまだ多いのである。
いまボクがフォローしているのが285人。
興味深い情報にいち速く当たる確率はかなり高いと思う。たまに間違った情報もあるのだが。
そんななかで特に最近楽しみに見ているのが、桜庭一樹さんと宮下奈都さんの二人の作家のtwitter。
桜庭さんは実をいうと、本業の作品をまだ一度も読んだことはない。
タダで読めるtwitterだけで楽しんで申し訳ないのだが、面白いので仕方がない。
twitterの特徴としては、ほとんど他人とのやり取りがなくひたすらひとりでつぶやくスタイル。
昼過ぎに起き出して、缶詰め(こもって執筆活動)、夜はカレーを食べながら(かなりカレーがお好きらしい)映画鑑賞。
桜庭さんの生活パターンはだいたいこれ(ボクが決めつけるのもなんだが)
一方の宮下さんは、twitterのやり方は対照的。
人とのやり取りがものすごく多い。
ボクが作品読んだとつぶやくと、すぐに返信してもらえる。
時折披露される3人兄妹の末娘さん(小学生低学年)の言動がた可愛くておかしい。
twitter上にも彼女のファンは多いのだ。
こんなに面白いのだったら、お二方のつぶやきだけをまとめて読んだらいいと思うでしょう。そういう読み方も確かにできるのだが、それよりもTL(タイムラインのこと。フォローしている人のつぶやきが時系列に流れてくる)の中で、ぽつりぽつりと見つけて読むのがよりいっそう楽しいのだ。
いまボクがフォローしているのが285人。
興味深い情報にいち速く当たる確率はかなり高いと思う。たまに間違った情報もあるのだが。
そんななかで特に最近楽しみに見ているのが、桜庭一樹さんと宮下奈都さんの二人の作家のtwitter。
桜庭さんは実をいうと、本業の作品をまだ一度も読んだことはない。
タダで読めるtwitterだけで楽しんで申し訳ないのだが、面白いので仕方がない。
twitterの特徴としては、ほとんど他人とのやり取りがなくひたすらひとりでつぶやくスタイル。
昼過ぎに起き出して、缶詰め(こもって執筆活動)、夜はカレーを食べながら(かなりカレーがお好きらしい)映画鑑賞。
桜庭さんの生活パターンはだいたいこれ(ボクが決めつけるのもなんだが)
一方の宮下さんは、twitterのやり方は対照的。
人とのやり取りがものすごく多い。
ボクが作品読んだとつぶやくと、すぐに返信してもらえる。
時折披露される3人兄妹の末娘さん(小学生低学年)の言動がた可愛くておかしい。
twitter上にも彼女のファンは多いのだ。
こんなに面白いのだったら、お二方のつぶやきだけをまとめて読んだらいいと思うでしょう。そういう読み方も確かにできるのだが、それよりもTL(タイムラインのこと。フォローしている人のつぶやきが時系列に流れてくる)の中で、ぽつりぽつりと見つけて読むのがよりいっそう楽しいのだ。
Sunday, April 24, 2011
最近読んだ本
わりと最近読んだ本をまとめて紹介
『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文藝春秋)
現実にはありえない設定(巫女さんのような衣装を着た少女探偵見習いが事件解決する)を、楽しめるかどうか。
これを嬉々として手に取るミステリー通は、かなり楽しめるはず。
推理小説の様式美好きは、大どんでん返しもあって、まちがいなく楽しめるはず。
ボクも楽しみました。
『スウェーデンの四季暦』文・訓覇法子、絵・ルー・モッスベリィ(東京書籍)
スウェーデンの絵日記。
イラストが淡い感じで優しくて北欧への旅愁を誘う。
北欧の旅のあとで読んだので、よりいっそう楽しめた。
『本は、これから』池澤夏樹編(岩波新書)
電子書籍元年と言われる2010年、いろいろな人が「本」について語ったエッセイ集。
印象的だったのは内田樹のこの一文
「読書とはトンネル工事のように、お終い(最終ページ)を常に意識しながら読み進めるものだ。電子書籍の欠点のひとつは、お終いが見えないこと。全体の中で、いま自分がどのあたりにいるのかがわからない」
さすがに面白いこと言うなあ。
しかも共感できるしね。
『ことばと思考』今井むつみ(岩波新書)
鈴木孝夫から興味を持ったことばの世界。
本書では「違う言語を話す人は、違った世界を見ているのか?」ということを扱っている。
これだけで、面白そうと思ったあなた、ぜひ読んでみてください。
著者が、仮説をどうやって検証していくのか、その実験方法もなかなか興味深い。
『連続殺人鬼カエル男』中山七里(宝島文庫)
なんだこのタイトル。
前作『さよならドビュッシー』が結構面白かったので、つい手に取ってしまった。
音楽ミステリーの前作から一変して、猟奇連続殺人を扱った本書、全然作風が違うことにビックリ。
どんでん返しもあるし、エグイ話が大丈夫なミステリーマニア向け。
『意中の建築 上下巻』中村好文(新潮社)
建築家である著者が、タイトル通りに意中の建築を世界中に訪ね歩く。
その建造物のどこが魅力的なのかを、丁寧な文章と写真、手書きイラスト(これはもちろん著者)でわかりやすく紹介してくれる。書籍も大判の判型なので、ゆったりとした気分で楽しめる。
建築が本業の著者なのでイラストはもちろん素晴らしいのだが、文章が優しくって、人柄が表れていてボクは好き。
どの建築もいわゆる観光地でないものが多いので、余程の機会がなければ実際には見ることはないかもしれないが、この目で見たいと強く思わせる。
『日本はスウェーデンになるべきか』高岡望
ボクの出身高校の同窓会HPで紹介されていたので手とってみた。
要するに同窓生の書いた本である(しかも一期下なので、同じ期間に在学していたことになる)
内容もなかなか興味魅かれる。
スウェーデンのひとたち、まじめなんだね。日本と比べて人口が少ないという決定的な違いもあるけど、いろいろなもののシステムをよく考えてある。
『楽園 上・下』宮部みゆき(文藝春秋)
最近の宮部みゆきは時代小説ばかり読んでいて、現代ミステリーものは『模倣犯』か、『理由』以降読んでいなかったように思う。
時代小説はホントに面白くて泣けるし、当代随一だと思う。
それで久しぶりに読んでみたら、やっぱり宮部さんは何を書いても一流の物語作家だと、いまさらながら認識した。
冒頭、事故で亡くなった少年が、人の思いを読む特殊な能力の持ち主であるという、興味を引かせる設定を提示する。すると、話しは少年から離れて思わぬ方向へ展開していく。読者はいい意味で裏切られるわけだ。
このあたりの展開と全体の構成(ちゃんと最後には少年に戻っていく)、登場人物の設定と配置、ずべてに目が行き届いている。
『フォントのふしぎ』小林章(美術出版社)
ドイツ、ライノタイプ社で欧文フォントのデザインをしている日本人の著者が、一般向けにフォントの魅力を伝える、写真たっぷりの本。
日本人でありながら、欧文フォントをデザインしているっていうのがまず驚きだ。
それはさておき、本書に書かれているような、ちょっとしたことを知った上で欧文の本や看板を見ると、よりいっそう世界が面白く見える。ヨーロッパの至るところにあふれているヘルベチカという書体や、ひとつのタイトルを表すのに複数の書体を組み合わせて、デザイナの思いを実現するなど、フォントも奥が深い。
『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文藝春秋)
現実にはありえない設定(巫女さんのような衣装を着た少女探偵見習いが事件解決する)を、楽しめるかどうか。
これを嬉々として手に取るミステリー通は、かなり楽しめるはず。
推理小説の様式美好きは、大どんでん返しもあって、まちがいなく楽しめるはず。
ボクも楽しみました。
『スウェーデンの四季暦』文・訓覇法子、絵・ルー・モッスベリィ(東京書籍)
スウェーデンの絵日記。
イラストが淡い感じで優しくて北欧への旅愁を誘う。
北欧の旅のあとで読んだので、よりいっそう楽しめた。
『本は、これから』池澤夏樹編(岩波新書)
電子書籍元年と言われる2010年、いろいろな人が「本」について語ったエッセイ集。
印象的だったのは内田樹のこの一文
「読書とはトンネル工事のように、お終い(最終ページ)を常に意識しながら読み進めるものだ。電子書籍の欠点のひとつは、お終いが見えないこと。全体の中で、いま自分がどのあたりにいるのかがわからない」
さすがに面白いこと言うなあ。
しかも共感できるしね。
『ことばと思考』今井むつみ(岩波新書)
鈴木孝夫から興味を持ったことばの世界。
本書では「違う言語を話す人は、違った世界を見ているのか?」ということを扱っている。
これだけで、面白そうと思ったあなた、ぜひ読んでみてください。
著者が、仮説をどうやって検証していくのか、その実験方法もなかなか興味深い。
『連続殺人鬼カエル男』中山七里(宝島文庫)
なんだこのタイトル。
前作『さよならドビュッシー』が結構面白かったので、つい手に取ってしまった。
音楽ミステリーの前作から一変して、猟奇連続殺人を扱った本書、全然作風が違うことにビックリ。
どんでん返しもあるし、エグイ話が大丈夫なミステリーマニア向け。
『意中の建築 上下巻』中村好文(新潮社)
建築家である著者が、タイトル通りに意中の建築を世界中に訪ね歩く。
その建造物のどこが魅力的なのかを、丁寧な文章と写真、手書きイラスト(これはもちろん著者)でわかりやすく紹介してくれる。書籍も大判の判型なので、ゆったりとした気分で楽しめる。
建築が本業の著者なのでイラストはもちろん素晴らしいのだが、文章が優しくって、人柄が表れていてボクは好き。
どの建築もいわゆる観光地でないものが多いので、余程の機会がなければ実際には見ることはないかもしれないが、この目で見たいと強く思わせる。
『日本はスウェーデンになるべきか』高岡望
ボクの出身高校の同窓会HPで紹介されていたので手とってみた。
要するに同窓生の書いた本である(しかも一期下なので、同じ期間に在学していたことになる)
内容もなかなか興味魅かれる。
スウェーデンのひとたち、まじめなんだね。日本と比べて人口が少ないという決定的な違いもあるけど、いろいろなもののシステムをよく考えてある。
『楽園 上・下』宮部みゆき(文藝春秋)
最近の宮部みゆきは時代小説ばかり読んでいて、現代ミステリーものは『模倣犯』か、『理由』以降読んでいなかったように思う。
時代小説はホントに面白くて泣けるし、当代随一だと思う。
それで久しぶりに読んでみたら、やっぱり宮部さんは何を書いても一流の物語作家だと、いまさらながら認識した。
冒頭、事故で亡くなった少年が、人の思いを読む特殊な能力の持ち主であるという、興味を引かせる設定を提示する。すると、話しは少年から離れて思わぬ方向へ展開していく。読者はいい意味で裏切られるわけだ。
このあたりの展開と全体の構成(ちゃんと最後には少年に戻っていく)、登場人物の設定と配置、ずべてに目が行き届いている。
『フォントのふしぎ』小林章(美術出版社)
ドイツ、ライノタイプ社で欧文フォントのデザインをしている日本人の著者が、一般向けにフォントの魅力を伝える、写真たっぷりの本。
日本人でありながら、欧文フォントをデザインしているっていうのがまず驚きだ。
それはさておき、本書に書かれているような、ちょっとしたことを知った上で欧文の本や看板を見ると、よりいっそう世界が面白く見える。ヨーロッパの至るところにあふれているヘルベチカという書体や、ひとつのタイトルを表すのに複数の書体を組み合わせて、デザイナの思いを実現するなど、フォントも奥が深い。
Saturday, April 09, 2011
1981年3月21日
これは3/21に書いていたのだが、公開の機会を逃してしまった。
4月になってとりあえず公開。
−−−−−−−−−
30年前のこの日に発売されたものがあります。
日本の、いや世界のと言ってもいいでしょう、ロック・ポップス史上に燦然と輝くこのアルバム
『 A LONG VACATION 』であります。
日本のポップマエストロ大滝詠一が、総力を結集して作成した素晴らしいエバーグリーンな芸術です。
相撲やスポーツで大切な事としてよく言われる
心技体
が、見事に最高のレベルで決まったアルバムでした。
ボクも発売と同時に買いました。
LPレコードであります。
どれだけの回数レコード針を落としたことでしょうか。
1981年当時、ボクは大学生でした。翌年卒業、そして社会へと船出していく、そんなタイミングでした。
と、格好つけて書き出したけど、実を言うとその時のことはあまり記憶に無いんだよね。
たぶん、当時住んでた立川で買ったんだったか。
春休みなので大学の生協では買ってないとは思うのだが...
毎日のように聞いていたのは事実である。
このアルバムは、それまでの大滝詠一のアルバムとはちょっと違うなと感じていた。
まずはジャケットデザインが、それまでの中山泰から永井博に代わった。
ボクは中山泰のデザインがすごく好きだったので、ちょっと気取った印象を受けた。
全曲の作詞をかつての相棒、松本隆に依頼した。
趣味性を押さえて本気で作ってみようとしたのかもしれない。
そしたらこんなすごいものができてしまった。
3年後にリリースした『EACH TIMES』も同じ流れで、クオリティも全く落ちることなく作られていた。
大滝詠一のイメージは、ロンバケで固まってしまった。
それが良かったのか、悪かったのか。
2011年3月21日
『A LONG VACATION』30周年記念盤が発売
改めて聞く。
いや、やはりすごい。
鮮度落ちてない。
そして、今回の目玉でもある2枚目のCD。
TRACK集である。
いわゆる「カラオケ」
歌声を全て抜いた純粋演奏だけバージョン。
演奏の音の隅々まで聞いてみると、この音達の気持ちのいいこと。
しかし、あえてここで言いたいのだが、大滝詠一を大滝詠一たらしめているのは、「ロンバケ」に至るまでの大量生産時代の「Niagara record」群であると。
趣味性全開の多彩な音楽の闇鍋、意味よりもだじゃれの歌詞、ポップス・ロックへの博覧強記ぶり
これらが、底なしの深さを与えているのである。
さて、今夜は30年前に思いを馳せてロンバケを聞いて寝よう。
4月になってとりあえず公開。
−−−−−−−−−
30年前のこの日に発売されたものがあります。
日本の、いや世界のと言ってもいいでしょう、ロック・ポップス史上に燦然と輝くこのアルバム
『 A LONG VACATION 』であります。
日本のポップマエストロ大滝詠一が、総力を結集して作成した素晴らしいエバーグリーンな芸術です。
相撲やスポーツで大切な事としてよく言われる
心技体
が、見事に最高のレベルで決まったアルバムでした。
ボクも発売と同時に買いました。
LPレコードであります。
どれだけの回数レコード針を落としたことでしょうか。
1981年当時、ボクは大学生でした。翌年卒業、そして社会へと船出していく、そんなタイミングでした。
と、格好つけて書き出したけど、実を言うとその時のことはあまり記憶に無いんだよね。
たぶん、当時住んでた立川で買ったんだったか。
春休みなので大学の生協では買ってないとは思うのだが...
毎日のように聞いていたのは事実である。
このアルバムは、それまでの大滝詠一のアルバムとはちょっと違うなと感じていた。
まずはジャケットデザインが、それまでの中山泰から永井博に代わった。
ボクは中山泰のデザインがすごく好きだったので、ちょっと気取った印象を受けた。
全曲の作詞をかつての相棒、松本隆に依頼した。
趣味性を押さえて本気で作ってみようとしたのかもしれない。
そしたらこんなすごいものができてしまった。
3年後にリリースした『EACH TIMES』も同じ流れで、クオリティも全く落ちることなく作られていた。
大滝詠一のイメージは、ロンバケで固まってしまった。
それが良かったのか、悪かったのか。
2011年3月21日
『A LONG VACATION』30周年記念盤が発売
改めて聞く。
いや、やはりすごい。
鮮度落ちてない。
そして、今回の目玉でもある2枚目のCD。
TRACK集である。
いわゆる「カラオケ」
歌声を全て抜いた純粋演奏だけバージョン。
演奏の音の隅々まで聞いてみると、この音達の気持ちのいいこと。
しかし、あえてここで言いたいのだが、大滝詠一を大滝詠一たらしめているのは、「ロンバケ」に至るまでの大量生産時代の「Niagara record」群であると。
趣味性全開の多彩な音楽の闇鍋、意味よりもだじゃれの歌詞、ポップス・ロックへの博覧強記ぶり
これらが、底なしの深さを与えているのである。
さて、今夜は30年前に思いを馳せてロンバケを聞いて寝よう。
Monday, March 21, 2011
大震災から10日
被災者の方には、心よりお見舞い申し上げます。
ボクの親戚や知人も関東以北にいますが、いまのところ大きな被害に遭遇されたかたはいない模様です。
ボクの親戚や知人も関東以北にいますが、いまのところ大きな被害に遭遇されたかたはいない模様です。
クライストチャーチの大地震の驚きも収まらないうちに起きた今回の大震災。
ボクは彦根市で仕事中にこのニュースを聞いて、すぐにテレビをつけたりネットで調べたりしたけど、その時にはこんなに被害が広がるとは予想も出来なかった。
ましてや、あのような誰しも想像できなかった大津波、そのあとで発覚した原発の事故などが起こるとは。
また、首都圏も停電や、交通網の大混乱、もの不足など影響が直撃。
日本にとって大きすぎる打撃だが、これからなんとか立ち直っていくしかない。
そのための、ウチでできることとして
落ち着いて生活(買い占め、無用な備蓄に走らない)
節電(エネルギー、ガソリンの無駄づかいはしない)
知人・友人を元気づける
など、ヤシマ作戦、ウエシマ作戦?実行中
あと、義援金も
16年前の阪神大震災のときは、連絡手段はほぼ電話のみだった。
わずか16年後の今は、携帯電話、インターネットが津々浦々まで普及して、当時とは比較にならないほどの情報伝達手段を得た。
しかし今回、携帯メールはリアルタイムではメールが配信されず、何時間も遅れてまとめて受信された。
ボクが使っていた中では、パソコンメール、ツイッターとフェイスブックが比較的遅れることはなかったようである。海外にいる長女も心配してメールを送ってきたが、すぐには携帯に受信できなかった。しかし、ツイッターで掲載したら、すぐに見ることができたらしい。
ただ、これだけ速く伝達されると、デマ(故意でも善意でも)も、ものすごい速さで世界へ発信される可能性があるので、それは怖いことでもある。
なので、もうひとつ気をつけないといけないのは、情報の発信で、発信源・信憑性を見極める必要があるということ。
Friday, March 18, 2011
Sunday, February 27, 2011
クライストチャーチ
大地震の知らせは、22日の夕方にカミさんからのメールだった。
かなり大きな地震が起きたらしい。
聞いた時はさまかこんな大災害になっているとは想像していなかった。
4年前に長女が約1年間ホームステイしていた街でもあるのだ。そのホストファミリーや、友人たちは幸い無事だった。
ステイ中にボクもここを訪ねている。(こちら参照)
こじんまりした街で、とても居心地が良い。
古い建築物(その代表が半倒壊した大聖堂)と新しいもの(アートギャラリーのモダンな建物)がバランスよく並んでいる。アート関係の施設もたくさんあり、公演や広場では毎週末マーケットなども行われている。
ニュージーランド全体で治安が良いし、そんなこともあって留学生も多い。娘からの話では、クライストチャーチは中でもアジア圏の人も多く住んでいて、反アジア感情も少なくすごしやすいようだ。
あの阪神淡路大震災の1995年当時は、まだ携帯電話もインターネットもなかった時代である。
始めている人はいたが、まだまだ一般的には普及はしていなかった。
ボクの両親や姉が神戸で被災したが、電話しか確認する手段がなくて、その電話も何時間もつながらなかった。
いまではネットを通じて、facebookやGoogleの被災者確認サイトで素早く安否の確認ができる。
しかし、それも周辺の動けるひとだからそれができるわけで、被災地の中心では人間が救いをさしのべるしかない。それは時代動向にかかわらずそうなのだろう。
一刻も被災者が救われることを願い、そしてまたあの美しい街並みが戻ることを信じている。
かなり大きな地震が起きたらしい。
聞いた時はさまかこんな大災害になっているとは想像していなかった。
4年前に長女が約1年間ホームステイしていた街でもあるのだ。そのホストファミリーや、友人たちは幸い無事だった。
ステイ中にボクもここを訪ねている。(こちら参照)
こじんまりした街で、とても居心地が良い。
古い建築物(その代表が半倒壊した大聖堂)と新しいもの(アートギャラリーのモダンな建物)がバランスよく並んでいる。アート関係の施設もたくさんあり、公演や広場では毎週末マーケットなども行われている。
ニュージーランド全体で治安が良いし、そんなこともあって留学生も多い。娘からの話では、クライストチャーチは中でもアジア圏の人も多く住んでいて、反アジア感情も少なくすごしやすいようだ。
あの阪神淡路大震災の1995年当時は、まだ携帯電話もインターネットもなかった時代である。
始めている人はいたが、まだまだ一般的には普及はしていなかった。
ボクの両親や姉が神戸で被災したが、電話しか確認する手段がなくて、その電話も何時間もつながらなかった。
いまではネットを通じて、facebookやGoogleの被災者確認サイトで素早く安否の確認ができる。
しかし、それも周辺の動けるひとだからそれができるわけで、被災地の中心では人間が救いをさしのべるしかない。それは時代動向にかかわらずそうなのだろう。
一刻も被災者が救われることを願い、そしてまたあの美しい街並みが戻ることを信じている。
Monday, February 21, 2011
CHASKA茶屋町
Sunday, February 20, 2011
映画『ハーブ&ドロシー』
京都シネマで19日から公開となった『ハーブ&ドロシー』を見に行く。
じんわりと感動した。
アートにかける純粋な執念がすごい。
それとすごい審美眼。
映画の中で言ってた「わからなくても理解しようとする」
そういうことなんだね。
会場がどっと笑いに包まれた「絵がさかさまだけど」のシーン。
ボクの審美眼もその程度だと思う(特に現代美術はわからない)でも理解するようにしてみよう。
単なる感性だけではなく有る程度の勉強も必要。
ドロシーもハービーから手ほどきを受けたって言ってたね。
もうひとつ印象的だったのが「アートは全て頭の中にある。毎日本を読まなくてもそこにあるだけで幸せでしょう?」
そうなのよ、程度の差は激しくあるけど、ボクもレコード(CD)を持っているだけで幸せ。
しかも自分の意志で一度手に入れたレコードは、何年間聞いてなくても手放したことはない。
レコードは製品なのでコピー品が大量にあるから、アート作品とは価値の差はかなり大きいけど、気持ちとしては似ているところがある。
じんわりと感動した。
アートにかける純粋な執念がすごい。
それとすごい審美眼。
映画の中で言ってた「わからなくても理解しようとする」
そういうことなんだね。
会場がどっと笑いに包まれた「絵がさかさまだけど」のシーン。
ボクの審美眼もその程度だと思う(特に現代美術はわからない)でも理解するようにしてみよう。
単なる感性だけではなく有る程度の勉強も必要。
ドロシーもハービーから手ほどきを受けたって言ってたね。
もうひとつ印象的だったのが「アートは全て頭の中にある。毎日本を読まなくてもそこにあるだけで幸せでしょう?」
そうなのよ、程度の差は激しくあるけど、ボクもレコード(CD)を持っているだけで幸せ。
しかも自分の意志で一度手に入れたレコードは、何年間聞いてなくても手放したことはない。
レコードは製品なのでコピー品が大量にあるから、アート作品とは価値の差はかなり大きいけど、気持ちとしては似ているところがある。
Sunday, February 13, 2011
Friday, February 11, 2011
映画『キック・アス』
京都シネマへ14:10の上映を見に行ったら、なんと満席。
仕方なく、もうひとつあとの回を購入。
2時間程度時間ができたので、高島屋の「ZARD展」へ。
特にファンというわけではないし、展示されていた坂井泉水が着ていた衣装にはさほど興味はないのだが、上映されていたヒットメドレーのムービーはちょっと感動した。
作家陣やプロデューサのコンセプトがぶれなかったのだろうが、デビュー時からテイストが全く変わらない。当時も特別熱心に聞いてた訳でもないが、しっかり耳に残っているのだ。
それだけ親しみやすくて覚えやすいメロディーなのだな。
さて映画だけど、ストーリー自体はシンプルでばかばかしく荒唐無稽なもの。
目だないしもてない高校生が、ある日ヒーローになろうと決意してそれらしい(けどかなりダサい)衣装を通販で購入。
悪さをする奴らと戦うのだが、もちろん強くない。それでも根性で(というか無謀にも)しつこく続けていたら、こんどこそ絶体絶命というそのとき、さっそうと現れて悪者を次々と皆殺しにしてしまう本物?のヒーローが登場する。
しかも11歳の少女なのだ。
この子がなかなかいいのだ。ナイフや銃を華麗にあやつり、空中を駆けまわって戦う。
そして字幕も伏せ字になるような言葉を使う。
日本だったらこんな役、絶対こどもにさせることはない。
そこのギャップが楽しい。
なんだか今年は見たい映画が続々と上映予定。
すでに公開された都市でかなり好評な『ハーブ&ドロシー』
原作を読んでる『ウッドストックがやってくる』、コーエン兄弟の『シリアスマン』、アカデミー賞最右翼の『英国王のスピーチ』などなど、楽しみ
仕方なく、もうひとつあとの回を購入。
2時間程度時間ができたので、高島屋の「ZARD展」へ。
特にファンというわけではないし、展示されていた坂井泉水が着ていた衣装にはさほど興味はないのだが、上映されていたヒットメドレーのムービーはちょっと感動した。
作家陣やプロデューサのコンセプトがぶれなかったのだろうが、デビュー時からテイストが全く変わらない。当時も特別熱心に聞いてた訳でもないが、しっかり耳に残っているのだ。
それだけ親しみやすくて覚えやすいメロディーなのだな。
さて映画だけど、ストーリー自体はシンプルでばかばかしく荒唐無稽なもの。
目だないしもてない高校生が、ある日ヒーローになろうと決意してそれらしい(けどかなりダサい)衣装を通販で購入。
悪さをする奴らと戦うのだが、もちろん強くない。それでも根性で(というか無謀にも)しつこく続けていたら、こんどこそ絶体絶命というそのとき、さっそうと現れて悪者を次々と皆殺しにしてしまう本物?のヒーローが登場する。
しかも11歳の少女なのだ。
この子がなかなかいいのだ。ナイフや銃を華麗にあやつり、空中を駆けまわって戦う。
そして字幕も伏せ字になるような言葉を使う。
日本だったらこんな役、絶対こどもにさせることはない。
そこのギャップが楽しい。
なんだか今年は見たい映画が続々と上映予定。
すでに公開された都市でかなり好評な『ハーブ&ドロシー』
原作を読んでる『ウッドストックがやってくる』、コーエン兄弟の『シリアスマン』、アカデミー賞最右翼の『英国王のスピーチ』などなど、楽しみ
Saturday, February 05, 2011
Saturday, January 29, 2011
映画『ソーシャル・ネットワーク』
いま人気沸騰中?のフェイスブック創設者を描いた話題の映画である。
いや〜面白い。
創作部分もあるのだろうが、フェイスブックの裏側にこんなドラマがあったのか。
ハーバード大学内で始めたSNSが、どんどん会員を増やしていくすさまじさは恐ろしい。
中心人物のマーク・ザッカーバーグは商売には興味はなく、ひたすらクールでエキセントリックなサイトをめざす。もうひとりの創設者エドゥは、出資者を探してこれを商売として成立させようと奔走するが、二人の溝は深まるばかり。
そこへ現れた、ナップスターの創設者であるショーン・パーカにマークは魅せられて、彼の言動にひきづられていく。
そもそものアイデアを盗まれたと、訴訟を起こすウィンクルボス兄弟なども巻き込んでの人間模様が描かれる。
これを見ていると思うのは、言葉はほんとうに武器だなということ。
早口で次々と自分の主張を発信して、相手を打ち負かす英語の力。というかそういう文化。
日本人だったら、言いたいことを言わずにぐっと忍従か、なんとか和に持っていくか。
英語(とその文化)がいいとは言わないが、その特徴的なところが表されていてとても興味深い。
いや〜面白い。
創作部分もあるのだろうが、フェイスブックの裏側にこんなドラマがあったのか。
ハーバード大学内で始めたSNSが、どんどん会員を増やしていくすさまじさは恐ろしい。
中心人物のマーク・ザッカーバーグは商売には興味はなく、ひたすらクールでエキセントリックなサイトをめざす。もうひとりの創設者エドゥは、出資者を探してこれを商売として成立させようと奔走するが、二人の溝は深まるばかり。
そこへ現れた、ナップスターの創設者であるショーン・パーカにマークは魅せられて、彼の言動にひきづられていく。
そもそものアイデアを盗まれたと、訴訟を起こすウィンクルボス兄弟なども巻き込んでの人間模様が描かれる。
これを見ていると思うのは、言葉はほんとうに武器だなということ。
早口で次々と自分の主張を発信して、相手を打ち負かす英語の力。というかそういう文化。
日本人だったら、言いたいことを言わずにぐっと忍従か、なんとか和に持っていくか。
英語(とその文化)がいいとは言わないが、その特徴的なところが表されていてとても興味深い。
Sunday, January 23, 2011
ヨーロッパ旅行記追加
4日目のベルギー編〜6日目コペンハーゲン編までを追加した。
いまわが家では、このブログを書くことを「執筆」と呼んでいる(←オバカ)
執筆
ん〜、いい響きだ。
「いまから執筆に専念するから」と言って席を外す。
おお、作家になった気分(←オバカ)
いまわが家では、このブログを書くことを「執筆」と呼んでいる(←オバカ)
執筆
ん〜、いい響きだ。
「いまから執筆に専念するから」と言って席を外す。
おお、作家になった気分(←オバカ)
Wednesday, January 19, 2011
『メロディ・フェア』 宮下奈都
今回のテーマは化粧、化粧品である。
装幀もポップな化粧品、カバーをとると真っ赤な地色に、表は口紅、裏はマニキュアのイラストが小さく描かれている。
なんだか縁がないなあ、と思って敬遠するあなた。
まあ、そんなこと言わずに読んでみてください。
ボクも生まれて50年、いたずらでも自分の顔に化粧品をつけたことはない。
しかし、化粧に興味があるなし関係なく楽しめる。そして少しは、化粧をする女性達がどんな気持ちでいるのかがわかる。
いや、わかったと言ってもボクなりに理解しただけなのだが、小説はそれでいい訳で、実際に経験しなくても想像力で体験できるのだ。
想像できるように作家が書いてくれているのだから、それを受け止めよう。
大学を卒業して田舎(福井県)へ帰ってきた、ちょっとお気楽な結乃は、第一志望ではない化粧品会社に就職。
勤務先も第一志望のデパートではなく、ショッピングモールの人通りの少ない一角の化粧品コーナーである。
がっかりなのだが、この主人公くさらない性格なのがいい。
職場で出会う凄腕と言われる先輩、いつもトリからあげをさげてくる何も買ってくれないおばさん、閉店間際に現れる厚化粧の女や頼りないマネージャなどなど、でてくる人物が生き生きしているのだ。どんどん頭の中にイメージが浮かんでくる。
一番の気掛かりは、化粧嫌い(というか憎んでいる)妹との関係もなんとか修復したいと思うのだが、それもままならない。
そんな日常が少しずつ変わっていく。結乃自信も変わっていくけど変わらないものもある。
いつもどおりの丁寧な描写だが、今回はこれまでの作品中一番軽快で、ユーモラスである。
幼なじみと出会った時に、名前よりも先に、当時互いに言いあっていた合言葉の方がすっと記憶におりてくる件など、この感じわかるなあ。携帯電話で話をするようになって、その合言葉が復活するあたりなど、思わず笑ってしまう。
ちょっと山本幸久の仕事小説を思い出した(最近新刊がでてないね)
会話文での言葉遣い、結乃が家族と話をするときは福井弁になるところなど、リアリティがあるし、もうページをめくるのが楽しくて仕方がない。
最後は、じんと感動が広がって爽やかだ。
ボクは朝の通勤電車で読み終わったのだけど、今日も一日やるぞーと元気がみなぎってきた。
他の宮下作品は、これ、これ、これ、これ など。
著者のツイッターもかなり面白い(特にお子さまたちの日常)
Sunday, January 16, 2011
映画『人生万歳』
ウディ・アレン監督作品。
いつものように速い展開で、しかもシニカルな視点が面白い作品。
ニューヨークに住む初老の(自称)天才物理学者ボリスの元へ、南部から家出してきた若い娘がころがりこむ。
世間知らずの娘と、厭世家で人嫌いの男とのやりとりが面白い。
ボリスは娘に対して、これでもかってぐらいぼろくそに罵倒するのだが、娘は気にしない。それどころか恋に落ちて、やがて二人は結婚!
そこへ娘を探しに超保守的な母親がやってきて、結婚の事実を知って卒倒するのだが、その後母親にも大きな変化が起きる。
また、そこへ浮気相手と失踪していた父親までやってきて、あとはもうどたばた。
このどたばた加減は、ちょっと古い映画のテイストである。それがこの作品ではいい感じになっている。
また主役のボリスが、映画の観客に向かって語りかけるスタイルが面白い。
映画の途中で、ニューヨークのユニクロが登場する。母親が、娘の結婚相手としてふさわしいと思っている若い俳優に、娘の居場所を伝えるのに「あの子はいまユニクロにいるわよ」と教える。
あえてユニクロを舞台にしたのは、なにか意図があるのでは?
ウディ・アレンだけに皮肉な意図がありそうな気がする。
全体的には、軽いコメディで若干薄味気味だが気楽には楽しめる作品。
いつものように速い展開で、しかもシニカルな視点が面白い作品。
ニューヨークに住む初老の(自称)天才物理学者ボリスの元へ、南部から家出してきた若い娘がころがりこむ。
世間知らずの娘と、厭世家で人嫌いの男とのやりとりが面白い。
ボリスは娘に対して、これでもかってぐらいぼろくそに罵倒するのだが、娘は気にしない。それどころか恋に落ちて、やがて二人は結婚!
そこへ娘を探しに超保守的な母親がやってきて、結婚の事実を知って卒倒するのだが、その後母親にも大きな変化が起きる。
また、そこへ浮気相手と失踪していた父親までやってきて、あとはもうどたばた。
このどたばた加減は、ちょっと古い映画のテイストである。それがこの作品ではいい感じになっている。
また主役のボリスが、映画の観客に向かって語りかけるスタイルが面白い。
映画の途中で、ニューヨークのユニクロが登場する。母親が、娘の結婚相手としてふさわしいと思っている若い俳優に、娘の居場所を伝えるのに「あの子はいまユニクロにいるわよ」と教える。
あえてユニクロを舞台にしたのは、なにか意図があるのでは?
ウディ・アレンだけに皮肉な意図がありそうな気がする。
全体的には、軽いコメディで若干薄味気味だが気楽には楽しめる作品。
Saturday, January 15, 2011
『シューマンの指』奥泉 光
2011年最初に読んだのは、この本。
面白かったですね。
シューマンを最高の作曲者であると賛美するピアニスト永嶺修人、この登場人物の口を借りて語られる作者のシューマン愛が、最初のうちはちょっと鼻につく。このまま最後までこの調子だとつらいなと(しかもボクの好きなグラン・グールドは嫌っているし)思いながらも読み勧めていく。しかし、なんだろう、だんだんと文章に惹きつけられていくのだ。文章そのものを読んでいるのが快感になってくるような、そんな感じ、それと平行してシューマンの音楽もすごく聞いてみたくなってきた(ボクは1枚もシューマンを演奏したCDを持っていない)
作家としての力と、シューマンへの愛情にボクが寄り切られたのだろうか。
物語は「私」が高校生の時に、同じ学校へ転校してきた永嶺修人と知り合いになる。そこに、もうひとりの友人を交えて、音楽やシューマン論を話したり、三人で会報を作ったりする日常が、「私」の手記という形で語られていく。
「私」が音大目指して浪人中に、母校の高校で殺人事件が起きる。その謎、その後突然登場する、永嶺の恋人気取りの不美人な女、などミステリー的要素が俄然満ちてくる。
最後まで読むと、かなりミステリーとしてもよくできているのがわかるが、それがおまけのように見えてしまうぐらい文章とシューマンに、気持ちは持っていかれてしまうのだ。
2011年、なかなか良いスタートをきれたので、このあとも楽しい本と出会えるといいな。
面白かったですね。
シューマンを最高の作曲者であると賛美するピアニスト永嶺修人、この登場人物の口を借りて語られる作者のシューマン愛が、最初のうちはちょっと鼻につく。このまま最後までこの調子だとつらいなと(しかもボクの好きなグラン・グールドは嫌っているし)思いながらも読み勧めていく。しかし、なんだろう、だんだんと文章に惹きつけられていくのだ。文章そのものを読んでいるのが快感になってくるような、そんな感じ、それと平行してシューマンの音楽もすごく聞いてみたくなってきた(ボクは1枚もシューマンを演奏したCDを持っていない)
作家としての力と、シューマンへの愛情にボクが寄り切られたのだろうか。
物語は「私」が高校生の時に、同じ学校へ転校してきた永嶺修人と知り合いになる。そこに、もうひとりの友人を交えて、音楽やシューマン論を話したり、三人で会報を作ったりする日常が、「私」の手記という形で語られていく。
「私」が音大目指して浪人中に、母校の高校で殺人事件が起きる。その謎、その後突然登場する、永嶺の恋人気取りの不美人な女、などミステリー的要素が俄然満ちてくる。
最後まで読むと、かなりミステリーとしてもよくできているのがわかるが、それがおまけのように見えてしまうぐらい文章とシューマンに、気持ちは持っていかれてしまうのだ。
2011年、なかなか良いスタートをきれたので、このあとも楽しい本と出会えるといいな。
Friday, January 07, 2011
新年あけましておめでとうございます
12/25からヨーロッパへ旅行に行ったことを書き始めて、初日を書いたところで停止状態
最初に泊まったホテルはネットが使えたので、こりゃいいわい
と勇んで書き始めたのはいいのだが、そのうちネットの使用がママならず、文章はメモ書きで残してはいたけど、なかなかネットへアップできる状態にならないまま1/3帰国となった。
しかも帰国してから、長期留守にしたわが家があまりにも寒くて、逆に体調を崩してしまい、
いろいろと書きたいことがあって、どうまとめようか、ということも悩ましく
仕事も山積み、年末休ませてもらったこともあり、年始は5割り増しで働かなければならず(少なくとも姿勢は見せねば)青息吐息
もし、続きを読みたい方がいらっしゃったら、もうしばらく待ってください。
必ずや続きを披露します(たぶん)
最初に泊まったホテルはネットが使えたので、こりゃいいわい
と勇んで書き始めたのはいいのだが、そのうちネットの使用がママならず、文章はメモ書きで残してはいたけど、なかなかネットへアップできる状態にならないまま1/3帰国となった。
しかも帰国してから、長期留守にしたわが家があまりにも寒くて、逆に体調を崩してしまい、
いろいろと書きたいことがあって、どうまとめようか、ということも悩ましく
仕事も山積み、年末休ませてもらったこともあり、年始は5割り増しで働かなければならず(少なくとも姿勢は見せねば)青息吐息
もし、続きを読みたい方がいらっしゃったら、もうしばらく待ってください。
必ずや続きを披露します(たぶん)
Sunday, December 26, 2010
Tuesday, December 21, 2010
Wednesday, December 08, 2010
『光媒の花』道尾秀介
ミステリー界のプリンス、道尾秀介の感動的な家族の物語。
六章までが、それぞれ登場人物も異なる完結した物語なのだが、全体を通して読むとひとつにつながっていく。
どの物語も子供と虫と植物をモチーフにした物語なのだ。
「隠れ鬼」では、年老いた母と二人で暮らす初老の男、母親のふとした行動から、記憶の奥に封じ込めた少年時代の過去がよみがえる。そのときの真相はなんだったのかをこのときに知る。
「虫送り」では、幼い妹を連れて訪れる河原で、少年が出会ったホームレスの男。そこで起きた事件とその悲しい結末。
最後の「風媒花」と「遠い光」は、特に感動的な物語。通勤の時にこの二つを読んでいて、ぐっと涙腺をこらえた。
小学校の教員をしている姉と、トラック運転手の弟。弟は父親の死後、母とうまくいっていない。頼りにしている姉が入院してしまう。姉の様子から、とんでもなく重い病気ではないか?心配を募らせる弟、そして結末は?
次の物語もその先生と、かたくなに沈黙を続ける教え子の少女とのほわっと心温まる物語。
全部がつながると、感動がおおきくなっていく。
傑作だよな。
六章までが、それぞれ登場人物も異なる完結した物語なのだが、全体を通して読むとひとつにつながっていく。
どの物語も子供と虫と植物をモチーフにした物語なのだ。
「隠れ鬼」では、年老いた母と二人で暮らす初老の男、母親のふとした行動から、記憶の奥に封じ込めた少年時代の過去がよみがえる。そのときの真相はなんだったのかをこのときに知る。
「虫送り」では、幼い妹を連れて訪れる河原で、少年が出会ったホームレスの男。そこで起きた事件とその悲しい結末。
最後の「風媒花」と「遠い光」は、特に感動的な物語。通勤の時にこの二つを読んでいて、ぐっと涙腺をこらえた。
小学校の教員をしている姉と、トラック運転手の弟。弟は父親の死後、母とうまくいっていない。頼りにしている姉が入院してしまう。姉の様子から、とんでもなく重い病気ではないか?心配を募らせる弟、そして結末は?
次の物語もその先生と、かたくなに沈黙を続ける教え子の少女とのほわっと心温まる物語。
全部がつながると、感動がおおきくなっていく。
傑作だよな。
Tuesday, December 07, 2010
Monday, December 06, 2010
素晴らしいホールで第九
昨日、兵庫県立芸術文化センター(西宮北口)でベートーベンの第九コンサートを聴いてきた。
ホールも第九も初めて。
外にちょっとした広場(公園)があるのだけど、アカペラサークルが練習してたり、ジャグリングのトレーニングをしてたりと、雰囲気からしてなんだかいいね。ホールも木の風合いが美しい5階建ての客席。これまたいい雰囲気だなあ。
神戸女学院大学の定期演奏会だったのだが、娘の友達が進学した関係で、今回チケットを都合してもらった。
コーラスだけで約300名弱(1万人の第九にはかなわないが)それだけでも圧巻だなあ。第3楽章のまえに合唱隊がステージに並ぶのだが、それだけでも10分以上かかった。
第九はCDでも通して聞いたことはないので、聞くのもこれが初めて。
有名なフレーズは断片的に知ってるが、こうして聞くと、そうかこんな構成になっていたのか、ということがちょっとわかった。合唱のある第4楽章だけで20分以上。こうして大勢でがーっとこられると、怖いぐらいだね。
長いので眠くなるかと思っていたのだけど、そんな心配は無用だった。
ホールも第九も初めて。
外にちょっとした広場(公園)があるのだけど、アカペラサークルが練習してたり、ジャグリングのトレーニングをしてたりと、雰囲気からしてなんだかいいね。ホールも木の風合いが美しい5階建ての客席。これまたいい雰囲気だなあ。
神戸女学院大学の定期演奏会だったのだが、娘の友達が進学した関係で、今回チケットを都合してもらった。
コーラスだけで約300名弱(1万人の第九にはかなわないが)それだけでも圧巻だなあ。第3楽章のまえに合唱隊がステージに並ぶのだが、それだけでも10分以上かかった。
第九はCDでも通して聞いたことはないので、聞くのもこれが初めて。
有名なフレーズは断片的に知ってるが、こうして聞くと、そうかこんな構成になっていたのか、ということがちょっとわかった。合唱のある第4楽章だけで20分以上。こうして大勢でがーっとこられると、怖いぐらいだね。
長いので眠くなるかと思っていたのだけど、そんな心配は無用だった。
Sunday, November 28, 2010
『 白い花と鳥たちの祈り 』河原千恵子
ミッション系の私立中学に通う冬木あさぎと、あさぎの街の郵便局窓口担当の中村さん、この二人が交互に日常を語ることによって紡がれる物語。
あさぎは両親の離婚、母親の再婚、再婚相手との同居、学校の友人などいろいろ悩みは多い。そんななかで、中村さんの笑顔を見ることが唯一ちょっと癒される瞬間だ。
一方の中村さんも、時々やって来るあさぎに「幼ごころの君」と密かにあだ名を付けていた。彼はあることに気を取られると、直前の行動も忘れてしまうことがあって、子供時代は常にいじめられてきた心の傷を抱える。今も、職場のひとに支えられてなんとかやってきたのだが、頼りにしていた人が去り、新たな上司もやってきて、なにもかもうまくまわらなくなる。
この小説がいいのは、とにかく二人を中心にした登場人物の、葛藤や心の揺れ具合を綿密に描いているところである。リアリティ感たっぷりなのだ。
だから、中学生のあさぎにも、継父としてやってきた冬木さんにも中村さんにも、すぐに感情移入できてしまう。
とくに小説前半部分がいい。あさぎの悩み具合が手に取るようにわかって、かなりぐっとくる箇所があちこちにでてきて、どんどんページもすすんでいくのだ。
後半にちょっと話が広がりすぎたようにボクは感じてしまったので、焦点が定まりにくくて感動も薄まったのが残念だった。
とは言っても、十分楽しめる。
遅いデビューの新人作家らしいが、次回作以降への期待がぐんと高まることは間違いない。
あさぎは両親の離婚、母親の再婚、再婚相手との同居、学校の友人などいろいろ悩みは多い。そんななかで、中村さんの笑顔を見ることが唯一ちょっと癒される瞬間だ。
一方の中村さんも、時々やって来るあさぎに「幼ごころの君」と密かにあだ名を付けていた。彼はあることに気を取られると、直前の行動も忘れてしまうことがあって、子供時代は常にいじめられてきた心の傷を抱える。今も、職場のひとに支えられてなんとかやってきたのだが、頼りにしていた人が去り、新たな上司もやってきて、なにもかもうまくまわらなくなる。
この小説がいいのは、とにかく二人を中心にした登場人物の、葛藤や心の揺れ具合を綿密に描いているところである。リアリティ感たっぷりなのだ。
だから、中学生のあさぎにも、継父としてやってきた冬木さんにも中村さんにも、すぐに感情移入できてしまう。
とくに小説前半部分がいい。あさぎの悩み具合が手に取るようにわかって、かなりぐっとくる箇所があちこちにでてきて、どんどんページもすすんでいくのだ。
後半にちょっと話が広がりすぎたようにボクは感じてしまったので、焦点が定まりにくくて感動も薄まったのが残念だった。
とは言っても、十分楽しめる。
遅いデビューの新人作家らしいが、次回作以降への期待がぐんと高まることは間違いない。
Sunday, November 21, 2010
Are you speak English ?
ポカポカ陽気の今日、天保山のサントリーミュージアムへ向かった。
JRで大阪まで行き、そこからは地下鉄で行く。
大阪駅の改札を出て、地下鉄乗り場方向へ歩き出した時、20代と思しき若者から声をかけられた。
「ココヘハドウヤッテ行ッタライイデスカ?」
顔つきは日本人とそう変わらないので、アジア(のどこかの国)からの観光客のようである。
見せられた紙には
「弁天町」
とだけ書かれている。
弁天町?
って地下鉄の駅ではなかったか。
弁天町のどこへ行くのだ?ということを英語交じりの日本語できいてみると、
「kaiyukan」と言う。
海遊館!
サントリーミュージアムの隣ではないか。
そこで
「ボクも、海遊館近くのミュージアムへこれから行くのだよ。だからついてきて。OK?」
一応英語でこんな意味のことを言ってみた。
道中、尋ねてみると、青年の連れはガールフレンドと彼女の家族(両親であろう)の4人。
彼らはシンガポールからの観光客で、10日間のホリデーを東京〜京都〜大阪と廻ってきたとのこと。
一番印象的だったのは、東京ディズニーランドである(やっぱそうくるか)
このあとは道頓堀へ行きたいと。
ボクらが今乗っている地下鉄で、shinsaibashiで降りなさい、と教える。
そうすると、青年と彼女は、どちらもiPhoneを取り出して、すぐさまちゃちゃかちゃんと調べて、これか?とボクに見せてくる。
そうそう、それなのだよ、iPhoneって便利だなあ。
ボクもすかさず、「iPhone持っているよ、ミートゥー」と見せる。
「iPhoneっていいよねー」となんだか連帯感も生まれる。
そうこうするうちに、海遊館到着。
最後に
「エンジョイ、ジャパン!」
「サンキュー、ありがとう!」
爽やかにお別れし、ボクはミュージアムへ。
少しは、英会話教室へ行ってたことが役に立ったかも、と思いながらポスター展をみて帰途についたのだった。
JRで大阪まで行き、そこからは地下鉄で行く。
大阪駅の改札を出て、地下鉄乗り場方向へ歩き出した時、20代と思しき若者から声をかけられた。
「ココヘハドウヤッテ行ッタライイデスカ?」
顔つきは日本人とそう変わらないので、アジア(のどこかの国)からの観光客のようである。
見せられた紙には
「弁天町」
とだけ書かれている。
弁天町?
って地下鉄の駅ではなかったか。
弁天町のどこへ行くのだ?ということを英語交じりの日本語できいてみると、
「kaiyukan」と言う。
海遊館!
サントリーミュージアムの隣ではないか。
そこで
「ボクも、海遊館近くのミュージアムへこれから行くのだよ。だからついてきて。OK?」
一応英語でこんな意味のことを言ってみた。
道中、尋ねてみると、青年の連れはガールフレンドと彼女の家族(両親であろう)の4人。
彼らはシンガポールからの観光客で、10日間のホリデーを東京〜京都〜大阪と廻ってきたとのこと。
一番印象的だったのは、東京ディズニーランドである(やっぱそうくるか)
このあとは道頓堀へ行きたいと。
ボクらが今乗っている地下鉄で、shinsaibashiで降りなさい、と教える。
そうすると、青年と彼女は、どちらもiPhoneを取り出して、すぐさまちゃちゃかちゃんと調べて、これか?とボクに見せてくる。
そうそう、それなのだよ、iPhoneって便利だなあ。
ボクもすかさず、「iPhone持っているよ、ミートゥー」と見せる。
「iPhoneっていいよねー」となんだか連帯感も生まれる。
そうこうするうちに、海遊館到着。
最後に
「エンジョイ、ジャパン!」
「サンキュー、ありがとう!」
爽やかにお別れし、ボクはミュージアムへ。
少しは、英会話教室へ行ってたことが役に立ったかも、と思いながらポスター展をみて帰途についたのだった。
京都地下鉄ノリホ
昨日の行先
京都〜松ヶ崎
「学園祭A」
松ヶ崎〜くいな橋
「英会話」
くいな橋〜北山
「学園祭B」
北山〜松ヶ崎
「学園祭C」
松ヶ崎〜北山
「コンサート」
北大路〜京都
京都地下鉄の「1日乗車券(乗り放題)600円」を利用してこれだけ乗ったわけで、同じ日に用事のある行先が地下鉄沿線に集中していて、しかもこんなにこまめに移動するということもまずないね。
元取った感じで、ちょいうれしい。
京都〜松ヶ崎
「学園祭A」
松ヶ崎〜くいな橋
「英会話」
くいな橋〜北山
「学園祭B」
北山〜松ヶ崎
「学園祭C」
松ヶ崎〜北山
「コンサート」
北大路〜京都
京都地下鉄の「1日乗車券(乗り放題)600円」を利用してこれだけ乗ったわけで、同じ日に用事のある行先が地下鉄沿線に集中していて、しかもこんなにこまめに移動するということもまずないね。
元取った感じで、ちょいうれしい。
Thursday, November 18, 2010
ビートルズ on iTunes
あのAppleトップページの「重大なお知らせ」が、ビートルズ音源のiTunes配信だったわけで、ものすごく期待したボクは、なあ~んだ、となったわけです。
あとからいろいろ見てみると、かなりの方が予想していたらしいので、そんな人たちは「やっぱりね」だったのでしょう。
しかしながら、いざiTunesを開いてみて、そこにどーんとビートルズのアルバムたちが並んでいると、やっぱりすごい。
実質的な活動期間は割合短かったが、あれだけのクオリティをキープしてなお、年を追うごとに進化・深化していくバンドは他にはない。
ということで、今日の朝通勤の音楽は
アビーロードのB面メドレー部分をまず最初に聞いて、そのあとPast Master disk2
あらためてシビレタ
あとからいろいろ見てみると、かなりの方が予想していたらしいので、そんな人たちは「やっぱりね」だったのでしょう。
しかしながら、いざiTunesを開いてみて、そこにどーんとビートルズのアルバムたちが並んでいると、やっぱりすごい。
実質的な活動期間は割合短かったが、あれだけのクオリティをキープしてなお、年を追うごとに進化・深化していくバンドは他にはない。
ということで、今日の朝通勤の音楽は
アビーロードのB面メドレー部分をまず最初に聞いて、そのあとPast Master disk2
あらためてシビレタ
Sunday, November 14, 2010
iPhone4購入10日経過
1週間たって、だいぶ使い慣れてきた。
昨日初めて電話もかかってきたし。
以前の携帯電話でも、通話の使用頻度は少なかったが、書籍の在庫を尋ねるのに電話を使った。
とりそこねて切ってしまったこともあったけど、まあこれで大丈夫、たぶん。
で、やっぱり面白いのがアプリの数々。
いろんなものが星の数ほどあるのだ。誰でも作成できて公開できるシステムが、これだけのものを生んでいるのだね。
いま起動頻度が一番高いのが、フリック入力を練習するアプリ「Frick Fan」
フリック入力ていうのは、スマートフォンの日本語入力方式のひとつなのだが、これがスムーズに使えると、日本語を打つのがかなりラクチンになる。
日々レベルアップに励んでいるのだ。
昨日導入してみた「Sleep Cycle」
基本的には目覚ましアラームなのだけど、これがまた面白い。
時間をセットして枕元に置いておくと、寝返りを検知してグラフを作成する。それを元に何時から何時までが深い眠りにおちているかどうかが見えるのだ。起こしてくれる時も、最初のうちは静かな音が鳴り出し、そのあとバイブレーションでさらに起床をうながす。
グラフがなんの役に立つかはよくわからないが、iPhoneが持っている機能をフルに使おうっていう開発者の気持ちがうれしいね。
昨日初めて電話もかかってきたし。
以前の携帯電話でも、通話の使用頻度は少なかったが、書籍の在庫を尋ねるのに電話を使った。
とりそこねて切ってしまったこともあったけど、まあこれで大丈夫、たぶん。
で、やっぱり面白いのがアプリの数々。
いろんなものが星の数ほどあるのだ。誰でも作成できて公開できるシステムが、これだけのものを生んでいるのだね。
いま起動頻度が一番高いのが、フリック入力を練習するアプリ「Frick Fan」
フリック入力ていうのは、スマートフォンの日本語入力方式のひとつなのだが、これがスムーズに使えると、日本語を打つのがかなりラクチンになる。
日々レベルアップに励んでいるのだ。
昨日導入してみた「Sleep Cycle」
基本的には目覚ましアラームなのだけど、これがまた面白い。
時間をセットして枕元に置いておくと、寝返りを検知してグラフを作成する。それを元に何時から何時までが深い眠りにおちているかどうかが見えるのだ。起こしてくれる時も、最初のうちは静かな音が鳴り出し、そのあとバイブレーションでさらに起床をうながす。
グラフがなんの役に立つかはよくわからないが、iPhoneが持っている機能をフルに使おうっていう開発者の気持ちがうれしいね。
Sunday, November 07, 2010
『 昭和の爆笑王 三遊亭歌笑 』岡本和明
戦中〜戦後の混乱期に大人気を博した落語界の異端児、三遊亭歌笑は交通事故により31歳で亡くなった。
生まれついての、変な顔で悩まされもしたが、最後にはそれをきっかけに世に出ていくことになる。
しかし、やはり最後までそのことに対して大きな悩みを抱えていたことがわかる。比較的裕福な家に生まれたが、その顔故に家族の結婚式にもだしてもらえない。学校でもいじめられ、それに多いに不安と不満をいだき、何度かの家での末に三遊亭金馬の弟子になる。
この世界に入っても、顔に関わる悩みはついてまわり、あわせて訛りがひどく古典での道は断念。
そこで世相を切り取って詩と合わせる、新しい新作落語というか漫談?のような道で人気を獲得していくのだ。
根性というよりも、執念に近いもの(だけど時代からか飄々としたものも感じる)で、なんとか地位を確保していくのだ。
実はボクは落語にほとんど興味がないのだが、そうであってもひとりの人間の生き様としてとても面白い。
はねつけられても、しつこくついていく。だけど根性があるわけではなく、なんとなくすぐ弱気にもなるのだ。
そこでもう一度奮い立つのは、「そうだここでやめてもこの顔で元のみじめな生活には戻れない」という気持ちである。
最後もあっけなく、銀座で進駐軍のジープにはねられて即死。
なんとも壮絶な人生である。
彼の活躍が、後の林屋三平たちのスタイルを切開いた。
実をいうと、一番印象的だったのは、あとがきに書かれている坂口安吾の言葉。
以下に少し引用する。
そもそも、落語家が歌笑のことを邪道だというのは滑稽千万である。落語の邪道なんてものがあるものか。落語そのものが邪道なのだ。
落語は発生の当初は通でも粋でもなく世俗的なものだった。それが型として伝承するうちに時代的な感心や感覚を全部失って、そのために、時代的でない人間から通だとか粋だとか言われるようになった奇形児なのである。
粋とか通とかいわれることが、すでに大衆の中に生きていないことがハッキリした刻印なのだ。
ボクはこの言葉に納得してしまったのだ。
生まれついての、変な顔で悩まされもしたが、最後にはそれをきっかけに世に出ていくことになる。
しかし、やはり最後までそのことに対して大きな悩みを抱えていたことがわかる。比較的裕福な家に生まれたが、その顔故に家族の結婚式にもだしてもらえない。学校でもいじめられ、それに多いに不安と不満をいだき、何度かの家での末に三遊亭金馬の弟子になる。
この世界に入っても、顔に関わる悩みはついてまわり、あわせて訛りがひどく古典での道は断念。
そこで世相を切り取って詩と合わせる、新しい新作落語というか漫談?のような道で人気を獲得していくのだ。
根性というよりも、執念に近いもの(だけど時代からか飄々としたものも感じる)で、なんとか地位を確保していくのだ。
実はボクは落語にほとんど興味がないのだが、そうであってもひとりの人間の生き様としてとても面白い。
はねつけられても、しつこくついていく。だけど根性があるわけではなく、なんとなくすぐ弱気にもなるのだ。
そこでもう一度奮い立つのは、「そうだここでやめてもこの顔で元のみじめな生活には戻れない」という気持ちである。
最後もあっけなく、銀座で進駐軍のジープにはねられて即死。
なんとも壮絶な人生である。
彼の活躍が、後の林屋三平たちのスタイルを切開いた。
実をいうと、一番印象的だったのは、あとがきに書かれている坂口安吾の言葉。
以下に少し引用する。
そもそも、落語家が歌笑のことを邪道だというのは滑稽千万である。落語の邪道なんてものがあるものか。落語そのものが邪道なのだ。
落語は発生の当初は通でも粋でもなく世俗的なものだった。それが型として伝承するうちに時代的な感心や感覚を全部失って、そのために、時代的でない人間から通だとか粋だとか言われるようになった奇形児なのである。
粋とか通とかいわれることが、すでに大衆の中に生きていないことがハッキリした刻印なのだ。
ボクはこの言葉に納得してしまったのだ。
Friday, November 05, 2010
『 田舎の紳士服店のモデルの妻 』宮下奈都
いまボクが一番新作を待望している作家のひとり、宮下奈都の新刊がでた。
なんだか変わったタイトルだな。
「の」を3回も使ってる、ちょっと落ち着かないが、何か意図があるのだろうか?
さて、中身はというと。
夫が鬱病になり会社を退職、故郷である北陸の町へ家族で引っ越すことになった。
東京暮らしから、なにもない田舎の町へ。大きな不安を抱く梨々子。
そこから10年間の生活を一人称で綴っていく。
その、細やかな心情の描写がすごいのだ。
びしびしと彼女の悩みや喜び悲しみが伝わってくる。
近所づきあい、子供たち、義母とのやりとりなど、大きな事件は起きないけど日常には様々な心揺れる出来事があるのだ。
この丁寧で控えめな描写の積み重ねが、宮下奈都の真骨頂だ。
まだ本作品が5作目とはとても思えない風格と品格を備えた作品である。
自分をうまく表現できない梨々子の子供と、祖母(梨々子の母親)とのちょっとしたやりとりをサラリと描くことで、母親の心情を見事に読者に伝えるこのシーンはすごい。
母親の本性がちらりと覗いて、ぞくっとしたよ。
読み終わった時から、もう次回作品が楽しみ。
現在、ミステリーを連載中とtwitterで知った。
なんだか変わったタイトルだな。
「の」を3回も使ってる、ちょっと落ち着かないが、何か意図があるのだろうか?
さて、中身はというと。
夫が鬱病になり会社を退職、故郷である北陸の町へ家族で引っ越すことになった。
東京暮らしから、なにもない田舎の町へ。大きな不安を抱く梨々子。
そこから10年間の生活を一人称で綴っていく。
その、細やかな心情の描写がすごいのだ。
びしびしと彼女の悩みや喜び悲しみが伝わってくる。
近所づきあい、子供たち、義母とのやりとりなど、大きな事件は起きないけど日常には様々な心揺れる出来事があるのだ。
この丁寧で控えめな描写の積み重ねが、宮下奈都の真骨頂だ。
まだ本作品が5作目とはとても思えない風格と品格を備えた作品である。
自分をうまく表現できない梨々子の子供と、祖母(梨々子の母親)とのちょっとしたやりとりをサラリと描くことで、母親の心情を見事に読者に伝えるこのシーンはすごい。
母親の本性がちらりと覗いて、ぞくっとしたよ。
読み終わった時から、もう次回作品が楽しみ。
現在、ミステリーを連載中とtwitterで知った。
iPhone4
携帯を変えた。見ての通りiPhoneである。長年使用したauから、家族の冷たい視線を浴びながら、softbankへチェンジ。(家族全員auだった)
つながりにくいとは聞いてたが、家で圏外という悲しい結果に。
でも、なんだか楽しい。
画面はめちゃくちゃキレイだし、あちこちのディテールが、もうAppleだなあと思う。
気に入っているのが、メールを削除するとき、ゴミ箱のフタがぱかっと開いて、そこへメールが吸い込まれて消えていく。
こんなちょっとした遊びが、使って楽しい道具、にしてくれる。
まだまだ使い方がわからず、今日も会社でアラームが鳴り出して止めるのに冷や汗かいた。
携帯のメールアドレスも変更になりましたが、連絡はしばしお待ちくだされ。
でも、楽しい〜
Monday, November 01, 2010
芸大ミュージカル
昨年に続いて、京都市立芸大の学祭で学生達のミュージカルを見た。
『キス・ミー・ケイト』が今年の演目である。
立ち見が出る盛況ぶり、ステージでも熱演が繰り広げられとても楽しい。
シェークスピアの『じゃじゃ馬馴らし』を劇中劇として扱い、かなり複雑な構成になっている。
『じゃじゃ馬馴らし』ってこんな話なんだ、初めて知った。
それにしても、ここの学祭っていつも天気が悪いなあ。
家から徒歩で30分余りかかる。出だしは雨もたいしたことはなかったが、10分もするとかなりの雨足に。
会場へ着く頃には、靴にも雨が進入してぐっちょりんこ。
模擬店も、これではなかなか対応が大変だ。
『キス・ミー・ケイト』が今年の演目である。
立ち見が出る盛況ぶり、ステージでも熱演が繰り広げられとても楽しい。
シェークスピアの『じゃじゃ馬馴らし』を劇中劇として扱い、かなり複雑な構成になっている。
『じゃじゃ馬馴らし』ってこんな話なんだ、初めて知った。
それにしても、ここの学祭っていつも天気が悪いなあ。
家から徒歩で30分余りかかる。出だしは雨もたいしたことはなかったが、10分もするとかなりの雨足に。
会場へ着く頃には、靴にも雨が進入してぐっちょりんこ。
模擬店も、これではなかなか対応が大変だ。
Thursday, October 21, 2010
『少女』湊かなえ
『告白』で大ブレイクした、湊かなえの2作目。もうすでに6作品が刊行されているので、異例の超ハイペース。
大丈夫かな、と心配になるほど。
時間かけりゃいいってもんでもないので、書ける時に書くのがいいのかも。
『告白』が本屋大賞まで受賞して、大ブレイクするとは思わず、その前にこれを読んだ時の感想がこれ。
物語の続きを知りたいために、どんどんページをめくらせる力は『告白』同様。ただ、『告白』では、事件がセンセーショナルなために、衝撃は強く、惹きつける力はより大きかった。
今作品は、二人の少女が取り巻く環境やらお互いの感情のもつれなどもあって「人が死ぬ瞬間が見たい」という欲求から起こす、行動が本筋としてある。その中で彼女たちを取り巻く人々がどのように関わってくるのか、というのがポイントの物語。
大きな事件は起きないので、より人間をうまく描かないと成立しないのだが、そこが若干苦しい。
『告白』のときに感じているのと同じような不満。描かれているような行動を起こしそうなキャラクタに見えなかったり、必然的な動機なりがいまいちわかりにくい。
ストンと腑に落ちない感じなのだ。そこが残念だけど、次の作品への期待は持てる。
大丈夫かな、と心配になるほど。
時間かけりゃいいってもんでもないので、書ける時に書くのがいいのかも。
『告白』が本屋大賞まで受賞して、大ブレイクするとは思わず、その前にこれを読んだ時の感想がこれ。
物語の続きを知りたいために、どんどんページをめくらせる力は『告白』同様。ただ、『告白』では、事件がセンセーショナルなために、衝撃は強く、惹きつける力はより大きかった。
今作品は、二人の少女が取り巻く環境やらお互いの感情のもつれなどもあって「人が死ぬ瞬間が見たい」という欲求から起こす、行動が本筋としてある。その中で彼女たちを取り巻く人々がどのように関わってくるのか、というのがポイントの物語。
大きな事件は起きないので、より人間をうまく描かないと成立しないのだが、そこが若干苦しい。
『告白』のときに感じているのと同じような不満。描かれているような行動を起こしそうなキャラクタに見えなかったり、必然的な動機なりがいまいちわかりにくい。
ストンと腑に落ちない感じなのだ。そこが残念だけど、次の作品への期待は持てる。
Sunday, October 17, 2010
元・立誠小学校
京都四条木屋町を少しあがったところにある、元・立誠小学校。1994年までは公立の小学校として使われていた。1994年に廃校となったあとは、そのまま校舎などの環境が保存され、イベントなどに利用されている。
場所は木屋町通り沿い、すぐ横を高瀬川が流れ、土佐藩邸跡も隣接した京都を感じさせる場所に建っている。
残された校舎は、途中焼失したあと昭和2年に建設されたもののようだ。
中に入ってみると、とても懐かしい感じでどっしりとした「学舎(まなびや)」という言葉がとてもしっくりくる。
ここで、イベントの一環、トクマルシューゴのライブが開かれた。
観客は、講堂に体育座りで鑑賞。ステージ上には講堂の幕もそのままだし、全面の壁には立誠小学校の校歌もそのまま掲げられている。
これまで5回ほどトクマルシューゴを見ているが、今回初めてだったことが二つある。
ひとつは、ピアノを弾いていた。
もうひとつは、エレキギターを弾いていた。いつもはアコースティックギターだけどね。それに合わせるためだと思うが、バンドメンバーにベースが参加していた。
これも初めて。
トップランナー出演時に、バンドにベースは入れない。その理由は、ベースで音楽がかなり制御(制限?)されるから、と言っていたのだが。確かにベースがはいると、安心感がある。これほど違うのかというぐらい、安定感が増す。
しかしその分、不思議な感覚(浮遊感、不安定感)が薄れてしまう印象ももった。
でも、いつ聞いてもクオリティの高さはさすが、楽しい時間だった。
新曲も良かった、次作への期待も多いに高まる。
Monday, October 11, 2010
『 退出ゲーム 』 初野 晴
京都駅の三省堂書店をぶらぶらしていて、初野晴のハルチカシリーズ(主人公の春太と千夏のこと)3冊が並べてプッシュされていた。ミステリー、青春、吹奏楽(舞台が高校の吹奏楽部)のキーワードに魅かれて購入。
4つの短編が収められているが、舞台が高校だし起きる事件に物騒なものはない。事件ですらないものもある。
いずれもミステリー仕立てとなっていて、なんらかの謎を解明する趣向である。
事件は時系列に乗って起きるので、全体の物語も事件のうらですすんでいく。
千夏はフルート担当の1年生、春太はホルンの同級生で、二人が所属する吹奏楽部は部員が少なすぎてコンクールも出場できない。事件が解決するたびに、事件に関わった部員が入部して(しかも楽器の達人だったりする)、普門館(吹奏楽の全国大会開催の聖地)を目指すことになる。
一話完結の謎解きと、全体の物語の同時進行で興味を引かせるうまい構成。しかも、こういう小説で一番大切で難しい会話文も、(時折若々しさ不足なところは感じたけど)不自然でないし、いい感じで読み進められる。
このあと2冊シリーズが続いているので、そちらへの楽しみも膨らんでくる。
今日は、昨日から順延された町内の運動会。
いい天気(すぎて暑かった)で、久しぶりに体を動かして気分がいいのだ。
4つの短編が収められているが、舞台が高校だし起きる事件に物騒なものはない。事件ですらないものもある。
いずれもミステリー仕立てとなっていて、なんらかの謎を解明する趣向である。
事件は時系列に乗って起きるので、全体の物語も事件のうらですすんでいく。
千夏はフルート担当の1年生、春太はホルンの同級生で、二人が所属する吹奏楽部は部員が少なすぎてコンクールも出場できない。事件が解決するたびに、事件に関わった部員が入部して(しかも楽器の達人だったりする)、普門館(吹奏楽の全国大会開催の聖地)を目指すことになる。
一話完結の謎解きと、全体の物語の同時進行で興味を引かせるうまい構成。しかも、こういう小説で一番大切で難しい会話文も、(時折若々しさ不足なところは感じたけど)不自然でないし、いい感じで読み進められる。
このあと2冊シリーズが続いているので、そちらへの楽しみも膨らんでくる。
今日は、昨日から順延された町内の運動会。
いい天気(すぎて暑かった)で、久しぶりに体を動かして気分がいいのだ。
Wednesday, September 29, 2010
『本日は、お日柄もよく』 原田マハ
この人の作品は初読み。
普通のOLをやっている「こと葉」が幼なじみの結婚式で素晴らしいスピーチと出会う。伝説のスピーチライターと呼ばれる久遠久美。
言葉の持つ強さに感動して、彼女の元へ弟子入りする。
そして、自分が選挙演説のスピーチライターとして仕事をすることになるの。
こと葉の成長小説でもあり、ライバルも出現しての戦い小説でもあり、ロマンスも笑いもあり。
根底に流れるのは「言葉」の力である。
ボクの好きな要素が丸ごと入っているにもかかわらず、どうも入り込めない。
その一番の原因は、登場する政治家(目指す人も含めて)の言葉が、まっとうで感動にあふれていればいるほど、気持ちが離れてしまうのだ。
現実の世界では、政治家がかかげる当初の理想(言葉)とその後の現実があまりにも乖離しすぎて、どんな美辞麗句も結果的に(嘘をつくつもりはなくても)実現できないことをたくさん目の当たりにしているから。
あれだけ期待した民○党も、政権交代して与党になったとたん、あのていたらく。
「国民目線」、「みなさまのため」、選挙期間中はいやというほど聞かされたよなあ。
で、この小説に出てくる民衆党(こと葉が協力する政党)も同じように、政権交代を目指して「国民目線」「まっすぐ」をスピーチに盛り込むんだけど、どうしても現実で結果を知っている身では感動できないよ。
作家の責任ではないかもしれないが、この題材はあまりに現実(選挙運動中のオバマも触れている)が近すぎて、ボクの中では言葉も上滑り気味なのだ。
普通のOLをやっている「こと葉」が幼なじみの結婚式で素晴らしいスピーチと出会う。伝説のスピーチライターと呼ばれる久遠久美。
言葉の持つ強さに感動して、彼女の元へ弟子入りする。
そして、自分が選挙演説のスピーチライターとして仕事をすることになるの。
こと葉の成長小説でもあり、ライバルも出現しての戦い小説でもあり、ロマンスも笑いもあり。
根底に流れるのは「言葉」の力である。
ボクの好きな要素が丸ごと入っているにもかかわらず、どうも入り込めない。
その一番の原因は、登場する政治家(目指す人も含めて)の言葉が、まっとうで感動にあふれていればいるほど、気持ちが離れてしまうのだ。
現実の世界では、政治家がかかげる当初の理想(言葉)とその後の現実があまりにも乖離しすぎて、どんな美辞麗句も結果的に(嘘をつくつもりはなくても)実現できないことをたくさん目の当たりにしているから。
あれだけ期待した民○党も、政権交代して与党になったとたん、あのていたらく。
「国民目線」、「みなさまのため」、選挙期間中はいやというほど聞かされたよなあ。
で、この小説に出てくる民衆党(こと葉が協力する政党)も同じように、政権交代を目指して「国民目線」「まっすぐ」をスピーチに盛り込むんだけど、どうしても現実で結果を知っている身では感動できないよ。
作家の責任ではないかもしれないが、この題材はあまりに現実(選挙運動中のオバマも触れている)が近すぎて、ボクの中では言葉も上滑り気味なのだ。
Sunday, September 26, 2010
映画『瞳の奥の秘密』
本年度アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品。
まず最初に、面白いです。見て損はないです。
25年前に起きた殺人事件を小説にしようとする男が、当時の上司だった女性の元を尋ねてくる。
彼と彼女は、判事として当時その事件を担当していたのだが、物語が進むにつれて、事件が解決していなかったことが観客にもわかってくる。
現在の彼らのやりとりと、25年前の事件当時の物語が交互に進行して行く。
二人とも若い時と年老いた時の姿が自然で違和感がない、演技も達者だね。
特に彼女(ソレダ・ビジャメル)は倍賞美津子似の綺麗な女優。
若い時の溌剌とした感じも、現在の落ち着いた感じもとてもうまいなあ。
あちこちに伏線が張られ、それらが次第につながっていくのだが、ちゃんと観客にも途中で違和感を覚えるような描き方をしている。
なにしろ構成が巧みなのだ。
主要な登場人物は多くないので、ストーリーもわかりやすい。
それぞれが瞳の奥でなにを思っているのか、というのがポイントですね。
タイトル通り。
アルゼンチン映画、なかなかやるな。
まず最初に、面白いです。見て損はないです。
25年前に起きた殺人事件を小説にしようとする男が、当時の上司だった女性の元を尋ねてくる。
彼と彼女は、判事として当時その事件を担当していたのだが、物語が進むにつれて、事件が解決していなかったことが観客にもわかってくる。
現在の彼らのやりとりと、25年前の事件当時の物語が交互に進行して行く。
二人とも若い時と年老いた時の姿が自然で違和感がない、演技も達者だね。
特に彼女(ソレダ・ビジャメル)は倍賞美津子似の綺麗な女優。
若い時の溌剌とした感じも、現在の落ち着いた感じもとてもうまいなあ。
あちこちに伏線が張られ、それらが次第につながっていくのだが、ちゃんと観客にも途中で違和感を覚えるような描き方をしている。
なにしろ構成が巧みなのだ。
主要な登場人物は多くないので、ストーリーもわかりやすい。
それぞれが瞳の奥でなにを思っているのか、というのがポイントですね。
タイトル通り。
アルゼンチン映画、なかなかやるな。
Saturday, September 25, 2010
『あんじゅう』宮部みゆき
『おそろし』から待ちに待った第2作の登場である。
『三島屋変調百物語』と副題がつけられたこのシリーズ、宮部みゆきは本当に百の物語を書くつもりらしい。
ボクは最近の宮部作品の中では『おそろし』が一番好きなので、自作を楽しみにしていた。
そして、本作品が第2作である。
いや、前作に劣らず、面白い。
過去に恐ろしい経験をしたおちかが、人の心(人だけではないが)の不思議を聞くことによって、それを背負う重荷を下ろしてあげようと始めた、不思議話の聞き集め。今回も四つの不思議が語られる。
巧みな人物造形によって、主人公のおちかの魅力は少しも損なわれることなく、魅力溢れる登場人物が増えてくる。今後も活躍を期待しちゃうお勝さん(ロマンスもあるかも)、浪人侍の青野利一郎(おちかとのロマンスはあるのか?)、偽坊主、いたずら小僧三人組など
単なる短編集ではなく、全体の構成の中でうまくその不思議語りが生きてくる構成、新たな登場人物の入らせ方など、もう感動シーンが満載なのだ。
はやくも次が楽しみだぞ。これで九つの物語が済んだので、残り91話か、ずっと続いて欲しいなあ。
『三島屋変調百物語』と副題がつけられたこのシリーズ、宮部みゆきは本当に百の物語を書くつもりらしい。
ボクは最近の宮部作品の中では『おそろし』が一番好きなので、自作を楽しみにしていた。
そして、本作品が第2作である。
いや、前作に劣らず、面白い。
過去に恐ろしい経験をしたおちかが、人の心(人だけではないが)の不思議を聞くことによって、それを背負う重荷を下ろしてあげようと始めた、不思議話の聞き集め。今回も四つの不思議が語られる。
巧みな人物造形によって、主人公のおちかの魅力は少しも損なわれることなく、魅力溢れる登場人物が増えてくる。今後も活躍を期待しちゃうお勝さん(ロマンスもあるかも)、浪人侍の青野利一郎(おちかとのロマンスはあるのか?)、偽坊主、いたずら小僧三人組など
単なる短編集ではなく、全体の構成の中でうまくその不思議語りが生きてくる構成、新たな登場人物の入らせ方など、もう感動シーンが満載なのだ。
はやくも次が楽しみだぞ。これで九つの物語が済んだので、残り91話か、ずっと続いて欲しいなあ。
Monday, September 20, 2010
音楽は楽しい
昨日は京都音楽博覧会だった。
20007年から始まったこのイベントに3年連続行っていたのだが、昨日は参加しなかった。
これまでいっしょに行ってた後輩のH君とチケット発売日前に、ことしどうするか話したのだが、お互い反応がやや薄かった。
出演ゲストの吸引力が二人にとってはやや弱かった。
遠藤賢司にはかなり引きつけられたが、チケット代金などと見比べると、ちょっとひるんでしまったのだ。
で、結局買わずに日がだんだん迫ってきたが、そうこうするうちに別の予定をいれてしまって、音博にはいかず。
その代わりに行ったのは、やはり音楽のコンサートだった。
次女の同級生で音校を今年卒業した近所の娘さんが、その卒業生同期生が集まって行うコンサートにお招きいただいたのだ。
音校生なのでクラシックばかりなのだが、3時間半全く飽きることなく、楽しい催しだった。
バッハ、モーツアルト、ベートーベン、ガーシュウィンなどの有名曲の他、ボクが知らない作曲家の作品まで。
編成もピアノ連弾、バイオリン、コントラバス、トランペットのアンサンブルや、弦楽、管楽器アンサンブル、歌唱までとにかく次から次へと若々しい輝く演奏を繰り広げるのだ。
バロック音楽なのにモダンなリズムを展開する曲、豊かなテノールを響かせる歌、コントラバスもバイオリンの仲間であることを今さらながら発見したソロ演奏(いや、ほんとバイオリンのように速く運指するのだ)
この年になっても発見に次ぐ発見で、いい一日だった。
20007年から始まったこのイベントに3年連続行っていたのだが、昨日は参加しなかった。
これまでいっしょに行ってた後輩のH君とチケット発売日前に、ことしどうするか話したのだが、お互い反応がやや薄かった。
出演ゲストの吸引力が二人にとってはやや弱かった。
遠藤賢司にはかなり引きつけられたが、チケット代金などと見比べると、ちょっとひるんでしまったのだ。
で、結局買わずに日がだんだん迫ってきたが、そうこうするうちに別の予定をいれてしまって、音博にはいかず。
その代わりに行ったのは、やはり音楽のコンサートだった。
次女の同級生で音校を今年卒業した近所の娘さんが、その卒業生同期生が集まって行うコンサートにお招きいただいたのだ。
音校生なのでクラシックばかりなのだが、3時間半全く飽きることなく、楽しい催しだった。
バッハ、モーツアルト、ベートーベン、ガーシュウィンなどの有名曲の他、ボクが知らない作曲家の作品まで。
編成もピアノ連弾、バイオリン、コントラバス、トランペットのアンサンブルや、弦楽、管楽器アンサンブル、歌唱までとにかく次から次へと若々しい輝く演奏を繰り広げるのだ。
バロック音楽なのにモダンなリズムを展開する曲、豊かなテノールを響かせる歌、コントラバスもバイオリンの仲間であることを今さらながら発見したソロ演奏(いや、ほんとバイオリンのように速く運指するのだ)
この年になっても発見に次ぐ発見で、いい一日だった。
The Like in I Love You
ブライアン・ウィルソンの新譜『リイマジンズ・ガーシュウィン』がもう素晴らしすぎてたまらないのだが、ひとつ気になった曲があった。
2曲目に収められた、タイトルの曲である。
このアルバムはガーシュウィンの曲をブライアンがカバーしているのだが、結構ガーシュウィンはよく聞いているボクもこの曲は全く聞いたことがない。
ネットで検索してもヒットしないし、おかしいなあと思ってライナーノーツ(英文)を拾い読みしてみると、この曲ともう1曲はガーシュウィンの未完成曲を、どうやらブライアンが完成させたもののようだ。(そんなことってあるの??)
そうだとすると、どうりで検索してもひっかからないはずである。
それにしてもこの曲、もうブライアンの曲そのものなのだ。
そして、これがまた泣けてくるようなせつないメロディーの曲である。(あまりガーシュウィンっぽくはない)
ガーシュウィンがどこまで作っていたのかはわからないのだが、このレコーディング企画のおかげでこの曲が世に出て、ボクらが聞くことができたわけである。
単純にうれしい。
二人の、アメリカが生んだ大作曲家にブラボー、なのだ。
2曲目に収められた、タイトルの曲である。
このアルバムはガーシュウィンの曲をブライアンがカバーしているのだが、結構ガーシュウィンはよく聞いているボクもこの曲は全く聞いたことがない。
ネットで検索してもヒットしないし、おかしいなあと思ってライナーノーツ(英文)を拾い読みしてみると、この曲ともう1曲はガーシュウィンの未完成曲を、どうやらブライアンが完成させたもののようだ。(そんなことってあるの??)
そうだとすると、どうりで検索してもひっかからないはずである。
それにしてもこの曲、もうブライアンの曲そのものなのだ。
そして、これがまた泣けてくるようなせつないメロディーの曲である。(あまりガーシュウィンっぽくはない)
ガーシュウィンがどこまで作っていたのかはわからないのだが、このレコーディング企画のおかげでこの曲が世に出て、ボクらが聞くことができたわけである。
単純にうれしい。
二人の、アメリカが生んだ大作曲家にブラボー、なのだ。
Saturday, September 11, 2010
『文字をつくる 9人の書体デザイナー』雪 朱里
このところ書体デザイン関連の本を読んでいる。
たまたま朝日新聞で、ライノタイプ社(ドイツの世界的タイポグラフィデザイン会社)で欧文書体をデザインしている小林章さんの記事に目に留めたのがきっかけだった。
日本人からみたら外国語のアルファベットをデザインするっていうのもなんだか不思議な感じである。
そもそも、あらゆる場所で目にする「文字」は、普通は空気のような存在であって意識されることは少ない。
ボクは昔から書体やロゴに興味があったので人よりは意識していると思うけど、それでも普段はほとんどが素通りしてしまう。
人間社会に不可欠な「文字」を日々デザインしているひとたちにスポットをあてた本書は、彼らがどんな思いでまた、どういう作業をしているのか、その一端をのぞける。
日本語の場合、ひとつの書体をつくるのに数千文字をデザインしなければならない。
なので通常はチームで作業を分担して行うものらしいのだが、この本に登場する人の中には、ひとりで仕事とは別に地道にデザインしたケースもある。その場合数年〜10年ほどかかるのだ。
すきじゃないとできないだけではない、執念みたいなものも感じる。
どの文字も個性があって素敵である、ほれぼれする。
単なる明朝とゴシックだけではないのだ。
ボクが覚えているので、最初に文字のデザインを意識したのは、欧文書体のOptimaだった。
レコードの歌詞カードにこれが使われていたのだ。
構成する線の幅は均一でないし縦線も決してまっすぐでない、微妙なカーブと傾斜がついているのがなんとも優雅に見えた。
この書体をデザインしたのはヘルマン・ツァップである。書体デザイナでは巨匠である(最近知りましたが)
ツァップ氏と先述の小林さんのことは、『欧文書体2』小林章著 に詳しく書かれている。
興味があればそちらもどうぞ。
たまたま朝日新聞で、ライノタイプ社(ドイツの世界的タイポグラフィデザイン会社)で欧文書体をデザインしている小林章さんの記事に目に留めたのがきっかけだった。
日本人からみたら外国語のアルファベットをデザインするっていうのもなんだか不思議な感じである。
そもそも、あらゆる場所で目にする「文字」は、普通は空気のような存在であって意識されることは少ない。
ボクは昔から書体やロゴに興味があったので人よりは意識していると思うけど、それでも普段はほとんどが素通りしてしまう。
人間社会に不可欠な「文字」を日々デザインしているひとたちにスポットをあてた本書は、彼らがどんな思いでまた、どういう作業をしているのか、その一端をのぞける。
日本語の場合、ひとつの書体をつくるのに数千文字をデザインしなければならない。
なので通常はチームで作業を分担して行うものらしいのだが、この本に登場する人の中には、ひとりで仕事とは別に地道にデザインしたケースもある。その場合数年〜10年ほどかかるのだ。
すきじゃないとできないだけではない、執念みたいなものも感じる。
どの文字も個性があって素敵である、ほれぼれする。
単なる明朝とゴシックだけではないのだ。
ボクが覚えているので、最初に文字のデザインを意識したのは、欧文書体のOptimaだった。
レコードの歌詞カードにこれが使われていたのだ。
構成する線の幅は均一でないし縦線も決してまっすぐでない、微妙なカーブと傾斜がついているのがなんとも優雅に見えた。
この書体をデザインしたのはヘルマン・ツァップである。書体デザイナでは巨匠である(最近知りましたが)
ツァップ氏と先述の小林さんのことは、『欧文書体2』小林章著 に詳しく書かれている。
興味があればそちらもどうぞ。
Sunday, September 05, 2010
電子書籍
先日Amazonの電子書籍kindleの新バージョンが発売された。
ついに待望の日本語に対応になったので、あとは日本語の電子書籍が出版されるのを待つばかりである。
ただ、出版についてはまだもう少し時間がかかるかもしれないが。
ボクも前バージョンのkindleを持っている。
日本語が読めるのはPDFだけなので、それなりに限定した使い方になる。
青空文庫からダウンロードした書籍を読むか、以外と便利かもしれないのは電子機器の取扱説明書をごっそり保存しておくこと。
もしくは、がんばって英語の書籍を読むかである。
確かに「便利」である。
大量の紙の本のはかさばるし、重い。
それがどんなに保存しても300gたらず。
しかし、その「便利さ」と引き換えに捨てなければならないこともある。
それは、装幀やフォント、紙質などのそれぞれの本の「個性」みたいなもの。
これは結構大きい。
まだ、実用書はいいとしよう。
取扱説明書は、使い方を調べるという目的が非常に明確なので「便利」なほうがいい。
ただ、文芸書や芸術書などの場合は、そういう個性を手放すのは寂しい。
人によっては「装幀やフォントなどに助けられることなく、純粋に内容で勝負すればいい」という意見もある。
しかし、ボクはそうではなくて、装幀や組版は「足りていない内容を補助する」のではなくて、内容をさらに上に押し上げるもの、または、本の印象を強く印象づけるためのキーなのではないかと思う。
音楽の世界では、LPレコードがあっというまにCDに駆逐され、さらにダウンロード時代へと移った。
本もこれと同じ道をたどるのか?
ただ、本が違うのは、本の本質である「文字」は直接送り手と読者をつなぐためのインターフェイスなので、それが与える影響はかなり大きなものである。なので、見た時の印象が内容をも左右することになる。
紙の本は、いくらAmazonやGoogle(あらゆる書籍を電子化するプロジェクトを実行中)ががんばってもなくならないと思うし、なくなってほしくもない。でも、出版業界がいままで以上に厳しくなるのは間違いなさそうである。
とりあえずボクにできることは、いままでのように本を買ったり図書館で借りてたくさん読むこと。
そしてどういう方向に進むのがいいのかを考えること。
ついに待望の日本語に対応になったので、あとは日本語の電子書籍が出版されるのを待つばかりである。
ただ、出版についてはまだもう少し時間がかかるかもしれないが。
ボクも前バージョンのkindleを持っている。
日本語が読めるのはPDFだけなので、それなりに限定した使い方になる。
青空文庫からダウンロードした書籍を読むか、以外と便利かもしれないのは電子機器の取扱説明書をごっそり保存しておくこと。
もしくは、がんばって英語の書籍を読むかである。
確かに「便利」である。
大量の紙の本のはかさばるし、重い。
それがどんなに保存しても300gたらず。
しかし、その「便利さ」と引き換えに捨てなければならないこともある。
それは、装幀やフォント、紙質などのそれぞれの本の「個性」みたいなもの。
これは結構大きい。
まだ、実用書はいいとしよう。
取扱説明書は、使い方を調べるという目的が非常に明確なので「便利」なほうがいい。
ただ、文芸書や芸術書などの場合は、そういう個性を手放すのは寂しい。
人によっては「装幀やフォントなどに助けられることなく、純粋に内容で勝負すればいい」という意見もある。
しかし、ボクはそうではなくて、装幀や組版は「足りていない内容を補助する」のではなくて、内容をさらに上に押し上げるもの、または、本の印象を強く印象づけるためのキーなのではないかと思う。
音楽の世界では、LPレコードがあっというまにCDに駆逐され、さらにダウンロード時代へと移った。
本もこれと同じ道をたどるのか?
ただ、本が違うのは、本の本質である「文字」は直接送り手と読者をつなぐためのインターフェイスなので、それが与える影響はかなり大きなものである。なので、見た時の印象が内容をも左右することになる。
紙の本は、いくらAmazonやGoogle(あらゆる書籍を電子化するプロジェクトを実行中)ががんばってもなくならないと思うし、なくなってほしくもない。でも、出版業界がいままで以上に厳しくなるのは間違いなさそうである。
とりあえずボクにできることは、いままでのように本を買ったり図書館で借りてたくさん読むこと。
そしてどういう方向に進むのがいいのかを考えること。
Thursday, September 02, 2010
『サラの鍵』 タチアナ・ド・ロネ
いやーすごい話、一気に読み終えた。
1942年、第2次世界大戦中パリで起きたユダヤ人一斉検挙。
ナチスではなくパリ警察が、そこに住むユダヤ人10000人以上(女性や子供も多い)の検挙に乗り出した。11歳のサラは両親といっしょに警察に連れていかれたが、その直前に危険を感じて、4歳になる弟を部屋の秘密扉の奥へ隠した。
「すぐに帰ってきてだしてあげるから」と言い残して鍵をかけた状態で。
ところが、帰れるどころかユダヤ人達は大きな建物にひどい環境で押し込められた上に、子供と両親は別々にアウシュビッツへ移送されて、そのほとんどの人が帰ってくることはなかった。
フランスの汚点とも言うべきこの事件を調査することになった女性ジャーナリスト(アメリカ人)が、調査が進むにつれて驚くべき事実を知ることになる。夫(フランス人)の家族がその一件、しかも少女サラと深い関わりがあることがわかってくる。
前半は、1942年の事件をサラの視点で描く章と、ジャーナリストが過去の事件を調べる2002年の章が交互に描かれ、次第にふたつのはなしがつながっていく、その緊迫感が素晴らしいし、どうなるのかという興味が物語をぐんぐん引っ張る。サラの話は、これまでもTVや映画で取り上げられてきたナチスのユダヤ人への弾圧であるが、なんど見ても恐ろしくとても人間がすることとは思えない。その臨場感がありすぎて怖い。
事実をつきとめてからの後半は、その事実を知ったことで大きく人生が変わってしまったジャーナリストとその家族たちの生き方や考え方が中心に描かれる。こちらも面白いし、いろいろ考えさせられるのだ。
読み応えある1冊。
1942年、第2次世界大戦中パリで起きたユダヤ人一斉検挙。
ナチスではなくパリ警察が、そこに住むユダヤ人10000人以上(女性や子供も多い)の検挙に乗り出した。11歳のサラは両親といっしょに警察に連れていかれたが、その直前に危険を感じて、4歳になる弟を部屋の秘密扉の奥へ隠した。
「すぐに帰ってきてだしてあげるから」と言い残して鍵をかけた状態で。
ところが、帰れるどころかユダヤ人達は大きな建物にひどい環境で押し込められた上に、子供と両親は別々にアウシュビッツへ移送されて、そのほとんどの人が帰ってくることはなかった。
フランスの汚点とも言うべきこの事件を調査することになった女性ジャーナリスト(アメリカ人)が、調査が進むにつれて驚くべき事実を知ることになる。夫(フランス人)の家族がその一件、しかも少女サラと深い関わりがあることがわかってくる。
前半は、1942年の事件をサラの視点で描く章と、ジャーナリストが過去の事件を調べる2002年の章が交互に描かれ、次第にふたつのはなしがつながっていく、その緊迫感が素晴らしいし、どうなるのかという興味が物語をぐんぐん引っ張る。サラの話は、これまでもTVや映画で取り上げられてきたナチスのユダヤ人への弾圧であるが、なんど見ても恐ろしくとても人間がすることとは思えない。その臨場感がありすぎて怖い。
事実をつきとめてからの後半は、その事実を知ったことで大きく人生が変わってしまったジャーナリストとその家族たちの生き方や考え方が中心に描かれる。こちらも面白いし、いろいろ考えさせられるのだ。
読み応えある1冊。
Wednesday, August 25, 2010
穂村弘 『絶叫委員会』
面白い!今かなり話題になっている本である。
図書館で借りて通勤時に読んだのだが、思わず吹き出しそうになるところもあちらこちらに。
著者は詩人ということで、言葉に対する感性が元々鋭どいのだろうが、これまで人生でであった、いろいろな言葉(主に会話)の中で、何かしら著者の心をつかんでしまったもの。
その言葉がでてきた時の気持ちや背景などについて解説するのだが、この解説がまた面白い。
言葉が外に出る時に、裏にひそむ本音や背景がにじみ出てしまうのだろう。
そこらへんの微妙なニュアンスを感じてすくい上げられるのが、その人の感性だろうか。
普通だったら、なんとも思わず見過ごしてしまうもの。
もちろん説明の書き方自体の面白さもあるわけで、読み進むにつれてこの説明の仕方って何かに似ているなあと考えたら、
そうだ、これは赤瀬川原平の路上観察と同じだと思い当たった。
街の中に図らずも残された無意味なものたちにスポットを当て、なぜその形で残ったのかを考える。
それと共通の感性をを感じた。
図書館で借りて通勤時に読んだのだが、思わず吹き出しそうになるところもあちらこちらに。
著者は詩人ということで、言葉に対する感性が元々鋭どいのだろうが、これまで人生でであった、いろいろな言葉(主に会話)の中で、何かしら著者の心をつかんでしまったもの。
その言葉がでてきた時の気持ちや背景などについて解説するのだが、この解説がまた面白い。
言葉が外に出る時に、裏にひそむ本音や背景がにじみ出てしまうのだろう。
そこらへんの微妙なニュアンスを感じてすくい上げられるのが、その人の感性だろうか。
普通だったら、なんとも思わず見過ごしてしまうもの。
もちろん説明の書き方自体の面白さもあるわけで、読み進むにつれてこの説明の仕方って何かに似ているなあと考えたら、
そうだ、これは赤瀬川原平の路上観察と同じだと思い当たった。
街の中に図らずも残された無意味なものたちにスポットを当て、なぜその形で残ったのかを考える。
それと共通の感性をを感じた。
Tuesday, August 24, 2010
宮部みゆき『小暮写眞館』
読後の最初の言葉は「長かった」である。
宮部ファンにはしかられそうだが、それが正直な気持ち。
約700ページに及ぶ書き下ろし作品、ノンミステリージャンルの現代小説である。
長男英一は高校生、4人家族の花菱家は、小暮写眞館を店ごと買い取ってそこへ引っ越してくる。
当時のスタジオがそのまま残されていて、記念写真を撮影するときの背景シートや外へ向かった写真の掲載ウィンドウ、そして店を引き継ぐわけではないのに、面白いから、と「小暮写眞館」の看板もそのまま掲げてしまう。
写真館再開と勘違いしてやってきた女子高生は、昔この写真館で現像した写真に、心霊写真が写っている、とクレームをつける。応対した英一は、仲間とともに写真の謎を探り出す。
冒頭はミステリーっぽいところもあるのだが、心霊写真としてそこに残された人の思いや周囲の人々の関係性など、が次第に解き明かされていく過程が面白いのだ。
心霊写真だけじゃなくて、花菱家にも過去に大きな事件があって、その時の思いをそれぞれの心に隠し持っている。
そのことも、周囲との関わっていく中で明らかにされていく。
過去の宮部作品同様に、人物造形はとてもよくて、とくに英一の同級生の女子こげぱん、写真館を仲介した不動産屋の事務員で攻撃的な目を持つ垣本順子、など特に魅力的なキャラクタが登場する。
ボクは特にこげぱん好きだなあ(後半活躍が少なくなるが)
でもやっぱりちょっと長いのだ。通勤で毎日持ち歩くのもつらかった。
全体通して、宮部みゆきはもっとすごいことを知っているので、次に読まれることを待っている『あんじゅう』への期待が高まるのだ。
宮部ファンにはしかられそうだが、それが正直な気持ち。
約700ページに及ぶ書き下ろし作品、ノンミステリージャンルの現代小説である。
長男英一は高校生、4人家族の花菱家は、小暮写眞館を店ごと買い取ってそこへ引っ越してくる。
当時のスタジオがそのまま残されていて、記念写真を撮影するときの背景シートや外へ向かった写真の掲載ウィンドウ、そして店を引き継ぐわけではないのに、面白いから、と「小暮写眞館」の看板もそのまま掲げてしまう。
写真館再開と勘違いしてやってきた女子高生は、昔この写真館で現像した写真に、心霊写真が写っている、とクレームをつける。応対した英一は、仲間とともに写真の謎を探り出す。
冒頭はミステリーっぽいところもあるのだが、心霊写真としてそこに残された人の思いや周囲の人々の関係性など、が次第に解き明かされていく過程が面白いのだ。
心霊写真だけじゃなくて、花菱家にも過去に大きな事件があって、その時の思いをそれぞれの心に隠し持っている。
そのことも、周囲との関わっていく中で明らかにされていく。
過去の宮部作品同様に、人物造形はとてもよくて、とくに英一の同級生の女子こげぱん、写真館を仲介した不動産屋の事務員で攻撃的な目を持つ垣本順子、など特に魅力的なキャラクタが登場する。
ボクは特にこげぱん好きだなあ(後半活躍が少なくなるが)
でもやっぱりちょっと長いのだ。通勤で毎日持ち歩くのもつらかった。
全体通して、宮部みゆきはもっとすごいことを知っているので、次に読まれることを待っている『あんじゅう』への期待が高まるのだ。
Saturday, August 21, 2010
日本のロック80年代篇
レコード・コレクターズ先月号に続いて、今月号(2010.09号)は「日本のロック・アルバム・ベスト100 80年代篇」特集である。
1位は予想通り(というか雑誌の表紙がモロ)大滝詠一『ロング・バケイション』である。
意義なし
同感
当然
しかし
あまりにもこのアルバムが素晴らしすぎて、なおかつ一般受けも良すぎたものだから、
大滝詠一=ロンバケ
のイメージが定着したのが悲劇でもあった。
確かに、このアルバムは集大成的一枚ではあるが、師匠はそんなものではない。
底知れない奥深さがあることを、皆が気づかなくなってしまった。
これが売れていなければ、もっと地下組織で師匠は活躍していたのに、ファンとしてはそんな妄想をしてしまうのだ。
前号の60・70年代と違って80年代になると、「はっぴいえんどとその一派」以外の新しい人たちもでてきて多様性を見せ始める。
ボクも聞いたことがないアルバムがかなりの枚数ある
もう一度、ざあ〜っと100枚をみてみると
あれ?
シネマが入ってないじゃん。
すごく良かったんだけどな、ある時期のボクのヘビーローテーションだった。
コンサートも行ったなあ(としばし懐かしむ)
1位は予想通り(というか雑誌の表紙がモロ)大滝詠一『ロング・バケイション』である。
意義なし
同感
当然
しかし
あまりにもこのアルバムが素晴らしすぎて、なおかつ一般受けも良すぎたものだから、
大滝詠一=ロンバケ
のイメージが定着したのが悲劇でもあった。
確かに、このアルバムは集大成的一枚ではあるが、師匠はそんなものではない。
底知れない奥深さがあることを、皆が気づかなくなってしまった。
これが売れていなければ、もっと地下組織で師匠は活躍していたのに、ファンとしてはそんな妄想をしてしまうのだ。
前号の60・70年代と違って80年代になると、「はっぴいえんどとその一派」以外の新しい人たちもでてきて多様性を見せ始める。
ボクも聞いたことがないアルバムがかなりの枚数ある
もう一度、ざあ〜っと100枚をみてみると
あれ?
シネマが入ってないじゃん。
すごく良かったんだけどな、ある時期のボクのヘビーローテーションだった。
コンサートも行ったなあ(としばし懐かしむ)
Friday, August 13, 2010
納涼古本市
下鴨神社糺ノ森で行われている「納涼古本市」へ行ってきた。
昼間でも薄暗く感じるほど、うっそうとした樹に覆われた糺ノ森。
森見登美彦の『有頂天家族』に登場する狸家族の住み処である糺ノ森。
その奇想天外な設定が、あながち作り事ではないような気持ちになる、なんとも不思議で霊的な場所。
その森の中に広がる膨大な古本たち。
近隣の本好き、特に古本好きな老若男女がここへ集う。
かなり高齢と見受けるじいさまも、「カラの」ころころケースを持ってやって来ている。
買う気満々である。
恐るべし「知識欲」
買い慣れていないボクは、スタート時点から一軒ずつ詳細にチェックしたものだから、30分たってもほとんど進んでいない。
これでは体力が終点まで持ちそうにない。
そのうち要領もわかってくる。
店によって品揃えの特徴があるので、興味の薄いジャンルの店は早送りで飛ばしつつ、約2時間半かけてようやく終点まで。
ここで遅い昼をいただく。
冷しカレーうどん。
冷たくって、だけどちょっと辛くておいしい。
みるみる体力を回復。
再度折り返して、早送りしてきた店の数店をもう少し詳しくチェック。
結局4時間滞在したが、とても全て見るのは無理。
疲れた。
市バスに乗って、下鴨神社から四条河原町へ戻る。
そこで性懲りもなく、また本屋へ(ブック1st)
ついでにタワーレコードもチェックして、市バスで京都駅へ。
さらにしつこく三省堂京都駅店をひととおりみてわまり、ようやく帰宅へ。
昼間でも薄暗く感じるほど、うっそうとした樹に覆われた糺ノ森。
森見登美彦の『有頂天家族』に登場する狸家族の住み処である糺ノ森。
その奇想天外な設定が、あながち作り事ではないような気持ちになる、なんとも不思議で霊的な場所。
その森の中に広がる膨大な古本たち。
近隣の本好き、特に古本好きな老若男女がここへ集う。
かなり高齢と見受けるじいさまも、「カラの」ころころケースを持ってやって来ている。
買う気満々である。
恐るべし「知識欲」
買い慣れていないボクは、スタート時点から一軒ずつ詳細にチェックしたものだから、30分たってもほとんど進んでいない。
これでは体力が終点まで持ちそうにない。
そのうち要領もわかってくる。
店によって品揃えの特徴があるので、興味の薄いジャンルの店は早送りで飛ばしつつ、約2時間半かけてようやく終点まで。
ここで遅い昼をいただく。
冷しカレーうどん。
冷たくって、だけどちょっと辛くておいしい。
みるみる体力を回復。
再度折り返して、早送りしてきた店の数店をもう少し詳しくチェック。
結局4時間滞在したが、とても全て見るのは無理。
疲れた。
市バスに乗って、下鴨神社から四条河原町へ戻る。
そこで性懲りもなく、また本屋へ(ブック1st)
ついでにタワーレコードもチェックして、市バスで京都駅へ。
さらにしつこく三省堂京都駅店をひととおりみてわまり、ようやく帰宅へ。
Thursday, August 05, 2010
夏休みも残り少なし
今週はうちの会社が夏休みなのである。
今日は、朝から京都市美術館へ「ボストン美術館展」鑑賞へ。
いつもと違う行き方で出かけたら、降りる駅を間違えてしまって、すこし遠回り。
朝とは言え日差しは強く、気分的に萎えた。
しかし、開館と同時に入館したので、平日ということもあってかなり空いている。以前フェルメール見に行った時は大混雑で疲れたが、今回はらくちん。意外と展示されている絵は少ない感じ。だけど、途中休憩もいれたら1.5時間ぐらいは滞在してたな。
これで元とったな(東海林さだお風に)
そのあとで、近くの京都会館で行われている「吹奏楽コンクール」を見に行く。
吹奏楽をやっていた下の娘も3月に高校を卒業したので、OBの家族という立場で卒業した高校の応援ということ。
吹奏楽コンクールは課題曲(4曲からチョイス)と自由曲を演奏する。
娘の高校は伝統的に自由曲に難解なものをもってくる。難度の高い曲をこなして、そこをアピールする作戦。
かなりリスキーな作戦でもある。
聞いてみると、案の定、難解。
だけど、ボクは好きだなあ、とても素敵!
がんばれ娘の後輩達!
審査員の先生方、ヨロシクオネガイシマス
今日は、朝から京都市美術館へ「ボストン美術館展」鑑賞へ。
いつもと違う行き方で出かけたら、降りる駅を間違えてしまって、すこし遠回り。
朝とは言え日差しは強く、気分的に萎えた。
しかし、開館と同時に入館したので、平日ということもあってかなり空いている。以前フェルメール見に行った時は大混雑で疲れたが、今回はらくちん。意外と展示されている絵は少ない感じ。だけど、途中休憩もいれたら1.5時間ぐらいは滞在してたな。
これで元とったな(東海林さだお風に)
そのあとで、近くの京都会館で行われている「吹奏楽コンクール」を見に行く。
吹奏楽をやっていた下の娘も3月に高校を卒業したので、OBの家族という立場で卒業した高校の応援ということ。
吹奏楽コンクールは課題曲(4曲からチョイス)と自由曲を演奏する。
娘の高校は伝統的に自由曲に難解なものをもってくる。難度の高い曲をこなして、そこをアピールする作戦。
かなりリスキーな作戦でもある。
聞いてみると、案の定、難解。
だけど、ボクは好きだなあ、とても素敵!
がんばれ娘の後輩達!
審査員の先生方、ヨロシクオネガイシマス
Tuesday, August 03, 2010
禁断の技
ツイッターで上げたが、うちのメインマシンmac mini のDVDドライブが、ディスクを吸い込まなくなってしまった。それまでは好調に動作していたのに。
もう保証期間は越えているので、修理にだせば実費をそのまま請求される。
ということで、カバーを開けてみることにした。
Appleの製品は開けにくいことで有名である。
iPodもバッテリー交換するのに、かなり苦労した。
ここで禁断の技である。
いまはネットで調べれば、解体の動画まであるのでやり方はすぐわかる。
mac miniは明けるのに工具が必要らしい。
近所のホームセンターでスクレイパー(¥380)を購入。
そしてすぐに作業。
カバーと本体のわずかな隙間にスクレーパーを差し込み、こじあげていく。
ポイントは、とにかく恐れずに「差し込み」思い切って「こじ上げる」 ことである。
あれ?
DVDドライブになにかが詰まっている。
引っ張り出してみるとそれは、DVD-Rの焼き付け面を保護するために敷いてあった薄いビニールシートであった。
ありゃあ、これってボクのせい?
ツイッターで「ちょっと酷使したら、パソコンがネをあげた」と書いてしまった。
すまぬ、パソコンがネを上げたのではなかった。
思わずぬれぎぬを着せたmacに謝罪。
無事DVDドライブは復活して、再び酷使することに。
Sunday, August 01, 2010
70年代の日本のロック
現在店頭に並んでいる「レコード・コレクターズ8月号」の余韻をまだ引きずっているのだが、このベスト100に上っているものは、かなり持っている(レコードやCD)。
しかし、当時興味を引かれなかったり、タイミングを失して聞き逃したのもかなりある。
その中で、特に興味をひいた
フード・ブレイン『晩餐』
をAmazonで購入。
いやはや、かっこいいね。
1970年発表かあ、日本のロックで当時こんなのやってたんだ。
メンバーを見たら確かにすごい人たちなのだけど、エネルギーが爆発しているだけではなく、新しいことをやろうっていう気概にあふれている。
あがた森魚『日本少年』共演者も含めて当時激しく興味をひかれたが、2枚組LPとかいろいろあって入手し損なっていた。
『頭脳警察セカンド』と合わせて、図書館に予約中。
先日、実家へ帰った時にも置いてあるアナログ盤を数枚聞いた。
はちみつぱい『センチメンタル通り』
サディスティック・ミカ・バンド『黒船』
ムーンライダーズ『MOONRIDERS』
今聞いてもどれも本当にいいね、熱くなるよ
昨日の「佐野元春 ザ・ソングライターズ」ゲストは鈴木慶一でした。
来週2回目の放映。
しかし、当時興味を引かれなかったり、タイミングを失して聞き逃したのもかなりある。
その中で、特に興味をひいた
フード・ブレイン『晩餐』
をAmazonで購入。
いやはや、かっこいいね。
1970年発表かあ、日本のロックで当時こんなのやってたんだ。
メンバーを見たら確かにすごい人たちなのだけど、エネルギーが爆発しているだけではなく、新しいことをやろうっていう気概にあふれている。
あがた森魚『日本少年』共演者も含めて当時激しく興味をひかれたが、2枚組LPとかいろいろあって入手し損なっていた。
『頭脳警察セカンド』と合わせて、図書館に予約中。
先日、実家へ帰った時にも置いてあるアナログ盤を数枚聞いた。
はちみつぱい『センチメンタル通り』
サディスティック・ミカ・バンド『黒船』
ムーンライダーズ『MOONRIDERS』
今聞いてもどれも本当にいいね、熱くなるよ
昨日の「佐野元春 ザ・ソングライターズ」ゲストは鈴木慶一でした。
来週2回目の放映。
Saturday, July 31, 2010
週間ブックレビュー
NHKBS2で放映中のこの番組、ほぼ毎週見ている。
面白そうな本をここで発見することもしばしば。
3人の書評ゲスト(プロの書評家だけではなく、本好きないろんなジャンルの人)が、それぞれお気に入りの3冊を順番に紹介する。そのなかの1冊は、ゲスト3人とその週の司会者・アシスタント全員が読んで、クロスレビューするのだ。
だから、自分の好みであろうがなかろうが、収録までに読んできて、なにか感想らしきことは言わなければならない。
ばからしい本でも、何か意味のあることを言わなければならず、いかにもNHKらしいというか、面白い時もあるがうっとうしいこともままある。ばからしい本なので、「面白い」「つまらん」しか言い様がないものにも、あれこれ言葉をくっつけていく。
こんなときは見ていてつらい。(大抵はビデオで見てるので早送りします)
だいぶ前に、書評家の北上次郎氏(「本の雑誌」の目黒さんね)が登場した時、別のゲスト一押し作品が、ボクからみても北上さんの好みではないだろうなと思っていると、
「これは、ダメですね。とくに話すことはない」
とばっさり。
いつもこれぐらいのことは言って欲しいよ、他の人も。
たぶん、本音ではこんなふうに言いたい場合がたくさんあるのだろうが、大人だし、テレビだし、NHKだし、いろいろな思いがそこで線を引いてしまうのだろうな。
そればかりでも番組成立しにくいしね。
そのあたりの本音も探りつつ、ボクは毎週見ているのである。
面白そうな本をここで発見することもしばしば。
3人の書評ゲスト(プロの書評家だけではなく、本好きないろんなジャンルの人)が、それぞれお気に入りの3冊を順番に紹介する。そのなかの1冊は、ゲスト3人とその週の司会者・アシスタント全員が読んで、クロスレビューするのだ。
だから、自分の好みであろうがなかろうが、収録までに読んできて、なにか感想らしきことは言わなければならない。
ばからしい本でも、何か意味のあることを言わなければならず、いかにもNHKらしいというか、面白い時もあるがうっとうしいこともままある。ばからしい本なので、「面白い」「つまらん」しか言い様がないものにも、あれこれ言葉をくっつけていく。
こんなときは見ていてつらい。(大抵はビデオで見てるので早送りします)
だいぶ前に、書評家の北上次郎氏(「本の雑誌」の目黒さんね)が登場した時、別のゲスト一押し作品が、ボクからみても北上さんの好みではないだろうなと思っていると、
「これは、ダメですね。とくに話すことはない」
とばっさり。
いつもこれぐらいのことは言って欲しいよ、他の人も。
たぶん、本音ではこんなふうに言いたい場合がたくさんあるのだろうが、大人だし、テレビだし、NHKだし、いろいろな思いがそこで線を引いてしまうのだろうな。
そればかりでも番組成立しにくいしね。
そのあたりの本音も探りつつ、ボクは毎週見ているのである。
Wednesday, July 28, 2010
Appleのトラックパッド
Appleの新製品「Magic Trackpad」が登場した。
トラックパッドは、ノートパソコンでどちらかというと仕方なく使われていたのがこれまでの印象。
やはり使い勝手はマウスが格段によかった。ノートの利点を生かすためにマウスの代わりに搭載されたのだが、なんだかカーソルが思った通り動かずに、けっこういらつきながら使っていた。
それをAppleは、指の使い方で様々な動作をするこのトラックパッドを開発して、なかなか評判が良かったようである。さらに今回はそれを独立させて、デスクトップパソコンにもつないで、マウスの代わりをさせようというのだ。
なんだかいちいち購買意欲をそそるなあ、Apple
トラックパッドは、ノートパソコンでどちらかというと仕方なく使われていたのがこれまでの印象。
やはり使い勝手はマウスが格段によかった。ノートの利点を生かすためにマウスの代わりに搭載されたのだが、なんだかカーソルが思った通り動かずに、けっこういらつきながら使っていた。
それをAppleは、指の使い方で様々な動作をするこのトラックパッドを開発して、なかなか評判が良かったようである。さらに今回はそれを独立させて、デスクトップパソコンにもつないで、マウスの代わりをさせようというのだ。
なんだかいちいち購買意欲をそそるなあ、Apple
Sunday, July 25, 2010
荒井由実の第2作
先週神戸の実家へ帰った時に、本棚をちらちら見ていたら、古い音楽雑誌を見つけた。ライトミュージックの1974年10月号である。
1974年といえば、ボクは高校1年の時。
表紙は、ニルソンの『プシー・キャット』のジャケ写ですね。朋友ジョン・レノンと供に作った作品、懐かしー
当時からニルソンは大好きだったからね。
この雑誌、コンセプトとしてはフォーク系から軽めのロック、邦楽、洋楽合わせていろいろって感じのようだけど、なんで買ったのかはよく覚えてない。
簡単な楽譜なんかも掲載されている。
さらに雑誌の中で、こんな宣伝を見つけた。荒井由実の2作目『MISSLIM』の発売告知。
「10月5日華麗に発売!」だそうだ。
こんな時代もあったんだね。
Monday, July 19, 2010
暑い夏
今年は梅雨に雨がよく降った。
関西地方では先週金曜日までが梅雨で、土曜日から夏。
いままでこれほど、スパッと梅雨と夏の区別がついたときってあったか?
例年は、空梅雨だったり、なんだかぐずぐずしているまに、仕方なく梅雨明け宣言したりって感じだけど、今年は見事なまでに転換した。
天気予報もばっちり、予報した通りだしね。
それにしても暑い。
言いたくないけど暑い。
昨日は大阪大学オーケストラの公演を聞きに、神戸文化ホールへ出かけた。
高速神戸駅から湊川神社沿いに10分程歩いたところにある。
夕方6時ごろだったが、それでもその道中暑かった。
じりじり頭が灼けた。
演奏は、初めて聞いたシベリウス『カレリア序曲』が面白かった。
ブラームスの交響曲第4番は第3楽章が大好き。第4楽章はちょっとつらかった、睡魔との戦い。
演奏は素晴らしかったですね。
関西地方では先週金曜日までが梅雨で、土曜日から夏。
いままでこれほど、スパッと梅雨と夏の区別がついたときってあったか?
例年は、空梅雨だったり、なんだかぐずぐずしているまに、仕方なく梅雨明け宣言したりって感じだけど、今年は見事なまでに転換した。
天気予報もばっちり、予報した通りだしね。
それにしても暑い。
言いたくないけど暑い。
昨日は大阪大学オーケストラの公演を聞きに、神戸文化ホールへ出かけた。
高速神戸駅から湊川神社沿いに10分程歩いたところにある。
夕方6時ごろだったが、それでもその道中暑かった。
じりじり頭が灼けた。
演奏は、初めて聞いたシベリウス『カレリア序曲』が面白かった。
ブラームスの交響曲第4番は第3楽章が大好き。第4楽章はちょっとつらかった、睡魔との戦い。
演奏は素晴らしかったですね。
Saturday, July 17, 2010
レコード・コレクターズ 2010年8月号
英会話教室のあと、4時過ぎに京都駅の三省堂へ。
雑誌コーナをチェック。
で、表題の雑誌であるが、特集が「日本のロック/フォークアルバム100」
「まずは60〜70年代篇をお届け!」
なんて書かれている。
すぐに購入。
このチャートを見ると、はっぴいえんどの流れを汲む人たちが大勢ランキングしている。
なんらか関連しているものも入れれば、半分以上のアルバムでかかわっているのではないか?
ひとつの雑誌のランキングなので、偏りはいなめないが、彼らの日本のロック界に与えた影響力は計り知れないものがある。
彼らに共通して言えるのは、ロック=アウトローという図式ではなく、はっぴいえんどのメンバーにしろ、このあとでる荒井由実などにしても、みんな概して育ちがいい。だから、彼らは内外の音楽に精通していて、それを自分なりに消化してアウトプットしてくる、そんなスタイルである。それがボクにとっても、新しいものを求める人たちにも大歓迎された。そしてこの雑誌(姉妹紙の当時ニュー・ミュージック・マガジン)でも大きくとりあげられた。
1位は『風街ろまん/はっぴいえんど』である。
いやー、よく聞いたよ。
高校(1974〜1977)の文化祭でもやったし。
当時はだれも知らなかった。ボクのバンドの相棒に、無理やり頼んでやってもらったのだ。
6位に『ナイアガラ・ムーン/大滝詠一』
これはもっと聞いたよ。ジャケットも大好き。全てのレコードジャケットの中でも1、2を争うぐらい好きである。
単に音楽だけじゃなく、当時としては珍しいレコードの原盤を自分で管理するレコード会社(ナイアガラレコード)を自ら立ち上げ、ジャケット、ロゴなど、全て統一したスタイルを作り上げているのがとてもかっこよかった。
奥が30年前のボクのギターケース。カッティングシートタイプのナイアガラ・ロゴを自作して貼り付けていた。手前は12、3年前のケース、スプレーでステンシルのようにペイントした。
Thursday, July 15, 2010
上半期ベストテン
本の雑誌の最新号2010.8号で、「2010年上半期ベストテン」特集
恒例のベストテンだが、上った10冊のうち1冊しか読んでいない!
その1冊が柚木麻子『終点のあの子』(3位)である。
ベストテン選定の座談会の様子が収録されているが、ここでもなかなか評判がいい。1位でいいのではないかとの意見もでている。
いや、本当に面白いんだから。表紙のイラストもいいしね。
これがデビュー作なんだよね。
ものすごく楽しみ。
本の雑誌に掲載されている作書の名前、間違えてますよね。しめすへんじゃなくてきへん。
恒例のベストテンだが、上った10冊のうち1冊しか読んでいない!
その1冊が柚木麻子『終点のあの子』(3位)である。
ベストテン選定の座談会の様子が収録されているが、ここでもなかなか評判がいい。1位でいいのではないかとの意見もでている。
いや、本当に面白いんだから。表紙のイラストもいいしね。
これがデビュー作なんだよね。
ものすごく楽しみ。
本の雑誌に掲載されている作書の名前、間違えてますよね。しめすへんじゃなくてきへん。
Wednesday, July 14, 2010
雨
今年の梅雨はよく雨が降る。
しかも局地的な豪雨というか、ゲリラ雨。
降り出したかと思うと、一気にピークへ。
しばらくするとケロッとやむ。ちょっと場所を移動しただけで、まったく降っていなかったり。
ところで、ものすごい雨は「豪雨」というけど、「激雨」とは言わない、なんでかな?
激流、激突、激震
豪雪、豪華、豪快
ひょっとして、「激」は動きがすごく大きい様で、
「豪」はかさが大きい様、の違いかな。
確かめていないので、想像だけど。
豪快に降り続く雨を見ながら、そんなことを思ったりなんかしてました。
しかも局地的な豪雨というか、ゲリラ雨。
降り出したかと思うと、一気にピークへ。
しばらくするとケロッとやむ。ちょっと場所を移動しただけで、まったく降っていなかったり。
ところで、ものすごい雨は「豪雨」というけど、「激雨」とは言わない、なんでかな?
激流、激突、激震
豪雪、豪華、豪快
ひょっとして、「激」は動きがすごく大きい様で、
「豪」はかさが大きい様、の違いかな。
確かめていないので、想像だけど。
豪快に降り続く雨を見ながら、そんなことを思ったりなんかしてました。
Sunday, July 11, 2010
変わりゆく街
ちょっと用事があって、何年ぶりかで大阪・日本橋電気街を歩いた。
1990年台〜2000年代の半ばまでは、かなりの頻度で来た。パソコンのパーツショップをのぞいて見るのが楽しかった。
2000年が過ぎて、大方のパソコン(ウチも会社も)WindowsXPに変わってからは、動作も格段に安定したし、速度も(ゲームをほとんどやらないので)不満がなくなってしまった。そうこうするうちに、うちのパソコンはMACへシフトしてしまい、ますますパーツや自作改造に興味をなくしてしまった。
それと同時に、日本橋へも行くことがなくなって、はや幾年月。
久しぶりに歩いてみると、アニメ・フィギュアの店が増えているのと、屋台みたいな店が営業していたり、なんだかアジアのどこかの街のような雰囲気も漂わせていて、アングラ感が格段にアップしている。
大型量販店もあるにはあるのだが、活気が全く感じられないし、実際ひともまばら。
OAシステムプラザ、パソコン工房など、懐かしい店もあるが、存在意義も薄れつつあるだろう。
そこから、難波〜戎橋筋を通り、心斎橋Appleストアへ。
いやー、活気にあふれているなあ。
店内も清潔感にあふれ、店員の愛想がよすぎて気持ち悪ぐらいで、さっきまでの店と対照的なテンションの高さ。
そこで買い物を済ませ、地下鉄御堂筋線で梅田へ。
ヨドバシカメラでも買い物をして、梅田Loftへ移動。
東急HandsやLoftは楽しいな。時間が経つのも忘れてしまう。
ここでもひとしきり買い物。
ここまで読んで、ボクにしては珍しくどんどん買い物をしているなあと感じたあなた。
その通りです。
こんなにバカスカ買いません、自分のものだったら。
実は、月末に会社で開かれるビヤパーティの余興で抽選会をやるのだが、そのための景品を買ってまわっていたのだ。
自分のものでなくても、どんどん買い物するのって気持ちいいなあ。
1990年台〜2000年代の半ばまでは、かなりの頻度で来た。パソコンのパーツショップをのぞいて見るのが楽しかった。
2000年が過ぎて、大方のパソコン(ウチも会社も)WindowsXPに変わってからは、動作も格段に安定したし、速度も(ゲームをほとんどやらないので)不満がなくなってしまった。そうこうするうちに、うちのパソコンはMACへシフトしてしまい、ますますパーツや自作改造に興味をなくしてしまった。
それと同時に、日本橋へも行くことがなくなって、はや幾年月。
久しぶりに歩いてみると、アニメ・フィギュアの店が増えているのと、屋台みたいな店が営業していたり、なんだかアジアのどこかの街のような雰囲気も漂わせていて、アングラ感が格段にアップしている。
大型量販店もあるにはあるのだが、活気が全く感じられないし、実際ひともまばら。
OAシステムプラザ、パソコン工房など、懐かしい店もあるが、存在意義も薄れつつあるだろう。
そこから、難波〜戎橋筋を通り、心斎橋Appleストアへ。
いやー、活気にあふれているなあ。
店内も清潔感にあふれ、店員の愛想がよすぎて気持ち悪ぐらいで、さっきまでの店と対照的なテンションの高さ。
そこで買い物を済ませ、地下鉄御堂筋線で梅田へ。
ヨドバシカメラでも買い物をして、梅田Loftへ移動。
東急HandsやLoftは楽しいな。時間が経つのも忘れてしまう。
ここでもひとしきり買い物。
ここまで読んで、ボクにしては珍しくどんどん買い物をしているなあと感じたあなた。
その通りです。
こんなにバカスカ買いません、自分のものだったら。
実は、月末に会社で開かれるビヤパーティの余興で抽選会をやるのだが、そのための景品を買ってまわっていたのだ。
自分のものでなくても、どんどん買い物するのって気持ちいいなあ。
Tuesday, June 29, 2010
冲方 丁 『天地明察』
本年度本屋大賞受賞作品。
京都駅の三省堂で買っていたのだが、ようやく(ボクの積ん読から)順番がまわってきて読むことができた。
結論から言えば、時代小説いや一般小説としても、傑作ではないか。
実在の人物である、江戸時代の暦学者 渋川春海の「新たな暦づくり」にかけた生涯の物語。
とはいっても、徹底したエンタテインメントにしたところが成功の秘訣だろう。
小説の冒頭から、ぐっと心をつかまれて次を読みたい気持ちにさせる、わくわく感の演出が見事で、そこにはまりこむとどこを読んでも心熱くなる。冒頭の、絵馬が風に揺れてからんころんときれいな音をたてるシーンはずっと読者の心にも残る。
特にボクが好きなのは、日本が誇る数学者関孝和の描き方。
数学の難問を一瞥しただけで全て解答した、などのエピソードだけが春海に残され、いつまでたっても出会うことがなく、読者にも姿を見せない。どんな人物だろうとわくわくしながらじらされる。冒頭の絵馬のシーンでは、難問がかかれた絵馬にささっと解答だけ書いて去っていく。一足違いで春海も出会い損なうのだ。いやいや心憎い演出。
物語の終盤で、ようやく春海と実際に出会うのだが、この場面では春海最大の危機を迎え苦しんでいる、そこへ今度は関から春海宛に問題が託される。思いがけない出会いを作者は演出しているのだ。
天体観測の旅に出た春海をサポートする、老齢の建部と伊藤の二人も魅力的である。彼らの純粋な天文に寄せる思いに、またこちらも熱いものがこみあげてくる。
そしてロマンスも忘れちゃいない。絵馬のシーンで出会う「えん」という娘がまたいいね。
凛とした娘として登場して、春海の朴念仁ぶりと対照的に描かれるのだが、なぜかお互いに惹かれるものを感じながら、それも読者には十分わかっているので、当然夫婦になると期待して読んでいると、あっさりと別々に結婚してしまい、あれれと思っていると、もうひと展開あるわけで、こちらも「そうきたか」と思ってしまうのだ。
これだけ魅力的な人物を周囲に配して、しかも春海自身の喜びと苦悩を見事に描き出した傑作時代小説だ。
ただひとつ言わせてもらうと、漢字の読みがわかりにくくて、音読スタイルのボクは、読めないとそこでつかえてしまうのだ。しばし、流れがそこで絶たれてしまう。
ルビをふんだんに振って欲しかった。
京都駅の三省堂で買っていたのだが、ようやく(ボクの積ん読から)順番がまわってきて読むことができた。
結論から言えば、時代小説いや一般小説としても、傑作ではないか。
実在の人物である、江戸時代の暦学者 渋川春海の「新たな暦づくり」にかけた生涯の物語。
とはいっても、徹底したエンタテインメントにしたところが成功の秘訣だろう。
小説の冒頭から、ぐっと心をつかまれて次を読みたい気持ちにさせる、わくわく感の演出が見事で、そこにはまりこむとどこを読んでも心熱くなる。冒頭の、絵馬が風に揺れてからんころんときれいな音をたてるシーンはずっと読者の心にも残る。
特にボクが好きなのは、日本が誇る数学者関孝和の描き方。
数学の難問を一瞥しただけで全て解答した、などのエピソードだけが春海に残され、いつまでたっても出会うことがなく、読者にも姿を見せない。どんな人物だろうとわくわくしながらじらされる。冒頭の絵馬のシーンでは、難問がかかれた絵馬にささっと解答だけ書いて去っていく。一足違いで春海も出会い損なうのだ。いやいや心憎い演出。
物語の終盤で、ようやく春海と実際に出会うのだが、この場面では春海最大の危機を迎え苦しんでいる、そこへ今度は関から春海宛に問題が託される。思いがけない出会いを作者は演出しているのだ。
天体観測の旅に出た春海をサポートする、老齢の建部と伊藤の二人も魅力的である。彼らの純粋な天文に寄せる思いに、またこちらも熱いものがこみあげてくる。
そしてロマンスも忘れちゃいない。絵馬のシーンで出会う「えん」という娘がまたいいね。
凛とした娘として登場して、春海の朴念仁ぶりと対照的に描かれるのだが、なぜかお互いに惹かれるものを感じながら、それも読者には十分わかっているので、当然夫婦になると期待して読んでいると、あっさりと別々に結婚してしまい、あれれと思っていると、もうひと展開あるわけで、こちらも「そうきたか」と思ってしまうのだ。
これだけ魅力的な人物を周囲に配して、しかも春海自身の喜びと苦悩を見事に描き出した傑作時代小説だ。
ただひとつ言わせてもらうと、漢字の読みがわかりにくくて、音読スタイルのボクは、読めないとそこでつかえてしまうのだ。しばし、流れがそこで絶たれてしまう。
ルビをふんだんに振って欲しかった。
Sunday, June 27, 2010
結婚式!ブラボー
昨日は姪の結婚式で神戸へ。
半年前の東京の姪に続いて身内の親戚では二人目。
神戸の古い銀行だった建物をそのまま使って、イベントなどに使われている。
なかなかに趣のある会場で、とても楽しい結婚式だった。
神父様立ち会いの神前結婚式のあと、披露宴。今は仲人立ててみたいなスタイルは少ないようで、友人や同期生が多数参列するちょっと二次会よりの披露宴だった。
そのトップにスピーチを依頼されていたので、それが終わるまではちょい緊張。
まあなんとか終えて、あとは楽しむだけ。
新郎が無類の音楽好きで、バックに流す選曲が渋すぎ。
みんな楽しそうで、おいしい料理をいただきながら、あっというまに終了。
終盤に姪がお礼の挨拶をしたのだが、ついもらい泣きしてしまった。
幸せをみんなで共有して帰宅したのである。
半年前の東京の姪に続いて身内の親戚では二人目。
神戸の古い銀行だった建物をそのまま使って、イベントなどに使われている。
なかなかに趣のある会場で、とても楽しい結婚式だった。
神父様立ち会いの神前結婚式のあと、披露宴。今は仲人立ててみたいなスタイルは少ないようで、友人や同期生が多数参列するちょっと二次会よりの披露宴だった。
そのトップにスピーチを依頼されていたので、それが終わるまではちょい緊張。
まあなんとか終えて、あとは楽しむだけ。
新郎が無類の音楽好きで、バックに流す選曲が渋すぎ。
みんな楽しそうで、おいしい料理をいただきながら、あっというまに終了。
終盤に姪がお礼の挨拶をしたのだが、ついもらい泣きしてしまった。
幸せをみんなで共有して帰宅したのである。
Wednesday, June 23, 2010
柚木麻子『終点のあの子』
本書が単行本1作目の新人作家である。
これがなかなか面白くて、高校生小説の佳作といっていいのではないでしょうか。
女子高生を書かせたら抜群にうまい豊島ミホが筆を折って田舎へ帰ってしまったので、この作家の登場はうれしい。
高校を舞台にした小説は、空間的には狭い範囲なのだけど、そこには30名もの人間が集まる場所であり、それだけ多彩なキャラクターを登場させることができるわけで、しかも子供と大人の間を揺れ動く、不安定な少年少女たち。ここにドラマチックで感動的な物語が生まれるのだと思う。
ボクが好きなのもそういうところ。
本書は4編の短編が収められているが、内容は全部つながっていて、語られる視点がかわっていく。
1話目の「フォーゲットミー、ノットブルー」が特に素晴らしい。
まじめグループに所属する希代子は、高校からこのお嬢様女子校へ入学してきた、不良ではないが自由にふるまう朱里に、すごく惹かれるようになる。一時は親友と呼べるぐらいの仲になるのだが、あることをきっかけに敬遠するようになり、さらにエスカレートしていじめに近い状態にまでなってしまう。この経過の心理描写がとてもうまい。おじさん(←ボクのこと)が読んでも、とてもよくわかる。希代子本人もやばいことはわかっているが、止められなくなる。そんな焦りや怒り、悲しみなどの複雑な感情がとてもよく描けている。そして、もうひとつ重要なのは、若い人の会話が、読んでいて恥ずかしくならないようにでもリアリティを持って
届くように書かれていること。ホント会話文は大切。それだけで、白けることがよくあるからな。
豊島ミホにも戻ってきてもらって、ぜひ2倍楽しませてほしいのだ。
これがなかなか面白くて、高校生小説の佳作といっていいのではないでしょうか。
女子高生を書かせたら抜群にうまい豊島ミホが筆を折って田舎へ帰ってしまったので、この作家の登場はうれしい。
高校を舞台にした小説は、空間的には狭い範囲なのだけど、そこには30名もの人間が集まる場所であり、それだけ多彩なキャラクターを登場させることができるわけで、しかも子供と大人の間を揺れ動く、不安定な少年少女たち。ここにドラマチックで感動的な物語が生まれるのだと思う。
ボクが好きなのもそういうところ。
本書は4編の短編が収められているが、内容は全部つながっていて、語られる視点がかわっていく。
1話目の「フォーゲットミー、ノットブルー」が特に素晴らしい。
まじめグループに所属する希代子は、高校からこのお嬢様女子校へ入学してきた、不良ではないが自由にふるまう朱里に、すごく惹かれるようになる。一時は親友と呼べるぐらいの仲になるのだが、あることをきっかけに敬遠するようになり、さらにエスカレートしていじめに近い状態にまでなってしまう。この経過の心理描写がとてもうまい。おじさん(←ボクのこと)が読んでも、とてもよくわかる。希代子本人もやばいことはわかっているが、止められなくなる。そんな焦りや怒り、悲しみなどの複雑な感情がとてもよく描けている。そして、もうひとつ重要なのは、若い人の会話が、読んでいて恥ずかしくならないようにでもリアリティを持って
届くように書かれていること。ホント会話文は大切。それだけで、白けることがよくあるからな。
豊島ミホにも戻ってきてもらって、ぜひ2倍楽しませてほしいのだ。
Monday, June 21, 2010
鈍感力
昨日大学生向けリクルート関連のイベントへ、下の娘が行ってきた。
見知らぬ場所へひとりで行くなんてことは、高校生だったわすか3ヶ月前までは考えられなかったのに、環境が人を変えるのか、なんだか急速に行動範囲を広げて社会性を身につけていくことに驚く。
しかも、1回生という気楽さもあって普段着ででかけたが、ほとんどの学生がリクルートスーツだったらしい。肩身が狭くていずらいと思うのだけど、最後まで参加。しかも、同じように普段着できてしまった同じ方向の女子学生といっしょに近くまで帰ってきたらしいのだ。同じ頃のボクだったら考えられないなあ。
それをタイトルのように「鈍感力」というのは少し違うと思うが、とても大切なスキルみたいなものを身につけつつあるのだなと。
そんな風に思ったわけです。
見知らぬ場所へひとりで行くなんてことは、高校生だったわすか3ヶ月前までは考えられなかったのに、環境が人を変えるのか、なんだか急速に行動範囲を広げて社会性を身につけていくことに驚く。
しかも、1回生という気楽さもあって普段着ででかけたが、ほとんどの学生がリクルートスーツだったらしい。肩身が狭くていずらいと思うのだけど、最後まで参加。しかも、同じように普段着できてしまった同じ方向の女子学生といっしょに近くまで帰ってきたらしいのだ。同じ頃のボクだったら考えられないなあ。
それをタイトルのように「鈍感力」というのは少し違うと思うが、とても大切なスキルみたいなものを身につけつつあるのだなと。
そんな風に思ったわけです。
Sunday, June 20, 2010
Googleストリートビュー
ちょっと前まで、京都の自宅の場所はストリートビューの範囲外だったのだが、今朝なにげなく見てたら、あらら
自宅の前の道路へずんずんいけるじゃないの。
そしてついに
わが家発見!
奥まっていて狭い道路をGoogle号がカメラ乗っけて走ったんだな。
怖いねー、いつ撮影されたんだろう。しかも、ちょっと普段にはないものが映っているので、なんとなくいつごろかは、ボクが見ればわかるのだけど。
こうしてGoogleの世界制覇は、路地まで侵食し始めた...
自宅の前の道路へずんずんいけるじゃないの。
そしてついに
わが家発見!
奥まっていて狭い道路をGoogle号がカメラ乗っけて走ったんだな。
怖いねー、いつ撮影されたんだろう。しかも、ちょっと普段にはないものが映っているので、なんとなくいつごろかは、ボクが見ればわかるのだけど。
こうしてGoogleの世界制覇は、路地まで侵食し始めた...
Sunday, June 06, 2010
イベント2日間
昨日は、京都国際会議場で「科学技術フェスタ in 京都」へ
これは大学、企業、自治体いわゆる産学官が共同で行う研究開発のデモンストレーションイベント。特に若い人(高校生)に対しての科学離れをくいとめるためのものという意味もあるのだろう。高校生が多数参加して(させられて?)いた。
ディスカッションのメンバーがかなり豪華。
ノーベル賞受賞者が4人(益川さん、小林さん、田中さん、小柴さん)、宇宙飛行士の山崎さん(ヒューストンからLive中継)なかなか見られないので、よかった。益川さんの講演は聞けなかったのだが、3人のノーベル賞受賞者は、三者三様だった。論理物理学者の小林さんは、見るからに講演には不向きな様子。いごこちの悪さが外に溢れている。小柴さんは、物理実験検証が自分のフィールドなので、かなり現実論者であり、話も面白いし、説得上手である。
田中さんは、今でも島津製作所勤務であるサラリーマンなので、一番親近感がある。製品→利益に結びつくことを考えないといけない立場だし。
今日は、娘の大学のオープンキャンパスイベント。
いい天気で気温も高いし、昼間っからのビールがうまい。その大学ゆかりの吉本の芸人も来てイベントを盛り上げて(盛り下げて?)いた。山田洋次監督のトークショーもあって、この2日タダでいろいろ見たり聞いたり、なんだか儲けた感じ。
これは大学、企業、自治体いわゆる産学官が共同で行う研究開発のデモンストレーションイベント。特に若い人(高校生)に対しての科学離れをくいとめるためのものという意味もあるのだろう。高校生が多数参加して(させられて?)いた。
ディスカッションのメンバーがかなり豪華。
ノーベル賞受賞者が4人(益川さん、小林さん、田中さん、小柴さん)、宇宙飛行士の山崎さん(ヒューストンからLive中継)なかなか見られないので、よかった。益川さんの講演は聞けなかったのだが、3人のノーベル賞受賞者は、三者三様だった。論理物理学者の小林さんは、見るからに講演には不向きな様子。いごこちの悪さが外に溢れている。小柴さんは、物理実験検証が自分のフィールドなので、かなり現実論者であり、話も面白いし、説得上手である。
田中さんは、今でも島津製作所勤務であるサラリーマンなので、一番親近感がある。製品→利益に結びつくことを考えないといけない立場だし。
今日は、娘の大学のオープンキャンパスイベント。
いい天気で気温も高いし、昼間っからのビールがうまい。その大学ゆかりの吉本の芸人も来てイベントを盛り上げて(盛り下げて?)いた。山田洋次監督のトークショーもあって、この2日タダでいろいろ見たり聞いたり、なんだか儲けた感じ。
Friday, June 04, 2010
Thursday, June 03, 2010
書店激戦
京都駅周辺だけでも結構たくさん書店がある。
おなじみアバンティブックセンターのアミ〜ゴ書店(専門書探す時)
京都駅激近の三省堂京都駅店(会社帰りにかなり行く)
タワーホテルのふたば書房(2、3回しか行ったことないな)
ポルタのくまざわ書店(地下鉄に乗る時に行く)
みやこみちにもふたば書房(ちょっとのぞくのに手ごろ)
そして、ここに超メガ書店が加わった。
イオンモールkyotoに大垣書店が開店。先週さっそく行ってみたが、かなりの売り場面積だ。説明によると70万冊!京都最大級とのこと。大書店だと専門書が多く在庫されているので、それをみる楽しみがある。何時間いても飽きないね。
惜しむらくは、駅から遠い。5分程度だが。これがネックになりそうな気もする。そこへ行くまでの道が、歩いていても楽しくないのだ。雨が降ったらまず行かない。(道中屋根がない)
いまのところ、マイフェバリット書店は三省堂京都駅店で変わらず。あの愛を感じるポップはやはりいい。
新しいレイアウトにも慣れてきた。
三省堂ができるまで(知るまで)は一番だった、四条河原町のブックファーストも好き。かなり売り場面積が縮小されて、コーヒーショップがなくなったのが残念。しかし、それほど大きくない面積でもなぜかアート系の本が多いのがいい。
『電子書籍の衝撃』に書かれていたが、書店は想像以上にたいへんなんだな。
電子化の波はいやでもやってくるだろうが、なんとかがんばっていただきたい。応援するためには売り上げにも貢献しないといけないのだが、なんでも買うとこちらが破綻してしまう。図書館で借りるのもゆるして欲しい。
おなじみアバンティブックセンターのアミ〜ゴ書店(専門書探す時)
京都駅激近の三省堂京都駅店(会社帰りにかなり行く)
タワーホテルのふたば書房(2、3回しか行ったことないな)
ポルタのくまざわ書店(地下鉄に乗る時に行く)
みやこみちにもふたば書房(ちょっとのぞくのに手ごろ)
そして、ここに超メガ書店が加わった。
イオンモールkyotoに大垣書店が開店。先週さっそく行ってみたが、かなりの売り場面積だ。説明によると70万冊!京都最大級とのこと。大書店だと専門書が多く在庫されているので、それをみる楽しみがある。何時間いても飽きないね。
惜しむらくは、駅から遠い。5分程度だが。これがネックになりそうな気もする。そこへ行くまでの道が、歩いていても楽しくないのだ。雨が降ったらまず行かない。(道中屋根がない)
いまのところ、マイフェバリット書店は三省堂京都駅店で変わらず。あの愛を感じるポップはやはりいい。
新しいレイアウトにも慣れてきた。
三省堂ができるまで(知るまで)は一番だった、四条河原町のブックファーストも好き。かなり売り場面積が縮小されて、コーヒーショップがなくなったのが残念。しかし、それほど大きくない面積でもなぜかアート系の本が多いのがいい。
『電子書籍の衝撃』に書かれていたが、書店は想像以上にたいへんなんだな。
電子化の波はいやでもやってくるだろうが、なんとかがんばっていただきたい。応援するためには売り上げにも貢献しないといけないのだが、なんでも買うとこちらが破綻してしまう。図書館で借りるのもゆるして欲しい。
クラウドコンピューティング
これまでは、各コンピュータにアプリケーションをインストールして、データもその中で管理していたが、データもプログラムもネットワーク上のサーバで管理してもらって、ユーザはそのサービスをネットワーク越しに受けるということ。
特に目新しいわけではなくて、インターネットメールだってその形態だし、Googleカレンダーとかも。
ネットワークさえつながっていれば、どこからでもサービスを受けられる。逆に言うと、ネットにつながっていないと、手も足も出ない。
いまや、ネットにつながっていることが大前提になりつつある。
そこで、このクラウドが注目を集めているわけ。
ボクは仕事柄いろいろなサービスを試しているのだが、linoとDropboxはかなり便利。
linoはネット上のマイボードに付箋をぺたぺた貼り付けるサービス。
自分のボード上になんでも記入して付箋を貼る。そうすると、そのサービスへログインしさえすれば、世界中どこにいても自分の付箋を確認したり編集することが可能。写真やビデオ、ファイルまで貼れるし、他人と共有も出来る(らしい。これは試していない)
もうひとつのDropboxはネットワーク上のマイフォルダみたいなもの。
ある決まったフォルダ(これは自分のコンピュータに作る)にファイルをいれる。そうすると、ネットワーク上にそれと同期してフォルダやファイルが保存される。異なる場所で、異なるコンピュータ使用しても、指定したフォルダの中身がそのネット上の自分のフォルダと勝手に同期されて、コピーや更新をしてくれる。だからネットがつながっていれば、どこからでも最新の自分のファイルを開くことができるのだ。これはかなり便利。しかもネット上のマイディスク容量が2GBあるので、かなりのデータが入れられる。(2GBは無償範囲)
個人使用の場合は無償のものが結構あるので、上手に使うとかなり便利な使い方が出来そうである。
特に目新しいわけではなくて、インターネットメールだってその形態だし、Googleカレンダーとかも。
ネットワークさえつながっていれば、どこからでもサービスを受けられる。逆に言うと、ネットにつながっていないと、手も足も出ない。
いまや、ネットにつながっていることが大前提になりつつある。
そこで、このクラウドが注目を集めているわけ。
ボクは仕事柄いろいろなサービスを試しているのだが、linoとDropboxはかなり便利。
linoはネット上のマイボードに付箋をぺたぺた貼り付けるサービス。
自分のボード上になんでも記入して付箋を貼る。そうすると、そのサービスへログインしさえすれば、世界中どこにいても自分の付箋を確認したり編集することが可能。写真やビデオ、ファイルまで貼れるし、他人と共有も出来る(らしい。これは試していない)
もうひとつのDropboxはネットワーク上のマイフォルダみたいなもの。
ある決まったフォルダ(これは自分のコンピュータに作る)にファイルをいれる。そうすると、ネットワーク上にそれと同期してフォルダやファイルが保存される。異なる場所で、異なるコンピュータ使用しても、指定したフォルダの中身がそのネット上の自分のフォルダと勝手に同期されて、コピーや更新をしてくれる。だからネットがつながっていれば、どこからでも最新の自分のファイルを開くことができるのだ。これはかなり便利。しかもネット上のマイディスク容量が2GBあるので、かなりのデータが入れられる。(2GBは無償範囲)
個人使用の場合は無償のものが結構あるので、上手に使うとかなり便利な使い方が出来そうである。
Wednesday, June 02, 2010
佐々木俊尚 『電子書籍の衝撃』
ちょうど日本でもiPadが発売されたタイミングで読んでみた。いよいよ、電子書籍ブームが到来か。
この本に書かれているこれまでの電子書籍へのチャレンジの歴史がなかなか興味深い。
遅かれ早かれ、そんな時代が来るであろうことは誰しも予想はしていて、なんとか早めに覇権をとろうを挑戦はしたが、いろいろな要因でうまくいかなかった。
そのひとつは著作権の問題。音楽業界では、AppleのiTunesが上手にそれを処理して一人勝ちの状態だ。電子書籍でも果たしてそうなるのか、または各社乱立するのか?
もうひとつは、日本独自の書籍配送システム「取り次ぎ制度」の問題。これは、電子書籍になると自動的に壊れざるを得ないので大きく構造が変革されるかもしれない。
個人的には、CDやレコードもそうだけど、データだけになると寂しいな。東海林さだおやマルクス(読まないけど)やシェークスピア(読まないけど)も全て同じ端末を使って読むことになる。
ジャケットデザイン、装丁、歌詞カードやライナーノーツ、紙質、手触り、重さなど五感を刺激して記憶に焼き付くのではないか。大滝詠一師匠曰く「レコードは総合芸術である」ということだ。しかし、電子化の流れは避けられないけども、紙の本がそう簡単になくなりはしないだろうから、、うまいこと棲み分けができればいいのかな。
この本に書かれているこれまでの電子書籍へのチャレンジの歴史がなかなか興味深い。
遅かれ早かれ、そんな時代が来るであろうことは誰しも予想はしていて、なんとか早めに覇権をとろうを挑戦はしたが、いろいろな要因でうまくいかなかった。
そのひとつは著作権の問題。音楽業界では、AppleのiTunesが上手にそれを処理して一人勝ちの状態だ。電子書籍でも果たしてそうなるのか、または各社乱立するのか?
もうひとつは、日本独自の書籍配送システム「取り次ぎ制度」の問題。これは、電子書籍になると自動的に壊れざるを得ないので大きく構造が変革されるかもしれない。
個人的には、CDやレコードもそうだけど、データだけになると寂しいな。東海林さだおやマルクス(読まないけど)やシェークスピア(読まないけど)も全て同じ端末を使って読むことになる。
ジャケットデザイン、装丁、歌詞カードやライナーノーツ、紙質、手触り、重さなど五感を刺激して記憶に焼き付くのではないか。大滝詠一師匠曰く「レコードは総合芸術である」ということだ。しかし、電子化の流れは避けられないけども、紙の本がそう簡単になくなりはしないだろうから、、うまいこと棲み分けができればいいのかな。
Monday, May 24, 2010
トクマルシューゴ『PORT ENTROPY TOUR 2010』
これまで何度か見ているトクマルシューゴだけど、全てなんらかのイベントがらみ。なので30分程度の演奏しか聞くことができず、いつも消化不良気味だった。
今回は、たっぷりとトクマルシューゴを聞くことができる、とかなりの期待を持ってでかけたのだ。
約1.5時間のステージ。
裏切られることはなかった。
彼の音に対するこだわりと狂気じみたギターへの偏愛ぶりがよーくわかった。バンドメンバーは途中休憩があったけど、本人はずーっと出ずっぱり。ギター弾き倒し。
このところTV、雑誌、新聞などのメディアにでる機会が激増しており、チケットも即完売状態。今日のライブ−京都磔磔で、オールスタンディングほぼ満杯状態。
おそるべしメディアの力。(これまでのイベントでは比較的ゆったり見ることができた)
しかし、最近ファンになって初めて彼を見たひとたち、ぶったまげているはず。
ちょっとした音楽通であれば、あのギターには腰を抜かすはず。あれだけの手数で弾きながら歌も歌うなんて。
しかも、今回の演奏は5人編成のバンドで、音の構成力に息を飲み、息の合ったリズムセクション隊の響きに胸が熱くなる。
まあ、ひとそれぞれ期待値は違うので、想像と違ったひともいたかもしれないけど、確実にファンを増やしたことは間違いなかろう。これから益々チケットが入手しにくくなる。
今回は、たっぷりとトクマルシューゴを聞くことができる、とかなりの期待を持ってでかけたのだ。
約1.5時間のステージ。
裏切られることはなかった。
彼の音に対するこだわりと狂気じみたギターへの偏愛ぶりがよーくわかった。バンドメンバーは途中休憩があったけど、本人はずーっと出ずっぱり。ギター弾き倒し。
このところTV、雑誌、新聞などのメディアにでる機会が激増しており、チケットも即完売状態。今日のライブ−京都磔磔で、オールスタンディングほぼ満杯状態。
おそるべしメディアの力。(これまでのイベントでは比較的ゆったり見ることができた)
しかし、最近ファンになって初めて彼を見たひとたち、ぶったまげているはず。
ちょっとした音楽通であれば、あのギターには腰を抜かすはず。あれだけの手数で弾きながら歌も歌うなんて。
しかも、今回の演奏は5人編成のバンドで、音の構成力に息を飲み、息の合ったリズムセクション隊の響きに胸が熱くなる。
まあ、ひとそれぞれ期待値は違うので、想像と違ったひともいたかもしれないけど、確実にファンを増やしたことは間違いなかろう。これから益々チケットが入手しにくくなる。
Saturday, May 22, 2010
映画2本
現在も公開中の成海璃子主演の青春映画2本を見た。
『武士道シックスティーン』と『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』
たまたまかもしれないが、どちらも似ている構成の映画なのだ。
剣道と書道(どちらも「道」)に対してストイックに打ちこむ女子高生(成海璃子)。実家が道場、方や書道家の父というエリート環境で、そればかりに向き合いすぎて周囲が見えなくなっている。そこに現れる異質なもの。
勝負には全くこだわらないのになぜか強い気楽な女子高生(北乃きい)こちらはファッションやスイーツにも興味津々。
方や、音楽に合わせて巨大な紙に書を書く「書道パフォーマンス」をやりたい、と部員から提案される。
当然、成海はそれに反発して認めようとしない。友人達ともぶつかりあって、ぎくしゃくした関係にになる。何度もぶつかることで、視界が開けてきて理解しあって乗り越えていく、というストーリー。
こういうふうに書いちゃうと、ありがちなストーリーで興味を引かないかもしれないが、それをいかに説得力を持って見せるのかということになるわけで、それはどちらも成海璃子の演技に大きく支えられていると思った。
最初の頃の、仏頂面のなかにかすかな悩みを秘めた表情から、とまどい、気持ちを押さえられず爆発するとき、終盤の穏やかな表情と、こういうのはやっぱり天性の才能というものか。それが映画全体をおおきく引っ張っているのだと思う。
細かいことを言うといろいろとあるのだけど、大傑作ではないが十分に楽しめる作品。
特に『武士道シックスティーン』は3部作全て原作を読んでいるので、かなり期待も大きかった。キャスティングは読んだ時の印象とぴったりじゃないかな→成海璃子と北乃きい
それにしても、剣道と書道、どちらも猛特訓したらしい。女優というのもハードな仕事である。
『武士道シックスティーン』と『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』
たまたまかもしれないが、どちらも似ている構成の映画なのだ。
剣道と書道(どちらも「道」)に対してストイックに打ちこむ女子高生(成海璃子)。実家が道場、方や書道家の父というエリート環境で、そればかりに向き合いすぎて周囲が見えなくなっている。そこに現れる異質なもの。
勝負には全くこだわらないのになぜか強い気楽な女子高生(北乃きい)こちらはファッションやスイーツにも興味津々。
方や、音楽に合わせて巨大な紙に書を書く「書道パフォーマンス」をやりたい、と部員から提案される。
当然、成海はそれに反発して認めようとしない。友人達ともぶつかりあって、ぎくしゃくした関係にになる。何度もぶつかることで、視界が開けてきて理解しあって乗り越えていく、というストーリー。
こういうふうに書いちゃうと、ありがちなストーリーで興味を引かないかもしれないが、それをいかに説得力を持って見せるのかということになるわけで、それはどちらも成海璃子の演技に大きく支えられていると思った。
最初の頃の、仏頂面のなかにかすかな悩みを秘めた表情から、とまどい、気持ちを押さえられず爆発するとき、終盤の穏やかな表情と、こういうのはやっぱり天性の才能というものか。それが映画全体をおおきく引っ張っているのだと思う。
細かいことを言うといろいろとあるのだけど、大傑作ではないが十分に楽しめる作品。
特に『武士道シックスティーン』は3部作全て原作を読んでいるので、かなり期待も大きかった。キャスティングは読んだ時の印象とぴったりじゃないかな→成海璃子と北乃きい
それにしても、剣道と書道、どちらも猛特訓したらしい。女優というのもハードな仕事である。
Saturday, May 15, 2010
アートにひたる一日
同志社大学のシンポジウム「アートの力」を聴講した。
パネラーは 姜尚中(日曜美術館の司会の人)、平田オリザ、佐野元春(!)、岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
おお、なんだかすごいラインナップではないか。
ほぼ満席状態(無料だしね)
今回の話の対象は主に「前衛芸術」の方で、ボクの印象に残った内容はおおまかにふたつ
姜尚中が冒頭で発言した「絶望からアートが始まる」
佐野元春の発言「いいソングライティングにはユーモアが必要」
アートは、人の心の闇(もしくは隠れて気づいていない部分)をさらけだすことから始まったことを、例示しながら説明。
ユーモアの方は、もちろん歌作りだけではなく、なんにおいても必要なことだろう。
平田オリザのロボット演劇の話も面白い。
ロボットを出演者にした演劇(平田氏は阪大で講義をもっており、阪大はロボット工学の最先端研究機関である)を作ったときの話で、ロボットに人間らしい(感情がこもった)動きを実現するのに、研究者は膨大なヒトのデータを集めて、それを解析し分析することからアプローチを試みる。
ところが演出家は、一瞬でそれが「わかる」と言うんですね。それが「間(ま)」であって、動きの中でコンマ何秒の間を作るだけで、生き生きとしてくることを経験上わかっていると。だからそのようにプログラミングすれば、ロボットでも我々に感動を与える演技ができるということだ。
岡部あおみのキュレータとしての仕事内容や、日本と欧米(特にフランス)のアート教育の違いも興味深い。
日本はワークショップスタイルの教育が多い(デッサンや写生をさせたり工作で何かを作る)、逆に欧米はほとんどが「鑑賞」に対する教育である。ものを作らせることはほぼ皆無だそうだ。特に新しいアートはそれを見る目が大切で、教育を行うことで身に付けることができる。そのために欧米では前衛的な作品でも面白がられて人気があるが、日本ではほとんど見向きもされない。その代わり有名な画家の展覧会には人が殺到する、という現象が起きる。日本の前衛作家達が、国内よりも海外で認められ、それが逆輸入される現象が起きるのもこのことからだろう。
3時間の長丁場だが、なんだかあっという間に時間が経った。
そのあと、大急ぎで長岡京文化会館へ向かう。
下の娘がこの春から大学へ進学して、オーケストラに入部した。そのオケの定期演奏会である。
音楽系の学校ではなく、ほとんどが理工系の学生なのだが、ちゃんとしたオーケストラの演奏になっている。そこにまずは感動した。バイオリンは初心者も多いらしいのだが、ちゃんと練習すればこんな音が出せるようになるのだね。
吹奏楽団と違って、娘のクラリネットパートは演奏する人数が2人程度なのだ。(吹奏楽団のクラリネットはオケのバイオリンに相当するので人数が多く必要)なので、出番はまだまだ先のようだ。
チャイコフスキーの「悲愴」いい曲だなあ。
パネラーは 姜尚中(日曜美術館の司会の人)、平田オリザ、佐野元春(!)、岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
おお、なんだかすごいラインナップではないか。
ほぼ満席状態(無料だしね)
今回の話の対象は主に「前衛芸術」の方で、ボクの印象に残った内容はおおまかにふたつ
姜尚中が冒頭で発言した「絶望からアートが始まる」
佐野元春の発言「いいソングライティングにはユーモアが必要」
アートは、人の心の闇(もしくは隠れて気づいていない部分)をさらけだすことから始まったことを、例示しながら説明。
ユーモアの方は、もちろん歌作りだけではなく、なんにおいても必要なことだろう。
平田オリザのロボット演劇の話も面白い。
ロボットを出演者にした演劇(平田氏は阪大で講義をもっており、阪大はロボット工学の最先端研究機関である)を作ったときの話で、ロボットに人間らしい(感情がこもった)動きを実現するのに、研究者は膨大なヒトのデータを集めて、それを解析し分析することからアプローチを試みる。
ところが演出家は、一瞬でそれが「わかる」と言うんですね。それが「間(ま)」であって、動きの中でコンマ何秒の間を作るだけで、生き生きとしてくることを経験上わかっていると。だからそのようにプログラミングすれば、ロボットでも我々に感動を与える演技ができるということだ。
岡部あおみのキュレータとしての仕事内容や、日本と欧米(特にフランス)のアート教育の違いも興味深い。
日本はワークショップスタイルの教育が多い(デッサンや写生をさせたり工作で何かを作る)、逆に欧米はほとんどが「鑑賞」に対する教育である。ものを作らせることはほぼ皆無だそうだ。特に新しいアートはそれを見る目が大切で、教育を行うことで身に付けることができる。そのために欧米では前衛的な作品でも面白がられて人気があるが、日本ではほとんど見向きもされない。その代わり有名な画家の展覧会には人が殺到する、という現象が起きる。日本の前衛作家達が、国内よりも海外で認められ、それが逆輸入される現象が起きるのもこのことからだろう。
3時間の長丁場だが、なんだかあっという間に時間が経った。
そのあと、大急ぎで長岡京文化会館へ向かう。
下の娘がこの春から大学へ進学して、オーケストラに入部した。そのオケの定期演奏会である。
音楽系の学校ではなく、ほとんどが理工系の学生なのだが、ちゃんとしたオーケストラの演奏になっている。そこにまずは感動した。バイオリンは初心者も多いらしいのだが、ちゃんと練習すればこんな音が出せるようになるのだね。
吹奏楽団と違って、娘のクラリネットパートは演奏する人数が2人程度なのだ。(吹奏楽団のクラリネットはオケのバイオリンに相当するので人数が多く必要)なので、出番はまだまだ先のようだ。
チャイコフスキーの「悲愴」いい曲だなあ。
Monday, May 10, 2010
マンガ『水木しげる伝 上・中・下』
ドラマで現在放映中の『ゲゲゲの女房』は、水木しげるの奥さんが主役の物語なのだが、なかなか面白い。
で、水木しげるの一生もかなり波乱に富んでいるようで、全3巻の伝記漫画を読んでみた。
改めて、この人ほんとに絵がうまい。
背景も細かく書き込んでいるのもすごいが、やはり人物がなんとも面白い。へんな顔の人がたくさん出てくるが、いるよこんな顔した人。
人間の顔そのものが面白いことに逆に気がつく。
ボクは特に水木しげるが描く口が好き。
鼻からの線が口につながっているポカンと明けた口。
それと、ちょっと顔を上向きにして半眼になった表情のときの数字の3みたいな形の口。
この3巻は「戦前」「戦中」「戦後」に別れているのだが、圧倒的に戦中編が面白い。
ラバウルの最前線に行っても超マイペース。いっつも上官になぐられている。
ビビビビビッ(殴られる時はいつもこの音ね)
悲惨な最前線なのだが滑稽でもあるのだ。
そこがいい。
で、水木しげるの一生もかなり波乱に富んでいるようで、全3巻の伝記漫画を読んでみた。
改めて、この人ほんとに絵がうまい。
背景も細かく書き込んでいるのもすごいが、やはり人物がなんとも面白い。へんな顔の人がたくさん出てくるが、いるよこんな顔した人。
人間の顔そのものが面白いことに逆に気がつく。
ボクは特に水木しげるが描く口が好き。
鼻からの線が口につながっているポカンと明けた口。
それと、ちょっと顔を上向きにして半眼になった表情のときの数字の3みたいな形の口。
この3巻は「戦前」「戦中」「戦後」に別れているのだが、圧倒的に戦中編が面白い。
ラバウルの最前線に行っても超マイペース。いっつも上官になぐられている。
ビビビビビッ(殴られる時はいつもこの音ね)
悲惨な最前線なのだが滑稽でもあるのだ。
そこがいい。
Tuesday, May 04, 2010
class reunion
先週の英会話教室でちょうど習ったところ class reunion = クラス会
高校のクラス会で東京国立へ1泊でした。
ちょっと前に京都へ帰ってきたところ。
今回の出席は20数名ということで、クラスの約半数ほど。
出席者もほぼ固定されてきた。来る人は毎回来るけど、きたくない人も、それどころでない人もいるのだろう。
毎回思うのだが、出席するとなんだか元気になる。
ここでも書いたが、わずか高校の3年間に同じ場ですごしただけなのに、卒業して30数年、それぞれの違った人生を知ると、みんな頑張ってるなあとしみじみ思う。
そういうふうに思うことで、自分もリセットするというか整理される感じ。
一次会・二次会は高校があった国立で、その後は帰る方向で二つに別れ、ボクはホテルが新宿寄りだったので新宿チーム4名で三次会へ。実は他の3名は高校時代ほとんど交流がなかった男子なのだけど、知らないエピソード満載で楽しかった。そうだったのか、あの高校にもダークなところがいろいろあったのだ。(それでも今の巷でのダークさとは比べられないぐらいやさしいダークだけどね)
当時は話せなかったひとと話が出来るのも30年の歳月のなせるワザ
高校のクラス会で東京国立へ1泊でした。
ちょっと前に京都へ帰ってきたところ。
今回の出席は20数名ということで、クラスの約半数ほど。
出席者もほぼ固定されてきた。来る人は毎回来るけど、きたくない人も、それどころでない人もいるのだろう。
毎回思うのだが、出席するとなんだか元気になる。
ここでも書いたが、わずか高校の3年間に同じ場ですごしただけなのに、卒業して30数年、それぞれの違った人生を知ると、みんな頑張ってるなあとしみじみ思う。
そういうふうに思うことで、自分もリセットするというか整理される感じ。
一次会・二次会は高校があった国立で、その後は帰る方向で二つに別れ、ボクはホテルが新宿寄りだったので新宿チーム4名で三次会へ。実は他の3名は高校時代ほとんど交流がなかった男子なのだけど、知らないエピソード満載で楽しかった。そうだったのか、あの高校にもダークなところがいろいろあったのだ。(それでも今の巷でのダークさとは比べられないぐらいやさしいダークだけどね)
当時は話せなかったひとと話が出来るのも30年の歳月のなせるワザ
Friday, April 30, 2010
昼からビール
昨日は以前会社でお世話になった方(転職された)のお宅に、先輩のT氏といっしょにおじゃました。
このひととT氏はジャズの師匠で、いろいろと面白いレコードを教えてもらっている。
おまけに二人とも超オーディオマニア。数百万はつぎ込んでいるはず(詳しくは教えてくれない。あまりにもな金額だから)
おじゃました家は、京都市内のどまんなかに近い場所である。河原町三条まで徒歩10分あまり。
オーディオ部屋があって、そこにどーんと素晴らしい機材がおいてある。ボクの知らないメーカのプレイヤだけでも4台はおいてある。モノラル、ステレオ、ボーカルなどによって使い分けるのだとか。
うらやましい。
とってもうらやましい。
昼間からそこで、ビールを飲みながら約5時間至福の時。
この状態で聞くカウント・ベイシー、ジョニー・ホッジス、とてもよかった。
このひととT氏はジャズの師匠で、いろいろと面白いレコードを教えてもらっている。
おまけに二人とも超オーディオマニア。数百万はつぎ込んでいるはず(詳しくは教えてくれない。あまりにもな金額だから)
おじゃました家は、京都市内のどまんなかに近い場所である。河原町三条まで徒歩10分あまり。
オーディオ部屋があって、そこにどーんと素晴らしい機材がおいてある。ボクの知らないメーカのプレイヤだけでも4台はおいてある。モノラル、ステレオ、ボーカルなどによって使い分けるのだとか。
うらやましい。
とってもうらやましい。
昼間からそこで、ビールを飲みながら約5時間至福の時。
この状態で聞くカウント・ベイシー、ジョニー・ホッジス、とてもよかった。
Tuesday, April 27, 2010
山本幸久『失恋延長戦』
そろそろ新作が発売されそうな山本幸久の本日のところ最新作がこれである。
ちょっと表紙のイラストがかわいすぎて、電車でこのまま読むのが憚られる。
読んでたけど。
これは高校1年の真弓子が、同じ放送部の大河原くんに思いを寄せるが、進展しないまま高校生活を終え、浪人2年目まで続く失恋状態を描いた物語である。真弓子はそんな胸の内やいろいろな思いについて、飼い犬のベンジャミンと「会話」するのだ。
しかもベンジャミンもそれに会話で応える(もちろんほんとにしゃべるわけではない)このやりとりがとてもいい。
なんと言っても、やっぱり会話だな。
全ての場面でこれが生きていて、しかもわざとらしく若者言葉に頼らずに、高校生はそれらしく描かれるところが素晴らしい。
今回の物語には、主人公の天敵ともいうべき、通称「ゲロサキ」こと藤枝美咲が登場する。
見栄っ張りでいやみないやなヤツなのだが、次第に真弓子も読者も、彼女が気になってくる。今度はどんなことをやらかすのかと。とんでもないことをしてもなんだか愛おしささえ沸いてくるから不思議。作者の思うつぼだと思うのだけど、全然いやじゃないので、どんどんツボに落として欲しいと思ってしまう。
最後はちょっとまとめそこなったというか、ベンジャミンの独白で終わるのが、ボクにはちょっと物足りなかったところではある。
けれども、いい話であることは間違いなく、泣き笑いできる小説。
ちょっと表紙のイラストがかわいすぎて、電車でこのまま読むのが憚られる。
読んでたけど。
これは高校1年の真弓子が、同じ放送部の大河原くんに思いを寄せるが、進展しないまま高校生活を終え、浪人2年目まで続く失恋状態を描いた物語である。真弓子はそんな胸の内やいろいろな思いについて、飼い犬のベンジャミンと「会話」するのだ。
しかもベンジャミンもそれに会話で応える(もちろんほんとにしゃべるわけではない)このやりとりがとてもいい。
なんと言っても、やっぱり会話だな。
全ての場面でこれが生きていて、しかもわざとらしく若者言葉に頼らずに、高校生はそれらしく描かれるところが素晴らしい。
今回の物語には、主人公の天敵ともいうべき、通称「ゲロサキ」こと藤枝美咲が登場する。
見栄っ張りでいやみないやなヤツなのだが、次第に真弓子も読者も、彼女が気になってくる。今度はどんなことをやらかすのかと。とんでもないことをしてもなんだか愛おしささえ沸いてくるから不思議。作者の思うつぼだと思うのだけど、全然いやじゃないので、どんどんツボに落として欲しいと思ってしまう。
最後はちょっとまとめそこなったというか、ベンジャミンの独白で終わるのが、ボクにはちょっと物足りなかったところではある。
けれども、いい話であることは間違いなく、泣き笑いできる小説。
Sunday, April 25, 2010
映画『 ウディ・アレンの夢と犯罪 』
久しぶりの京都シネマで鑑賞
このところ毎年のように新作を発表しているウディ・アレン、これも犯罪もの。
仲のいい兄弟(ユアン・マクレガーとコリン・ファレル)が、クルーザを購入する。このクルーザの名前が「Casandra's Dream」で元々の映画のタイトルはこれなのだ。これが最後に皮肉として効いてくるので、日本語タイトルは最悪というか安直すぎ。オリジナルのままでよかった。
兄は実家のレストランを継ぐ気はなく、アメリカに渡ってビジネスをしたいと思いながら、女優に入れ込み結婚しようとしている。
弟は自動車修理工場で働きながら、ギャンブルに浸っている。
二人がクルーザを購入したことと弟がポーカーで大借金をしてしまったことで、そのお金の工面するために、見ず知らずの男の殺人を請け負うことになる。
殺人の計画をたてて、そして実行。このあたりのずさんさといきあたりばったりさが、ほんとリアリティを感じる。
そこから、兄弟は最悪の事態へと進み出すことになる。
映画はいつものように、淡々とテンポよく進んでいき、クライマックスの場面もとてもあっさり。
余韻もなくおわってしまう。このあたり最近のウディ・アレン作品に共通する展開だ。
罪を犯した後の兄弟の心理、こちらの胸が苦しくなるような息苦しさ。
なかなか面白い作品。
このところ毎年のように新作を発表しているウディ・アレン、これも犯罪もの。
仲のいい兄弟(ユアン・マクレガーとコリン・ファレル)が、クルーザを購入する。このクルーザの名前が「Casandra's Dream」で元々の映画のタイトルはこれなのだ。これが最後に皮肉として効いてくるので、日本語タイトルは最悪というか安直すぎ。オリジナルのままでよかった。
兄は実家のレストランを継ぐ気はなく、アメリカに渡ってビジネスをしたいと思いながら、女優に入れ込み結婚しようとしている。
弟は自動車修理工場で働きながら、ギャンブルに浸っている。
二人がクルーザを購入したことと弟がポーカーで大借金をしてしまったことで、そのお金の工面するために、見ず知らずの男の殺人を請け負うことになる。
殺人の計画をたてて、そして実行。このあたりのずさんさといきあたりばったりさが、ほんとリアリティを感じる。
そこから、兄弟は最悪の事態へと進み出すことになる。
映画はいつものように、淡々とテンポよく進んでいき、クライマックスの場面もとてもあっさり。
余韻もなくおわってしまう。このあたり最近のウディ・アレン作品に共通する展開だ。
罪を犯した後の兄弟の心理、こちらの胸が苦しくなるような息苦しさ。
なかなか面白い作品。
Monday, April 19, 2010
携帯のない生活
土曜日に外出するとき携帯電話を家に忘れてしまった。
すぐに気がついたのだけど、わざわざ戻ることもないのでそのまま持たずに出た。
なんだか、身軽になるね。
プライベートな携帯だから、仕事の電話はほとんどかからないのだが、それでも気分が軽いし爽快。
だれも、ボクの行き先や現在地を知ることはないし、なにが起きても連絡をつけることができないのだ。
妙にうれしい。
考えてみれば、ちょっと前まではだれしもそんな生活だったわけで、ちょっとの間に大きく生活が変わってしまったのだなあ。
阪急の駅に着いたら、事故で電車が遅れている。
これから出かける娘にこのことを伝えたい。
がしかし、携帯がないので公衆電話を探すが、これがまたどこにもない。駅にないんだからね。
一度改札から外へ出て、少しあるいた商店の片隅にひっそりとそれはあった。さすがにテレカも持ってはいないので10円で電話をかけた。
この感覚もなつかしいな。ちょっと多めに話をするときは小銭をたっぷり用意して、しゃべりながらじゃかじゃか硬貨を投入したものだ。
そんなこんなで夕方に家へ帰って携帯を見たら、メールも不在着信も1件もなかった。
これって...
すぐに気がついたのだけど、わざわざ戻ることもないのでそのまま持たずに出た。
なんだか、身軽になるね。
プライベートな携帯だから、仕事の電話はほとんどかからないのだが、それでも気分が軽いし爽快。
だれも、ボクの行き先や現在地を知ることはないし、なにが起きても連絡をつけることができないのだ。
妙にうれしい。
考えてみれば、ちょっと前まではだれしもそんな生活だったわけで、ちょっとの間に大きく生活が変わってしまったのだなあ。
阪急の駅に着いたら、事故で電車が遅れている。
これから出かける娘にこのことを伝えたい。
がしかし、携帯がないので公衆電話を探すが、これがまたどこにもない。駅にないんだからね。
一度改札から外へ出て、少しあるいた商店の片隅にひっそりとそれはあった。さすがにテレカも持ってはいないので10円で電話をかけた。
この感覚もなつかしいな。ちょっと多めに話をするときは小銭をたっぷり用意して、しゃべりながらじゃかじゃか硬貨を投入したものだ。
そんなこんなで夕方に家へ帰って携帯を見たら、メールも不在着信も1件もなかった。
これって...
Tuesday, April 13, 2010
全曲数
また空気公団ネタです。
興味のない方はごめんなさい。
ボクが持っている彼らの音源で、ダブり曲がないように選んでiTunesのプレイリストを作成した。オリジナル曲だけを並べてみるとちょうど100曲程度なのだ。
10年余り活動して100曲って少ないのか多いのか。
そう思ってビートルズを調べてみると、8年間(1962~70年)の活動で「録音した」のが200曲余り。
もっとたくさんありそうな気もするし、1枚のLPに12曲収録とすると20枚弱だから、そんなものかという気もする。
先日放映されたNHKの坂本龍一の音楽番組で言っていたが、バッハは生涯1000曲以上残したらしいので、これはかなり多いのだろう。
それで空気公団の100曲を通勤時に聞いているのだが、結構耳慣れない曲があったりするのだ。
タイトルが思い出せないのはたくさんあるが、こんな曲あったっけ?というのもある。
こうしてまとめて聞くと、また新鮮だったりするのだね。
興味のない方はごめんなさい。
ボクが持っている彼らの音源で、ダブり曲がないように選んでiTunesのプレイリストを作成した。オリジナル曲だけを並べてみるとちょうど100曲程度なのだ。
10年余り活動して100曲って少ないのか多いのか。
そう思ってビートルズを調べてみると、8年間(1962~70年)の活動で「録音した」のが200曲余り。
もっとたくさんありそうな気もするし、1枚のLPに12曲収録とすると20枚弱だから、そんなものかという気もする。
先日放映されたNHKの坂本龍一の音楽番組で言っていたが、バッハは生涯1000曲以上残したらしいので、これはかなり多いのだろう。
それで空気公団の100曲を通勤時に聞いているのだが、結構耳慣れない曲があったりするのだ。
タイトルが思い出せないのはたくさんあるが、こんな曲あったっけ?というのもある。
こうしてまとめて聞くと、また新鮮だったりするのだね。
Saturday, April 10, 2010
Live『ぼくらの空気公団』
寡作、寡ライブ(とは言わないか)のバンド空気公団。
40年近く内外のポップミュージックを聞いてきたボクが、ここ数年のヘビーローテーションが空気公団。
なのに、なぜこんなにも「売れない」のか、不思議でしょうがない。
まず、曲が詩もメロディーもすごくいい。しかも何度聞いても飽きない。
山崎ゆかりの声がいい、アレンジがとても楽しい。発見がある。
音楽に向かう姿勢がまったく変わらないのがいい。
ただ、1回聞いても印象に残りにくいのかもしれない。すーっと流れてしまう、空気のように。
そこが、一度引っかかると深く入ることになるとは思うのだが。
今回のライブは5人編成。空気公団の3人(歌、ベース、キーボード)にゲスト2人(アコーディオン、ギター)
これだけで、音楽がとてもカラフルになる。
詩の世界が目の前に、映像のように広がってくる。
ステージ自体は装飾のないシンプルなものなにである。
詩と音が見事にマッチしているということだろう。
年内のライブもほのめかしていたが、期待しすぎると失望も大きいので、期待少々で待つことにしよう。
40年近く内外のポップミュージックを聞いてきたボクが、ここ数年のヘビーローテーションが空気公団。
なのに、なぜこんなにも「売れない」のか、不思議でしょうがない。
まず、曲が詩もメロディーもすごくいい。しかも何度聞いても飽きない。
山崎ゆかりの声がいい、アレンジがとても楽しい。発見がある。
音楽に向かう姿勢がまったく変わらないのがいい。
ただ、1回聞いても印象に残りにくいのかもしれない。すーっと流れてしまう、空気のように。
そこが、一度引っかかると深く入ることになるとは思うのだが。
今回のライブは5人編成。空気公団の3人(歌、ベース、キーボード)にゲスト2人(アコーディオン、ギター)
これだけで、音楽がとてもカラフルになる。
詩の世界が目の前に、映像のように広がってくる。
ステージ自体は装飾のないシンプルなものなにである。
詩と音が見事にマッチしているということだろう。
年内のライブもほのめかしていたが、期待しすぎると失望も大きいので、期待少々で待つことにしよう。
Thursday, April 08, 2010
宮下奈都 『よろこびの歌』
引き続いて宮下奈都だ。
これがまた、傑作!今度は女子高が舞台だ。
玲は有名なバイオリニストの娘で、声楽をやるために音大付属校へ進学することを疑っていなかった。
ところが受験に失敗。普通科しかない高校へ進学することになる。学校には一切期待せず、用意された行事をただこなしていく毎日。そのたくさんの行事の中でひとつ、合唱コンクールではからずも指揮をすることになる。いざやりだすと、どうしても厳しく指導してしまい、まったくやる気のないクラスメイトとは噛み合わず、コンクールは散々な結果に終わる。そんな結果でも特に落ち込むこともなく、またいつものような日々を迎えるのだが、実は運命の歯車はすでにまわり始めていたのだ。そしてマラソン大会の時に、玲とクラスを大きく変える事件が起こる。
この物語は、7つの章で構成されていて、玲からクラスメイトへ語りをリレーしていく。そして最後に玲に戻りクライマックスを迎える。それぞれの人生や思いをそれぞれの視点で描くことで、全体像を浮かび上がらせ、そこからもう一度ひとりひとりの思いを理解することになる。
人生を早くもあきらめていた彼女達が、歌うことによって前を向き始めていく様子が感動的。電車で読んでいて落涙をこらえるのに苦労する。ただちょっと高校生が達観しすぎているような気はする。現実は(豊島ミホが描くような)もっとぐだっているような感じ。
でも格調高い文章と相まって、いつでも凛として美しい文学だなあ、宮下奈都は。
もういまから次作が楽しみである。
これがまた、傑作!今度は女子高が舞台だ。
玲は有名なバイオリニストの娘で、声楽をやるために音大付属校へ進学することを疑っていなかった。
ところが受験に失敗。普通科しかない高校へ進学することになる。学校には一切期待せず、用意された行事をただこなしていく毎日。そのたくさんの行事の中でひとつ、合唱コンクールではからずも指揮をすることになる。いざやりだすと、どうしても厳しく指導してしまい、まったくやる気のないクラスメイトとは噛み合わず、コンクールは散々な結果に終わる。そんな結果でも特に落ち込むこともなく、またいつものような日々を迎えるのだが、実は運命の歯車はすでにまわり始めていたのだ。そしてマラソン大会の時に、玲とクラスを大きく変える事件が起こる。
この物語は、7つの章で構成されていて、玲からクラスメイトへ語りをリレーしていく。そして最後に玲に戻りクライマックスを迎える。それぞれの人生や思いをそれぞれの視点で描くことで、全体像を浮かび上がらせ、そこからもう一度ひとりひとりの思いを理解することになる。
人生を早くもあきらめていた彼女達が、歌うことによって前を向き始めていく様子が感動的。電車で読んでいて落涙をこらえるのに苦労する。ただちょっと高校生が達観しすぎているような気はする。現実は(豊島ミホが描くような)もっとぐだっているような感じ。
でも格調高い文章と相まって、いつでも凛として美しい文学だなあ、宮下奈都は。
もういまから次作が楽しみである。
オトナ語の謎
ボクは現役会社員なのだが、特に仕事の中で知らないうちに聞き慣れない言葉が普通に使われていることがある。
主にカタカナ語が多いのだが、、技術系の専門用語は仕方がない、というか知らないと困る。それ以外に、日本語でも言えるものをわざわざ外来語で使う、しかもどうも気持ちが悪いのがあるのだ。
その1「マター」
このところ営業を中心によく耳にする。「これは山田部長マターでお願いします」なんて感じで使われる。
うげ、気持ち悪い。
意味は、この件は山田部長預かりで、とか山田部長の責任で対応、ということである。マターという語感が間が抜けているのと、日本語で言えるし、なぜにわざわざ英語なの?市民権を得つつあって、いやだな。
これ使うヤツは信用しない。
その2「アジェンダ」
もうすでに会社以外でも、ほぼ市民権を得た感じ。だけど、このことば出始めから気に入らない。
議題、項目、予定(ちょっと違うか)でいいじゃない。
こいつどこからやってきたんだ。英語じゃなさそうだし。はじめて聞いたとき、全く意味不明だった。パワポの資料に初めに「アジェンダ」なんて書かれていると、それだけでその資料の信用は落ちる(ボクにだけはね)
その他にもあるが、今は思い出せない。
糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」の「オトナ語の謎」はこれ以外にもいろいろあって面白い。
主にカタカナ語が多いのだが、、技術系の専門用語は仕方がない、というか知らないと困る。それ以外に、日本語でも言えるものをわざわざ外来語で使う、しかもどうも気持ちが悪いのがあるのだ。
その1「マター」
このところ営業を中心によく耳にする。「これは山田部長マターでお願いします」なんて感じで使われる。
うげ、気持ち悪い。
意味は、この件は山田部長預かりで、とか山田部長の責任で対応、ということである。マターという語感が間が抜けているのと、日本語で言えるし、なぜにわざわざ英語なの?市民権を得つつあって、いやだな。
これ使うヤツは信用しない。
その2「アジェンダ」
もうすでに会社以外でも、ほぼ市民権を得た感じ。だけど、このことば出始めから気に入らない。
議題、項目、予定(ちょっと違うか)でいいじゃない。
こいつどこからやってきたんだ。英語じゃなさそうだし。はじめて聞いたとき、全く意味不明だった。パワポの資料に初めに「アジェンダ」なんて書かれていると、それだけでその資料の信用は落ちる(ボクにだけはね)
その他にもあるが、今は思い出せない。
糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」の「オトナ語の謎」はこれ以外にもいろいろあって面白い。
Wednesday, April 07, 2010
宮下奈都 『太陽のパスタ、豆のスープ』
宮下奈都を読むのは、『スコーレNo.4』 『遠くの声に耳を澄ませて』に続いて3冊目なのだが、これも素晴らしい作品である。
結婚式を2ヶ月後にひかえた明日羽(あすわ)は、2年つきあった彼から婚約破棄を告げられる。幸せから一気にどん底へ突き落とされ落ち込むが、叔母の六花(ろっか)や兄、両親、そして同僚の郁ちゃんとの交流を通して、立ち直って行く、という物語。このストーリーだけ聞くと、なんてことないように思うだろうが、彼女をとりまく人たちのやさしさが行間からにじみでていて、あちこち感動する場面が多数。叔母のロッカだけが少し風変わりだが、その他の登場人物たちはみな極めて普通のひとばかり。あすわと兄の会話や、郁ちゃんとの会社での会話、バザー会場でのやりとりなど、文章力・描写力って重要だなあと思うのだ。最終章でやや説明的な部分はあるものの、読後感さわやかで、生きるっていいなあと思える。
主演を麻生久美子で映画化してもらいたなあ。
でもストーリーは地味なのでヒットはしないかもなあ。
宮下奈都はAmazonで調べると、単行本は4冊しか刊行されていない。そのどれもが評判がよくって、実際ボクが読んだ3冊はどれもよかった。残る1冊は『よろこびの歌』
これは声楽を志している女子高生が主人公ということで、これも面白そうである。
結婚式を2ヶ月後にひかえた明日羽(あすわ)は、2年つきあった彼から婚約破棄を告げられる。幸せから一気にどん底へ突き落とされ落ち込むが、叔母の六花(ろっか)や兄、両親、そして同僚の郁ちゃんとの交流を通して、立ち直って行く、という物語。このストーリーだけ聞くと、なんてことないように思うだろうが、彼女をとりまく人たちのやさしさが行間からにじみでていて、あちこち感動する場面が多数。叔母のロッカだけが少し風変わりだが、その他の登場人物たちはみな極めて普通のひとばかり。あすわと兄の会話や、郁ちゃんとの会社での会話、バザー会場でのやりとりなど、文章力・描写力って重要だなあと思うのだ。最終章でやや説明的な部分はあるものの、読後感さわやかで、生きるっていいなあと思える。
主演を麻生久美子で映画化してもらいたなあ。
でもストーリーは地味なのでヒットはしないかもなあ。
宮下奈都はAmazonで調べると、単行本は4冊しか刊行されていない。そのどれもが評判がよくって、実際ボクが読んだ3冊はどれもよかった。残る1冊は『よろこびの歌』
これは声楽を志している女子高生が主人公ということで、これも面白そうである。
Monday, April 05, 2010
NHKのドラマ
龍馬伝は第二部に入った。
龍馬は脱藩して諸国へ、土佐では武市半平太による吉田東洋暗殺をきっかけに、尊王攘夷派が実権を掌握した。
ますます武市半平太はあとへは引けぬ状態になり、生来の気の弱さもあるが故に狂気も宿してきた。このあたりの描き方が素晴らしく、岡田以蔵を操る件などもぞくぞくするぐらい。
だいぶこれまでの大河ドラマとは雰囲気が違うことを実感。
それに比べて、先週から始まった朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』
先週は見られなくて、今朝初めて見たのだが、良くも悪くもNHKらしい。なんだか懐かしい。テイストが以前のものと全く違和感がない。
ダイジョブかな。
ところで、モデルの水木しげるは調布在住なのだが、調布の大学へ通っていたボクは、自転車に乗って駅前通りを走る水木しげるを見かけたことがある。
いや、それだけのことなんだけど、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」漫画やTVで結構親近感あるし、以外と好きだったりした。人気もあったしね。
関連情報としてこの本、見事なタイトルじゃないですか?
龍馬は脱藩して諸国へ、土佐では武市半平太による吉田東洋暗殺をきっかけに、尊王攘夷派が実権を掌握した。
ますます武市半平太はあとへは引けぬ状態になり、生来の気の弱さもあるが故に狂気も宿してきた。このあたりの描き方が素晴らしく、岡田以蔵を操る件などもぞくぞくするぐらい。
だいぶこれまでの大河ドラマとは雰囲気が違うことを実感。
それに比べて、先週から始まった朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』
先週は見られなくて、今朝初めて見たのだが、良くも悪くもNHKらしい。なんだか懐かしい。テイストが以前のものと全く違和感がない。
ダイジョブかな。
ところで、モデルの水木しげるは調布在住なのだが、調布の大学へ通っていたボクは、自転車に乗って駅前通りを走る水木しげるを見かけたことがある。
いや、それだけのことなんだけど、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」漫画やTVで結構親近感あるし、以外と好きだったりした。人気もあったしね。
関連情報としてこの本、見事なタイトルじゃないですか?
Saturday, April 03, 2010
草刈りデー
綾部の親の元実家があった場所が、人が住んでいないためにどえらい状態になっている。
草木竹の無法地帯である。
いつも墓参りに行く時に、横の道を通りながらなんとかしないとなあ、と思っているだけで放置して幾年月。
超重たい腰をようやくあげて、かみさんと開墾作業に乗り込んだのだ。
このところパッとしなかった天候も、天晴れな晴天で、草刈り日和である。
前日にカミさんがレンタルしてきた「ガソリン駆動のチェーンソー」を携え、気分は13日の金曜日である。(ジェイソンね)
ところが現地に到着すると、サーッと雨が降り出すではないか。
せっかくやる気になったのに、お天道さまは味方しないのか。
しかし、ここで引き返すわけにはいかない。
強行実行
チェーンソーに混合ガソリンをとぽとぽ投入して、ぐいんとハンドルを引くと、
あれ、全くエンジンがかかる気配なし。
初めて取説を熟読。
おっと手順を飛ばしていた、ということで手順にのっとり再チャレンジ
バリバリ、いい響きでエンジン始動。スイッチを押すと、チェーンがグイーンと回りだして
なんでも切ったるでえー、ここはやはり大阪弁ね。
いやはやすごい威力でんなあ
太い幹も瞬時にスパッと切れる切れる。
結局3時までがんばったが、1/4ぐらいをただ切っただけで本日の作業は終了。
また、しばらく行かないとこれからの季節、芽吹いてぐんぐん成長するぞ。
さて、どうする?
草木竹の無法地帯である。
いつも墓参りに行く時に、横の道を通りながらなんとかしないとなあ、と思っているだけで放置して幾年月。
超重たい腰をようやくあげて、かみさんと開墾作業に乗り込んだのだ。
このところパッとしなかった天候も、天晴れな晴天で、草刈り日和である。
前日にカミさんがレンタルしてきた「ガソリン駆動のチェーンソー」を携え、気分は13日の金曜日である。(ジェイソンね)
ところが現地に到着すると、サーッと雨が降り出すではないか。
せっかくやる気になったのに、お天道さまは味方しないのか。
しかし、ここで引き返すわけにはいかない。
強行実行
チェーンソーに混合ガソリンをとぽとぽ投入して、ぐいんとハンドルを引くと、
あれ、全くエンジンがかかる気配なし。
初めて取説を熟読。
おっと手順を飛ばしていた、ということで手順にのっとり再チャレンジ
バリバリ、いい響きでエンジン始動。スイッチを押すと、チェーンがグイーンと回りだして
なんでも切ったるでえー、ここはやはり大阪弁ね。
いやはやすごい威力でんなあ
太い幹も瞬時にスパッと切れる切れる。
結局3時までがんばったが、1/4ぐらいをただ切っただけで本日の作業は終了。
また、しばらく行かないとこれからの季節、芽吹いてぐんぐん成長するぞ。
さて、どうする?
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