全国大会の予選である関西大会が尼崎アルカイックホールで行われた。
結果から言うと、娘の高校は代表には選ばれなかった。
それでも、さすがに各県府代表だけあって、どの高校もかなりのハイレベルだと感じた。
なによりも聞いていて楽しい。
なかでも今年で3年連続の代表に選ばれた淀川工科高校はさすがにいい演奏をしていた。
バランスが絶妙にいい。
音がひとつの大きな塊になって響いているのがわかる。それが気持ちいい。
それにみんなの打ち込み方が半端じゃないよな。
それもビシビシ伝わってきたし、なんだか今日一日で寿命が伸びたわ。
Pages
Thursday, August 28, 2008
Saturday, August 23, 2008
映画『赤い風船/白い馬』
『赤い風船」は1956年フランス、アルベール・ラモリス監督、36分の小品だ。
うわさ通りの素晴らしい作品。
道で拾った赤い風船を連れて?歩く少年パスカル。だけど学校や電車には風船を入れてもらえない。
それでも風船を手放さず、守るように愛情を注ぐと次第にこころが通じ合う。
手を離しても風船は少年のあとをついてくるようになる。
街のガキ大将達にその風船が狙われるのだが、必至で連れて逃げるパスカル。しかし、ついには追いつめられて...
驚きの結末。
ほとんどセリフがなく、少年と風船がパリの街中をひたすら歩き回るのだ。くすんだパリの街角に、真っ赤な風船が映える。
その風船も生きているように動き回る。CGなしSFXなしの時代であるが、素晴らしい映像。
どうやって風船を撮影したかは内緒らしい。
少年役のパスカルは監督のお子さんだ。
実はもう1本の映画『白い馬』(1953年)も同じ監督の作品。こちらにもパスカルが配役されている。
(主人公の少年の弟役。めちゃくちゃかわいい役)
こちらはモノクロだが、なんとも悲しい話しなのだが、同じようにセリフが少なくてシャープな映像。
同監督作品2本が併映されていた。満席だった。
心和むよいひととき。
うわさ通りの素晴らしい作品。
道で拾った赤い風船を連れて?歩く少年パスカル。だけど学校や電車には風船を入れてもらえない。
それでも風船を手放さず、守るように愛情を注ぐと次第にこころが通じ合う。
手を離しても風船は少年のあとをついてくるようになる。
街のガキ大将達にその風船が狙われるのだが、必至で連れて逃げるパスカル。しかし、ついには追いつめられて...
驚きの結末。
ほとんどセリフがなく、少年と風船がパリの街中をひたすら歩き回るのだ。くすんだパリの街角に、真っ赤な風船が映える。
その風船も生きているように動き回る。CGなしSFXなしの時代であるが、素晴らしい映像。
どうやって風船を撮影したかは内緒らしい。
少年役のパスカルは監督のお子さんだ。
実はもう1本の映画『白い馬』(1953年)も同じ監督の作品。こちらにもパスカルが配役されている。
(主人公の少年の弟役。めちゃくちゃかわいい役)
こちらはモノクロだが、なんとも悲しい話しなのだが、同じようにセリフが少なくてシャープな映像。
同監督作品2本が併映されていた。満席だった。
心和むよいひととき。
Tuesday, August 19, 2008
まさかの
オリンピックが始まってから、新聞テレビネットなどどこを見ても
「まさかの」
という言葉をよく見かけると思いませんか?
あまりに連日のように使われるので、ややウンザリ。毎日1回は見るね。
「まさかの予選敗退」「まさかの銅」「まさかの棄権」
それほどに、期待を裏切った感をにじませなくてもいいのではないか。
そりゃいろいろあるよ。
いやそれだけのハナシ。
「まさかの」
という言葉をよく見かけると思いませんか?
あまりに連日のように使われるので、ややウンザリ。毎日1回は見るね。
「まさかの予選敗退」「まさかの銅」「まさかの棄権」
それほどに、期待を裏切った感をにじませなくてもいいのではないか。
そりゃいろいろあるよ。
いやそれだけのハナシ。
Sunday, August 17, 2008
ゆく夏
Friday, August 15, 2008
オリンピック
夜中にまとめてその日の結果を見ているのだが、まずは北島。
まあすごいね。
あの重圧をものともせずにふたつも金。
勝つ人がいれば負ける人もいるわけで、なかなか勝てないのが今回の柔道。
特に鈴木桂治のコメントが印象的。
「もういっちょうやったろかという気にもならない」
まわりは、そんなこと言わずにガンバレ、と思うかもしれないけど、これが正直な気持ちだと思う。
たぶん万全の体制で臨んだ結果。敗因はいろいろあるだろうけどね。
彼は選手団長も務めていたし、めちゃくちゃ大きなプレッシャーと戦っていたのだろうね。
心からお疲れさまでしたと労いたい。
まあすごいね。
あの重圧をものともせずにふたつも金。
勝つ人がいれば負ける人もいるわけで、なかなか勝てないのが今回の柔道。
特に鈴木桂治のコメントが印象的。
「もういっちょうやったろかという気にもならない」
まわりは、そんなこと言わずにガンバレ、と思うかもしれないけど、これが正直な気持ちだと思う。
たぶん万全の体制で臨んだ結果。敗因はいろいろあるだろうけどね。
彼は選手団長も務めていたし、めちゃくちゃ大きなプレッシャーと戦っていたのだろうね。
心からお疲れさまでしたと労いたい。
Saturday, August 09, 2008
Googleストリートビュー
最近日本で公開されたGoogleの新しいサービス「ストリートビュー」見てみました。
まず最初にやるのは自分の家がでてくるかどうか?ということでしょう。
サービスの範囲がまだ限定されているので、自宅のある京都は、中心地はかなり設定されているが、残念ながら自宅(京都市の西の端)はまだ設定外。
それではと、神戸の両親の家を検索。
おぉ〜、ありそう。近くの大きな病院から、道を順番にたどっていく。見覚えのある建物を見ながら次第にわが家に近づく。
この角を左に曲がると...
わが家登場。
ん?しかし、家の前には車が駐車している?
ありゃあ、これはちょうど家のガレージの屋根を修理しているときの写真ではないか。
無残にもガレージの屋根ははがされ、みすぼらしい状態に。駐車している車は工務店の車だ。
よりによって、このときにGoogleが撮影していたとはね。
まあ、それはそれで珍しくていいかも。
ストリートビューも次々と自分の知っている通りを見たくなって、時間を忘れてしまう。
ネットでも盛んに言われているように、ここまで赤裸々に通りの姿が見えると、プライバシーの問題には細心の配慮が必要なのは言うまでもないが。
Googleマップで自宅の屋根が見えたときも驚いたが、これもまたなんともすごい驚き。
どこまでやるのかGoogle。
まず最初にやるのは自分の家がでてくるかどうか?ということでしょう。
サービスの範囲がまだ限定されているので、自宅のある京都は、中心地はかなり設定されているが、残念ながら自宅(京都市の西の端)はまだ設定外。
それではと、神戸の両親の家を検索。
おぉ〜、ありそう。近くの大きな病院から、道を順番にたどっていく。見覚えのある建物を見ながら次第にわが家に近づく。
この角を左に曲がると...
わが家登場。
ん?しかし、家の前には車が駐車している?
ありゃあ、これはちょうど家のガレージの屋根を修理しているときの写真ではないか。
無残にもガレージの屋根ははがされ、みすぼらしい状態に。駐車している車は工務店の車だ。
よりによって、このときにGoogleが撮影していたとはね。
まあ、それはそれで珍しくていいかも。
ストリートビューも次々と自分の知っている通りを見たくなって、時間を忘れてしまう。
ネットでも盛んに言われているように、ここまで赤裸々に通りの姿が見えると、プライバシーの問題には細心の配慮が必要なのは言うまでもないが。
Googleマップで自宅の屋根が見えたときも驚いたが、これもまたなんともすごい驚き。
どこまでやるのかGoogle。
Thursday, August 07, 2008
Sunday, August 03, 2008
西院ミュージックフェスティバル2008
昨年初めて行った西院ミュージックフェスティバル、今年も行ってみた。
昨年と少し開催の形態を変えたようで、1日目は十数ヶ所の会場で平行してコンサートが開催される。
2日目は会場を2つに絞って、次々とバンドを迎えるようだ。
この方が確かにいいかもしれない。観客が分散しないので盛り上がるだろう。しかし、集客しすぎて会場のキャパを超えたときの混乱も心配ではあるが。
今年はビッグバンド系の幼稚園会場と、小さなバーとカフェの3会場へ行ってみた。立命館大学のR.U.Swinging Herd Jazz Ensemble、犬楽の演奏がなかなかに楽しかった。ほかでも演奏力はいまいちながら楽しそうに演奏するバンドもいいですね。うらやましい。
しかし、去年は気付かなかった問題点も。
特に小さな会場で目立つのだが、観客に身内(スタッフや出番を終えた演奏者など)が多いのだ。
別に多くても構わないのだが、一般のお客(←たとえばボクら)がたくさん立ち見をしている中で、堂々といい場所に腰掛けているのはいかがなものか?
しかもやたら身内的な大げさな拍手を送っている。これってこちら側から見るとかなり白けるものだ。
お客が少ないときはサクラも兼ねて?座っていた方がいい場合もあるのだが、増えてきたら譲った方がよいと思うのだ。たぶん主催者側である意識が彼らにないか、もしくは無料で聞きに来ているのだから立っててもいいと思っているのか。
ボクらも大学や会社でコンサートを開催したことがあったが、常に一般客の動向には注目してできるだけ快適に聞いてもらえるよう配慮してきたし、先輩からも厳しく言われた記憶がある。
ここはぜひ改善をお願いしたいところ。
フェスとしては貴重なものなのだから。
昨年と少し開催の形態を変えたようで、1日目は十数ヶ所の会場で平行してコンサートが開催される。
2日目は会場を2つに絞って、次々とバンドを迎えるようだ。
この方が確かにいいかもしれない。観客が分散しないので盛り上がるだろう。しかし、集客しすぎて会場のキャパを超えたときの混乱も心配ではあるが。
今年はビッグバンド系の幼稚園会場と、小さなバーとカフェの3会場へ行ってみた。立命館大学のR.U.Swinging Herd Jazz Ensemble、犬楽の演奏がなかなかに楽しかった。ほかでも演奏力はいまいちながら楽しそうに演奏するバンドもいいですね。うらやましい。
しかし、去年は気付かなかった問題点も。
特に小さな会場で目立つのだが、観客に身内(スタッフや出番を終えた演奏者など)が多いのだ。
別に多くても構わないのだが、一般のお客(←たとえばボクら)がたくさん立ち見をしている中で、堂々といい場所に腰掛けているのはいかがなものか?
しかもやたら身内的な大げさな拍手を送っている。これってこちら側から見るとかなり白けるものだ。
お客が少ないときはサクラも兼ねて?座っていた方がいい場合もあるのだが、増えてきたら譲った方がよいと思うのだ。たぶん主催者側である意識が彼らにないか、もしくは無料で聞きに来ているのだから立っててもいいと思っているのか。
ボクらも大学や会社でコンサートを開催したことがあったが、常に一般客の動向には注目してできるだけ快適に聞いてもらえるよう配慮してきたし、先輩からも厳しく言われた記憶がある。
ここはぜひ改善をお願いしたいところ。
フェスとしては貴重なものなのだから。
Friday, August 01, 2008
アナログとデジタル
兵庫県立美術館で開催中(〜8/24)の「冒険王・横尾忠則」にて。
横尾氏の最初期作品である、ポスターや雑誌の表紙・挿画が多数展示されている。その頃の作風は、精緻なペン描画なのだが、当時(1960年代後期)はもちろんすべてがアナログの世界。絵やロゴは手書き、文字については一文字ずつ切り抜いて字間など微調整しながら貼り込んでいく。それはもうホントに見事な作品ばかりで、感動する。
これってバランスが悪かったりした場合、すべて(またはかなりの部分を)ご破算にしていちからやり直しになるのだ。
そうなると、膨大な時間がかかり手間もバカにならない。
従って、やり直さずに済ますために、実作業前に十分頭の中で「仕上がり」を想像しなければならない(ハズ)。
頭の中にある間ならばやり直しが自由にできる。
一方、デジタルの場合、それほど頭で煮詰めなくても作業にかかれる。
やり直しなんてとっても簡単。とりあえずキープ(別名でファイルする)しておくことも可能。
効率を追求する上ではデジタルは革命的でさえある。
しかし、煮詰めていないからどうも弱い。アイデアの根拠が固まっていないからなんだか希薄になる、などの弊害も合わせてもつことになる。作業にかかると形あるものにばかり注目してしまう傾向があるからね。
創造的な分野においては、弊害の方がむしろ割合は大きいのかもしれない。
なんてことを作品を見ながら思った。
横尾氏の最初期作品である、ポスターや雑誌の表紙・挿画が多数展示されている。その頃の作風は、精緻なペン描画なのだが、当時(1960年代後期)はもちろんすべてがアナログの世界。絵やロゴは手書き、文字については一文字ずつ切り抜いて字間など微調整しながら貼り込んでいく。それはもうホントに見事な作品ばかりで、感動する。
これってバランスが悪かったりした場合、すべて(またはかなりの部分を)ご破算にしていちからやり直しになるのだ。
そうなると、膨大な時間がかかり手間もバカにならない。
従って、やり直さずに済ますために、実作業前に十分頭の中で「仕上がり」を想像しなければならない(ハズ)。
頭の中にある間ならばやり直しが自由にできる。
一方、デジタルの場合、それほど頭で煮詰めなくても作業にかかれる。
やり直しなんてとっても簡単。とりあえずキープ(別名でファイルする)しておくことも可能。
効率を追求する上ではデジタルは革命的でさえある。
しかし、煮詰めていないからどうも弱い。アイデアの根拠が固まっていないからなんだか希薄になる、などの弊害も合わせてもつことになる。作業にかかると形あるものにばかり注目してしまう傾向があるからね。
創造的な分野においては、弊害の方がむしろ割合は大きいのかもしれない。
なんてことを作品を見ながら思った。
吹奏楽コンクール・続
高校の部がすべて終了。
娘も出場は昨日終わっているが、関西大会出場校の発表をみるために会場へ。
で、結果。
府代表に決定!!!(父、安堵)
しかし、次は強豪校のひしめく大阪(昨年度、全国大会出場は3校とも大阪代表だった)などとの戦いになるので、普門館への道は険しいのだ。
娘も出場は昨日終わっているが、関西大会出場校の発表をみるために会場へ。
で、結果。
府代表に決定!!!(父、安堵)
しかし、次は強豪校のひしめく大阪(昨年度、全国大会出場は3校とも大阪代表だった)などとの戦いになるので、普門館への道は険しいのだ。
吹奏楽コンクール
これ、娘の所属する高校はどちらも金賞!で終了。(←よかったぁ。両方で)
上の娘の高校はA、Bでのエントリー。Aは次のステップへ進みBは賞だけをねらうグループ。所属するBは金賞だったのだが、Aは銀賞。だから、とても複雑な気持ちだろう。素直に喜べない。
その日の出場が終わった夕方に、その日出場校の賞が発表される。
会場の中庭に、高校名と受賞した賞を書いたボードがつり下げられるのだ。
その瞬間、固唾を呑んで見守っていたすごい人数の高校生や保護者から歓声があがる。
あちこちに集まった各高校の部員たち。目標を達成できなかった高校は、見るからに落ち込んでいるし、金賞を受賞してめちゃくちゃ喜んでいるところもある。
どこの高校も、本当に毎日すごい練習してるのを知っているから、おじさん(←ボク)も熱いものが込み上げてくる。
今日出場する高校すべて終了後、金賞受賞校の中から関西大会出場校が決定する。
下の娘の高校は、昨年はシード(みたいなもの)で京都大会はスルーして関西大会から出場したが、全国へは進めなかった(泣)
人数はかなり少ない(30名程度)ながら、昨年よりいい演奏をしていると思うのだ。(←バカ親)
運命の発表は本日夕方。ほんとドキドキするなあ。
上の娘の高校はA、Bでのエントリー。Aは次のステップへ進みBは賞だけをねらうグループ。所属するBは金賞だったのだが、Aは銀賞。だから、とても複雑な気持ちだろう。素直に喜べない。
その日の出場が終わった夕方に、その日出場校の賞が発表される。
会場の中庭に、高校名と受賞した賞を書いたボードがつり下げられるのだ。
その瞬間、固唾を呑んで見守っていたすごい人数の高校生や保護者から歓声があがる。
あちこちに集まった各高校の部員たち。目標を達成できなかった高校は、見るからに落ち込んでいるし、金賞を受賞してめちゃくちゃ喜んでいるところもある。
どこの高校も、本当に毎日すごい練習してるのを知っているから、おじさん(←ボク)も熱いものが込み上げてくる。
今日出場する高校すべて終了後、金賞受賞校の中から関西大会出場校が決定する。
下の娘の高校は、昨年はシード(みたいなもの)で京都大会はスルーして関西大会から出場したが、全国へは進めなかった(泣)
人数はかなり少ない(30名程度)ながら、昨年よりいい演奏をしていると思うのだ。(←バカ親)
運命の発表は本日夕方。ほんとドキドキするなあ。
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