デビュー40周年ということでのライブなのだが、40年前ということは1972年。
ボクは中学生だった。
同じ時期に彼は赤色エレジーをヒットさせ、ボクは大瀧詠一のファーストアルバムを買った。
あがた森魚は当時からはっぴいえんどとはちみつぱい(ムーンライダーズの前身バンド)とともに活動していて、実は今回のライブもバックを務めるのはそいう人たちなのだ。
はっぴいえんどとムーンライダーズは、ボクの好きな音楽の原点でもある。
これは行かないわけにはいかない。
ギターは鈴木茂(はっぴいえんど)
ムーンライダーズからは白井良明(ギター、今回の音楽プロデューサ)、武川雅寛(バイオリン、トランペット他)、鈴木博文(ベース)
ライダーズは昨年末に無期限活動停止宣言をした(ラストライブは大阪で見た)が、活動は相変わらず精力的。
元はちみつぱいからは駒沢裕城(スチールギター。歌謡曲からロックまで、スチールギターといえばこの人)
キーボードは矢野誠(別のムーンライダーズのメンバー。ちょっとこのあたりややこしい)、ドラムスは坂田学(サックスの坂田明のご子息)
ボクにとっては超豪華なメンバーである。
鈴木茂のギターはいいなあ。
軽やかなのにシャープ
生で見るのはたぶん初めて。
ドラムの坂田学もとてもよかった、うまいね。
ライブは2回のアンコールをいれて3時間。
60歳をこえるひとたち(坂田学以外は全員)にこれだけ熱いライブを見せられると、ボクもまだまだと思えて気力が湧いてくる。