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Sunday, March 29, 2009

レコードフェスタ大阪

梅田でアナログ盤・CD・DVDの中古品3日間販売。
出かけてみてなんとなく思い出したけど、かなり以前に行ったことがある。
かも?
場所が同じだったかよくわからないし、ひょっとしたら似たような別の催しだったか。

レコードの出品が多くて、パラパラと見た。(傷がものを品物を左右するし一概には言えないけど)かなり安い。
今はレコードプレイヤが自宅にない(実家に置いていて普段使えない)ので、CDとDVDを中心に掘り出し物を探す。
客層はかなり幅広くて、青春時代をレコードと共に過ごした年配者(ボクもすでにこちら側)も多いが、ハタチそこそこの若者も結構来ている。
うれしいね。
しかも、何枚もアナログ盤を抱えている。
帯までそろっためちゃきれいな盤だと9000円以上というのもある。
大滝詠一の『ナイアガラ・トライアングル』もその1枚。
おっしゃー、うちのも帯もそろっているし♪
ボクは中学・高校時代には、買ったレコードの帯だけ外してそれを自分の部屋の壁一面にオブジェのように吊るしていたことがある。
だから一応レコードの帯は全部残しているのだ。
だけど、めちゃくちゃ聞き込んだのでジャケも盤もよれよれ。
ここに置いてるものは、少なくとも外観は完璧に近いぐらいピカピカ。

結局CDでちょっと気になったのは数枚あるけど、いまいち安くなくて1枚も買わず。
そのかわり、DVD(といっても海賊版でDVDR)を数枚購入。

そのなかの1枚。
ハリー・ニルソンの映像をあちこちから集めたもの。
実はYouTubeでもいくつか流れていて見たことはあるのだけど、DVD2枚組だしたぶん未見映像もあるだろうと思って購入。
確かにいろいろ見たことがないものがあった。
1960年代のアメリカのTV番組で、ドラマの中でギターを弾きながら歌っている映像がある。
これって「時間ですよ」で、天地真理や浅田美代子が物干しの上で歌ってたみたいなもの?
アメリカのコメディドラマって、必ず笑う場面で観客の笑い声がはさまる。
ニルソンが出演しているドラマもそのスタイルのコメディドラマ。
結構テレビの出演映像が多いのが特徴。というか、コンサートが極端に少なかったのかもしれないな。
晩年はアルコールの影響もあってかなり声をつぶしていたが、この当時はとてもいい声でリラックスした歌声が素晴らしい。
自作曲もカバー曲もすべて彼の音楽となっている。
1994年に53歳で亡くなったのがなんとも残念。

Saturday, March 28, 2009

絵本屋さん大賞

というのをご存知だろうか?
本屋大賞は最近とみに知名度があがってきているが、これの絵本版である。
全国の絵本屋さんが投票で大賞を決める。
本の雑誌4月号で紹介されていたのを読んでボクも初めて知った。
この中で、この発表にちなんで「絵本屋さん大賞をぼくらが読む」という特集が組まれている。
絵本の実読者であるこどもたち(小学1、2年生男女三人)が、ノミネート作を読んで順位を決めつつ座談会を行うというもの。
「面白いけど縦にめくるのが読みづらい」
「いい話だけど、もっと色をカラフルにしてほしい」
「だって、これ何ページ?(略)なめてんのか!薄すぎ」
などなど
どうしてどうしてちゃんと読んでいろいろな思いを持っているんだな、てことがわかる。
そして、大人(絵本屋さんたち)が決めた「いい絵本」と子供の好き嫌いは必ずしも一致しない、ということもわかって面白かった。

Wednesday, March 25, 2009

最近買ったCDから

発売としては最近のものを2枚紹介。

グリッター・アンド・ゴールド~バリー・マン&シンシア・ワイル作品集『Glitter And Gold Words And Music By Barry Mann And Cynthia Weil』

発売としては、と断ったのは録音は1960年代と古いため。
これは60年代から70年代にかけてヒットを連発させたソングライターコンビでもあり、夫婦でもあるバリー・マンとシンシア・ワイルが提供したヒット曲集。多彩な楽曲をこんなにもたくさんのアーチストが歌っていた。
ママ・キャス、デル・シャノン、ジーン・ピットニー、B.J.トーマス、トーケンズ、ドリフターズなどなど
この時代のポップな曲はホントに和むわ〜。しかもボクには刺激的でもあるのだ。
おっ、この曲もバリー・マンだったのかとか、新鮮な発見がある。

Break-A-Way: The Songs of Jackie DeShannon同じ趣旨のコンピレーション盤 『 Break-A-Way: The Songs Of Jackie De Shannon 1961-1967 』

同年代の作曲家ジャキー・デシャノンが人に提供した楽曲集。
この人はこのジャケットを見てのとおり、ブロンドヘアのかなりの美人。
作曲だけでなく、自分でもアイドル路線ぽい感じで歌っている。YouTubeにある映像を見ると、スタイリストがばっちりアイドル風に決めて、フリを付けながら当時のテレビで歌っている姿をたくさん見ることができる。
なので歌手としての比重もかなり大きかったが、実はかわいい顔の奥には素晴らしい作曲の才能も持っていたってこと。
竹内まりやみたいな感じ?
「Break a Way」って彼女の作曲だったって初めて知った。
いい曲だわ、ブラボー!

Tuesday, March 24, 2009

耳について離れない

繰り返し頭の中で同じフレーズが鳴り続けることが時々ある。
いわゆる耳について離れないフレーズですね。
いまボクの頭の中から離れないのが、

いきものがかりの「きまぐれロマンティック」

この曲の「退屈な運命にあきあきしたの〜」のところのフレーズ
少し前は、同じいきものがかりの曲「帰りたくなったよ」が耳について離れなかった。
このバンドの曲「耳について離れない度」がかなり高いらしい。

Monday, March 23, 2009

知恩院

日曜日にカミさんの両親が知恩院へお参りしたいとのことで、車で行ってきた。
おとうさんの足が痛いので、入り口で事情を説明しお堂の前まで車で。
知恩院は東大路四条に入り口があり、そこからすこし登り坂をあがったところにある。
とても立派で大きな本堂である。
桜も一部の木では咲いていて、ほんとにきれいである。
観光客などもそれほど多くはなかったが、もう少しあとになると修学旅行生も来て大賑わいになるのだろう。
ちょうどお参りしていた時間だけ雨もやんでいてよかった。
帰りの車中ではザーザー降りになった。

スピード違反

土曜日は関西地方もいい天気で、絶好の墓参り日和。
ポカポカ陽気で気持ちよく田舎道を走っていると、突然「止まれ」の赤い旗を持った警官が車の前にでてきた。
「あれ?」と不審に思いながら路肩に寄せて車を止めると
「ちょっとアクセル踏みすぎましたかねえ」
聞くと制限速度40kmのところ59kmだったと。
えー、ここは制限速度40kmだったの??
見通しはいいし50kmだと思ってたよ。

悲しい12000円、罰則1点
さらばゴールドカード

Thursday, March 12, 2009

映画 『 ダウト 』

『マンマ・ミーア!』で(ボクとしては)驚きのダンスを披露したメリル・ストリープ主演の、こちらはいかにも彼女らしい役で登場。
1960年代アメリカの規律厳しいカトリック系の学校で、男子生徒を誘惑した疑惑を持たれる司祭(フィリップ・シーモア・ホフマン)とストリープ扮する鉄のように厳格な校長との息詰まる舌戦。
新任の教師ジェームス(『魔法にかけられて』でお姫さま役のエイミー・アダムズ)が目撃した状況証拠だけから、司祭の罪を確信して1ミリも妥協せず攻め続ける校長。このあたりの演技はストリープにぴったり。
疑惑をもたれる司祭役のホフマンは、観客から見ても黒とも白ともとれそうなギリギリの演技が素晴らしい。(観客にも校長が知っている状況証拠しか見せられていないので白黒はわからない)
アダムスも初々しい教師役を好演。無邪気に司祭の弁明を信じて安堵するが、それを校長にたしなめられるシーンなど、なんとも可愛らしい。
元々はブロードウェイの舞台らしいが、たぶんそれが一番このテーマにはぴったりの形式だろうと思う。
この3人と、司祭が誘惑したとされる少年の母親役(ヴィオラ・デイヴィス)も迫真の演技で、そんな俳優達の真剣勝負を息を飲んで見ている感じ。

卒業式

昨日は長女の高校の卒業式だった。
平日なのでさすがに父親は少ない。ボクもたまっていた有休を使って参加した。
式典は2時間体育館で行われたんだけど、昨日はかなり冷え込んで体育館の中はつらかった。冷え込むと尿意ももよおしてさらにツラカッタ。

終盤の卒業生の答辞では、話してる6名が一人目から涙声で、それがどんどん感染したのか全員涙声。なに言っているのかわからないほどの生徒も。さらに会場からも鼻水をすする音があちこちから。
最近涙もろいボクは(カミさんも)全く涙なし。
あとで娘にきいたら彼女も「涙一滴もなし」とのこと。
ドライな一家なのでせうか?

そのあとそれぞれの教室へ保護者も集まり、なごやかなお別れ会。
娘のクラスだけ特別編成クラスなので3年間クラス替えなし。他の9クラスは1年ごとの編成替え。なので、密度は濃くなるけど、ここで仲のいい友達ができないと結構つらいかも。
部活やそのほかにもクラス外の活動はたくさんあるので、そちらでがんばればいいとは思うけど。
これは如実に謝恩会に現れていた模様。
ボクは不参加だったが、娘のクラスは保護者が半数以上参加、ところが他のクラスは2名しか参加してないクラスもあったとか。これでは担任もさびしい。

なにはともあれ、三年間ご苦労さんでした。
次のステップでも元気に過ごしてくれることを願います。

Tuesday, March 03, 2009

鈴木博文ライブ(続き)

また例によって写真を撮れなかったので、ボクのイラストで会場の雰囲気をお伝えしたい。
いたってシンプルな会場、客席は比較的ゆったりとイスとテーブルが配置されている。でもって、20名足らずの観客...演奏もシンプルだけどそのぶん赤裸々で中身の濃い時間だった。
どちらもムーンライダーズの現役メンバーである。鈴木博文(ボーカル、ギター、マウスハープ)、武川雅寛(ボーカル、ギター、マンドリン、ヴァイオリン、トランペット)
最初は鈴木博文だけのステージで、演奏も観客もこなれない感じだったけど次第になじんでくる。武川が登場してからは、コンビネーションも良くていい感じ。華奢な鈴木とは対照的に大柄でがっちりした武川、どちらもオーラが立ち上ってきそう。
約1時間半、終了したのは夜10時30分だった。
アンコールは「大寒町」(はちみつぱいの名曲。ちなみに、はちみつぱいはムーンライダーズの前身バンド)
ぞくぞくっときました。

Monday, March 02, 2009

3本立てな一日

映画の日(¥1000)で朝から 『 罪とか罰とか 』をTOHO二条シネマで鑑賞。
売れないアイドル(成海璃子)のマネージャ役ででている犬山イヌ子がなんともイイ。セリフ、つっこみなどこの映画がぎりぎりのところで持ちこたえているのは彼女の達者な演技のおかげではないかと思う。
もちろん主演の成海璃子もとてもいい。
売れない時代の自身をなくしてるときの顔、そのくせに結構大胆なこともやってしまう場面、あることをきっかけに俄然やる気がでたときの顔、この感情の流れの表現が素晴らしい。
やはり天才かも。
元々、こういうシュールというか不条理な演出の映画ってあまり好きではないのだが、犬山と成海のおかげでかなり面白い。

そのあと京都駅へ行き、ある学習塾の大学受験ガイダンスに出席。
出席できない子供に代わって話しを聞いた。
なかなか今の受験の仕組みは難しいなあ。いろんなパターンの受験があるからね。

最後に、四条烏丸のライブ会場で鈴木博文ライブ。
ゲストになんと、ムーンライダーズの武川雅寛。武川はギター、マンドリン、ヴァイオリン、トランペットとマルチプレイヤーぶりを遺憾なき発揮。鈴木との35年のつきあいから、息の合ったところを見せてくれた。
しかし、観客20名あまり。
えー?ありえないでしょう。
(元々の会場キャパがそんなものとは言え)
二人とも現役ムーンライダーズのメンバーだよ。
結構ショック。