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Monday, August 31, 2009

吹奏楽コンクール 関西 その2

コンクールは午前と午後の2部構成になっていて、午前の出場校の演奏が全て終了した時点で午前の部の金銀銅賞が発表される。
舞台上に各校の代表者(たいていは部長)が並び、出場順に「×番、○△高校、金賞ゴールド」のように次々と呼ばれる。
だから、客席では部員と父兄たちが固唾を呑んで祈りのポーズで待っている。
部員で固まって聞いているところ(←普通はそうなる)では、「金賞ゴールド」の発表と同時に、大歓声があがる。
ところが、娘の高校が発表になったとき歓声を上げたのは父兄たち(←ボクらね)で、生徒の歓声がなかった。
部員は会場へ入ってなかったのかもしれないなと思って、あとで聞いたら
「一番後ろの方にいたで」とのこと
それにしちゃ歓声が聞こえなかったけど、と言うと
確かに歓声は上げなかったらしい。
しかし、嬉しくて涙をぼろぼろこぼす生徒がいて(←男子です)
それを見て、つられて泣いたらしい。
その話を聞いて、こっちもジーンときた。

吹奏楽コンクール 関西

娘の高校の吹奏楽部が出演する吹奏楽コンクール・関西大会。
今年の会場は和歌山県民文化会館である。
関西大会は、京都会館・尼崎アルカイックホール・和歌山県民文化会館、この3つの会場を順繰りにまわっていく。だから在学中は同じ会場を経験することがない。
幸せなことに、娘は3年間で全ての会場を経験したことになる。
1年生では招待演奏、昨年の評価は銀だった。
今年は見事に金賞!!!(←すみません、はしゃぎすぎで)
しかし、金賞受賞校の中から3校選ばれる全国大会(普門館)には、残念ながら推薦されなかった。
いや〜、惜しかった。
だけど、ホントお疲れさま。したくてもできない経験をしたのだから幸せだよね。

Tuesday, August 25, 2009

Ami-go Gara-ge更新!!!

ボクが尊敬する大滝詠一師匠の個人サイトが更新されていた。
5年ぶりぐらいじゃないかな。
なんだか何事もなかったようにひっそりと更新。油断できないぞ。

Monday, August 24, 2009

そっくりジャケット(その1)

あんなに暑かったのに、今日になって突然さわやかな秋の気配。
なんだか調子狂っちゃうね。

ボクが中学から買いためたレコードやCD 約1200枚と、レンタルしたCDなど合わせると2000枚は越えるコレクションの中には、そっくりなアルバムジャケットがあるものである。紹介するのはどちらかというと、「敬意を表して」が製作者側の意図であろうと思われるが、若干のパロディもみえて思わずニヤリとさせてくれる。

まずはこれ

Crazy Rhythms chatmonchy has come

左が1980年に発表されたフィーリーズの『クレイジー・リズム』である。
右がチャットモンチーの2005年メジャーデビュー盤『chatmonchy has come』
フィーリーズのこのアルバムはレコードで持っていたので、チャットモンチーのを見たときに、一瞬で「これってフィーリーズじゃん」と気付いた。
人物のバストショットと重なり具合、バックの青色のグラデーション、文字の配置。よく見ると着ている洋服も共通点があるな。
モンチ本人に聞いたわけではないので(あたり前)確かなことは言えないが、フィーリーズファンなのではないかな。シンプルなロックという点、通ずるところがあるし。
しかし、フィーリーズの場合計算してシンプルにしているような気配もある。モンチはそこまでひねていないが、アレンジには工夫が随所にあって、なかなか一筋縄ではいかない。
そんな音楽の共通点も見いだしながら聞くと、さらに面白い。

Sunday, August 23, 2009

黒の人たち

日曜日の夕方に家族でジャスコへ買い物に行った。
靴屋で娘のスニーカーを選んでいると、そこへ4人家族がやってきたわけです。
40代後半とおぼしき父親と母親、高校生の長男、中学生の長女(いずれも推定)なんてことない普通の家族だ。
ある1点を除いては。
それは、4人ともが上から下まで黒ずくめだということ。
父親は長袖の黒の長袖綿シャツ、黒のスラックス、黒のスニーカー。
母親は同じく黒の長袖綿シャツに黒のパンツ、黒の帽子、黒皮のローファー、さらに黒のウェストポーチ。
長男も黒の長袖シャツに黒のジーンズ、黒のスニーカー。
長女は黒のTシャツ(ラメでミッキーマウスの刺繍あり)、唯一下はオリーブ色の短いパンツにサンダル(色は不明)。残念ながら彼女だけは黒で統一されていない。まだその域まで到達してないのか?
しかし、それにしてもすごい徹底ぶり。
なんだろう日本のアーミッシュか?コスプレか?
女の子を除いて、3人は同じような背格好なので、節約のための共有?(そうでないとしたら洗濯したときに大混乱しそう)

なんだかいろいろと妄想は膨らんだのです。
そんなこと見てるのボクだけだと思うけど(←かなりヒマだった)

Saturday, August 22, 2009

サントリーミュージアム休館

大阪天保山のサントリーミュージアムが2010年に休館されるらしい。
京都の家からだと1時間半以上かかるが、よく通った方だと思う。
印象に残っているのは、ディック・ブルーナ展とレイモン・サビニャック展。
いつも他の美術館とちがったものを開いていた印象がある。
すぐ近くに海遊館があって、こっちはいつも混んでいた。
企業が持っているので、赤字がかさむと処分ということになるのはわからないではないが、真っ先に所属クラブやこういう施設がその対象になってしまうのがとても残念だ。
まだしばらく休館までに時間があるので、訪ねてみたい。

Friday, August 21, 2009

伝説のバンド

高校生時代に初めて聞いて、まさにぶっ飛んで腰を抜かしたジェントル・ジャイアントが、な、な、な、な、なんと復活していた。
あやうくもう一度腰を抜かすとこだった。
全く知らなかったのだが、本屋でストレンジ・デイズ(音楽雑誌)をたまたま立ち読みしていて、来日公演の記事を見つけた。
ご存知ないムキも多かろうと思うので、少し説明しておく。
1970年代にイギリスで活動していたロックバンドなのである。特徴はなんといっても、超複雑かつスピーディに展開する曲。カテゴリ的にはプログレッシブ・ロックということになるが、さらに特筆すべきは使用する楽器種類が多いこと。メンバーは5人なのだが、ライブでも次々と楽器を持ち替えて、レコード通り再現するのだ。ここでは交換必要じゃないだろう、と突っ込みたくなる場面もあるが、それはやはり「見せる」ことも大切だからね。(こちらでも紹介済み)
ライブDVDが次々と発売されて、長らく幻だった「動く姿・ライブの模様」もこうして見ることができるようになったわけである。
しかし、これだけのテクニックとセンスを持ちながら、ジェントル・ジャイアント解散後のメンバーの動静はぱったりと途絶えていたのだ。
それがいきなりの復活。今回はオリジナルメンバーは3人だけ含まれたバンド(Three Friendsと名のっている。彼らの代表作のアルバムタイトル)で再結成し、すでに海外ではライブをおこなっておりYouTubeですでにいくつか見られる(なんとも便利な世の中です)

しかし、ボクは言いたい。
全4回公演全てが東京だけってどうよ。狭い日本、もっとまわって欲しい。
とは言ってみたものの、まだ京都は恵まれている方ですね。大阪近いし。すまぬ。
東京公演の会場が「月見ル君想フ
なんだかこの会場侮れないです。国内のアーチストのライブが多いんだけど、いいひと呼んでますね。
やっぱり悔しいぞ、東京っ

Monday, August 17, 2009

映画『 サマーウォーズ 』

さとなおさんのさなメモで絶賛されていたこれ、映画好きとしては見ないわけにいかない。

で、ボクは泣けませんでした(笑
言いたいことはわかる(つもりだ)し、楽しめたのは確かなのですが。
いや、逆に予備知識なしに見た方がさらに面白かったかも。
わりと冷めた目線で見てしまった。なるほど、ここのシーンがそういうことね、テな感じで。(←やなやつ)
ネット内の描き方(ゲームっぽい)にはピンとこず。
ドラクエをはじめコンピュータ系ゲームは全くやらないからかなあ。
ネット世界を混乱させているモノのアバター(分身?)と、それを阻止する側(主人公)が大バトル(殴りあいのようなもの)を繰り広げるのだけど、これには新鮮な感じがしなかった。こんな描き方しかないのか?わかりやすいけど。
ネットにつないでいる端末が、スーパーコンピュータからDSやiPhoneだったり、そしてそれが同じように協力して戦うってのはいいですね。

誰かの後押しがないと絶対に見に行かないタイプの映画なので、それはよかった。見ないことには始まらないし。
久しぶりに山下達郎の歌声を聞いたような気がする(エンディングで流れる)

Saturday, August 08, 2009

暑いときには涼しい映画館

ってことでもないのだけど、最近見た映画3本。
『 インスタント沼』
麻生久美子主演のナンセンスおばかムービー。
監督・三木聡と麻生久美子はボクが好きなテレビドラマ『時効警察』のコンビでもある。それが見に行くきっかけ。
麻生久美子はきれいなんだけど結構へんな役も多くて、そこが好き。
映画は、時が経つとストーリーもなんだったか忘れてしまうぐらい、とくにどうってことはないもので、それよりも会話やシーンごとにクスクス笑えればいいかな、という映画。
一生ヒットしない(製作者も望んでいない)タイプの映画。出番は少なくて、とってつけたようなエピソードだけど温水洋一のシーンが面白かった。

『 それでも恋するバルセロナ 』
老いてますます盛んなウディ・アレン監督の最新作。
バルセロナにロングホリデーで滞在する年ごろの二人の女性(ひとりはスカーレット・ヨハンソン!)そこでであう自由奔放な画家がハビエル・バルデム(ノー・カントリーの不死身の殺し屋)その3人にさらに、男の元妻が自殺未遂を起こして、男の家に戻ってくる。ややこしい三角?四角関係? 全体の時間も短い上に、全編ナレーションで状況を説明しながらストーリーは進展するので、わかりやすくてテンポがとても速い。アレンがなぜ今こんな作品を撮影したのかは?だけど、やっぱり愛人と噂だったスカーレット・ヨハンソンをとりたかったのか?それにしては本作ではいまひとつスカーレットは輝いていない。圧巻は、アカデミー賞助演女優賞にこれでノミネートされた元妻役のペネロペ・クルス。ちょっと顔が濃厚で、ボクはそれほど好きじゃないけどね。終盤に驚きの展開。

『 サンシャイン・クリーニング 』
主演は『魔法にかけられて 』でディスニー映画のお姫さま役をやっていたエイミー・アダムス。最初にこのお姫さまで彼女を見たときに、めちゃくちゃ美人ってわけでもないしどうかな、と思っていたけど『魔法に〜』最後まで見終わったらかなり気に入りました。
声と英語の発音がきれい(ボクにそう聞こえる)でチャーミングな女優だね。
その次に『ダウト』にも出演していて、若くて経験はないが純真な修道女役が、またまた見事でした。
そして今回の役は、子持ちばついちで高校生時代のボーイフレンドといまだに不倫状態である結構ハードな役どころ。これがまたいいですね。幅広い役をしっかりこなしている。そんな彼女が、何をやっても失敗ばかりの妹といっしょに(高収入につられて)事件現場(殺人事件や自殺で凄惨な状態になっている)の後始末清掃員の仕事を始める。
この二人の会話が面白いし、いろいろありながら仕事が起動に乗りだす物語も面白い。そこに風変わりなお父さんや子供、協力してくれる片腕のショップ店員など周囲のからみもなかなか見せる。この映画も全米ほどはヒットしなかった。

Thursday, August 06, 2009

美術館

毎年夏に地方予選が行われる吹奏楽コンクールに今年も娘の学校が出場している。
演奏したのは前日なのだが、学校数が多いので2日間に渡って各学校の演奏が続けられる。
2日目、全高校の演奏が終了後に府代表が発表となる。部員も全員が結果発表をみるために会場へ集合。
で、ボクも今週は夏季休暇なので集合。
ドキドキするなあ。
結果は、代表!!に決定
次の関西大会で強豪に勝たなければ全国へは行けない。まだまだ戦いは続くのだ。

その後、近くにある美術館2館へ。

まずは、「ルーブル美術館展」を開催中の京都市美術館。
平日とはいえ、ものすごい人。入場で並ぶのは仕方ないが、絵の前も人でごったがえしていて、まるでゆっくり見られない。
会場内も暑いので、ちゃちゃっと見て退散。
今回のはフェルメールの「レースを編む女」がメインのひとつなのだが、これがとてつもなく小さい絵なのだ。A4サイズ程度。
その前が特に混んでいるのだ。観客からは
「えっ?こんなに小さいの??」と驚きの声が。
実物は大きいものだという先入観があるものだが、ほとんどチラシの写真と同サイズ!
これは確かに驚く。
なんだか損した気分だろう。その気持ちはわかる。

次に向かったのは細見美術館。
日本画の展示である。
ガラガラで、ゆっくりと見られる。
人の頭しか見えないルーブル展とはえらい違い。
伊藤若冲の細密画や北斎の肉筆画など。
山口晃が日本画の手法で現代を描くという、面白い作品を発表しているが、そこでよく描かれる俯瞰図の絵が面白い。
絵の中によく登場する松の木、その緑色。そして若草色と赤色の、たいていこの色が使われてる?よね
当時は青色の絵の具がほとんどなかった、てなにかで読んだような気がする。
埴輪の顔がかわいい。垂れ目で口を少し開いている、しかも微笑みをたたえて。
ルーブルは残念だった(展示物がではなく)、細見美術館は楽しかった。

Monday, August 03, 2009

ようやく

まだですか
と書いたら、今日梅雨明け宣言が近畿にようやくでました。
すぐお盆になるね。

Sunday, August 02, 2009

まだですか

ちょっと油断してる間に8月になってしまった。
なのにまだ梅雨があけないって。
各地大雨で被害がでているし、どうなっているのだか。
実は8/1〜会社が夏休みに入ったのだけど、なんだか夏休みってかんじがしない。
今日は用事で梅田へ行ったが、いつゲリラ豪雨がくるかわからないので、晴れてはいたけど長い傘をもって出かけた。
幸い雨には遭わなかったが。

この夏休みは、単発ではいろいろあるもののこれといって予定がない。
大阪と京都でルーブル美術館展を開催中なので、これぐらいは行きたいな。