日曜日から千葉県へ出張。京都よりは少し暑さがましか。
でも暑かった。
で、日曜日は吹奏楽コンクールの関西大会。
娘の高校がこの大会にでるのでカミさんと、カミさんの両親とで応援に行った。
府県大会を勝ち抜いた22校のうち、全国大会(普門館=吹奏楽の甲子園!)へ行けるのはわずか3校のみ。
娘が出場する午後の部を見たのだけど、どこの高校も上手だねぇ。
素人には判断できないよ。全国津々浦々の高校生達は夏休みもがんがん練習してるんだね。
関西だけ見ても改めてそう感じた。
残念ながら選ばれなかった。部員はかなりショックだったようで、みんな呆然とした表情。
でもねえ、君たちの演奏には感動の大きな拍手が送られていたよ。
結果を見てから、僕は出張へ行ったのだけど、娘達は学校へ集まり、早くも来年のコンクールに向けてミーティングが開かれた模様。
ここでクラブを辞める人、迷っている人、それぞれいたらしい。
娘は来年もコンクールに向けて続ける決意として、名前を賞状の裏に書いてきたようだ。
もう、来年に向けてスタートした。
まさに甲子園球児のよう。
Pages
Monday, August 27, 2007
Saturday, August 18, 2007
Sunday, August 12, 2007
今の寺町
プチパソコンオタクだった僕は、大阪・日本橋や寺町へよく通っていたのだけど、パソコンの性能があるレベルまで到達して以降、パーツ交換するという興味が急速に薄れ、パソコン店にも通わなくなってしまった。京都の寺町からもさっぱり足が遠のいた。
久しぶりに行ってみると、だいぶ電気屋そのものも減ってしまい、電気屋街通りのちょうど真ん中あたりには、マンスリーマンションまでできていた。当時の面影は消えて、すっかり活気がなくなって寂しいことだ。
その前に京都シネマで『 天然コケッコー』
まず、日本ってホントにきれいだなあと素直に思える。
映画の舞台は、小中学校生徒があわせても6人しかいない海辺の街が舞台。その町の四季の風景がホントにきれいなのだ。しかも女の子が、自分のことを「わし」って呼ぶ方言がまたいい。
こんな町に東京から中2の男子が転校してくる。すこし物語は動いて、心がざわついたりはするのだけど、田舎と都会を対立で描いていないところがいい。あくまでも、主張も押しつけもなくそのままを淡々と。
音楽も違和感なく響いてくるし、主題歌のくるりの曲も映画にぴったりで文句なし。
見ている間も、見終わっても幸せな気持ちになる映画だった。
久しぶりに行ってみると、だいぶ電気屋そのものも減ってしまい、電気屋街通りのちょうど真ん中あたりには、マンスリーマンションまでできていた。当時の面影は消えて、すっかり活気がなくなって寂しいことだ。
その前に京都シネマで『 天然コケッコー』
まず、日本ってホントにきれいだなあと素直に思える。
映画の舞台は、小中学校生徒があわせても6人しかいない海辺の街が舞台。その町の四季の風景がホントにきれいなのだ。しかも女の子が、自分のことを「わし」って呼ぶ方言がまたいい。
こんな町に東京から中2の男子が転校してくる。すこし物語は動いて、心がざわついたりはするのだけど、田舎と都会を対立で描いていないところがいい。あくまでも、主張も押しつけもなくそのままを淡々と。
音楽も違和感なく響いてくるし、主題歌のくるりの曲も映画にぴったりで文句なし。
見ている間も、見終わっても幸せな気持ちになる映画だった。
Sunday, August 05, 2007
西院ミュージックフェスティバル
友人から、近くでこんな催しやってるよ、と教えてもらった。「西院ミュージックフェスティバル」
へー、確かにうちの近く(二駅となり)だ。しかも今回で6回目らしい。
全然知らなかった。
で、参加してみた。
これは、阪急・西院駅を中心にして、19カ所の会場を設定して音楽のライブをやる、というイベント。
その会場も神社や幼稚園、スタバやTSUTAYAなど商業施設をその時間だけイベント用に借りるという、ユニークなスタイル。総勢100組以上のアーチスト達が出演する。
これだけ聞くと、かなりの規模で開かれる一大イベントに聞こえる。
ところが、
1時過ぎに西院駅に行ってみると、確かに駅前にテーブルを出して、スタッフ数名が来場者に向けてパンフレットを配布している。道にはポスターがたくさん貼られている。
それだけ。
街はまったく普段の日曜日と変わらない。警備員が配備されてるわけでもない。
とりあえずパンフレットをもらって、目当ての会場(ジャズを中心に見るつもり)である春日神社へ向かう。
神社の入り口まで行くと、やっとイベントらしい雰囲気が見られる。でみせが出店しているし、フリーマーケットも開かれている。
なるほどこのイベントは、できるだけ普段通りの生活のなかで音楽を楽しむという主旨のようだ。
だから気づけば買い物帰りのおばちゃんも立ち寄る。
しかし知らないと気づかない。そのあたりが面白い。
ちなみに入場は無料。おばちゃんや子供もすぐに入ってくる。
FUJIROCKが非日常体験を楽しむ音楽イベントとすると、対照的にこれは日常の中で楽しむ音楽イベントと言える。出演アーチストは無名の人ばかり。
まだ固定のファンは少ないと思われるので、そのぶん来てくれた人を楽しませて自分の音楽を好きになってもらおうという気持ちは強いかもしれない。固定のファンが付くと、仲間うちだけで盛り上がろうとする傾向が生まれることもあるし。(実際にFUJIROCKのとあるライブで、そうとしか見えないものがあった)
音楽のレベルはいろいろだ。本当にプロの人もいれば、仕事は別にもち趣味でやっている人も多いのだろう。今回はジャズビッグバンドを中心に見たのだが、確かに練習不足でいまひとつな演奏もあった。
桁違いにうまいなをと思っていたら、やはりその人はプロだったってこともあった。
それでも、とても楽しい演奏ばかりだった。
いいなあ、うらやましい。(出演者が)
特に今回僕が見た比較的年齢層の高いラテンバンドは楽しかった。このバンドは夫婦や親子のひとたちも参加しているらしい。演奏している人はもちろん楽しいだろうけど、十分にこちらも楽しめた。
音は小さめなので、ハードロックバンドはでていない。
ジャズ、弾き語り系、民謡系、不思議系などいろいろ。
来年がはやくも待ち遠しい。
Friday, August 03, 2007
機内映画劇場
今、航空機内で上映される映画は、前席の背に設けた液晶画面で見るスタイルに変わってきている。ひとりひとりそれぞれ独立した画面を持つことになる。
エンタテインメントも個人で見たいものを選べる。これはうれしい。
いつでも始められるし、一時停止も可能。
最新映画から、ベストセラー映画、TV、スポーツなど選択肢もかなり多いのだ。
今回NZ往復で、僕が見たのは次の4本(よかった順)
『 再開の街で 』(2008年日本公開予定)
『 スパイダーマン3 』
『 幸せのちから 』
『 NEXT 』(日本公開未定)
『 再開の街で 』日本語吹き替え版
は知ってる俳優さんが皆無、監督も知らない人という映画で、期待しないで見始めた。ところがこれがかなり面白い。街の映画館では絶対見ないだろうしもうけた一本。
歯科医としてかなり成功している男は、二人の娘、奥さんと幸せに暮らしている。
ある日、街で偶然医大生時代のルームメイトに遭遇する。実はこの男も歯科医だったのだが、9.11テロで奥さんと幼い娘3人を一度に失っていたのだ。久しぶりに再開した二人だが、家族を亡くした男は、事件以降、かなり病んでいて、仕事もしないでひきこもりに近い状態になっていた。なんとか立ち直らせたいと、その男にどんどん深く介入していく。それと引替に、医院ではいろいろ事件が起きて窮地にたたされ、家族との間にも次第に溝が生まれていく。
家族を亡くした男は、現実から逃避するために70年代のロックを四六時中聴いているのだが、これが僕の趣味とかぶるのが多く、思わず共感してしまう。
結末もなかなかいいのだ。
ボロボロと泣いてしまった。(機内だけど)
『 スパイダーマン3 』英語版字幕なし
字幕なしでも十分楽しめるし、ストーリーも(たぶん)外れずに理解していると思う。
圧倒的な映像表現を堪能。
『 幸せのちから 』日本語吹き替え版
公開当時見たいと思いながら見そびれていた。
幼い子をかかえ、ホームレス生活をしながら勉強して、最後には仕事を勝ち得るまでの実話。
すごいとは思うんだけど、なんだか今はまわりにもすごい話っていろいろあるし、それほどの感動はなかった。
『 NEXT 』
設定は面白い、ニコラス・ケイジ主演のSFサスペンス。
2分先までの未来を予見できる男が、テロ組織とそれを追うFBI両者から、その能力を獲得しようと追いかけられる。という設定はいかにも面白いのだが、まず日本語吹き替え版の声優が全然だめ。あまりの棒読みで、興醒めである。
しかも設定とストーリー展開にやはり無理が多すぎ。2分先がわかったところで、この男が生き延びられるとは思えない。残念ながら、もうひとつ。
エンタテインメントも個人で見たいものを選べる。これはうれしい。
いつでも始められるし、一時停止も可能。
最新映画から、ベストセラー映画、TV、スポーツなど選択肢もかなり多いのだ。
今回NZ往復で、僕が見たのは次の4本(よかった順)
『 再開の街で 』(2008年日本公開予定)
『 スパイダーマン3 』
『 幸せのちから 』
『 NEXT 』(日本公開未定)
『 再開の街で 』日本語吹き替え版
は知ってる俳優さんが皆無、監督も知らない人という映画で、期待しないで見始めた。ところがこれがかなり面白い。街の映画館では絶対見ないだろうしもうけた一本。
歯科医としてかなり成功している男は、二人の娘、奥さんと幸せに暮らしている。
ある日、街で偶然医大生時代のルームメイトに遭遇する。実はこの男も歯科医だったのだが、9.11テロで奥さんと幼い娘3人を一度に失っていたのだ。久しぶりに再開した二人だが、家族を亡くした男は、事件以降、かなり病んでいて、仕事もしないでひきこもりに近い状態になっていた。なんとか立ち直らせたいと、その男にどんどん深く介入していく。それと引替に、医院ではいろいろ事件が起きて窮地にたたされ、家族との間にも次第に溝が生まれていく。
家族を亡くした男は、現実から逃避するために70年代のロックを四六時中聴いているのだが、これが僕の趣味とかぶるのが多く、思わず共感してしまう。
結末もなかなかいいのだ。
ボロボロと泣いてしまった。(機内だけど)
『 スパイダーマン3 』英語版字幕なし
字幕なしでも十分楽しめるし、ストーリーも(たぶん)外れずに理解していると思う。
圧倒的な映像表現を堪能。
『 幸せのちから 』日本語吹き替え版
公開当時見たいと思いながら見そびれていた。
幼い子をかかえ、ホームレス生活をしながら勉強して、最後には仕事を勝ち得るまでの実話。
すごいとは思うんだけど、なんだか今はまわりにもすごい話っていろいろあるし、それほどの感動はなかった。
『 NEXT 』
設定は面白い、ニコラス・ケイジ主演のSFサスペンス。
2分先までの未来を予見できる男が、テロ組織とそれを追うFBI両者から、その能力を獲得しようと追いかけられる。という設定はいかにも面白いのだが、まず日本語吹き替え版の声優が全然だめ。あまりの棒読みで、興醒めである。
しかも設定とストーリー展開にやはり無理が多すぎ。2分先がわかったところで、この男が生き延びられるとは思えない。残念ながら、もうひとつ。
ディズニー・アート展
サントリー・ミュージアム(大阪・天保山)の『 ディズニー・アート展 』
2005年に千葉大で大量にみつかったオリジナル画とディズニー本社から持ってきたものをあわせた美術展。
これがなかなか興味深いものであった。
なにが面白いかというと、「Nine Old Men」の存在。
アニメとは、静止している絵を1秒間に24コマ少しずつ位置を変えて描くことで動きを付ける。
そのコマ割りをする人を「アニメータ」というが、キャラクタの動きはそのコマ割りに依存する。優雅に動かすかコミカルに動かすかはアニメータの腕にかかっている。
ディズニー初期のアニメーションの傑作は、すべて「Nine Old Men」に依るのだそうだ。
それも、9人それぞれに、お姫様が得意、空飛ぶものが得意、動物キャラクターが得意などの得意分野がある。このキャラクターはこの人が振り付けるというように担当が決められる。
ディズニーにあこがれて参加した人、天才ぶりをディズニーに買われて雇われたひとなど、こうして天才が9名集まって、あの素晴らしいアニメーションが生まれた、ということ。
その9人がずらりと並んでいる写真がある。
七人の侍じゃなくて「Nine Old Men」
こういうエピソードが大好きな僕はこのことを知っただけでも大喜びである。
2005年に千葉大で大量にみつかったオリジナル画とディズニー本社から持ってきたものをあわせた美術展。
これがなかなか興味深いものであった。
なにが面白いかというと、「Nine Old Men」の存在。
アニメとは、静止している絵を1秒間に24コマ少しずつ位置を変えて描くことで動きを付ける。
そのコマ割りをする人を「アニメータ」というが、キャラクタの動きはそのコマ割りに依存する。優雅に動かすかコミカルに動かすかはアニメータの腕にかかっている。
ディズニー初期のアニメーションの傑作は、すべて「Nine Old Men」に依るのだそうだ。
それも、9人それぞれに、お姫様が得意、空飛ぶものが得意、動物キャラクターが得意などの得意分野がある。このキャラクターはこの人が振り付けるというように担当が決められる。
ディズニーにあこがれて参加した人、天才ぶりをディズニーに買われて雇われたひとなど、こうして天才が9名集まって、あの素晴らしいアニメーションが生まれた、ということ。
その9人がずらりと並んでいる写真がある。
七人の侍じゃなくて「Nine Old Men」
こういうエピソードが大好きな僕はこのことを知っただけでも大喜びである。
Wednesday, August 01, 2007
NZ紀行(その5)
クライストチャーチからオークランドへ移動。ここではわずか1泊だけ。
クライストチャーチのホテルからシャトルバスで空港へ$15。
あやうくまちがえて中国人団体のバスに乗り込むところだった。バスとは言ってもシャトルバスは、大型の乗用車に荷物のカートをひいているものなので、似ても似つかないのだが。
危ないところだった。
オークランドまでは1時間20分で到着。そとに降り立つと、おお〜暖かい。
北海道から関西へきた感じかな。
ホテルまでどう行くか、ルートは3つ。
タクシー、シャトルバス、エアバス
値段の高い順にこの通りなのだけど、安心もこの順番。
安心をとるかケチをとるか...
午後の予定は全くないし、間違えても立て直す時間はあるので、安価をとることに。
エアバスで$15。30分ぐらい待って乗り込む。
小一時間でスカイシティーホテル到着。
大都会。
オークランドの中心地はそんな印象。このホテルもカジノはあるし、なんだか派手で都会的だし。
クライストチャーチの素朴な印象とはだいぶちがう。
ちょうど2時なので、まずはチェックインを済ませる。そのあと街をぶらぶら。
ここは坂が多いな、少し歩くだけでめちゃ疲れる。すぐ引き返し、スカイタワーに登ることにする。
$28払って、一気にエレベーターで展望台へ。
まさにこれは東京タワーだね。追加料金を払うと、さらに上にあがることができる。
オークランドは港町でもあるので、見下ろすとハーバーにヨットがたくさん係留されている。フェリーも走っているし、眺めはなかなか楽しい。
しばらくぼーっと外を眺めていると、目の前を横切る物体が。
あれ、いまの人じゃなかった?
えー??
そうなのだ、これは塔から飛び降りるというアトラクションなのだ。
命知らず、信じられない。ワイヤでコントロールされているとはいえ、尋常でないね。
そして夕方まで、ハーバーを散歩。
夕飯はラム肉ケバブ $7.5。
とにかく明日の朝は4時起きなので、早々におやすみなさい。
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