Pages

Saturday, May 24, 2008

丸善書店

先週木曜〜金曜、東京方面へ出張。
金曜日は朝から関西へ戻りの移動。新幹線にのるちょっと前に、丸の内オアゾの丸善書店へ。
ここのレイアウトは少し変わっていて、廊下のような通路が1本通っていて、片側には本棚、反対側にはなぜか照明を落として薄暗いレジコーナーがずらりと並ぶ。
本棚側は、平積みが全面にでていて、あとは背表紙を見せて並ぶのだが、本棚の背がかなり高い。脚立に登らないと届かない。本の量で圧倒される。
ここで文庫本を2冊購入。
カバーはいらないとというと、全くの無包装。レシートを本の間にはさむだけ。
これはいいですね。(京都の三省堂も以前はそうだったのに、最近は袋に入れられる)
購入したのは『クラリネット症候群』乾くるみ、『ジャズ・アネクドーツ』ビル・クロウの2冊。
ジャズの方は読み終わった『さよならバードランド』と同じ筆者のもの(村上春樹訳、和田誠装幀・挿画も同じ)
バードランドがとても面白かったですね。
ベニー・グッドマンはバンド仲間からもやなヤツと思われていたとか、聞くと爽やかなスタン・ゲッツもドラッグにおぼれる変わり者であるなどの面白エピソードが満載な上に、巻末に付いている村上春樹氏の本編連動のレコードガイドが便利。エピソード読みながらその人のレコードを聴くのが最高だろう。今回買ったアネクドーツの方は、もう少し軽めの単発エピソードが収録されているようだ。

No comments: