ブライアン・ウィルソンの新譜『リイマジンズ・ガーシュウィン』がもう素晴らしすぎてたまらないのだが、ひとつ気になった曲があった。
2曲目に収められた、タイトルの曲である。
このアルバムはガーシュウィンの曲をブライアンがカバーしているのだが、結構ガーシュウィンはよく聞いているボクもこの曲は全く聞いたことがない。
ネットで検索してもヒットしないし、おかしいなあと思ってライナーノーツ(英文)を拾い読みしてみると、この曲ともう1曲はガーシュウィンの未完成曲を、どうやらブライアンが完成させたもののようだ。(そんなことってあるの??)
そうだとすると、どうりで検索してもひっかからないはずである。
それにしてもこの曲、もうブライアンの曲そのものなのだ。
そして、これがまた泣けてくるようなせつないメロディーの曲である。(あまりガーシュウィンっぽくはない)
ガーシュウィンがどこまで作っていたのかはわからないのだが、このレコーディング企画のおかげでこの曲が世に出て、ボクらが聞くことができたわけである。
単純にうれしい。
二人の、アメリカが生んだ大作曲家にブラボー、なのだ。
No comments:
Post a Comment