春になって、巷でもさまざまなライブ、フェスが始まった。ユーミンも久々に全国をまわるツアーを始めたようだ。ちょうどニューアルバムもリリースされて、いつになく精力的にテレビ出演もしている。
先日の「僕らの音楽」で、原田知世との「ダンデライオン」デュエットよかったね。
今月は3つのライブに行くのだが、一つ目は4/6の小沢征爾。
二つ目が昨日のチャットモンチーなのである。
ここで鳴門教育大学での学祭ライブへ行ったことを書いたが、今回は全国ツアーである。
なかなかチケットがとれないが、ふたりで申し込んで片方が当選した。しかも前から4列目という、若い方には申し訳ないベストポジション。会場は桜舞い散る京都会館。
観客は9割方はティーンネージャ〜20代前半と思われる。
ここでも保護者か、京都に住むメンバーの親戚のおじさん状態。
ま、それはいいのだけど、みなさんチャットモンチーに対してどんなイメージですか?
テレビの歌番組にもよくでているし、ルックス的にもバンド名もロックっぽさがないので軽く見られると思う。
ボクも最初はそう思っていた。ちゃっともんちー?しかも若い女の子3人組?
もうこれだけで、耳がちゃんと聞かない。
しかし、聞いてみると30年以上ロックにひたってきたボクでも、彼女達の音楽はなかなか面白いと思うのだ。
まず、曲がいい。
最近3枚目のアルバムをリリースしたが、曲のクオリティとアイデアがおちていないし、むしろいろいろな工夫を盛り込み飽きさせない。3人だけの演奏にこだわるストイックな姿勢も好ましい。
ライブでしゃべる言葉が普通なのがいい。変にロックなまりになっていない(最近はあまりないかな?)
観客が凝り固まっていないのがいい。
曲によって観客の乗り方(振り付け?)が決まっているライブがあるようだが、それがない。
バンドメンバーもそれを強要しない。
冗長なギターソロがないのがいい。
3人なので、メロディー楽器がギターしかないので、普通ならがんがんにギターソロを弾くところ。
ところがギターはストロークプレイとリフを奏でるだけで、ギターのアドリブソロが全くない。珍しいよね。
同じようにドラムソロもベースソロもない。3人のアンサンブルだけ。
どこまで3人だけの演奏でいけるか、おじさんはこれからも注目しているのだ。
モンチ公式サイトのstaffブログに彼らの恒例(らしい)メンバーと観客の記念写真が掲載されている。
ボクも写っているが、本人が見ても顔はわからない(どれかはわかるけどね)
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